番外

 2024年リピの山2


オマケ 五泉市界隈(6月8日)
(6月23日のしらさぎ森林公園も追加)
角田山(6月9日)
東篭ノ塔山(6月15日)
月山(6月29日)
岩菅山(7月6日)
熊野岳、御田ノ神園地(7月14日)
オマケ 夏のお休み(長岡花火、お散歩)(8月3日10日)
沼の原湿原(9月8日)
オマケ 秋のおもひで(9月22,23日月岡温泉
9月28日近所、10月5日6日大内宿、塔のへつり
10月12日近所、10月27奥日光)
根子岳(10月13日)
角田山(10月26日)
戸倉山(11月3日)
国上山(11月9日)
八石山(11月16日)
オマケ 瀬波温泉(12月29日)
弥彦山(12月30日)


オマケ 6月8日 五泉市界隈ぶらぶら
毎度おなじみ、旧友たちと3人で、たしかこの日は護摩堂山に紫陽花を見に行くはずだった。
ところが、私が知らない所でどういうワケか紫陽花はやめになってしまって、護摩堂山の近くにあるはずだから見たいと言っていた白玉の滝に行くことに。
さらに、護摩堂山の近くにあるはずだから引いてみたいということで、五泉市の五泉八幡宮の水みくじにもチャレンジすることに。
うーむ、護摩堂山、どこに行った。
ともかく、行ってきましたよ、五泉市。あ、いや、白玉の滝は秋葉区ですが。

      

よく晴れた一日で、しかし紅葉のシーズンでもない限りそんなに人が来ない白玉の滝。
珍しく親子連れが一緒に見学。知らないと雌滝横の階段を通って雄滝に行くという行き方が分からない場合があるので、私が案内しましたよ。
この日は水が少なく、滝行するとしたら、温泉の打たせ湯にもならないくらいでしたとさ。

      

五泉八幡宮は五泉市内の込み入った場所にある神社。
そんな中にある神社なのだが、とても小綺麗にされていて、あちこちに風鈴とか番傘とか、花の浮かべられた手水とかがあって、「映え」る感じである。

    

水みくじは社務所で200円で購入。水にひたすと文字が浮かび上がるもの。
池のそばに水みくじをひたす場所があり、そこではお金を洗う場所もあったりする。

その後ラポルテ五泉という道の駅みたいな商業施設に行き、涼しい場所でおしゃべりして、地元産のお土産などを買いましたよ。

ところで、その二週間後(6月22日)にやっぱり紫陽花を見に行こうということになり、護摩堂山に。
山に登ったら「護摩堂ゆったり館」でお風呂にも入ろうと、集合。
ところが、前日の夕方に護摩堂山で熊が出たとかで、山は入山禁止。
さらには「護摩堂ゆったり館」は機械の修理とかのために臨時休業してましたよ。
なんとダブルでフラれてしまって、結局ホテル小柳で温泉deランチをして温泉に入って帰ってきました。
うーむ、体を動かさず、食べてばっかりじゃ。

  

  入山禁止はいつまで続くのやら。ガッチリとガードマンがガードしてましたよ。
あじさい祭りののぼりが空しかったですよ。

と、いうことで、翌日の日曜日(6月23日)に友人に教えてもらった三条市のしらさぎ森林公園の近くにあるあじさい寺に行ってきた。
ちょうどしらさぎ森林公園の菖蒲も見ごろで、雨の中しっとりと咲いていた。

    

目的のあじさい寺は、森林公園から少し離れた場所にあるが、あじさい寺光照寺という小さな案内看板が随所にあるので迷わずに行けた。
ただ、道が細く、駐車場も狭い。檀家の人が案内して交通整理などもしてくれたが、どうしても混雑感はいなめない。
お寺はものすごくよく手入れされたありとあらゆる種類のあじさいが並べられていて、さらに「映え」を意識したスポットなどもあり、けっこう楽しめた。
あじさいって、色々種類があるのね。
ハマると沼かもね、などと思いましたよ。

    
  ピンクののぼりが出ているのですぐに分かる。山門をくぐると、あじさいの浮かべられた水鉢。

      
  これがあじさいか、というくらいの種類の多さだ。境内の花はほとんどが鉢植え。

  境内の裏手の斜面にはあじさいがたくさん植えられていて、あじさい山になっている。
  この季節だけだろうけど、お寺の中に入ってあじさい山を眺められる。
  お寺の中ではジュースなんかを売ってましたよ。

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6月9日 角田山
花の山角田山。
この日は、此の入り沢コースから登って灯台コースで下山。
開花しているはずのイワユリを見て戻ろうということになった。
イワユリの咲く頃は山には登らずに、灯台周辺だけで終わらせていたのだが、今回はガッツリ登山。
山には何が咲いているかな。

      
  オドリコソウ、ユキノシタ、サイハイラン。サイハイランはそこらじゅうに咲いていた。

      
  ヤブキショウマ、シモツケ、ヤマアジサイですかね。

  
  いつもの通り、観音堂で昼食。ただ、この日はなんとなく空気が霞んでいて、風景がはっきりしなかった。

      
  ヤマボウシ、エゴノキ、スイカズラ。

      
  この花はなんだろう、メノマンネングサ、ウツボグサ。

      
  岩場を下るのは久しぶり。テイカカズラ?がびっしりと咲いていて、なんか花の妙なニオイを放っている。
  カキツバタがいきなり咲いていたりして。

      
  岩場の斜面にはびっしりとアサツキの薄紫のボンボンみたいな花。
  この日は佐渡もぼんやりとしか見えない。佐渡見平からは灯台でさえぼんやりだ。

      
  夏草が道を覆う。さて、灯台から海岸に下って行くと、ありましたよ、イワユリ。
  またの名をスカシユリ。見上げると、空が透かして見えるかな。あ、ハマボッス。

      
  今年のイワユリはこんもりと固まって咲いているものが少なかった気がする。
  あっちに1本、こっちに1ぽんとポツンポツンと咲いている。なかなか写真にならない。
  いつもブーケになっていた場所にはまったく無かった。こんな年もあるんだな。

  10時02分 此の入沢コース登山開始。  10時30分 渡渉。  10時57分 桜尾根コース合流。
  11時26分 お地蔵さん。  11時46分 山頂。  11時56分 観音堂。昼食。
  12時25分 下山開始。  12時35分 灯台コースに下山開始。
  12時49分 三望平園地。  12時53分 浦浜コースとの分岐。  14時03分 佐渡見平。
  14時17分 灯台。  14時30分 駐車スペース到着。
  あまりに暑かったので、浜辺の波福でソフトクリーム食べました。美味美味。

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6月15日 東篭ノ塔山、池の平湿原
例年は夏が本格的になってから出掛ける東篭ノ塔山なのだが、今年はなぜだか6月に入ってすぐに行ってしまった。
で、この山は湯ノ丸高原を通り、湯ノ丸高原はレンゲツツジがたくさん咲くと知っていたのに、高原に着いて山が真っ赤なのにびっくりした。
おわっ。
今って、レンゲツツジが咲く季節だったんだ。
この山、すごいんだね、と毎年来ているわりにレンゲツツジの群生のすごさを知らない我々だ。

    
  写真にするとそんなに赤く見えないかなぁ。斜面が赤と緑なのよ。

    
  これは群馬県がわから入った湯ノ丸高原の駐車場のちょっと手前の斜面。赤い。

ちょっとだけ自動車を下りて、入れるようになっている場所から斜面に入って撮影。
でも、湯ノ丸山には登らずに、池の平湿原の駐車場に向かう。
正午すこしまわってから到着したので、東篭ノ塔山の登山道入り口あたりのベンチで昼食を済ませてしまった。
さて、レンゲツツジに驚いたということは、この季節のこの山は初めて、ということになる。何か咲いているかな。

      
  ミツバオウレン、あらツバメオモトが咲くんだ。イワカガミはたくさんあった。

      
  気の早いゴゼンタチバナ。コケモモ。

    
  山頂より水の塔山、遠くに浅間山の頭だけ。おや、これはミヤマニガナ?

