番外

 2026年リピの山2


白馬五竜高山植物園(6月6日)
たきがしら湿原(6月14日)
蔵王(刈田岳、熊野岳、御田ノ神湿原)(6月20日)
一切経山(7月19日)

6月6日 白馬五竜高山植物園

ウルップソウが見たい。
ずっと前から思っていたが、どうも私の体力ではは見に行けないくらいの高山にしかウルップソウは咲いていない。
いや、自然に咲いていない、植物園であれば見ることができるぞ。
そんな植物園があるのだろうか。
あるんですよ。
白馬五竜高山植物園。
ここにはウルップソウがある。
ただ、通常開園になる6月半ばではウルップソウは終わっている場合が多いらしい。
春の花を鑑賞してもらうために、6月の第一週と第二週の週末だけプレオープンするのだとダンナが情報を得た。
よし、ならば行こう。
白馬五竜高山植物園は昨年の夏に行ったことがある。さらに先にある小遠見山に登ったのだ。
今年はちょっとお疲れの我々、小遠見山への登山はやめておいて、植物園だけぐるっと回ろう。
と、いうワケで午前7時半頃に自宅を出発。10時過ぎにはゴンドラ上の人となった。

    
  ゴンドラに乗って下を見たら、何かが動いていた。
  羊じゃないの、とか言っていたが、それにしては1頭だけだし、色が茶色いし。
  カモシカでしたよ。熊じゃなくてよかったよかった。

      
  シラネアオイはたくさん咲いていた。色とりどり。まっ青いのは、横文字の外国の花。

      
  ウメバチキンポウゲかな。ミヤマクワガタ、イワヒゲ。

      
  コマクサどっさり。白いコマクサも時々出現する。お、コバイケイソウが咲き始めている。

      
  ベニサラサドウダン、なんだか美味しそう。
  キバナイカリソウ。レンゲツツジ。

      
  ミヤマアズマギク。クロユリどっさり。月山で知っているクロユリより色がかなり濃い。
  ピンクのオダマキ。

      
  チョウノスケソウ。カメラを構えている人がみんなチングルマと間違えてスルーするんだよね、と咲いている場所を教えてくれた。
  上を向く目立ちたがりのミヤマオダマキ。たくさん咲いていた。
  ヒメシャクナゲもあちこちにあった。

      
  一番左の写真は、パッカーンと開いたヒメシャクナゲ。
  太陽に照らされた八方尾根を見ながら、下りのゴンドラに。
  ゴンドラを下りてもお花畑がある。クリンソウがたくさん。

      
  アヤメかな。キスゲもたくさん。あら、ヒメサユリ。


今回は小遠見山には行かずに、地蔵の頭でやめて、少しだけ下って沼地のほうに回った。
沼地にはキバナイカリソウやレンゲツツジが咲いていたが、いつものプレオープンであればミズバショウがあるはずなのがすっかり終了。
他にも終了してしまった花も多いのかもしれない。
写真のほかにタテヤマリンドウは佃煮にできるくらいたくさん咲いていたし、アカモノやコケモモ、その他海外の花なども咲いていた。
さすが植物園で、たくさんの人が整備している姿もあった。
ところで、見たかったウルップソウだが、見事に葉っぱが出たばかりで花芽もなかった。
たまたまお昼を食べているベンチのそばでおじいさんが同行者に話していたのだが、昨年のプレオープンの時はすでに花が終わっていて枯れかけていたそうだ。今年は葉っぱが出たばかり。毎年毎年、花の時期は読めないらしい。
まあ、ゴンドラのお金さえ出せば、ものすごく手軽に高山植物が見られるこの場所である。毎年来ても惜しくはないだろう。
むしろ来年も来る理由ができたと喜ぶべきかもしれない。
そんなこんなで、実は足腰が衰え気味のお年寄りの来園者が目立つ高山植物園ではあったが、こういう場所があるということは嬉しいことだ。
プレオープンだったから、無料で乘れるはずのリフトは止まっていたけどさ、ゆっくり植物を見て登ったからそれもよしとしよう。
お花好きにはオススメの場所である。

