番外
2022/1/23 弥彦山(634m)表参道登山口 弥彦山といえば、越後一宮、我が家からも越後平野の向こうによく見えているおなじみの山だ。 もちろん、何度も山頂に立ったことがある。が、大半が雪割草狙いで海がわ、もしくは八枚沢がわからの登山になっている。そうでなければ自動車で山頂駐車場まで行って、そこからちょこっと山頂まで歩く程度だ。 と、いうことで、実は一番のメジャーである弥彦神社がわからの表参道からは大人になってからは登ったことがない。 いや、登っている。記憶があいまいで、てっきりダンナと20年くらい前に登っていると思っていたのだが、等のダンナは自分ではないと言う。すると、亡父と一緒に登ったということになるのだが、結婚後なんで父と弥彦山に登山しなくちゃならなくなったのか、ちっとも記憶がない。たぶん甥っ子か姪っ子と一緒だったのだと思うが、記憶が見事にぶっ飛んでいる。 つまり、結局、大人になってからは初めてと同じなのだ。 ちなみに、子供の頃は私の住むあたりの小学校は必ず弥彦山の登山遠足があるので、何度も登ってはいるのだが。 そんなこんなで、冬の弥彦山だ。 なぜそんな初めての登山道をこの真冬に登ることになってしまったのか。 土日休みのこの週末、コロナのせいで県外に逃げることもできずに、小雪の土曜日を買い物などして潰し、さて、日曜日も雪だねと思っていたら、朝からとてもよく晴れていた。予定もなかったので朝寝してしまい、遅い起床だったため、この晴れ間を利用するのは近場に行くくらいしかできない。 では、国上山でも登りますか。国上であれば、登って下山してから昼食でも充分である。 そんなつもりで出発してみたら、田んぼの向こうに見える弥彦山塊の上空が国上よりも角田方面のほうがずっと青空だった。 角田のほうが空が青いねぇ。なら角田にするか。 なにせ予定のない日曜日である。どう時間を使うのも自由なのだ。 角田に自動車の進む方向を変えて走る。走りながら、あれ、一番青空が濃いのは、弥彦の上空じゃないか、ということに。 弥彦の登山時間は、表参道からだと1時間少し、というのが頭の中にあった。角田山はどのコースを行っても1時間半である。 弥彦の登山口よりも角田の登山口のほうが遠いし。 ならば、弥彦に登るか。表参道からなら、登山者も多いだろうので道もしっかり踏み跡がついているはずだし。 紆余曲折、結局弥彦山に登ることになった。 さすがに弥彦山となると下ってからの昼食では身が持たないので、途中のコンビニで菓子パンなどを買って用意する。 弥彦神社の表側の駐車場に到着したのが午前10時半くらい。おお、満車だぞ。 もう松もとれた真冬のしかも蔓延防止の出ている時期に弥彦ったらかなりの参拝者がいるぞ。 仕方がなく登山口からは多少遠くなるが裏手の競輪場がわの駐車場に自動車を向けたら、こっちももう少しで満車になるくらいにたくさんの自動車か駐車していた。 参拝する人の波のなか、ピンつき長靴でガチャガチャ音を鳴らしながら神社に進んで行った。
真冬の弥彦山、よもや登るとは思っていなかったが、晴天のこの日、登ってよかったなと実感。こんなに綺麗な景色が見れるとは予想していなかった。 当初予定していた国上山や角田山だったら、山頂からは眺望が望めない。 それから、この登山道、本当にたくさんの人が登山している。真冬でこの人数だ。もっと季節がよくなったら、もっとたくさんの人が登るんだろうなぁ。 さすが越後一宮である。 雪の弥彦山を登ってみて、家から見える山塊を見る目がちょっと変わった。一層、愛着のあるソウルマウンテンになった気がする。 弥彦山(表参道登山口) 最寄ICは、北陸自動車道三条燕IC。多少中之口川を渡り燕市内になるあたりで込み入るが、弥彦神社は必ず案内があるので、迷わないと思う。 約30分で弥彦神社に着く。神社の駐車場はいくつかあるが、表参道の登山口に一番近いのは、表の鳥居のそばの駐車場である。大きな駐車場は裏の競輪場近くの駐車場で、こちらからでもそれほど違わない時間で登山口になる。どちらも駐車場は無料。 登山口は、ロープウェイ乗り場に行くつもりで歩けばよい。 |
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