      
  おお、池の平湿原に向かう道が新しい木道になっている。駐車場のある道から延々と湿原まで真新しい道が作られていた。
  湿原には目につく花はなかったが、コマクサ園にはありましたよ、コマクサ。6月からたくさん咲いている。


      
  むむ、ハクサンチドリまで発見。タカネニガイチゴは勢力を延ばしている感じ。あっ白いコマクサ発見。

    
  湿原に戻って、鏡池に。うーむ、かなり遠くの鏡池の水辺にヒメシャクナゲが咲いている。
  たくさん咲いているんだけど、と、遠い。

その後また真新しい木道を登って駐車スペースに戻る。たぶん、今までよりだいぶ歩きやすくなったと思う。
雨の時には滑るかもしれないけれど。何より、整備してくださるのがありがたい。

  12時38分 登山開始。  13時08分 ガレ場に出る。  13時25分 山頂。
  13時31分 下山開始。  14時05分 駐車スペース。  14時12分 湿原。
  14時27分 コマクサ園地。  14時55分 鏡池。  15時11分 放開口。
  15時34分 駐車スペース。
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6月29日 月山
月山の山開きは7月1日。例年その直前の土曜日に月山に登っている。
理由はクロユリを見るため。
今年もその例に倣って行ってきたのだが、どうも今年は花の状況が違った。
まず、残雪が少なかった。
例年、姥ケ岳に至るまでの春スキーのゲレンデ脇の雪渓では登るのに本当に苦労するのだが、今年はこんなもんだったっけ、と思うくらいに雪の上を歩くのが少なかった。木道が出ている部分もかなりあって、今までで一番楽に登れた。
で、雪のないこの場所にはこんなにたくさんイワカガミが咲くんだね、と初めて知った。
月山ではイワカガミの印象が少ないのだが、咲く時期を知らなかっただけである。
毎年かなりの数見ていたシラネアオイも終わっていたし、目的のクロユリもほぼ終了。
うーむ、今年の山は、春も夏も早く来ているようだ。

    
  牛首ルートの分岐あたり。右はこれから姥ケ岳の雪渓に取り付くあたり。

      
  姥ケ岳一周の木道にはイワイチョウやヨツバシオガマなどがたくさん咲いている。

      
  ミヤマウスユキソウ、ミヤマリンドウ。リンドウなんか、今までこんなに咲いているのを見たことがなかった。
  さあ、月山に行くぞ。山頂方向は霧の中だぞ。

      
  ウズラバハクサンチドリ。あちこちにアズマシャクナゲ。かわいいコバイケイソウ。

      
  チングルマのお花畑。ウサギギク。姥ケ岳からぐっと下って、前方はやっぱり霧の中。

      
  ミヤマカラマツ。ウラジロヨウラク。キスゲが谷を見下ろしている。

      
  ハクサンフウロ、ヒナザクラ、アカモノ。

      
  たくさんのイワカガミ。霧の中、雪渓を登る人々。真っ白じゃん。ミネカエデの花。

    
  アオノツガザクラ。ロックガーデンはこんもりと花だらけ。中央のダンナが撮影中なのは、右のチングルマ。

      
  イワベンケイ、イワウメ。イワウメに気づく人はなかなかいない。
  山頂近くから下界を見下ろす。雲が切れて、少し青空が見える。

      
  タカネシオガマ。クロユリ。本当に数が少なかった。上の2つはクロユリが見られる小屋前あたりで撮影。

      
  昼食後、三角点に行く。あら、三角点の山頂名のプレートが増えているぞ。
  小屋前に戻る。コバイケイソウ、小さいなぁ。右のクロユリは芭蕉碑までの道の草むらで発見。
  例年はここでももう少し数を見られたのだが、今年は咲残りの1つだけだった。

      
  芭蕉碑から下界を臨む。ロックガーデンから雪渓を見る。ほとんど残っていなかったミネズオウ。

      
  ミソサザイらしい鳥が岩の上で自己主張。あ、登りの時にしおれていた唯一残っていたシラネアオイが綺麗に開いているぞ。
  下山は牛首コース、つまり下がわから行くことに。

      
 こちらは、ヒナザクラやアオノツガザクラのお花畑。雪渓が多く残っているので、スノーボーダーが滑走していた。

    
  ベニバナイチゴも下のコースのほうが多かった。分岐から振り返った山頂方面。やっぱり雲の中だ。

  9時20分  駐車場到着。  9時25分 駐車場出発。  9時40分 リフトに乗る。
  9時59分 山頂駅でトイレ後、出発。  10時10分 分岐。  10時30分 姥ケ岳。一周して登山再開。
  10時55分 金姥。  11時24分 牛首。  11時50分 雪渓をクリアして岩場にとりつく。
  12時21分 お地蔵さん。  12時32分 芭蕉碑。  12時38分 小屋。クロユリエリアを一周。昼食。
  13時19分 昼食終了。  13時24分 山頂三角点。下山開始。  13時32分 小屋。
  13時40分 芭蕉碑。  13時50分 お地蔵さん。  14時12分 岩場終了、雪渓へ。
  14時26分 牛首。下のコースへ。  14時39分 山頂、リフト上駅それぞれ1.5キロの道標。
  15時13分 分岐。  15時27分 リフトに乗る。  15時43分 下駅到着。  16時ちょうど 駐車場到着。

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7月6日 岩菅山

この週末、というか7月に入ってずっと、県内の天気予報は雨だった。
梅雨そのものの天気予報で、近くなったら雨の降らない近県を探すしかないね、と、登山の計画も立てられない状況だ。
しかし、金曜日になって、週末の天気予報が変わった。
土曜も日曜も不安定ながら晴れる予報なのだ。
そうか、晴れるか。
しかし、実はこの不安定ながら、というのがポイントで、「てんきとくらす」で登山できる山を探すと近隣の山々は軒並みCなのだ。
角田山などの弥彦山塊は堂々のA。いやいやいや、7月の週末に登る山じゃないだろ~。
高山植物咲き乱れる高い山に行きたいじゃないか、この季節。
ということで、さんざん探して、比較的近くて、「てんくら」Aで、我々の体力で登れる山を探してたどり着いたのが岩菅山だった。
まさか、3度もこの山に登るとは思っていなかった。
だが、登ったことがある、というのは安心感がある。不安定な空のもと、行くのにはちょうどいい山なんじゃないかな。
うん、山頂までは本当に思惑通りの山行でしたよ。はい。
さて、曇り空のもと、志賀高原に到着。裏志賀に行く道に進む。
途中のトンネルが工事中で、旧道に案内されたりして、ちょっとだけ時間がかかってしまった。
が、途中の高天原の駐車場まで来てみたら、とんでもない自動車の量。
でも、サマーリフトは運行していないって出ているし。
さらに一ノ瀬まで来てみたら、おおおお、何やらイベントしているぞ。
あとで調べたら「志賀高原100」というトレイルランニングの大きな大会があったらしい。
岩菅山の登山口にもかかりの女の人が一人だけいて、これからランナーが下って来るので、気をつけてすれ違ってください、と注意された。
こんな山奥に女性一人で、熊でも出たらどーすんの。
大変だなぁ。と思いつつ登山開始。
でも、結局、出発前に3人と出会い、ちゃんとすれ違ったランナーは1人きりだった。
それでも、水路の道に出たらそこの分岐にも一人係の男性がいて、しっかりお仕事してましたよ。
以下、山頂までと下山時の「のっきり」までの写真です。
なぜ「のっきり」までか、というと・・・

