番外

近県の山

2017/7/9  志賀高原    
7月に入って、かなりはっきり梅雨らしい天候になっていた。
はっきり、というのは、ここ数年の局地的な集中豪雨がある、ということで、7月に入ってすぐには上越地方でかなり激しい雨になって被害も出ていた。
と、いうことで、我々の週末も雨にたたられて、どこにも行けないで潰されていた。
そんな中、7月9日の日曜日、それまで雨の予報だったのに、いきなり晴れに変更。この晴れ間、捕まえなければいつまた雨になるかもしれない。
急遽だったので、準備もしていないが、どこかで高山植物が見たい。
そうだ、志賀高原の夏山リフトで高山植物園に行けば手軽に高山植物がみられるじゃないか。
と、実に安直に行き先を決めて出発。だから、安直なのはあまりいい結果を生まないっていうのは、毎度のことで分かっているはずなんだけどな〜。

出発が遅かったので、到着は正午ころ。
そして、頭を抱えるのも正午ころ。
高山植物園に行くリフト、来週から運行で本日は運行してません。
他に行くところ、考えてないよ〜。
仕方がないので、リフト乗り場近くのベンチで昼食。
もっとも、花を目当てに来た我々なので、花があれば特に困らない。
リフト乗り場のそばにはたくさん花が植えられていて、ミニミニ植物園のようになっていた。
なんとコマクサまで咲いていてびっくり。
近くにスギナが生えてなければ、本当に高山に来たみたいだ。
リフト乗り場のすぐそばから志賀高原セラピーロードというのが伸びていて、そのせせらぎコースのごくごく初めを歩いてみた。木道が伸びていて湿原を歩く感じだ。
アヤメなどが咲いていて、気持ちがいい。
しばらく歩くと、すぐそばに車道が通っているのが信じられないくらい高原の真ん中っぽくなってくる。
あ、ハクサンチドリ。
あれ、あれ、あっちにもこっちにもハクサンチドリ。
どうも只今ハクサンチドリ満開の時期らしく、ハクサンチドリってこんなにどっさり咲くんだ、と驚くくらい咲いていた。
見上げると、リフトの鉄柱のそばに白い塊があって、最初コバイケイソウのように見えたので近づいてみることに。
行ってみたら、ヤグルマソウでした。

でも、リフト下はたくさんのニッコウキスゲが。
来週にはもっとたくさん咲きそうだ。
さすがに時間が余ったので、途中に通った池の一つを散策してみることにした。前に歩いた水無池ではない場所がいいということで、今回は琵琶池。
歩き始めたあたりからなんとなく雨が降りそうな雲行きだったのだが、琵琶池の周りは木が多いのでなおさら薄暗い感じだ。
こんな場所ではおなじみのギンリョウソウはぞろぞろとあった。
あ、ベニバナイチヤクソウ。
これもあちこちに咲いていて、ちょっとうれしい気持ちになる。
琵琶池の周遊路からは実は旭山という標高1524メートルの山に登れる。そもそも琵琶池の標高が高いので、登ろうと思えばすぐの山なのだが、今回はパス。雨が降りそうだったし、なんとなく登る気になれなかった。
これに登っておけば、とりあえず一座、ということになったんだけどね〜。
池の周りは、地味な花が多く、思ったよりも暗い感じだった。いや、雨が降り出したせいでそんな印象だったかも。
写真撮影しつつ、ゆっくり歩いて55分で一周した。
琵琶池の駐車場ですでに降り出していた雨。
湧水を汲もうと、すぐ近くの名水公園に自動車を入れたら、土砂降りの雨になってしまった。アスファルトも泡立つくらいの土砂降りだ。
仕方なく自動車の中でしばらく待機。
雨脚が弱まったのを見て、傘をさして水を汲む。
そうこうしている間にやや小雨になったので、自動車で澗満滝の駐車場に移動。ほぼ傘がいらないくらいの降りになったので、観瀑台まで行き、滝にご挨拶した。
山の天候は本当に気まぐれだ。

好天の予報で急遽行った長野県。好天の予報だったはずなのに、結局雨に降られてしまった。
でも、この季節の志賀高原はハズレがない。お金を使ってリフトに乗って高山植物園に行かなくても、けっこうたくさん見どころがあるのだと分かった。
志賀高原(琵琶池)
我々は新潟からなので、長野自動車道信州中野ICから有料トンネルを経て国道292号に出て、そのまままっすぐ志賀高原へ向かった。
澗満滝の観漠台や名水公園を通り越して、すぐに琵琶池。大きな駐車場があるので迷わない。


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