番外
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剣ケ峰
国上山
三滝(長野県更埴市)
村岡城址
能化山
坂戸山
戸倉山
角田山
鳥坂山
袴腰山
大尾不動滝(たきがしら湿原)
1月29日 剣ケ峰 2022年の1月は、それほどの大雪にもならず、キリっと冷える日もあったので、県外に氷瀑を見にでかけるにはちょうどいい感じであった。 というのに、新型コロナウィルスのオミクロン株が猛威を振るうようになり、新潟県にも蔓延防止重点措置が出された。 不要不急の県境を越えての外出はひかえるように、ということだ。氷瀑・・・。不要不急だろう、たぶん。 ということで、連休のこの週も前週に引き続きどこにも行けない状態に。 雪もちらつくお天気ではあったが、県内の滝にくらいは行けるだろう。この季節、県内の滝で見られる滝は少ない。 まして、凍る滝などほぼ無い。そんな中、思い当たるのが、弥彦山の日本海側から登る登山道の途中にある滝、宝川の滝(仮)が、谷の奥にあり、もしかしたら凍るかもしれない滝だ。 ということで、ドライブがてら田ノ浦海岸に行ってみることに。まず、角田方面に進み、雷岩の近くの凍る壁を見に行ったところ、まったく凍っていない。 あれ、この調子じゃ宝川も行っても凍る滝にはないっていないな。 速攻で方針転換。最初にダンナが行こうと思っていた国上山の南沢に行くことにした。 ぐるっと弥彦山を回って、南沢の入り口に。 あわよくば、雪割草、いや、それは無理でもオウレンが咲いていないかな、という期待があった。 入り口にそれほど雪はない。 今までものすごくたくさん雪があって、雪割草が咲いていた寒い春もあったじゃないか。 それに比べたらずっと暖かい。 南沢に入って小さな滝たちのそばをさかのぼって行く。雪はほんのちょっとなので、歩くのが難しいわけでない。 でも、花は一つもない。ホントーにない。 いや~、いくら雪がなくて、いくら気温が多少高くても、まだ1月だわね。 南沢から黒滝城址に出て、せっかくだから剣ヶ峰に行ってみよう、ということに。 ここまで来ると、積雪も増えて、剣ヶ峰はどうかな、と思ったが、困るほどの積雪ではなかった。 どこが剣ヶ峰の山頂か、表示がないので、このへんが一番高いあたりかな、というところで引き返すことにした。 いち早く春を告げるナニワズの黄色いつぼみがあったくらいかな。 帰りは南沢を戻らずに、林道を歩くことに。 うっすら残った雪の上に偶蹄目の足跡があちこち。 さらに、ほじくり返された泥の跡があちこちに。 イノシシだ。かなりたくさんいるらしい。なんか、ちっちゃいチョキの足跡もあるし。 うーむ、このあたり、イノシシの家族がいるらしいぞ。警戒して歩かなくちゃならない場所なんだな。 南沢の最大の滝、一本滝。右はちっちゃな三本滝。水量が多くて、ちゃんと三本落ちていた。 こんなふうにうっすら雪の残る沢沿いの道を行く。 剣ヶ峰への道。最初は雪は無かったがだんだん増えて来た。 チョキの形のイノシシの足跡。向こう側にぬた場にしたのか、泥を掘ったあと。 10時51分 ゲート。 11時ちょうど 南沢入り口。 12時ちょうど 黒滝城址入り口。 12時19分 たぶん剣ヶ峰。 12時30分 黒滝城址入り口。 林道を下山。 13時11分 ゲート。 ↑ページのトップへ |