      
  スポンサーのコロンビアのリボンがコース上にあった。
  レースのためか、草はとてもよく刈られていて、階段もぬかるまないようにチップが多少敷かれていた。
  水路のそばにはオオレイジンソウと、何かクワガタの仲間が意外とたくさん咲いていた。

    
  これは何だろう。イチゲのような葉っぱの花もありました。
  渡渉点。水はちょっと多めかな。

      
  いよいよ登山道。この山はこんなにゴゼンタチバナが多かったか、と思うくらいにそこいらじゅうにゴゼンタチバナ。
  標高を上げるにしたがって、アカモノの姿も見え始める。

      
  アカモノっぽい花で、葉っぱが違って白っぽい。シラタマノキの花かなぁ。
  マイヅルソウも標高を上げると元気に咲いているものを見ることができた。
  途中から見えた山頂方面。むむ、あの急斜面を登るんだな。

      
  あちこちゴゼンタチバナ。のっきりから上は岩場だが、花も多い。あ、シロバナノニガナ。

      
  ウラジロヨウラクは本当に多かった。なんか美味しそうに見える。
  ハクサンチドリも意外にたくさん咲いている。ちょっと遠くにフウロが見えたが、これっきり他にはなかった。

      
  緑色なのは、タカネサギソウかしらん。コゴメグサ。ミヤマカラマツ。

      
  なんじゃ、この鼓のような形のアザミは。岩にへばりついて咲いていた、ニガナの仲間。
  あ、ミヤマダイモンジソウ発見。

      
  ミヤマダイコンソウ。真ん中のやつは、葉っぱが細いので、ツガザクラかなぁ。
  ウラジロヨウラクは、ホントーーーにたくさん咲いていた。

      
  意外にもまだイワカガミの姿もあった。色の可愛いウラジロヨウラクも。
  岩場をガンガン登っているようで、花を撮影しながらの登山なのでのんびりです。

      
  三角点も花に彩られている。けど、このマーガレットみたいな花は何だ?
  コケモモもたくさん。あ、遠くにクルマユリ。

さて、下山ものっきりまでは快適で、岩場もなんとか転ばずにクリア。
のっきりで小休止したところで、あれ、ぽつぽつ水滴が当たるぞ。
のっきりから先は樹林帯なので、多少の雨なら大丈夫、と下り始めて、しばらくしてもまだ雨は続き、しまいに本降りになってしまった。
やばい。ザックだけでもカバーしよう。もう少し歩いて中間点まで、という場所でホントーにざーざー降りになってしまったので、雨具を装着。
も、すでにかなり濡れた状態だったんだけど。
まさかずっと降るとは思っていなかった。
結局駐車スペースまで本降り。しかもこれは土砂降りだろう、という降り方になってしまった。
水路の道に出てほっとしたが、最後の階段が泥水の流れる川になっていて、もう足を濡らさないように歩くのも完全にあきらめてしまった。
幸いなことに泥の中に転ぶことはなかった。
すっかり自動車も人もいない土砂降りの駐車スペースでざっと着替えてさっさと帰途につくことに。
簡単な雨具だったので、下半身はびしょぬれになってしまって、途中で買い物にも出られない始末だったが、暖かい時期だったのでなんとか無事に家にたどり着くことができた。
どんなに晴れの予報が出ても山はどうなるか分からない。
しっかりした雨対策は必要だと痛感した。
ってか、我々、よくも雨対策をしないままずぶぬれになる山行を続けているぞ。学んでいないぞ。
ちょっと要注意登山者であると、自覚しないとマズいと思う今回の出来事だった。

  10時10分 駐車スペース到着。登山開始  10時22分 水路の道に出る。  10時40分 武右エ門沢。
  10時47分 4分の3 アライタ沢。  11時33分 4分の2 中間点。  12時16分 4分の3 のっきり。
  13時17分 山頂到着、昼食休憩。  13時48分 下山開始。  14時28分 のっきり。
  15時03分 中間点。  15時37分 アライタ沢。  15時59分 水路の道から下り始める。
  16時10分 駐車スペース到着。


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7月14日 熊野岳、御田ノ神園地
昨年の夏に熊野岳に行き、大量のコマクサを見て感動した蔵王、熊野岳からお釜までの道。
今年は近くの御田ノ神園地という湿原を回ることを考慮して、遠刈田リフトから熊野岳に登ってみることにした。
前回は蔵王ハイラインを利用してお釜のレストハウスの駐車場に駐車。刈田岳にもご挨拶したが、今回はそちらはパス。
往復800円也の蔵王刈田リフトを利用する。
ハイラインを利用するよりは多少お金がかかるが、渋滞と駐車場難民のリスクは少ない。

      
  これが蔵王刈田リフト。ナビに入れたら、10キロ以上手前のライザリゾートの場所で案内をやめてしまった。
  エコーラインを上山田温泉側から進んで、ほぼハイラインの直前まで進めば左側にリフトと広い駐車場が見える。
  大きなトイレとかなり古い小さなチケット売り場がある。

      
  リフトは一人乗り。リュックを背負っていても座りやすい。7分で山頂駅。
  コンクリートで舗装された道でお釜まで行ける。途中に小さな祠があり、その脇に囲いで囲われたコマクサがあったが、すでに終了していた。

  
  5分ほどコンクリートで固められた道を歩き、レストハウスからの道との合流のあともう5分も歩けばお釜に出る。
  青い水面がとても綺麗だ。

      
  我々は熊野岳を目指す。まず左側の登山道に行く。
  ミヤマオトギリソウやマルバシモツケ。このルートにこんなにたくさん咲くんだと驚いたオノエラン。

    
  奥宮には宮司さんがいらしていたらしいです。たくさんお参りしていた。

    
  山頂で地蔵山方面を向いて昼食を食べていたら、蔵王ロープウェイを利用しないで下山するコースらしい道が見えた。
  げ、あんな場所を道が横切っている、という場所に人が平気で歩いている。
  左写真赤い矢印の先のアップが右写真。遠くからの俯瞰で見ると危なく見えるが、登山道としては安全なのかしらん。

    
  この旅で一番楽しみにしていたのは、避難小屋方面に歩いて、お釜まで下るコースのコマクサ。
  しかし、避難小屋までの稜線のコマクサは小さくて、花を見つけるの大変な感じ。
  下るコースのコマクサは、なんと、もうほとんど花が終わってしまっていた。
  昨年はあんなにたくさん咲いていたのに。
  今年は本当にどんな花も花の時期が読めない。
  ちなみに、左写真は、イワヒバリ。こいつ、コマクサをついばんでましたよ。

