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朝5時に起きて、6時過ぎに自宅を出発。9時半にあだたら高原スキー場の駐車スペースに到着。
ついてみてびっくり、ものすごい数の自動車がとまっていて、空きスペースはあとわずかだった。
レストハウスでトイレのあと、出発。
ゴンドラ乗り場に向かう階段に立派に「安達太良山奥岳登山口」と書かれてある。 |
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我々はゴンドラを利用しないので、階段を登らずに道をそのまま進む。
9時40分 進むと、右手に右のようなパトロール棟があり、そのそばに登山届のポストがある。 |
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9時43分 さらに道を進んで行くと右手に自然遊歩道の道が分かれる。この道にはたくさん滝があるので、滝好きにはオススメ。(2009年の自然遊歩道のレポはこちら)
出発時には下山する時には遊歩道で帰ろうとスケベ根性を持っていたりもしたんだが。
さらに道は続いているので歩いて行く。 |
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9時54分 と、左手の草地の上にリフトの建物みたいなのが見えて、そこに踏み跡があった。
我々はゲレンデコースなのでそちらに登る。
大半の登山者はまだ道を先に進んで行く。そちらは峰の辻を経由するコースだろう。
踏み跡を登りきると夏場は運転されていないリフトがぶら下がっている道の下に出た。 |
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しかし、よく分からないのでウロウロしていたら、後ろから来た登山者が、「スキー場を登るならこの先だよ」と教えてくれたので、彼らの後をついて行くことに。
スコーンと広がるゲレンデを踏み跡があるんだかないんだかわからないような場所を登って行く。
草ぼうぼうなのだが、時々リンドウやらハハコやらが咲いていて、慰めてくれる。
ゲレンデ登り始めは9時56分。 |
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途中、左の林の中を通るリフトの下をくぐる作業道らしいのがあったのだが、前を行く人たちはどんどんゲレンデを直登していく。
げぇぇぇ、ホントにここを登るのか?
滝めぐりの藪漕ぎでさえ、こんなひどい藪はないぞ、といった感じのススキの中を泳ぐように上を目指す。
雨に洗い流されたような土砂のような場所に出たら、左手にリフトの終点があった。10時19分。
25分近くゲレンデの斜面と格闘していたことになる。
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リフトの終点から下を見ると、なんと登山道が。
一回左側にぐるっと下ってから登山道に合流する道が見てとれたが、登山道はリフトのすぐ直下にあって、登山者の頭がすぐ近くの笹の向こうに見えたりする。よくよく探すと、ショートカットの踏み跡があったので、それを利用して登山道に復帰。
って、我々はどこから登山道を外れたんだ〜っ。 |
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登山道、と言ってもちゃんと細い道があるだけで、草ぼうぼうには変わりなかった。
あまり利用者がないのかもしれない。
このまま草ぼうぼうを進むのかと思いきや、岩の重なったような段差の大きな場所を進む場所もある。 |
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いったいどれだけ登ればゴンドラの終点と合流するんだ〜とヘタばりながら登って行くと、左写真のようなちょっと広いピーク。
さらに進むと、おお、やっと五葉松平に出た。
10時45分。ここで冷やしたエネルギーゼリーをとっての休憩。 |
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五葉松平からはほぼ平坦な道を10分ほどでやたら人の声が聞こえてきた。
広い場所に出ると、薬師岳の道標が。
11時02分。
むちゃくちゃ軽装の人たちがカンカンと鐘を鳴らしている。ヘロヘロになっている我々がやたら場違いだ。
鐘と反対側の方向にもう一つ道標があって、
「この上の空がほんとの空です」と書かれている。
その、ほんとの空を写したら、写真が真っ暗くなってしまった。 |
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さて、登山道はどこ?