3月5日 国上山 1月に弥彦山、2月に大蔵山と雪のある山に登ってしまい、まだまだ春も遠いと思っていたが、3月に入ってやや気温が上がってきた。 積もっていた雪も平地ではすっかり消えて、いよいよ早春の花の季節になった。 ところが天気予報では全線の通過した正午過ぎには大荒れの天気になるとのこと。 と、いうことで、短時間で行ってこれる国上山に登ってきました。 今回は、道の駅くがみの裏手にある酒呑童子神社から登り、国上寺へ下るコースを選択。 見つけたかったユキワリソウにはまだ早く、やっと数りん見かけた程度だった。見ごろはまだまだ先のようだ。 酒呑童子神社側からパ久しぶりなので、こんな道だったっけ、という感じ。 あ、雪のそばにオウレンを発見。 あ、あったあった。ようやく稚児道で気の早い雪割草をみつけられた。 蛇崩から少し上に行くと、もう雪だらけ。登山道に土は出ていない。 右は下山時にみつけたカンアオイ。 下山は国上寺がわから下る。山頂のすぐ下にはオウレンの群落があるのだが、まだチラホラ。 ここのオウレンは団体さんで咲いていてくれた。 最後の最後で白い雪割草がみごとに咲いているのを発見。これも稚児道の近くだ。 8時30分 登山開始。 8時45分 朝日山展望台からの道と合流。 8時52分 幸八山展望処。 9時ちょうど ベンチ。 9時03分 舗装道路横断。 9時15分 お地蔵さん。 9時28分 弥彦村登山口と合流。 9時38分 ベンチ。 9時57分 剣ヶ峰への分岐。 10時05分 山頂到着。 10時08分 国上寺へ下山開始。 10時25分 五合目。 10時35分 国上寺。 11時11分 舗装道路を通って、酒呑童子神社到着。 帰り道に本当に風が強くなり、大粒の雨が降り出した。天気予報大当たり。午前中の登山は正解だった。 ところで、雪があるのは分かっていたので、普通の長靴を履いて行ったら、雪のない場所の下山時につま先に体重がかかってしまったらしく、ずっと足が突き指状態になってしまった。雪の上では問題なかったのだが。履物のチョイスはなかなか難しい。 ↑ページのトップへ |
3月20日 三滝 春分の日の連休は、寒の戻りがあって、グっと寒くなった。しかも、我々のお休みになる日曜も月曜も雨模様の予報である。 せっかく早春の花が盛りの新潟県内ではあるが、雨では雪割草も開かない。 と、いうことで、隣県の晴れエリアに逃げた。毎年おなじみになっている長野県更埴市のセツブンソウの群生地にドライブに出掛けた。 今年は山の積雪が多かった。左は妙高市あたりのこの日の雪の量。真ん中、着いた先のキディパークから見た山々。山頂が白い。 でも、キディパークではオオイヌノフグリやホトケノザが日差しを浴びて咲いていた。 今年は案内の人が説明している場面に出会って、色々珍しい花を教えてもらった。 左、色素の薄いアルビノ。 中、一本の茎から2つ花が咲いているツインズ。 右、八重咲。 我々も黄色っぽい花のありかを教えてあげた。 キティパークから行く戸倉の群生地は、本当に満開の状態で、たくさんの人が見に来ていた。 こちら、倉科の群生地。ちょっと花の密度が少ない。人の数もずっと少ない。でも、ツインズはたくさんあった。 花のついでになってしまった滝。今年は水量が多い。一の滝と、遊歩道の途中から見た二の滝。 二の滝は表情豊か。 滝つぼにあるテーブル状の岩も水量が多いおかげで隠れがちだ。 二の滝の対岸にカモシカ発見。あまりに大きいので一瞬熊かと思ってドキドキした。 よく見ると二頭いる。親子かもしれない。 カモシカもドキドキしていたのか、微動だにせずに、ずっとこっちを見ていた。 水没しそうな滑りそうな橋を渡って三の滝へ。脇の沢にも水が流れていて、Y字の滝になっていた。 ↑ページのトップへ |