    
  落胆しつつ、お釜にもどる。あ、ハクサンチドリ。
  リフトに戻る途中で単独の女性にコマクサはどのあたりにありますか、と尋ねられた。
  あの坂道と稜線にあるんですが、今年はもう終わっています。よく探すと咲いているのがみつけられますよ、と教えた。
  またよい時期に来てください。

  
  梅雨空の刈田岳への道。青空が欲しかったな。
  刈田岳へはパスして、リフトで下る。
  そして、ほぼ向かい側にある御田ノ神園地へ向かう。
  リフトの駐車場は宮城県。御田ノ神園地は山形県だ。

      
  シロバナトウチソウ。シロバナニガナ、ハクサンシャクナゲは本当にたくさん咲いていた。

      
  チングルマの花穂とワタスゲ。いかにも湿原らしい。でもワタスゲは少なかったわよ。

      
  モウセンゴケの花のつぼみ。おっ、チングルマの咲き残り。よいピンク色のシャクナゲ。

      
  避難小屋の裏には小さな祠があり、その前にはイチヤクソウとアカモノの咲き残りがあった。

      
  トキソウはほぼ蕾。でもようやく開いているものを見つけた。
  避難小屋のそばにはベニバナイチヤクソウがあったが、もう終わりかけ。

      
  ゴゼンタチバナ、サワラン、トキソウ。

  ヨツバヒヨドリ。

  お目当てのコマクサにはフラれてしまった感じではあるが、湿原で思った以上にたくさんの花に出合えた。
  この湿原があるから、花好きには蔵王はお得感がある山なのだ。
  毎年花の咲き具合は違うが、また今度、たくさんのコマクサに出会いに来たい。

  10時10分 遠刈田リフト到着。  10時17分 リフトに乗る。  10時24分 山頂駅到着。
  10時27分 レストハウスからの道と合流。  10時32分 お釜。
  10時52分 熊野岳登山道の斜面にとりつく。  11時02分 稜線に出る。
  11時06分 熊野神社。  11時08分 山頂到着。昼食休憩。
  11時33分 下山開始。  11時35分 小屋方面の道との分岐。
  11時45分 避難小屋。  12時05分 お釜。
  12時30分 レストハウスとリフトへの道の分岐。  12時33分 リフト。
  12時41分 リフトを下りる。  12時54分 御田ノ神園地。
  13時16分 避難小屋。  13時50分 御田ノ神園地を出る。
  

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オマケ 夏のお休み
8月3日 長岡花火
実は、新幹線で長岡までは1駅でしかない場所に住んでいながら、長岡花火はだいぶ見に行っていない。
亡き母がまだまだ元気だったころに行っただけなので、あのフェニックスも生では見たことがないのだ。
ということで、毎年行ってみたいとは思っていたが、長岡花火は慰霊の花火大会なので、期日を週末に変更することはなく、8月の2日と3日の2日間と決められている。
数年ごとに週末にその日がめぐってくるのだが、今年は3日が土曜日の週末になった。
ここ数年人気も高まった長岡花火、現地での観覧は有料席のみとなり、しかも抽選。
ま、週末開催のうえにコロナもおさまったし、当たったら儲けもんだね、と抽選受付の最終日にエントリーした。
そしたら、当たった。
有料なので、当たったといってもタダになったワケじゃないんですけどね。
それでも嬉しいったらありゃしない。
一人5千円強の椅子席のチケットを首から下げて、行ってきましたよ、長岡花火。

    
  これ、送られてきたチケットね。これを下げていないと河原の席には行けない。
  私たちは椅子席。パイプ椅子がびっちりと並べられた席。クッションと足をおくシートを用意しましたよ。
  でも、飲み物を置く場所とかがなくて、ものを食べるのもちょっと苦労したかな。
  花火を見るには十分すぎるほど、ごく近くで見ることができる場所だった。

    
  現地で見る花火は綺麗でしたよ。
  音と匂いと、地響きと。テレビでは味わえないですな。

    
  もちろん、写真でも味わえないものがあるわけで。
  花火って、やっぱりその目で見るのが一番だと実感しました。
  フェニックス、すごかったな~。

感動したのは、長岡市の人のさばき方の見事さ。
もはや来る段階の長岡駅で帰りのアナウンスがあり、新幹線で登りの人、下りの人、在来線の人は並ぶ列が違うこと。
どの列が自分の行きたい列なのかはっきり分かるようになっていること。
さらに、真夏のイベントで、夜になる前から現地に到着した人のために、アオーレ長岡という施設が無料で開放されていて、冷房の効いた場所でゆっくり待つことができ、そこでは露天で売っているヤキソバだのかき氷だのも食べられるというシステム。
これ、私たちも助けられました。
一つ前の駅でも駐車場がいっぱいになる恐れがあったので、早めに現地に行ったため、炎天下でどう時間を潰すか困っていたんです。
アオーレの椅子で昼寝できちゃったとさ。
そんなこんなで日を跨ぐ帰宅を覚悟していたんだけど、11時過ぎには帰宅できて、ちゃんとお風呂にも入って寝ることができましたよ。
さすが日本三大花火だわよ。
花火そのものよりも、大観衆のさばき方に感動しましたよ。


さて、翌週、8月10日の土曜日からお盆休みに突入。
10日はダンナの自動車の修理のために、半日潰れてしまい、何をするでもなくダラダラすごしましたよ。
ダラダラついでに角田山の此の入り沢コースの入り口にあるキツネノカミソリの群生地に行ってきた。
まだ春で下草がそれほど生えていない時にこの斜面はキツネノカミソリで覆われるのだ、と聞いていたので、それを確認しに行ってきたわけだ。
なにせ、角田山のキツネノカミソリで有名な浦浜コースは、上から群生地を見下ろす感じなので、花が全部向こう側を向いている。
下から群生を見上げる場所はないかと思っていたのだ。
うーむ。
群生はしていた。
しかし、その斜面にたどり着くまでにはとんでもない藪漕ぎが必要な状況だった。
ちょうど管理人さんが来たので、あのキツネノカミソリまで行っていいかと尋ねたら、行っていいけど、クモだらけで後悔するぞ、と言われた。
やだ、それ。
どこかにキツネノカミソリのいい場所がないかと尋ねたら、角田界隈はみんなキツネノカミソリだらけだと言っていたが、どこもこんな感じらしい。
同じくキツネノカミソリ目当てのご婦人たちと一緒に、またひとくさり管理人さんの話を聞いてから、ちょっとだけ林道を歩いて退散した。

