番外
2010/3/14 村岡城址(標高80m)、六萬部山(標高80m) 2010年3月20日の村岡城址オフのレポはこちら 標高を見ると、山かこれは?と思うくらいの高さだが、一応山と名まえがついているので、山です(笑) 今回は山に登るという目的ではなくて、雪割草を見る、という目的のためにここに来た。 我々の住む地元にある弥彦山塊は雪割草の宝庫である。もちろん、毎年楽しみにしているのだが、いかんせん有名すぎて人が多い。また、過剰に保護しようとする人と、過剰に写真撮影しようとする人の間でなんだかピリピリした空気さえ感じてしまう。 もうちょっと身近にこの可憐な花を感じてみたかった。で、ネットでいろいろ調べてみて、静かに雪割草を見られるらしい場所を探しあてた。 だが、本当に咲いているんだろうか。静かであるとしたら、人気がないワケで、実はそんなに咲いていないんじゃないだろうか。 そんな心配を抱きつつ、そこに行ってみることにした。
まだハイキングコースも改修し終わっていない状態で、シーズン的にはフライング気味だったが、花としては、日光があたる時間になってからは開きはじめて、見ごろの始まりといった感じだった。 最初、駐車スペースに自動車がたくさんあったので、静かな山って嘘じゃん〜っと思ったが、お寺さんに用事のある自動車だった。実際に城址で出会ったのは、色々教えてくれた3人組のほか、親戚を連れて来るための下見と称していた女性2人、あとは2人組が3組くらいだった。 途中のコースにも雪割草の姿はチラホラあったのだが、城址には思っていた以上に雪割草が咲いていて、しばらく離れることができなかった。 また、カンアオイの数も多かったし、小さなカタクリの葉っぱも出てきていたので、きっとこの山にもギフチョウは飛ぶのだろう。 山を登るつもりになると物足りないかもしれないが、代わりに、お年寄りでも子供でもとても気楽に自然に生えている雪割草を見ることができるコースだ。昨日、雨が降ったにもかかわらず、ほとんどぬかるむ場所もなかったし。遠来の親戚などを連れて来るにはうってつけの場所だろう。 実は他の季節の花も豊富だと聞いたので、今度は初夏に来て見てもいいかも、と思った。 村岡城址ハイキングコース 妙法寺を目指すとよい。 国道116号線を燕市から柏崎市を目指す感じで進む。旧和島村に入り道の駅わしまを通り過ぎる。しばらく走ると、右手に和島キャンプ場入り口の看板がある道がある。これを通り過ぎてすぐ、よく注意していると、田んぼを隔てた向こう側に大きな妙法寺の看板が見えるだろう。その看板から坂道を登って行くと左側に赤門、右手に駐車スペースがある。 ハイキングコース入り口は、駐車スペースの赤門とは反対側にある。看板があるので分かると思う。 登りは最初の階段だけで、あとはほとんどなだらかである。 10分ほどで妙見山、そこから20分ほどで城址、そこから10分ほどで六萬部山だ。 |
2010/3/14 村岡城址オフ 上のレポで下見をしたという形になり、翌週、関東からなんちゃん、新潟県内からセフコの森さんご夫妻、サラダさんとお友達の計7人で再び村岡城址を訪れた。 気温が20度にもなるくらいの暖かな一日で、雪割草もほぼ満開状態。 にもかかわらず、長岡市の“おとなの遠足”ご一行以外にはほとんど人のいない状態で、イヤというほど可憐な花々を堪能できた。 ちなみに、“おとなの遠足”ご一行はどうも山の持ち主の方かお寺の関係者かが引率されていて、花のある場所にはロープをつけないと、侵入して花を傷める可能性があるのだが、できるだけ自然のままに見て欲しいのでロープはつけていない、と説明されていた。 ちょうど我々が花のそばまで踏み入って撮影し終えたあとだったので咎められなかったが、我々も間違いなく花の1つや2つ踏んでいる状態だったので、もし今後ロープを設置されても文句は言えないだろう。 一度、六萬部山方面まで行って村岡城址まで戻り、場所を間違えたために遅れてしまったサラダさんたちを待ち、昼食後、まだ案内板が設置されていずに入り口が分からないだろう六萬部山を教えるため、もう一度そちらに向かった。 午前中は雲が多く、風も強かったが、午後からは青空もみえて本当にポカポカしてきた。 珍しく杉林の中にも咲いている雪割草を楽しみながら、時間を忘れて撮影。 あとは、お寺の裏の道から戻り、赤門前で記念撮影。2時半頃に解散した。 満開だと、村岡城址は本当に足の踏み場に困るくらいの雪割草でいっぱいになる。 こんなに静かでこんなに手軽に雪割草が見られるうえに、盗掘などの被害も少なく残っていることが奇跡のように思えた。 どうかずっとこのままでありますように。 10時集合、出発。まだ遊歩道の階段は改修中。妙見山を過ぎるとあちこちに花だらけでなかなか進めない。 山頂のあずまや前も花だらけ。1週間前とはこんなに違って見えるのかというくらいたくさん咲いている。 ぱっと見ただけで無数の花が開いている。おそらく、今日が満開状態だろう。 六萬部山前にもキクザキイチゲなどが咲いていて、なかなか山頂まで行けないご一行。 花の種類も多彩だ。イチゲより大きな花とか、ガクのほうが大きな花とか、色もいろいろ。 たっぷり花を堪能して、名刹妙法寺の境内を通って駐車場へ。赤門の前でセフコの森さんに記念写真を撮っていただいた。 ちなみに、村岡城址の雪割草のダンナの写真はこちらのアルバムで公開してます。 |
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