|
8時54分 駐車場到着。
ゴンドラから2番目くらいに近い駐車場だったが、すでに満車近かった。
どこがゴンドラ乗り場か分からないので、とりあえず前に行く人について行く。 |
|
|
9時02分 アダムプラザ(チケット売り場)
意外にすぐにゴンドラ乗り場だった。
とにかく旅館やら小さなホテルやらが立ち並ぶ込み入った斜面の奥にある場所で分かりづらい。
団体さんがチケット購入に手間取っていて、多少列に並んだ。 |
|
|
9時04分 ゴンドラに乗る。
けっこうな距離を運んでくれる。
しかし、暑い日で、冷房がもちろん入っていないゴンドラ内は少々暑かった。 |
|
|
山頂駅に到着。
お、牛がいる。とか思いながら、次のリフトのある所に行くために左手に伸びるレンガの道を進む。
9時17分 アルペンクワッドリフトに乗る。 |
|
|
このリフトがものすごく面白かった。
なんというか、低い。
足先に草が当たる。
これ、雪が積もったら雪にスキーが埋まるだろう、と思うくらいである。
その草たち、花なんですよ。
アカバナのシモツケなんかが綺麗に咲いているのを足でなぎ倒しながら進む感じだ。 |
|
|
次のリフトに乗るのはどっちだ。
左手にリフトが見えるのであっちだろう、と歩く。
鎌池湿原と書かれた小さな湿原を通り抜けるとリフト乗り場があった。
9時26分 グラートクワッドリフトに乗る。 |
|
|
それまで晴れていたのに、グラードクワッドリフトに乗って少ししたら、いきなり霧が出てきた。
下りるあたりでは真っ白になってしまった。
おいおい、これでは眺望もなにもないぞ。
9時35分 八方池山荘(1830m)。
ここには売店などがあり、山のTシャツなんかが売っていた。 |
|
|
9時39分 トイレ休憩後、登山開始。
トイレのすぐ向こう側に登山道入り口がある。
入り口からすぐになだらかな木道コースと急峻な岩場コースに分かれていて、岩場コースは下りよりは登りに向く、らしい。
我々はへたれなので迷わず木道コースに進む。
右はミヤマホツツジ。 |
|
|
思ったよりたくさんの人が歩いている。
木道コースはまず平坦な道を行く。
すでに色々な花が咲いていて、いちいちひっかかっては撮影する我々は交通の障害物になっている。
右はオニアザミ。 |
|
|
毎度勘違いの多い私なのだが、実はこの八方尾根の自然研究路という八方池までのコースはほぼ水平の木道を歩くものだと思い込んでいた。
登山ではなく散策なのね、と。
いや、登山でしたよ。
意外に登る。 |
|
|
ジグザグになって登って行く。
でも、花が綺麗なのでいちいち止まって撮影するので、そんなに疲れない。
右はハクサンタイゲキ。 |
|
|
木道の階段はこんな感じですよ。 |
|
|
なんじゃ、このイワインチンが縦長になったような植物は。
ちゃんとネームプレートがついていて、「キバナノカワラマツバ」という名前だとその場で分かる。 |
|
|
あ、ワレモコウ。
八方尾根には「ハッポウ」と名の付く植物があるそうで、
「ハッポウタカネセンブリ」
「ハッポウワレモコウ」
「ハッポウウスユキソウ」
「ハッポウアザミ」
さて、左のワレモコウはハッポウワレモコウかなぁ。
右はウメバチソウ。 |
|
|
やがて道は岩ゴロゴロの登りになる。
ガチ登山じゃん。
右はミヤマトウキ。 |
|
|
10時10分 左側が開ける道で団体さんがずらーっと休憩中。
道が片側ふさがれていて、立ち止まることもできずに困った。
山側ではない眺望がきくはずの斜面は霧であまりよく見えない。
でも、実は花がたくさん咲いていて、立ち止まって写真撮影したかったな。
右はヤマホタルブクロ。 |
|
|
ミヤマクワガタ、ミヤマママコナ、と「ミヤマ」のついた花が多い。
説明看板がありがたい。 |
|
|
10時12分 左側通行約400mの看板。
木道はおおむね2本平行に並んでいるのだが、左側通行なんだそうだ。
でも、時々右側に花が咲いていて、ついそっちに行って写真を撮ってしまう。
こんなジジイババアが嫌われるんだろうなぁ。
イプキジャコウソウもあったぞ。 |
|
|
ハッポウタカネセンブリ発見。
小さいけど、とてもきれいな花だ。
タカネアオヤギソウ、シュロソウ。
|
|
|
たぷん、ハッポウウスユキソウだ。
ユキワリソウの姿もある。 |
|
|
シロウマアサツキ、ミヤマアズマギク。
この花の多い場所で団体さんに説明しているガイドさんの隣で撮影して、あそこあれがある、ここにこれがある、と話し込んでしまった。
団体で説明を受ける時はガイドさんのそばで行動したほうがいい。
説明も質問もよく分かる。 |
|
|
オヤマボグチかしら。
タテヤマリンドウたくさん。 |
|
|
遠くにキスゲが揺れている。 |