    
  キツネノカミソリは本当にたくさん咲いていたけど、どれも遠い。

    
  ヒメウラナミジャノメだそうです。特筆すべきは、ヤブランの多さ。こんなに絨毯のようにヤブランって咲くものなんだ。

お昼がまだだったので、どこかでパンでも買って、上堰潟公園で食べることに。
せっかくなので、お散歩がてら歩いてみた。

    
  ひまわり畑。まだ咲初め。

    
  角田山を背景にまん丸ひまわり。キアゲハも吸蜜。

    
  カワウやゴイサギなど鳥もたくさんいた。

とにかく暑くて、歩いている人もあまりいない状況。
そうこうしているうちにダンナの自動車のなおる時間が来たので、上堰潟公園をあとにした。


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9月8日 沼の原湿原
9月は連休が多いのだが、この週は日曜だけがお休みだ。
しかも、愛猫の1匹が病気になり、朝晩の給餌の看護が必要になってしまった。
ので、あまり長い歩行の登山や、あまり遠い場所の散策ができない身になってしまった。
いや、そもそも病気の猫を抱えて遊びまわろうというのが間違いな気もしないでもないが。
さりとて、何ができる身でもないので、むしろ悪いことに埋没しがちな思考をリセットするには、歩いたほうがよい、というのは、過去の例からもよく分かっている。
と、いうことで、毎回斑尾山とセットで行っていた沼の原湿原へ湿原オンリーで行くことにした。登山までの時間は割けないのだ。
このところ、台風やら秋雨前線やらで、週末のお天気は不安定で、あちこちで大雨などもあり、なんとか天候が持ちそうな場所が沼の原湿原だった。
だったんだけどなぁ。
霧でしたよ。
しかも、すぐそばの樹木も見えなくなるくらいの濃霧にもなったし。
幸いなことに雨にはならずに歩くことができたが、イマイチ花の鮮やかさがなく蝶も少なかったかな。
それでも、毎年見てきた花を見ることができて、サクっと拾った晩夏という感じでいい日曜日になりましたよ。
以下、この日の花たちです。

    
  アキノノゲシ? アケボノソウ。アケボノソウは昨年は見られなかったけど、今年はたくさん咲いていた。

    
  シラヒゲソウ、サワギキョウ。

    
  大学の植物調査をしているらしく、カメラ設置中。昼食を食べている場所の木の実にメジロが来ていた。
  でも、霧でぼんやりとしか見えない。

    
  ほら、こんな濃霧なのよ。 トリカブトも咲いている。

    
  ジャコウソウの咲き残り。白樺も霧に霞んでいる。

    
  たわわに咲いているツルニンジン。 ツリフネソウやキツリフネは本当にたくさん咲いていた。これも立派なお花畑。

    
  ツルリンドウはまだ咲はじめかな。アケボノソウは意外にあちこちに咲いている。

  
  ノササゲという花らしい。


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9月16日 たきがしら湿原、ハーバルパーク

世の中三連休のこの週末、実は我が家は1日限りのお休みだった。
ダンナの仕事がたてこんでいるのと、前述の愛猫の看護。
真ん中の日曜日は空いているはずだったのだが、雷雨になり、どこへも行けないお天気ならとダンナが仕事を入れたのだが。
翌日の敬老の日はそこそこいいお天気になり、少しだけ歩けそうだ。
もっとも、不安定な空模様には変わりなく、一番雨の心配のないのが阿賀野方面だった。
と、いうことで、大尾不動滝、たきがしら湿原というコースを組んでみたが、大尾不動滝には行くことができなかった。
なんと、遊歩道が入り口からまったく草刈りがされていない放置状態で、人が立ち入る感じではなかったのである。
熊の心配される昨今、藪となった遊歩道をかき分けて滝に近づく勇気はない。
仕方なくあきらめて、さらに上にあるたきがしら湿原へと向かった。
ところが、たきがしら湿原も、自動車一台とまっていない状況だ。
おかしいな、いつもなら必ず何台かの自動車が駐車しているのにな。
見ると、入り口に付近で熊が目撃された、との注意喚起がされていた。
そうか、熊か。
きっと大尾不動滝も危ないので草刈りもできない状況なのだろう。
たきがしら湿原は、必ず一人では散策しないように、との注意があった。
だれもいない湿原を熊鈴を鳴らして歩くことにした。
しばらく歩くと、湿原内の整備の軽トラがとまっていて、男性が2人作業していた。ちょっと安心した。
話をきくと、もう少し上の方で、今日も熊が目撃されたそうだ。
我々も公園内を歩くだけだと告げた。
さて、たきがしら湿原。実は9月はほとんど花がないのが分かった。
ほぼ花は終了していて、咲き残りがいくつかあった程度だ。
だが、蝶はたくさん飛んでいて、蝶をあまり見ていない今年なので、それは嬉しかった。
あまりに花が少ないので、帰りに整備された公園のハーバルパークに立ち寄る。
こちらもそんなに花はなく、売りのラベンダーも終わっていたが、それでもカラフルな花たちを見ることができた。
以下は本日の花たち。

    
  とにかくあちこちに熊の注意喚起がされていた。キキョウも終わりかけ。

    
  ちょっとだけシラヒゲソウが咲いてましたよ。ミゾソバは桜みたいに開くんだね。

    
  オミナエシもコバギボウシもほとんど咲き終わり。

    
  マユミの実とウバユリの実。ウバユリは本当にたくさんあって、咲いている時に見たかった。

    
  ツマグロヒョウモンのメスだそうです。オトコエシ。

ここから下はハーバルパーク。

    
  園芸種はカラフルだわよね。青空も広がったし。

    
  黄色やら紫のポンポンやら。

    
  早めの紅葉と、早めのヒガンバナ。

  
  いいお天気で、ジェラートも美味しかったです。


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秋のおもひで

毎度、登山ではなくてオマケです。
この秋は愛猫の一匹がガンであることが発覚し、思うように出かけられなくなりました。
が、この発覚の前に予約していた私の姉との旅行とか旧友との旅行とかはキャンセルできなくて、ダンナに猫をまかせて秋を満喫してしまいました。
また、なぜだか週末に雨だったり、ダンナの仕事だったりで山に登ることができず、近くを散歩するくらいがせいぜいできること。
こんな秋もあるんだな、と、とりあえず写真でまとめてみました。

9月22日、23日 月岡温泉、新発田市
姉が墓参りに帰省しまして、実家がすでに更地になってしまって泊まれない姉、ならば温泉にでも泊まろうと、月岡温泉に宿をとりました。
これがまあ、なかなか楽しい旅でして。月岡温泉の温泉街のマップを手にぶらぶら。
カヌレのお店に入ったはいいけど、午後からはカフェインの入っている飲み物は飲めない、眠れないから、とわがままを言う姉なのでその場でカヌレを食べられず、結局冷凍の色々な種類を購入。解凍して朝にホテルのコーヒーで食しました。美味美味。
翌日は新発田市出身の大実業家大倉喜八郎の東京の別邸内にあった迎賓館が新発田市に寄贈され、移築された蔵春閣という建物に行きまして、歴史と造形を楽しみましたよ。姉妹旅行もよいものです。姉がいてよかったです。

  これがくだんのカヌレ。みんな味が違って、姉と半分コにして4種類食べましたよ。

      
  「蔵春閣」。この天井は金箔なんだそうな。モザイクタイルの廊下。コンパクトに見どころの多い建物でした。

9月29日 近所を散歩
例年、ちゃんとお彼岸に見ごろになるはずのヒガンバナ。
猛暑続きの今年は1週間遅れての開花になった。
週末に散歩していたら、意外にも近所にヒガンバナがたくさん植えられていると知ることができた。
あっちこっちにヒガンバナ。何年も住んでいる場所なのに、こんなに咲くなんて、知らなかったなぁ。

    

ところで、ものすごく暑かった今年。
近所の桜の大木が一斉に葉を落としてしまった。
暑さのせいなのか、それとも虫の害なのか、原因はわからない。
バス停のそばの老木とそのすぐそばにある枝垂れ、そして若木の桜。
三本ともすっかり葉が落ちて、枯れ木のようになってしまった。
もしかしたら、枯死したのかと思っていたが、秋になってチョロチョロと葉が出てきた。
そして、葉と一緒に、なんと花がポツポツと咲いてきているじゃないか。
いったい桜に何が起きたんだろう。
来春、また咲いてくれるのかしらん。

