番外
2014/6/7 赤尾岳 (1441m) 6月に入って、新潟もいよいよ梅雨っぽい天候になってきた。この日も予報は思わしくなく、どこもかしこも雨。ヒメサユリ目当てで浅草岳に登るつもりでいたが、雨ではNG。 どうやら糸魚川方面は少しは降水確率が低いようだったので、そちらの山を探したが、今の体調に見合った山がない。向こうは北アルプスの端っこだもんなぁ。 そんなこんなで、妙高はどうだろう、と、そちらに行くことに。もちろん、妙高山に登ろうなんてことは考えていない。 前々から気になっていた山があるのだ。 ヒコサの滝に行くたびに橋の向こう側にある看板に書いてある赤尾岳という文字。きっちりと登山道もあるらしく、山地図を見てもちょっと登るくらいの山である。 雨なら苗名滝を見て戻ればいいし、小雨くらいなら登れる山なんじゃないかなぁ。と、いうことで、行ってみることにした。
適当な理由で行くことを決めた赤尾岳だったが、なんともたっぷりの花を見ることができた。 特に期待もしていなかったツバメオモトは本当にたくさんあって、時期がピタリとはまると見事な花を見ることができると思う。 サンカヨウの群落も圧巻だったし、ニリンソウもいやっていうほど咲いていた。 妙高は、笹ヶ峰の遊歩道ばかりに目が行くが、赤尾岳も花好きには静かでいい山だと分かった。 この後、笹ヶ峰キャンプ場で昼食を食べ、せっかくだから惣滝にも立ち寄って、結局雨にも降られずに梅雨時の一日を終えることができた。 赤尾岳(笹の平口からきはだ清水口まで) 最寄ICは、長野自動車道妙高高原IC。国道18号を経て県道39号で笹ヶ峰方面に。 とにかくずんずん標高を上げて、火打山の登山口である笹ケ峰キャンプ場も通り過ぎ、道が未舗装になってもさらに進む。 ヒコサの滝の遊歩道のある場所から少し先に杉の沢橋があるが、それを渡ってすぐに看板がある。ここからも赤尾岳に登れるが未整備らしい。 さらに自動車を進めると、左側にきはだ清水がある。向かいに駐車スペースもある。 さらにさらに自動車を進める。赤尾岳をぐるっと回る感じである。すると、右側にけっこう大きな駐車できる広場がある。ここに駐車する。 駐車場からほんのちょっとだけ林道を歩くと登山道である。 また、駐車場から林道に出ないで直接登山道に通じるショートカットの道もある。 登山道は登りやすく、ほとんど危険はない。上記通り、山頂表示はなく、道なりにずーっと登って、そのまままっすぐずーっと下って行けばきはだ清水に出る。 あとは林道を戻って、駐車スペースに行けばよい。我々の足で全行程1時間40分。 なお、笹ヶ峰キャンプ場より先の林道は、積雪の具合により開通時期が異なるので、確認が必要である。 |
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