3月21日 村岡城址 翌日のお休み、天気予報は回復傾向であるとのこと。 それを信じてダンナは県外からのお客様を案内するために朝早くから村岡城址へ。 私は前々から旧友たちとだらだら城址を歩いて雪割草を見ようねと約束していたが、雨模様なので地元でランチに変更になった。 でも、ランチだけはもったいないし、ちょっとだけ見てみようか、村岡城址。 ということで、ちょっとだけ歩いてみた。 雨もあって、すっかり閉じてしまった花たち。晴れていたら綺麗だったんだろうなぁ。 途中でなんと本日2組目の県外のお客様接待中のダンナと遭遇。 でも、こんなお天気なので、ホントに残念。また晴れた早春の日に来てくださいね。 私たちは城址と六万部山だけ見て、あまりに寒いので早々に戻りましたとさ。 毎年何度か尋ねる城址ではあるが、今年は私は珍しくこの日ざっと歩いただけで終了してしまった。 週末ごとの芳しくないお天気のせいで、今年はこんもりと株で咲く雪割草を見ることができなかった。 ↑ページのトップへ |
4月10日 能化山 例年であれば、登山口の近くのお寺さんの桜が満開の頃に登山する能化山。今年はちょっとまだ桜は咲いていないんじゃないの、という頃の登山になる、はず、だった。 ところが、この前日に開花宣言したと思ったらたった一日で満開になってしまった新潟市近隣の桜。 県北の能化山あたりも例外ではなかった。 4月の初めとは思えないくらい気温が上がって、能化山ってこんなに険しい山だったっけ、と息があがる登山になってしまった。 その代わり、花はものすごかった。 お目当てのイワウチワは満開で、途中の林道より下でも咲いていたし、山頂近くでも咲いていたし。 カタクリは登りに利用した柳沢コースでは少し遅かったかな、といった感じだったが、下りの焼山コースでは一面紫になるくらいの満開状態だった。 さらに、シュンランも少し探しただけでざくざく咲いているくらいたくさん見ることができた。 登山者も多く、午前10時過ぎに到着した頃には7~8台ほどが駐車していて、駐車スペースに困るくらいだった。 シュンランとイワウチワ。本当にたくさん咲いていたが、イワウチワは密度がちょっと薄かったかなぁ。 あれ、山頂に「能化山」の表示が。いや、これは、焼山コースの途中にあったものだぞ。 だれかが持ってきたのかな。 焼山コースは相変わらず倒木だらけのままだ。 焼山コースのカタクリの海。遠くに白っぽいカタクリを見つけたけど、近づけない場所だった。 帰りに新発田市の城東窟の桜を見に立ち寄り、そこでも花三昧した。初夏のような暑さの花だらけの一日だった。 10:12 柳沢コース登山開始 10:50 林道 11:28 山頂到着 12:00 焼山コースへ下山開始 12:30 林道 13:05 駐車スペース到着 ↑ページのトップへ |
4月24日 坂戸山 よほど雪の少ない年でもない限り、坂戸山に登るのは例年5月に入ってからである。 今年もそんなもんだと思っていたら、とにかく春がいきなりやって来て、駆け足で通り抜けようとしている気配なのだ。 チャンスを逃すと花が咲き終わってしまう。 と、いうことで、4月の24日に坂戸山に登ることにした。 入り口近くにある銭淵公園の桜が満開で、なんと観桜会をしているらしく、出店が出ていて、花見客の自動車が駐車場からあふれている状態だった。 これはもしかしたら、坂戸山の登山者用の駐車場もいっぱいなんじゃないか。駐車場難民するんじゃないか、と思ったが、ギリギリ最後の1台のスペースに滑り込むことができた。ラッキー。 毎年、薬師尾根コースの桜がすっかり散ってしまったあとに登山するので、いつかこの桜が咲いている時を見てみたいと思っていたのだが今年はちょうどその時期に登山することができた。 ものすごく綺麗だった。 さらに、花がたくさんありすぎて、写真だらけになってしまった。 