      
  左から、若木の桜の花、枝垂れ、老木の花。老木はどうもソメイヨシノではないと発覚してしまった。


10月5日、6日 大内宿、塔のへつり。
この週末はもうずっと前から高校時代の旧友たちとドライブ旅行に行くことになっていた。
早めに紅葉する那須の山頂あたりを目標に福島まわりで行くことに。
途中にある大内宿と塔野へつりに立ち寄った。

      
  花の多い大内宿。水路で猫が水を飲んでいる。

      
  高台まで登って大内宿を見下ろした。展望台のあたりにはなぜかオクモミジハグマが咲いていた。

      
  塔のへつり。通路の脇におやまあ、ヤマジノホトトギスが咲いている。
  友人がお土産を買ったので、お土産店で味噌汁を御馳走になった。そこから見える風景が右はじの写真。
  吊り橋を見下ろせる。

  ところで、この週末は大雨でして。
  どこに行っても雨、雨、雨。
  ちょっと歩くつもりだったが、断念。那須のロープウェイも乗ったところで山頂は霧なので断念。
  結局那須は「バターのいとこ」というお菓子を買っただけでしたとさ。
  宿泊は塩原市の赤沢温泉旅館。
  ペットオッケーの宿で、猫さんがお出迎え。
  犬連れのお客さんなどがいましたよ。

    
  名前はきかなかったなぁ。旅館の2匹の猫たち。

10月12日 近所を散歩
紅葉が例年より遅れている今年、セイタカアワダチソウも少し遅れて黄色くなった。
ちょうど青空が広がり、黄色い花といい具合にマッチしている。散歩ついでに撮影した。

    
  右写真のずっと奥には弥彦山が見えているんだけど。
  信濃川の河川敷にはものすごい群生が見られる。

10月27日 奥日光
今年は紅葉が遅れていて、いつもならとうに落葉しているはずの奥日光の紅葉がよさそうだ、と友人がドライブに誘って来た。
ちょうどダンナが山友達と出掛けて私一人になるので、ほいほいと話に乗った。
綺麗だったのは、湯元温泉の駐車場のモミジ。外国からの観光客がたくさん写真を撮っていた。
さすがにシーズンの日光とあって、どこの駐車場もいっぱいで、ほぼ車窓からのみの急ぎ足のドライブになってしまったが、秋の一日を満喫できた。

    
  湯元温泉駐車場の紅葉。まるで作ったような色をしていたけど、これが本当の自然の色。

      
  湯元温泉の奥にある湯の平湿原。テレビ番組で温泉の湿原と紹介していたので立ち寄った。
  ホントに小さな湿原で、この季節はススキに似た植物がすっかり穂になっていた。
  真ん中が温泉の出ている所の写真。源泉。
  すぐそばに鹿がいましたよ。猿もいましたよ。

  
  これはイタリア大使館からずっと坂を登った先にある半月山展望台にむかう途中からみた中禅寺湖と男体山。


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10月13日 根子岳
ようやく週末の雨から開放され、私の姉や友人との宿泊ラッシュも終わり、なんとか登山ができる週末がやってきた。
三連休のなか日、どこがいいだろうと検討したら、ダンナが根子岳を提案。
どうもそちらのほうが天気がいいらしい。
標高が高ければ、きっと紅葉もいいだろう、と、秋の根子岳に登ってみることにした。
ほぼいつもの出勤時間に家を出て、菅平牧場に到着。入り口で一人300円也の入山料を徴取される。
が、それほど先に行かないうちに、なんだか路肩に自動車が駐車されているぞ。
駐車場がいっぱいなのか?
と、軽トラがすれ違いざまに窓を開けろと言うので開けてみると、
「駐車場はいっぱいだけど、2番の駐車場に1台だけあいているから、探してそこにとめて」
と、教えてくれた。
え、2番というと、入り口に2番目に近い駐車場じゃありませんか。
路肩に駐車して歩いて登山口に向かっている人たちを追い越して2番の駐車場に行ってみると、ホントに1台だけあいていた。
ラッキーー。
おかげで、近い場所に入れられました。本当にありがとうございます。
以下、この日の根子岳です。

    
  牧場わきの登山道にはリンドウの花。あ、まだマツムシソウが咲いている。

  
  展望台まではいいお天気で青空も見えていたんだけど。

    
  展望台から先の樹林帯は、きれいな白樺なのだが、まだ葉っぱは緑。
  ごく稀に赤くなっている樹木もあったが珍しい。

    
  山頂近くになったらウスユキソウの終わりかけ。あ、やっと山頂が見えて来た。ちょっとだけ青空。

    
  でも、実は霧で真っ白だったのよ、山頂。霧というより雲の中だったのかもしれない。
  下山時、樹林帯になったらようやく晴れてきた。青空はごちそうだなぁ。

    
  展望台近くのススキも日光にきらめいている。
  入山料300円を支払うと、売店にて100円引きで買い物ができるとあって、登山者はだいたいここでソフトクリームを購入。
  美味美味。

  
  ほーら、振り返れば、根子岳山頂は青空じゃないのよ。
  なんか、霧の中で登山したけど、ちょっと悔しいなぁ。

   9時40分 菅平牧場、駐車場に到着。  10時50分 トイレの後、登山開始。  10時13分 展望台。
   10時43分 山頂まで0.8キロ標識。  11時20分 山頂まで0.5キロ標識。  11時50分 山頂。
   12時20分 昼食後下山開始。  12時44分 山頂まで0.5キロ標識。  13時11分 山頂まで0.8キロ標識。
   13時30分 展望台。  13時50分 登山口到着。

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10月26日 角田山、アケボノシュスラン群生地

土日連休の土曜日ではあるが、日曜日にそれぞれ別の用件で外に出るので、この日は近場の山に行って見ようということになった。
ちょうど角田山のアケボノシュスランが咲いているだろう。例年だとアケボノシュスランが咲くころには山頂付近の紅葉が見ごろになっているはずだが。
どんな塩梅かな。

      
  アケボノシュスランが見られる此の入沢コースを行く。
  まず目につくのが青いトリカブト。こんなにたくさん咲くんだ。キバナノアキギリはもう終わりかけ。
  お目当てのアケボノシュスランは、咲いてはいたが。
  実はこのあたりはイノシシが出没し、土をほじくり返す。
  ユキワリソウの被害が甚大で、ちょうど管理者が網をかけたり石灰を撒いたり、別のものを植えたりして忙しそうだった。
  アケボノシュスランの周りも土が露出し石灰が撒かれた状態。
  花の数も少なくなってしまい、イノシシに恨み言を言いたいが、きゃつも自然の一員である。
  新潟は雪が多いからイノシシは来られないという話だったのになぁ。
  雪が少なくなっちゃったんだなぁ。

      
  樹木には実がついている。右端は、ヤブコウジの実。

      
  紅葉はまだ早かった。でも気持ちのいい登山道。右端はオヤマボクチ。

    
  オヤマボクチを撮影していたら、植物好きのおじさんが話しかけてくれて、キッコウハグマが咲いていると場所を教えてくれた。
  小さな花だし、我々の登山ルートではない場所なので、教えてもらわなかったら見られなかった。右はマユミかな。

さて、あまりにアケボノシュスランの見ごたえがなかったので、前々からこれはアケボノシュスランの葉っぱかもしれない、と目星をつけていた場所に行ってみることにした。
この季節には近寄らない場所なので、ちょっとルートを変えて行ってみた。