                             ↑ページのトップへ


6月14日 たきがしら湿原

この週は土曜日がお休みではなく、日曜だけで遊べる手軽な場所を求めて、阿賀町に行って来た。
手軽と言えば、我が家ではたきがしら湿原なのだ。ここはとても手軽に湿原の花々が楽しめる。
ついでに言えば蝶の楽園にもなる。
ここ数年は近くの大尾不動滝への遊歩道が除草されていない季節に行ってしまい、立ち寄ることができなかったが、今年は除草したてだったので、まず立ち寄った。
もちろん、熊鈴をガンガン鳴らしながらの訪問だ。
綺麗に除草それていて、いつ見ても綺麗なキューブ状の岩盤を流れ落ちる水流を楽しむことができた。

      
  新潟県で最も美しい滝だと思いますよ。
  綺麗に除草はされていたけど、落石や倒木など、ちょっと荒れた場所もあった。

      
  ウリノキ、オオバギボウシ、サイハイランなど目立たない花が咲いていた。

滝に続いてたきがしら湿原へ。
こちらも熊の出現が例年よりも多いらしく、あちこちに注意喚起されていた。
ホタルの生息地でもあって、自動車のライトよけの幕もはられていたが、例年より訪れる人が少ないようだった。
ここでも、熊鈴をならしながら散策する。
いつもはもう少し遅い時期の訪問なのだが、さて、6月のこの時期は何が咲いているのだろう。

      
  熊注意の看板。コウホネ。ヒメサユリ。

      
  ニッコウキスゲ。トキソウ。右のおもしろいのは、オオバギボウシのつぼみ。

      
  そこらじゅうにノハナショウブやヒオウギアヤメ。木道の間にも咲いている。
  シモツケソウは咲き始め。ノイバラ。
  
      
  キスゲはたくさん咲いていたが、写真にすると散漫になる。ヒツジグサ。
  ミツガシワも咲くらしいが、やっと一つだけ咲き残りを見つけた程度。
  
  この日のたきがしら湿原全体像。

この後、入り口にある建物の2階でお昼にさせてもらった。
いつもであれば、外のベンチで食べるのだが、人の気配があまりなく、そんな場所で食べ物のニオイをさせたら熊が怖いと思ったからだ。
安全を確保できる場所があってよかった。
この後、けっこう暑かったので、いつものハーバルパークに立ち寄って、ジェラートを食べて帰宅しましたよ。

      
  園芸種の花だらけ。ラベンダーはやっと咲き始めたところみたいだった。

      
  もうひまわりが咲いているじゃないですか。夏だわ。

                                                ↑ページのトップへ

6月20日 蔵王(刈田岳、熊野岳) 御田ノ神湿原

梅雨に入ってしまった。
この土曜日は、新潟県内はそこそこお天気もよかったが、いつも花を見にでかける長野の山などはすっかり雨の予報。
関東の山も梅雨空だ。
まだ梅雨入りしていない東北に逃げるしか手がなく、なんとかお天気が持ちそうな場所を探して決めたのが蔵王だった。
蔵王は例年だと7月に入ってからの訪問が多い。
いつもよりちょっと早いので、なんとかコマクサの咲き始めをみつけられればいい、くらいに思っていた。
さて、山形がわから入って、エコーラインを登り始めた頃はまだ薄日も差していた天候だったのだが、高度を上げるにつれなんだか霧っぽい。
すれ違う自動車もまばら。霧はどんどん濃くなる。
これは、いつもどおりに刈田リフトでお釜を目指すと、リフトに乗っている間に霧で体が冷えてしまうかもしれない。
急遽リフトはやめにして、たぶんこの天候で観光客は少ないだろうと見越して、レストハウスまで自動車で行ってしまうことにした。
ハイラインに入るので、通行料600円は必要だが、駐車代は無料。つまり、二人でリフト往復よりはかなり節約にもなる。
案の定、駐車場はガラガラ。レストハウスのすぐそばに駐車できた。
せっかくこちらまで来たので、刈田岳にも行ってみよう。

      
  この霧だ。この後、どんどん濃くなる。
  レストハウスを出てすぐにハクサンチドリだらけになる。ミヤマニガイチゴらしい花もあちこちに。
  刈田岳の神社も霧の中で幻想的だ。

      
  熊出没の注意喚起の看板。もちろん熊鈴リンリン鳴らして歩く。
  お釜はまったく見えない。
  右にお釜のあるはずの道を熊野岳に向かって進む。
  この道にミヤマオダマキがたくさん咲いていた。鮮やかなブルーの可愛い花だ。
  お、コケモモもあるぞ。