そうか、いつもは大城のカタクリに合わせて時期を決めていたが、それだと山全体の花には少し遅いのか。 これからは銭淵公園の桜に合わせたほうがいいんだな。 というワケで、以下はほぼ花だらけのご報告です。 薬師尾根。石仏も花びらまみれ。ヤマザクラらしく、ピンクが濃い。 登山途中から見下ろした六日町。あの小川にはきれいな桜並木があるぞ。あ、銭淵公園もピンク色だ。 急な階段はキツいのだが、こんなにあるか、と思うくらいにイワウチワが咲いている。 登山道脇にはそれほどないが、斜面を見下ろすと、びっしりと咲いているのだ。 中央写真の白いのはタムシバ。階段脇に咲いている。 ツツジも町なみを見下ろしている。イワナシもたくさん咲いていた。 ちゃんとシュンランもあるのよ。あ、ウクライナカラーの花束。 山頂の斜面にはショウジョウバカマのポンポン。大城への道もタムシバが咲いている。 通りがかりの人がシュンランがあると教えてくれた。よくみつけたなぁ、こんな場所で。 大城は雪だらけ。シンボルツリーの周りには雪がなくて、カタクリも咲きはじめていた。 大城への道とたぶん金城山。右は山頂への道。 桃ノ木平はまだ雪の中だった。でも、雪からはずれたベンチのそばに白いカタクリが。ここにもいたんだね。 桃ノ木平からの下山道は両側をびっしりとカタクリが埋め尽くしていた。こりゃすごいや。 カタクリにまじって、エンゴサクが咲いている。色の濃いのやブルーのものも。 色の変わったエンレイソウがあったぞ。華奢な感じのミチノクエンゴサクも咲いている。 花びらがすっかり編み込まれたカタクリの一団。 まだ早いかな、と思っていたイカリソウも咲いていた。右はキクザキイチゲ。 青いキクザキイチゲも。真ん中はアズマイチゲ。ここでは混在している。 城坂コースでは、まだ雪が多い。 下っても下っても雪が出てくる。一本杉を通り越してもまだ雪の上を歩く場所があった。 先を歩いている単独の女性が白いカタクリを見つけました、と教えてくれた。 わお、本当に真っ白だ。シベまで黄色いのはなかなか見ない。 坂戸城址と書かれた石碑のある場所の桜が満開。足元にはカタクリ。 帰りに銭淵公園にも立ち寄ってみた。公園内よりもむしろその前の道路の桜並木が圧巻だった。 強い風が吹き、花吹雪になっていた。魚沼の桜も今年は満開が短いようだ。 10:25 駐車スペース出発 10:32 薬師尾根コース登山開始 10:41二合目 10:48 三合目 10:56 四合目 11:11 六合目 11:20 七合目 11:27 八合目 11:35 九合目 11:44 山頂 12:01 大城 12:32 下山開始 12:50 山頂 12:56 城坂コース下山開始 13:02 九合目 13:11 七合目 13:24 五合目 13:36 四合目 13:48 三合目一本杉 14:02 城址碑 14:15 駐車スペース到着 ところで、坂戸山は昨年も一昨年も登山できていないので、久しぶりだった。 随所随所に前回よりもかなりしっかりと補修された登山道に気がついた。さすがに市民に愛されている山である。 坂戸山は、これからもたくさんの登山者に越後の春の魅力を教えてくれる山であり続けるだろう。 ↑ページのトップへ |