    
  たくさんのノコンギク咲く道の突端から登って行く道。とんでもない形をした木に祠がある。

    
  あったあった、アケボノシュスラン。そこらじゅうに咲いている。

    
  さすがに小さな花なので、どわっとした群生とまではいかないが、あちこちに塊になって咲いていた。
  この花に注目する人はほとんどいないだろうので、人知れず咲いているといった感じだ。
  ずっとこのまま残っていてくれたらいいと思う。


  10時15分 登山開始。  10時40分 渡渉。  11時05分 桜尾根コースに合流。
  11時29分 お地蔵さん。  11時44分 灯台コースに合流。  11時47分 山頂。
  12時ちょうど 観音堂。昼食。  12時28分 下山開始。  12時37分 山頂。
  12時54分 お地蔵さん。  13時15分 此の入沢コースへ  13時35分 渡渉。
  14時02分 駐車スペース。
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11月3日 戸倉山

三連休ではあるものの、真ん中の日以外は用事ができてしまい、ガッツリと遠出もできない秋の一日。
であるなら、手軽に秋を捕まえられるはずの戸倉山に行ってみよう。
例年もこの日あたりに登山している戸倉山、今年は紅葉が遅れているので、たぶんまだ早いんじゃないかな、とは思ったが。
でも、行ってみたら、ブナの葉っぱが明るく黄色味をましていて、とても綺麗だった。
モミジなどの赤い紅葉はまだ先のようだが、秋を捕まえた感じはした。
ところで、下山時、尾根道をちょっと下ったあたりですれ違った人たちに、角間池の小屋の裏手で熊を見たので気をつけて、と言われた。
大声を出したら上のほうに向かって逃げて行ったそうで。
上と言ったら、山頂方向かしらん。
その人たちは、派手に熊鈴を鳴らし、ホイッスルをピーピー吹きながら登山していた。
我々もその先ですれ違う人には熊のことを教えたりして。
そもそも熊のテリトリーに入れてもらっているのは我々なので、とにかく熊さんには登山道には来ないでね、とお願いするしかない。
今回も小谷塩の道トレイルとかぶりまして、ランナーたちとすれ違った。熊にあわなきゃいいけど。
これから夜っぴいて塩の道を栂池まで走るそうなので、そのへんの安全もちゃんと考えられているんだろうな、と思う。
自然との遊び方も人それぞれだが、事故のないように、と願うばかりだ。

      
  白池。前方の戸倉山はまだ緑かな。熊の目撃があったので、登山道ではなく車道を歩いて行けという案内があった。
  しかし、白池から先はどっちみち登山道以外ないのよね。
  祠から見た白池。この日はずっと雲がかかっていて、雨飾山の山頂はついに姿を現さなかった。

        
  ブナ林。まあ、本当にブナが綺麗で綺麗で。

      
  前日はけっこうな雨だったので、雲が多めの晴れだった。ので、北アルプスの山々が見える場所でも、雲だらけ。
  ところで、夏が暑いと花は狂い咲きするんですかね。ヤマツツジ、ホツツジが咲いていたりして。
  ツルアリドオシも白い花をつけていた。

      
  紅葉はよく探すとある感じ。でも、角間池の山小屋あたりは、まるで海外みたいな風景だ。
  で、右端は、よく探してみつけたツチグリです。タコ坊主じゃん。


  9時21分 登山開始。  9時43分 白池。  10時10分 角間池。  10時20分 尾根道入り口。
  10時31分 北アルプス展望場所。  10時44分 山頂。昼食。  11時10分 下山開始。
  11時22分 北アルプス展望場所。  11時44分 角間池。  12時07分 白池。
  12時37分 駐車スペース。

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11月9日 国上山

とてもよく晴れた土曜日。
私だけがお休みだったが、家の用事が山積みだ。
サクっと行けてそこそこ秋を堪能できる近場の山はどこだ?
一番近い弥彦山は、この時期は表から近づいてはいけない。
菊まつりが開催されていて、大渋滞は必至なうえに、駐車場さえないだろう。
右も左も観光客でお祭り気分。七五三の華やかな親子の横を登山スタイルで歩きたくないものな。
角田山はこないだ行ったしな。
と、いうことで、一番手軽な国上山にすることにした。ここなら午前中だけで行って戻って来られる。
実はここの紅葉がいいのは11月下旬だと知っていたのだが、行ってみて、緑もまたよし、と思った。
すれちがう人たちはみな「いいお天気ですね」「気持ちのいい日ですね」とあいさつの次に言ってくれる。
本当に青空のもと、気持ちのいい登山になった。

      
  他の人たちとは反対回りの稚児道からの登山が私のやりかた。
  稚児道はモミジの多い道なのだが、まだまだ緑が多かった。
  でも、午前中の光を浴びて、染まり始めの紅葉がキラキラしていた。

      
  クルマバハグマが現役で咲いていた。山頂あたりにはゴマナがたくさん。
  お、ここでも狂い咲きのヤマツツジを発見。

    
  時々真っ赤な葉っぱがあって、みとれてしまいましたよ。


  9時14分 登山開始。  9時18分 車道より登山道へ。  9時32分 お地蔵さん。
  9時40分 弥彦村登山口との分岐。  9時50分 最初のベンチ。  10時02分 山の神参道の石碑。
  10時8分 蛇崩。  10時13分 黒滝城址への分岐。  10時19分 山頂。コーヒーブレイク。
  10時28分 お寺方向へ下山開始。  10時37分 五合目。  10時46分 国上寺。
  10時49分 駐車スペース。

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11月16日 八石山

紅葉が遅れている今年。11月も半ばを過ぎて、どこかしらで紅葉を満喫したかった。
どこがいいか探していたが、さすがに標高が千メートルを超える山では山頂あたりは葉っぱも落ちた木ばかりになってしまっている。
では、標高が低くて、紅葉がいい山は。
八石山。
なぜだか私は八石山が好きだ。
あの中八石の山頂のスコーンと開けた眺望がよい。
それに、たしか紅葉もよかったはずだぞ。
ということで八石山に決定。
まずは善根不動滝さまにご挨拶。

    
  善根不動滝も紅葉に彩られている。

    
  こちらは駐車場から見た上の段の図なんだけど、葉っぱに隠れて見えないのよね。

  なんとアズマシロカネソウの返り咲きがありましたよ。

挨拶もすんで、いざ登山開始。
この日は予報では20度を超える気温になるというのだが、登り始めはまだ朝ということで寒い感じだった。
が、とんでもない急登をしているうちに汗ばんでくる。
ライトダウンのベストを着ていたが、城址で脱いだ。ダンナは半袖になってしまった。

      
  紅葉の中を急登する。

      
  おや、ムラサキヤシオが狂い咲き。アカタテハが飛んできたり。11月なんですよ。

      
  紅葉はとにかく素晴らしい。特に婆石展望小屋跡から中八石までの尾根道は見事すぎる紅葉の連続だ。

    
  ちなみに、中八石から急降下して下八石に行く道も紅葉だらけ。右はなんて木なのかしらん、まっ黄色の木と下八石。

    
  色とりどりの紅葉が見られる。さらに下ると、米山を見ながらの下山になる。

      
  まだキバナノアキギリが咲いていた。右のアザミは車道に出てからたくさん咲いていたもの。


せっかく柏崎に来たので、紅葉の名所である松雲山荘に立ちよってみたが、なぜだか紅葉がまだ早くて、見ごたえがない感じだった。
場所によって、植物は反応の時期を変えているのかしらん。
ずっと八石山のほうが綺麗でしたよ。