      
  ハクサンチドリ、オノエラン。オノエランにはまだ早いと思っていたが、咲いていてくれた。
  わお、アオノツガザクラがものすごくたくさん咲いているぞ。あちこちアオノツガザクラだらけ。
  ミネズオウも咲いている。ピンクの花はイワカガミだ。

      
  霧が濃くなる。やっと熊野岳の神社に到着。霧がつぶになってきたし、風も強い。
  山頂表示にタッチして、神社脇の避難小屋に駆け込む。先客の老父娘の二人組。仙台からバスで来たとか。
  少しして山形市内から来たという6人組。小屋がいっぱいになってしまった。
  きゅうりのつけものなんか頂いたりして、つかの間の出会いを楽しんだ。
  小屋がいっぱいなので、我々はお昼を食べたあとにすぐに出発。
  相変わらず霧が濃い。
  熊野岳避難小屋方向から下山したが、もうメガネが曇って視界が悪いので、コマクサを探すどころではなくなってしまった。
  幸い、足元近くにもいくつか咲いていてくれたので、撮影。
  これからまだまだたくさん咲きそうだ。

    
  なんとか急坂を下って、平らな道に出て、やっとメガネの曇りがとれた。
  なんだろうな、綿毛を出した花とか(ミヤマヤナギかも)、マルバシモツケとか見ながら駐車スペースに戻った。

蔵王に来たら、もちろん刈田リフト駐車場のすぐそばにある御田ノ神園地に行かないわけにはいかない。
ここでもまだ霧は濃かったが、花を見る分には霧は気にはならない。

      
  駐車場ですでに花。ナナカマドの花。
  真ん中はノビネチドリらしい。右は県道沿いにたくさん咲いていた、マーガレットみたいな花。

      
  もっこり咲いたタニウツギ。たっくさん咲いていたツマトリソウとハクサンチドリとマイヅルソウのスリーショット。
  園地の入り口にすでにトキソウの姿が。

      
  見てみて、ものすごく小さいコバイケイソウ。このサイズでちゃんと咲いていて、たくさんあった。
  サラサドウダン。綺麗だなぁ。

      
  ワタスゲはまだ少ししかなかった。キンコウカなどは蕾にもなっていなかった。
  どっさり花をつけているサラサドウダン。おお、ここにはヒナザクラが咲くのか。もう咲き残りではあったが、みつけられた。

      
  あ、ナスぼっくり。木道にはみ出たチングルマ。
  右写真、コバイケイソウがあまりに小さいので、巨人になったように見える。

      
  チングルマはほとんど花穂だった。霧に霞んで小屋が見える。小屋のそばにはベニバナイチヤクソウ。

木道を県道に戻るために歩いている途中、少し離れた低木が大きくガサガサ揺れた。
かなりガサガサ揺れていたので、ものすごく緊張した。
熊なのか分からない。鳥か別の野生動物かもしれない。
ここでは熊鈴を持っていなかったので、とにかく足早に戻ることにした。
どこでも山のアウトドアでは油断は禁物だと、反省。何事もなかったけれど、とにかく用心はすべきだ。
それにつけても、いつもより早めの蔵王だったが、思いもよらずたくさんの花を見ることができた。
今度はチングルマやヒナザクラが満開の頃に来てみたい。そのころはまた別の花々に出合えるだろう。
蔵王は、本当に裏切らないなぁ。


  11時08分 レストハウス駐車場到着。  11時13分 登山開始。  11時19分 刈田岳山頂。
  11時24分 レストハウス前。  11時32分 刈田リフト分岐。  11時58分 熊野岳山頂と避難小屋への道の分岐。
  12時15分 山頂神社。山頂。昼食休憩。  12時39分 山頂小屋出発。  12時48分 熊野岳避難小屋。
  13時20分 刈田リフト分岐。  13時26分 レストハウス。