5月4日 戸倉山 毎年、イワカガミが満開の頃に登る戸倉山。 今年はちょっと早いので、残雪を気にしていたが、ダンナが登った人のレポを見て大丈夫と判断。 登ってみて、今までの中でも一二を争う雪の量の多さだった。 我々は何度も登っているので、雪が多くても山頂まで行けるのだが、意外にも初心者らしい人たちもしっかり登って来ていた。 GPSのおかげかしらね。もしそういった装備がない時は、慣れた人にくっついて行くのが一番ですよ。 稜線に出るまでは雪だらけ。 でも、ブナの林の新緑が晴天の青空と太陽の光にとても美しかった。 稜線はもうイワウチワだらけ。イワナシも咲いている。これから見頃のイワカガミも咲き始めている。 イワのついた花だらけ。 他にもたくさんの花に恵まれた戸倉山になった。 キャンプ場と化した原の家付近。テント張っているのは初めて見た。 ある種の樹木の葉っぱは、まるで紅葉しているみたい。新芽は紫外線に弱いので、赤っぽくなって守っているそうです。 白池。ホントに見事に青かった。いや、白池だってばさ。 諏訪の祠からもう雪だらけの状態だ。でも、これが目当ての白いエンゴサクには会えた。 雪の中の角間池小屋。案内看板は足部分が埋まっている。でも、ブナは新緑。 イワ三姉妹。イワナシ、イワカガミ、イワウチワ。 左は稜線途中の北アルプスが見える場所からの図。右は山頂からの雨飾山。 オオカメノキ。下山時の白池と雨飾山。帰りの車道にも雪がまだたくさん残っていた。 よく晴れた一日で、山頂では太陽がギラギラしすぎて痛いくらいだった。 白池まではファミリーなどもたくさん訪れていて、どんどん人気が高まっている場所だな、と思った。 10時27分 登山開始。 10時38分 見晴らし台。 10時53分 白池。 11時14分 角間の分岐。 11時21分 角間池。 11時33分 稜線。 12時ちょうど 山頂到着。 12時32分 下山開始。 12時52分 稜線終わり。 13時04分 角間池。 13時10分 角間の分岐。 13時23分 白池。 13時47分 車道を歩いて駐車スペース到着。 ↑ページのトップへ |
5月8日 角田山 日曜だけのお休みなので、それほど時間もとれない。 だが、ここしばらく暑かったが、今日は晴れても涼しい天気予報。登山にはちょうどいいかも。 と、いうことで、近場を散歩することに。 角田山の私有地を見せていただくコースで、その所有者がとても大事に育てている植物を自然の状態で見られる、といった感じの場所である。 登山禁止ではないが、心無い人が植物を荒らすのも困るので、入り口などは公にはなっていない。 と、いうことで、私も初めて登るルートではあったが、リピの山で見られた花のみを紹介します。 なお、本当に植物園状態なので、角田山にこの花が自然に咲いているとは思わないほうがよいです。 もしかしたら、大昔はこんな感じに咲いていたのかもね、と、思っていただければ幸いです。 私有地である旨を知らせる看板が随所にある。 ウマノアシガタ。オドリコソウが咲きはじめ。 ツルニチニチソウ。ユキノシタ。ユキノシタは、もう、つくだ煮状態で道の脇にあった。 エビネ。これを目当てに来る人も多いらしい。こいつも道の脇にわんさか。 ムラサキケマン。キケマン。ラショウモンカズラ。 カラマツソウ。ツクバネウツギ。ヤマツツジ。 クルマバムグラ。ニリンソウ。ラショウモンカズラは、全山にたくさん咲いていた。 これ、たぶん桜。とても大きな木だ。観音堂でコンビニおにぎりの軽いランチ。あ、ヤマガラも食事中だ。 観音堂には何本か八重桜の木があって、満開だった。ウワズミザクラ。ナルコユリ。 ルリタテハ。ベニシジミ。ツマキチョウ。 シャガ。ラショウモンカズラの群生。チゴユリ。 お前は何者? あら、サンカヨウも咲いていたのか。実になりかかっている。 8時58分 駐車スペース出発。 10時ころ 別コースの登山道と合流。 10時37分 灯台コース登山道と合流。 10時39分 山頂到着。 10時47分 観音堂到着。 11時18分 下山開始。 同コースピストン。 12時49分 駐車スペース到着。 ↑ページのトップへ |