広場をぐるりと見回すとちゃんと道しるべがあった。
行ってみると、木道になっていた。 |
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少し歩くと、分岐になった。11時05分。
ここからゴンドラの乗り場に行くらしい。
この先安達太良山へは軽装登山は慎むようにと看板が出ている。 |
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思ったよりも長く木道が続く。
木道が終わっても、石が敷き詰められた整備された道になっている。
時々木々の間から安達太良山の山頂が見える。
山頂、「乳首」って言うんだけど、なるほどな〜、と思える。ペチャパイだわねぇ(笑)
笑ってたら、いきなり私の足が予告もなくとんでもないことに。左足に力が入らなくなり、体重をかけるとヘナヘナっとなってしまう。少し休むとなんともなくなり、また歩くとヘナヘナとなる。
なにがなんだか、さっぱりわからず、登るか、ゴンドラで戻るか判断を迫られる。 |
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ダンナは戻ろうと言うが、なにせ、痛くない。休むと歩けるようになる。
次の分岐まで、とにかく行ってみることにしようと提案。
11時42分 仙女平分岐。
道標にはそう書いてあるが、山地図によると表登山口分岐、だと思う。
足はなんとか大丈夫そうだ。
ゆっくりゆっくり、かなりの人に追い越されながら登って行く。 |
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両側の木々の背丈がどんどん低くなり、しまいに赤茶けた石がゴロゴロした道になった。
と、なんだか登山道が賑やかに。
なんと、幼稚園児の団体が休憩中だ。ひえ〜、ホントに未就学のちびっこだよぉ〜。
20人くらいのちびっことその保護者に先に行かせてもらう。
ゴンドラ利用にしても、幼稚園児にはかなりのがんばりが必要な山じゃないのかなぁ。すごいなぁ。 |
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足を心配しながらなので、石のゴロゴロした登山道はけっこうしんどい。
12時13分。山頂と言ってもいいくらいの広場の端っこに到着した段階で、疲労がピークに。ここで昼食にすることにした。
昼食の後、リュックを置いて「乳首」と呼ばれるあの岩にチャレンジしよう。
と、いうことで、昼食後、13時08分、乳首直下の山頂表示に到着。
それにしても、安達太良山の山頂ってば、広いなぁ。
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岩がボコっと出ているような「乳首」にチャレンジ。ほとんど危ない道のなかった安達太良山のゴンドラコースの唯一の危険個所かもしれない、ロープがある。
ちなみに、幼稚園児も登っていたので、ちっとも登るのが困難というワケではありません。
ものの3分で「乳首」の上に。
八絋一宇と書かれた石碑があり、さすがに岩の上なので、ぐるりと360度見渡せる。
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方向はよくわからないが、「乳首」の上からの眺望。 |
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遠くに猪苗代湖らしい湖の光が見える。 |
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右写真、あっちの山は磐梯山かなぁ。 |
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左写真、噴火中の一切経山方面かと思うけど。
右写真、眼下に広がる街並みは、二本松と思います。 |
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「乳首」直下の山頂の道標。
ここから「乳首」に登るのにかなりの斜面をずるずると登る。ロープのある場所より怖いかも。
下山開始。
13時20分 峰の辻入り口。
13時52分 仙女平分岐。
14時11分 木道。
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14時19分 ゴンドラの分岐。
それまで、足に支障はなかったのだが、この先がけっこうハードな道のりなのを知っているので、大事をとってゴンドラで下山することを選択。
3分ほど木道を歩くと、ゴンドラ駅。
ゴンドラ=あだたらエクスプレスは、我々は片道のみの利用なので900円。 |
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待ち時間ゼロで出発。
駅から出る時はジェットコースターなみの角度の下降でちょっとドキドキするが、そこはゴンドラなのでゆっくり下降。
10分弱でふもとの駅に到着。けっこう乗りごたえがあって、これはこれで楽しかった。 |
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ふもとの駅にはコスモスの畑などがあって、ここだけでもいい雰囲気だ。 |
トイレに寄ったりして、14時42分に駐車スペース到着。
ご苦労様でした。 |