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ゆあみの滝(仮)
葉っぱ、邪魔ですみません。
しかも、小さく写っているし。
これで落差はかなりの滝なのです。



滝見所からの図。
ロープのはるか向こうに
滝が写っているのが分かるかしらん。



細長く、長く、長く落ちて行く。。


落ち口のアップ。
水がきゅっと狭められる。



この岩盤の感じは、
たぶん柱状節理。



見る角度が1つしかないので、
同じような写真でスミマセン。
さらに引くとこんな感じ。
2011/11/27  ゆあみの滝(仮)(30M?)   上越市
  県内の深山以外の滝は行きつくしたと思っていたが、登山の本に滝の存在を発見した。
しかも、登山口から10分も登れば見ることができてしまう滝だという。
ただ、その本に載っていた滝の写真はとても細くて、どう見てもただの溝にわずかに水が流れている風にしか見えない。どうせたいしたことが無いだろう、と思って、まあ登山のついでに見てもいいかな〜という気持ちで向かった。
 さて、その滝。実は名まえが無い。浦川原区の日帰り温泉施設「ゆあみ」にある公園の一角から登ることのできる「霧ケ岳」から田麦川に落ちる沢である。
その登山口がよく分からずに公園になっている「ゆあみ」の裏を少しうろうろしたが、案内図の通り「ゆあみ」を背にして右側のはじっこに登山道の入り口はあった。
落ち葉が溜まっていて、なんとなくじめっとした感じの登山道を登って行く。
登山の本には10分ほど登ると滝見所になると書かれていたが、登山道の入り口からは4分で滝見所になった。
登山道から右にそれてちょっとで滝を見下ろせる場所だ。
どんなチョロチョロ滝かしらん、とロープが張られている先を見下ろしてみると、おおおおお、予想に反して、とてつもなく落差のある滝が出現した。
細いことは細い。だが、長い。
柱状節理の一つが剥落して、その溝に水が集中して駆け下っている感じだ。
惜しいことに、木々の枝が邪魔してよく見通せない。
しかし、あっちに登ったりこっちに寄ったりして、なんとかどこまで続いて落ちているのか見てみた。
よく見ると、滝は田麦川に注いでいる。
で、田麦川にかかる国道253号の橋の青い欄干も見えた。あれはたぶん、「ゆあみ」のすぐ近くのトンネルのそばにある橋だ。
だとすると、あの橋の上からこの滝を見上げることができるんじゃないのか?
我々はその橋を通って「ゆあみ」に行ったが、滝に気づくことができなかった。これだけの落差の滝に気がつかないというのは、あまりに細いからか?
とにかく、色々疑問を持ちながら、とりあえず「霧ケ岳」登山をすることにした。(登山の様子はこちらにて)
山頂まで登りつくと、地元の方らしい女性がいたので、あの滝に名まえがあるのか、と聞いてみたら、よく分からないとのこと。だが、「ゆあみ」の人が滝見所を整備して見やすくしたのだと教えてくれた。
さて、無事下山して、道具を自動車において、徒歩でトンネルをくぐって、滝見所から見えた橋まで行ってみた。
あれれれ、滝は全く見えない。
たぶんあれが滝の下流が田麦川に合流する場所なのだろう、という沢があったのだが、滝自体はどう角度を変えても見えなかった。かなり深まった谷にあるということか。
だが、橋の上からはあのあたりが滝見所のある場所だろうな、という場所はわかった。見下ろす角度であれば滝は見えるのである。なんとももったいつけた滝だ。
後日、上越市の観光課に滝の名まえを尋ねたら、「ゆあみ」の方から回答をいただいた。
滝にはちゃんとした名まえはない、とのこと。
であるならば(仮)がついている形ではあるが、「ゆあみ」の滝と呼ぶことを承知していただいた。

霧ケ岳からの帰り道、国道253号を大島村方面に向かって行くと、もう一つ小さいながらもよい滝を見ることができた。長者嶋橋という橋の浦川原側にある沢で、これも田麦川に向かって落ちている。
    
   
落差は10メートルくらいかな。雨後などなら見栄えがすると思う。
    
   
二段になっている滝である。
この滝は水量の増減はあるとは思うが、たぶん通年見られると思う。
田麦川は国道ではない側の山の斜面にあちこち滝状の水流があり、水の豊富な場所であることが分かる。霧ケ岳の山頂付近にも多少の積雪があって、気温が上がった日でもあったので、融雪時と同じ条件で水量が豊富な沢を見ることができたのかもしれない。
無名の滝が無数に流れ込む田麦川である。
その中でもゆあみの滝(仮)は樋状の流れと落差が際立っているので、ぜひ5分ほど登山道を登って見てみてほしい。
交通
最寄ICは北陸自動車道柿崎IC。インターを下りて、県道61号をひたすら南下。国道253号に突き当たったら、大島方面に左折。しばらく走っていくと、右手に日帰り温泉施設「ゆあみ」がある。
ここに駐車して、国道を背にして右端にある霧ケ岳登山口から徒歩で5分ほどで滝見所になる。
滑りがちな道なので、サンダル等では無理。スニーカーで楽勝だ。
登山口はちょっと分かりづらいので、公園の案内版をよく確認しよう。


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