5月15日 鳥坂山 5月もなかばになると、ヒメシャガが咲くかしら、ヒメサユリぱどうかしら、と気になるのが鳥坂山。 どちらにもまだ少し早い気はしたのだが、ダンナが日曜だけのお休みの週末とざんには丁度良い山なので登ることにした。 相変わらず登山口にたどり着くのに迷って、国道7号線を反対方向に走って、あれ、これはもう村上だぞ、という場所まで行ってしまって戻り、目印のお城みたいな建物から国道をそれて登山口へ。石切り山コースの駐車場は半分以上埋まっていたが、花の良い季節は満車必至なので空いていてむしろよかった。 今回は宮ノ入りコースを初めて利用。石切り山コースよりも沢沿いを歩くわけではないのでジメジメしていないし、比較的なだらかなので歩きやすかった。 ヒメシャガは、白鳥公園がわからの登山道より多少少ない気もしたが、咲き始めのヒメシャガの株があちこちにあり、見頃の時期は楽しいコースだと思う。 鳥坂山からユズリハの峰に向かい、下って来る途中に、期待はしていたがまだ咲いていないだろうな、と思っていたヒメサユリがたった一つだけ咲いていてくれて、ものすごくラッキー。 よい5月の日曜日を過ごせた。 白鳥城址のいくつかの堀のそばにはたくさんのギンランがあった。 ヒメサユリの蕾もチラホラ。ピンクの目印がつけられていて、手折らないように注意喚起されていた。 マイクラウェーブのそばにはあふれるようなタニウツギ。 お昼を食べたユズリハの峰の木立にはアオバセセリという大きめのセセリ蝶が遊んでいた。 右はユズリハの峰に向かう途中の景色。 ツクバネウツギとヤマツツジのコラボや、ナナカマドとガマズミって花はおんなじ感じじゃん、葉っぱが違うだけじゃん、などと話しながら歩く。 おお、たった一つだけ花開いてくれていたぞ、ヒメサユリ。登った甲斐があったわ。 下山の石切り山コースもヒメシャガがたくさん。あ、カワトンボ。 ヒメシャガとクルマバムグラの群生。鳥坂山も花が豊富な山だ。 10時25分 登山口駐車場到着。 10時30分 宮ノ入コース登山口出発。 10時57分 ベンチ。 11時08分 白鳥城址。 11時16分 鳥坂山への分岐。 11時32分 マイクロウェーブ。 11時58分 鳥坂山山頂。 12時16分 ユズリハの峰。昼食。 12時45分 下山開始。 13時48分 駐車スペース到着。 ↑ページのトップへ |
5月21日 袴腰山 いよいよヒメサユリのよい季節になった。 昨年は虫の害と思われる被害で、ほとんど花が咲かなかった三条市の群生地。 今年はいつもであれば雪割草でご一緒するabeちゃんとパパさんと一緒に行ってみることにした。 abeちゃんご夫妻とは、コロナウィルスが大流行するちょっと前の一昨年の早春に会ったきりなのでお久しぶりである。 遠来のお二人なので、様子を見ながら登って、余裕があれば袴腰山まで行こうという予定だったが、やっぱり結局袴腰山まで行きましたとさ。 下山は八木鼻方向に下り、八木神社に出て、川沿いの道を歩いて駐車スペースまで戻った。 うららかな春の一日、久しぶりのご夫妻とのおしゃべりメインの山歩きは本当に楽しかった。 花の少なかった昨年に比べれば多少持ち直したヒメサユリ。 でも、一番多い時期のピンクに染まる感じは今年もなかったなぁ。 花撮る人々。みんな中腰(笑) 袴腰山に向かう途中も花は多い。ヒメシャガやガマズミ。蝶は、コジャノメ。 サラサドウダン、ヤマツツジ、ガクウラジロヨウラク。 アゲハって、赤い花が好きだよね。集合写真と、下山の急坂。 帰り道の休耕田には腸がたくさん。ベニシジミ、ウスバシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ。 