|
|
10時23分 ベンチ。
このあたり、本当に花だらけだった。
ついつい屈みこんで撮影。
おお、タテヤマウツボグサがたくさん。 |
|
|
はるか前方に岩にとりつく人々が見える。
これからそこに行くのかしらん。
げ、あんなに人が渋滞している。 |
|
|
ま、とりあえず足元の花を見よう。
ミヤマダイモンジソウ、ミヤマコゴメグサ。 |
|
|
ミヤマキンバイ?ハクサンシャジン。 |
|
|
ミヤマアズマギク、クモマミミナグサ。 |
|
|
タテヤマリンドウ、ハッポウタカネセンブリ。 |
|
|
10時33分 トイレ。
ここではトイレ休憩しないで進む。
団体さんにガイドさんがしきりに給水するように促し、塩タブレットを配っていた。
高山とはいえ、日光がきつい。配慮は大切だ。
10時37分 第二ケルン(息-やすむ-ケルン(2005m)
ここから少しだけゆるやかに登る。
そこここに花が咲いていて、ちっとも疲れない。 |
|
|
10時46分 八方ケルン(2035m)
なんかこいつ、人の顔みたいな感じだぞ。
右はオヤマソバ。 |
|
|
いよいよ岩場のような急斜面にとりつく。
とはいえ、下のほうで見たような渋滞はしていなかった。
右はミヤマムラサキ。 |
|
|
ヒイヒイゼエゼエ言いながら登る。
池、どこよ〜。
と、右手前方に北アルプスの山々が見えた。
いや、見えたっちゅうか、雲の合間からちょっと覗いた。
うわーーー。ものすごく綺麗だっ。
ついロープの端っこまで駆け寄って見入ってしまった。 |
|
|
マツムシソウがゆれていて、その向こうに雪が残った山々がある。
そのほとんどが雲で隠れてしまっているが、それさえも神秘的で美しい。
絶景だーーーー。 |
|
|
道が2方向に分かれていて、一つは八方池の手前がわに、もう一つは尾根から八方池を見下ろして唐松岳へ向かう道。
とりあえず池を見下ろす道に進むことにした。
おお、花が多いわりに蝶が少なかったが、シロウマアサツキにクジャクチョウがとまっているのをみつけたぞ。 |
|
|
10時59分 お地蔵さん。
そのそばの斜面にたくさんのカライトソウ。 |
|
|
11時04分 第3ケルン(2080m)
ここで池に下る道と唐松岳に登る道に分かれる。
我々はもちろん下る。
|
|
|
池へと下って行く。
八方池は実は私としてはもうちょっと大きな池だと思っていた。
仕方ない、この私、高い標高の池は白馬大池しか知らないのだ。
あれはちょっとデカすぎる。 |
|
|
下る途中でも景色がいいと言ってはパシャリ、花があったと言ってはパシャリ。
右はミヤマウイキョウ。 |
|
|
11時13分 八方池到着。昼食休憩。
ベンチらしい所はすでに人がいっぱいだったので、もう失礼もへったくれもなく、祠の裏側の石に腰かけてご飯にした。
すると次々同じような場所に人が来てランチコーナーになってしまった。
右は見事なクルマユリ。 |
|
|
これがその祠。
で、右がランチをとりながら見た風景。
すごいなぁ。絶景ってこういうのなんだろうなぁ。 |
|
|
11時41分 下山開始。
八方池って、サンショウウオやモリアオガエルがいるんだってさ。
あ、マツムシソウにコヒョウモンが来た。 |
|
|
来た道ではなく、池の反対側に回る道から戻ることにした。
尾根を歩く人々が見えてなかなかおもしろい。 |
|
|
11時49分 八方池の反対側。
こちらがわは湿原の植物が見られる。
イワイチョウ。 |
|
|
チングルマ、ユキワリソウ。
11時58分 稜線に合流。 |
|
|
子連れの登山者も多く、未就学児の姉妹が我々のそばで下山中。
斜面のキツい岩場で妹のほうがついに四つん這いになって下山。
うーむ、子供、すごいぞ。
そのほうが安全で早いと考えたんだろうな。
そういえば、赤ちゃんを担いだお母さんなんかもいましたよ。
北アルプスがこんなふうに見えるのだという案内板があったが、雲にかくれてほぼ見えませんでしたよ。しくしく。
12時08分 八方ケルン。
12時14分 息ケルン。
12時18分 トイレ。 |
|
|
12時37分 せっかくなので木道じゃない登山道に行ってみる。
なにせちゃんと調べていないから、その道が下山には向かない道だとは知らない。岩場だったので苦労しましたとさ。 |
|
|
でも、反対側の山々を見渡すことができた。
右はムシトリスミレ。 |
|
|
12時51分 八方池山荘。
12時53分 グラートクワッドリフト。
13時02分 アルベンクワッドリフト。
13時14分 ゴンドラリフト。
13時25分 ゴンドラリフト下車。
右はハッポウワレモコウかも、とガイドさんに教えてもらったもの。
ハッポウアザミはガイドさんでも見分けるのが難しいんだってさ。 |
|