   8時24分 善根不動滝駐車スペース発  8時28分 善根不動滝  8時37分 登山口  
   9時6分 石川登山口からの道との合流  9時32分 八石城址  10時8分 八王子登山口からの道との合流
   10時12分 婆石展望小屋跡  10時41分 山頂、昼食  11時15分 下山開始
   11時35分 下八石との分岐  11時45分 御堂平  12時40分 久之木登山口到着  13時18分 駐車スペース到着
  
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12月29日 瀬波温泉

毎年お正月の直前にどこかの温泉に泊まって骨休めをするというのが我が家の定番になっている。
今年は色々あってそれも行けるかどうか分からない状態だったが、なんとか行けることになり、ごく近場の温泉に宿を決めた。
宿は瀬波温泉。その道すがら、渡り鳥でも見に行こう、と福島潟へ。

    
  いつもは1月に探しに行くオオヒシクイ。今年はあまり探しもしないですぐに大コロニーを見つけることができた。
  うわっ、佃煮にできるほとせオオヒシクイとハクチョウがいる。

    
  オオハクチョウなのかコハクチョウなのかイマイチ分からないが、4~5羽集まって、頭を上下させながら翼をバタバタさせながらダンス。
  見ていて飽きない。

福島潟のあとに瓢湖、宿に近いお幕場池と回ったけど、福島潟近くの田んぼほどのハクチョウはいなかった。

  
  お宿は瀬波温泉「はぎのや」。なんと活きアワビと仙台牛のステーキ付き。美味でしたわよ。
  お風呂も3か所もあって、全部風情が違って、とてもよいお湯でした。
  夕方と朝に自由に飲んでいいコーヒー、お茶、ヤスダヨーグルトもあって、堪能させていただきました。

    
  翌朝起きたらなんと窓の外が真っ白。昨日まではまったく雪はなかったのに。
  左が起きてすぐ。右がごはん食べたあとの風景。1時間も違わないんだけど。

      
  宿の駐車場から階段を登ると瀬波温泉の源泉の一つに行ける。そこで温泉たまごがゆでられる。
  たまごは宿で無料でくださいました。塩までついてました。
  この雪で行けますか、と聞いたら大丈夫だとのこと。無理そうなら自動車で回ることもできる、と教えてもらった。
  我々はとりあえず階段で言ってみる。

      
  降りたての雪、真新しい足跡をつけて階段を登って行く。

      
  ものの3分で源泉の櫓に到着。もくもく湯気が出ている。
  櫓の前にたまごをゆでる場所があって、カゴなども用意されている。雪でジタバタしていて、タマゴの写真を撮影していなかった。
  80度くらいのお湯が出ていて、15分くらいでゆで卵になるらしい。温泉たまごにするには、ちょっと時間の管理がむずかしそうだ。
  ゆであがりを待つ間、ダンナは靴から浸水してきたので自動車を取りに行ってくる、という。
  私はさらに階段を上がって行くとあるらしい神社に行ってみることにした。

      
  すぐに伊夜日子神社はあった。けど、階段はまだ上に続いている。うーむ、すんごい階段だぞ。
  ひいひい言いながらみっちり3分登って行く。

      
  で、ちょっと小さな小屋みたいな伊夜日子神社出現。手前に銅鐸みたいな鐘があり、これが「竜神の鐘」だそうだ。
  なかなか綺麗な音色の落ち着く音のする鐘で、これを叩くと幸福が訪れるとかなんとか。
  道はまだ奥に続いていて、「すずきが池」に向かっていると看板があったが、急降下する道だったので諦めて戻ることにした。
  あとは気をつけながら今来た階段を下る。
  階段を下ったら、ちょうどダンナの自動車も到着して、合流。
  たまごも固くゆであがっていた。

思いがけずけっこうな積雪の海岸沿いを走り、自宅に帰る道になった。
そういえば、この年末骨休めのドライブはいつも暴風雪だったりするので、今年はまだマシなほうである。
渡り鳥たちにも会って、温泉でたまごもゆでて、けっこう楽しい年末骨休めになりましたよ。

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12月30日 弥彦山

今年は年末のお休みが曜日の妙もあって例年より長い。
で、30日、晴れましたよ。珍しくとてもよい青空が広がった。
こうなると、もったいなくて仕方なくなるのが新潟県民である。
どこかに行きたい。
しかし、天気予報がそれほどよくなかったので、朝寝坊を決め込んだ朝である。
行ける範囲が狭まってしまっている。
うーむ、このお天気なら、佐渡の見える弥彦山がいいかしらね。
初詣で賑わう神社なので、きっと年末は閑散としているだろうから、のんびり歩けるはずだ。
と、いうことで、支度もそこそこに家を出たのは11時少し前。
11時半過ぎてからの登山になった。
しかし、行ってみてびっくり。
弥彦神社の駐車場はびっしりで駐車場に入れなない自動車がウロウロしている。
なんじゃこりゃ。今日は12月30日だぞ。2年参りにしても早すぎるだろう。
どうも、しめ飾りやお守りなどの古いものを燃やしてもらうのに持ち寄る人が多いらしい。
それに、あまりによく晴れて、どこに行くともない人たちが弥彦に行こうと思い立ったというのもあるらしい。
晴れ、恐るべし。
ともあれ、なんとか駐車して、登山開始。

      
  お参りする人もたくさんいた。神社と弥彦山の向こうは青空だもん。
  恒例の登山口のメイちゃん。イノシシに乗って凧揚げしてます。

      
  4合目から先はけっこうな積雪。その手前はグズグスの泥っぽい雪まじりの道。
  里見の松の表示は雪に埋まっている。
  9合目から先の階段もすっかり雪の中で、手すりの頭だけ見えている。

      
  山頂の鳥居はこんなかんじ。
  もう、このあたりでは雪雲がわいてきて、青空でなくなってしまっているのが残念。
  もちろん佐渡も見えなかった。
  ただ、柏崎方向は雲が切れているのか、日の光が差し込んでいて、海岸線が光って見えた。
  山頂から見た多宝山方面もどんよりとしている。

      
  下りは、ロール状にころがった雪とか、ヤマガラとかみながら下山。
  帰りにだれも並んでいなかったので、パンダ焼きを買って食べました。モチ粉のほぼ餅の生地にあんこが入っていて美味美味。

  11時26分 駐車場。  11時32分 弥彦神社本殿。  11時40分 登山道入り口鳥居。
  11時52分 1合目。  12時04分 二合目。  12時13分 三合目。  12時24分 四合目。
  12時27分 五合目。  12時37分 六合目。  12時42分 里見の松。  12時48分 七合目。
  12時57分 八合目。  13時05分 九合目。  山頂売店で昼食休憩。  13時26分 登山再開。
  13時28分 九合目。  13時42分 山頂。  13時46分 下山開始。  13時55分 九合目。
  13時58分 八合目。  14時04分 七合目。 14時08分 里見の松。  14時12分 六合目。
  14時20分 五合目。  14時22分 四合目。  14時29分 三合目。  14時35分 二合目。
  14時43分 一合目。  14時53分 登山口鳥居。  15時07分 駐車場到着。

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