最明寺というお寺の山門の近くに白い花がたくさん咲いていた。 道路の脇には黄色い花もたくさん。舗装道路沿いも5月は花だらけだ。 8時53分 駐車場出発。 9時10分 遊歩道入り口。 9時30分 最初の眺め。 10時07分 眺めの松。 10時17分 高城城址。 10時39分 心臓破り。 10時50分 袴腰銀座。 11時02分 とどめの坂。 11時08分 藤景悟りの石(標高500メートル) 11時13分 袴腰山山頂。昼食。 11時50分 下山開始。 12時07分 見返りの丘。 12時13分 馬の背。 12時23分 三角山。 12時39分 高城の見える丘。 13時03分 追分の松。 13時24分 八木神社。 14時12分 駐車スペース到着。 ところで、実は翌日の日曜日にも私はヒメサユリを見に同じ場所に来ている。 高校時代の旧友たちと一緒に来たのだが、この日もやや雨まじりのお天気。 傘を持って歩いたほうがいい感じだったので、最初の眺めまでだね、ということに。 さらに、駐車場から最初に遊歩道にとりつく場所まで送迎のバスが出ているということで、ちょうどその出発に出くわし乗ることに。 無料でしたよ。 かなり楽してヒメサユリの群生地に行き、雨にも当たらずに今年のヒメサユリの状態を確認して、祠のある最初の眺めで戻って来た。 するとまたバスがいたので乗り込んで、ほぼ歩かずにこの日のヒメサユリの散策は終了。おいおい。 もっとも、主たる目的が新しくできたスノーピークの温泉施設に入る、ということだったので、そちらにそそくさと向かいましたよ。 日曜の正午あたりでもたくさんのテントが張られているスノーピーク・ヘッドクォーターズ・キャンプ。 温泉施設は地元の友人のおかげで地元割の金額で入ることができた。シンプルで静かな温泉だった。 スノーピークの温泉施設のHPは、こちら。 昨日の土曜日にはやっていなかった福引してました。当たると下田産コシヒカリ2キロとか笹団子とかがもらえたらしい。 スノーピークの温泉施設。お昼は、カツカレー。 帰りに下田の森美術館に立ち寄って、ヒメサユリの絵を描く方の個展を観賞。このかわいらしい美術館は今年いっぱいで閉館とか。 ↑ページのトップへ |
5月29日 大尾不動滝 この週末はダンナが日曜だけのお休みなので軽くたきがしら湿原にでも行ってみよう、ということになった。 例年はもう少し初夏になってから行っていたのだが、5月のうちに行ってみたら別の花が見られるだろう、という考えだ。 もちろん、セットになっている大尾不動滝にも立ち寄った。 さらに帰り道にはこちらもセットについているデザートのハーバルパークにも立ち寄って、花三昧の日曜日になった。 この日の大尾不動滝。水量が多くて見ごたえ抜群。 ただ、熱心なカメラマンがいて、ちょっと近づきづらい状況だったので、数枚のショットのみですぐに湿原に向かった。 蝶かと思いきや、左の黒いのは蛾なんだって。アゲハモドキというそうな。 真ん中のウスバシロチョウのほうがずっと蛾っぽい。右はサカハチチョウ。 たきがしら湿原の5月の終わりの主役はミツガシワ。みっしり咲いていた。 あ、エビネ発見。ここでも咲くんだ。 春先にしか見られないミヤマセセリ。レンゲツツジ、あ、気の早いキスゲが咲いていたぞ。 展望台から湿原を一望。 池のそばにはクリンソウも咲いていた。実はこの湿原にはマイヅルソウも咲いているのを発見した。 こちら、ハーバルパーク。ポピーに雪山。シャクヤクの見事なピンク。 なんて花なのかしらん、すごい青い色の花と、オダマキ。ベニシジミも飛んでいた。 ↑ページのトップへ |