  13時48分 刈田リフト駐車場出発。  13時54分 御田ノ神園地入り口。  14時20分 避難小屋。
  14時44分 入り口。  14時50分 駐車場到着。

                                              ↑ページのトップへ

7月19日 一切経山

海の日の三連休。実はこの三連休の初日か翌日に月山に登る予定だった。
しかし、まだ梅雨の明けていない東北である。台風崩れの雲もある。
初日の土曜日はどこもかしこも雨の予報だった。
ただ、午後になって、月山は日曜日は午後から多少条件が悪くなるが、午前中であれば登山にはよい天候という予報だった。
なら、月山に行けるな。
ということで早めに就寝。日曜日は午前4時起床。5時過ぎに出発。の、はずだった。
ところが、午前5時を過ぎて最終確認をしたら、月山の天候が変わっていた。判定C。
我々は月山には何度も登っている。で、判定AやBで大丈夫と判断して、濃霧になったり、暴風になったり、雨になったり、ロクな目にあったことがなかった。
つまり、判定Cで月山に近づいてはいけないのである。
登山慣れした人や雨が好きな人は登ってもいいだろうが我々には無理だ。
出発直前にして行く山の変更を迫られた。
まず前々から視野に入れていた西吾妻山を考えた。
しかし、西吾妻山に登るのに利用するグランデコスキー場の夏リフトは今期は8月からの営業だ。
西吾妻山には天元台から登るコースもあるが、そちら側からはとてもお高い乗り物に乗らなくてはならない。パス。
えーと、えーと。
リフトは運行開始の時間もあるし、リフトやゴンドラのない登山ができるとして。
梅雨時のこと、前から晴れそうな場所を検索していたのだがその中で一切経山は常にAの判定が出ていた。
今日もA。
うーむ、それほどガッツリ登らないので、三連休でもなくてもいい山なんだけどな。
でも、もう考えるのも面倒くさくなった。一切経山にしてしまえ。雨が降られるよりずっといいじゃないか。
と、いうことで、午前5時少し過ぎ、福島に向けて自動車を発信させた。

      
  午前8時半少し前に浄土平駐車場に到着。青空じゃん。
  この時間ですでに駐車場は8割がた埋まっていたのにびっくり。支度をして出発。
  湿原の木道沿いにはニガナ。もうシャクナゲの姿もあった。メイゲツソウもある。

      
  ヤマハハコはまだ咲き始め。おお、今はシラタマノキは花なんだ。

      
  階段の両側がシャクナゲだらけになる。コバイケイソウに見られながらシャクナゲを撮影。
  いつもキツイと思う鎌沼からの登り。暑くて死にそうだった。

      
  シラネニンジンやクロウスゴ。雲の重い日だったが、ちゃんと五色沼は見られた。でも青空じゃないので、ちょっと色がくすんでいる。

      
  鎌沼を見下ろしながら急下り。転ばないだけが必須条件。鎌沼をぐるりと回って駐車場に戻るコースを選ぶ。
  それにしても、今年は松ぼっくりの数が多い。豊作。あ、ツマトリソウの咲き残り。

      
  鎌沼の周りはミヤマリンドウだらけ。黄色いのはイワオトギリ。コバイケイソウもたくさんあった。

      
  左写真、白いのはモウセンゴケの花。赤っぽいのがモウセンゴケの葉っぱ。すんごく小さいです。
  真ん中はモミジカラマツ。一切経山を鎌沼ごしに見ながら昼食。

      
  シャクナゲ、本当に多かった。左写真の木立の手前にこんもりあるのをアップにしたのが真ん中写真。
  オオシラビソも綺麗な紫色の「ナスボックリ」をつけている。

      
  あ、チングルマの咲き残り。ピンクのシャクナゲは白より少し早い開花らしく、落花が目だっていた。
  アカモノの咲き残りも発見したぞ。

  8時22分 駐車場到着。  8時40分 出発。  8時57分 一切経山登山道入り口。
  9時35分 鎌沼分岐。  9時40分 小屋。  9時55分 急登終了。  10時22分 山頂。
  10時27分 下山。  10時46分 急下開始。  10時58分 小屋。  11時02分 鎌沼分岐。
  11時27分 昼食休憩。  11時59分 下山再開。  12時08分 姥ケ原。
  12時23分 一切経山登山道入り口。  12時55分 駐車場。

                                    ↑ページのトップへ 
 

                                       ↑ページのトップへ


                                             ↑ページのトップへ


                                                   ↑ページのトップへ


                                                ↑ページのトップへ


                                                 ↑ページのトップへ


                                   ↑ページのトップへ


                                              ↑ページのトップへ


                                 ↑ページのトップへ



新潟の滝もくじ  ときどき週末温泉族になる  んがお工房の日本百名滝めぐり