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妹背滝
滝に向かって、やや左から
岩をなめての撮影。
腰が痛くなかったら、すぐそばまで
行ったのになぁ。


大きさ比写真
滝からはそれほど離れていません。



道端には野生のガクアジサイが
たくさん咲いていました。
家に持って帰りたくなったけど、
それは禁物。



滝の上流の流れ。
ごく小さな滝がたくさん。



滝の遠景。
一番上の写真はこの位置から
少し下がった所から撮っています。


ぷち・情報
syamさんより、この二王子神社へ林道途中から徒歩で行く道で行った際に滝を2つほど発見したと情報をいただきました。また、神社のわきにも滝があるとか。
ただし、徒歩で行く道を利用するには、やはり駐車場に自動車をとめて神社から下っていったほうが危なくないと思います。
2002/6/16 妹背滝 新発田市  5mくらい?
先週末滝にも温泉にも行けなかったため、体調が悪かった。が、しかし、腰を痛めてしまって、そんなに歩くわけにはいかない。と、いうことで、地図をさらってみて、自動車ですぐ近くまで行けそうな滝をピックアップ。温泉も近くにある妹背滝に白羽の矢をあてた。
妹背滝は二王子岳の中腹にある二王子神社の裏にあることに地図上ではなっている。新発田市のホームページにもその存在が書いていないので、どんなものかさっぱりわからない。とにかく向かってみることにした。
地図にちゃんと道があるんだから、大丈夫だろうとたかをくくって行ったら、えらいめにあった。南又という集落を越えるとまったくの林道になってしまったのだ。とりあえず舗装はしてあるが、自動車がギリギリ1台走れるくらいの幅しかない。ところどころ退避所があってすれ違いができるのだが、林道のため、とにかく曲がりくねっている。しかも、我々は時間の選択を誤った。この林道は二王子岳の登山道入り口に向かう道、時間は午後少し回ったところ。つまり、登山を終えた人達が帰る時間なのだ。すれ違い困難な道を少し行っては戻り、ということを何度か繰り返さないとすれ違えないシーンがあった。
林道の終点に、登山者のための駐車場がある。50台くらいとめられそうな広い駐車場だ。そこに自動車をとめ、とにかく
二王子神社へ。滝の情報が全くないので、神社に行けばなにか書いてあると思ったからだ。
しかし、そこにはなんにも無かった。
神社の一角から登山道が山に向かって伸びている。登山を終えた人々が神社のわきから落ちる水で涼をとっていた。

  
  
左:二王子神社 右:境内の清水
さて、どうする。滝は地図上では神社の裏にあることになっている。神社の裏といえば、駐車場のある方向。そちらには、たしかに沢があった。その沢に滝がかかっているにちがいない。
と、いうことで駐車場に向かう途中に、水の激しく落ちる音がする場所がある。音に向かってあるくと、駐車場へ行く道のわきに人の足で踏みしめられたようなわずかな道ができている。
もちろん、進む。
それほど歩くこともなく、すぐに滝が見えた。

    
  
左:神社から駐車場に向かった場合の滝への入り口。神社の裏の最初の大きい杉の所です。
  
右:駐車場から神社へ向かった場合の滝への入り口。注意深く見ると踏み跡がわかるはず。
  
  
赤いのが『みたけ橋』この下に滝がある。
よく見ると、駐車場の近くの橋のほぼ下に滝があるようである。
登山者がたくさんいるらしいが、この滝の存在を知る人はどれだけいるのだろう。看板もなにもなかったので、滝は、神社に音だけを轟かせているのみだ。
滝の正面まで降りることができそうだったが、腰が痛いので、降りることを断念。やや、岩の蔭になるところからの撮影になった。
しかし、滝は水量も多く、滝壺も深く美しかった。ちょっと見たところでは橋や駐車場も見えない。神社の神聖な雰囲気とあいまって、なんとなくおごそかに見えたりもした。
ところで、二王子神社のいわれが立て札に書いてあったのだが、記録し忘れて、あとで新発田市のHPで調べようと思ったら、説明されてありませんでした。ものすごく古いいわれのある神社だそうで、王子、一王子、二王子、三王子、奥の院と神社があるそうな。ここでお祭りがあったとして、来るのは大変かもしれない。

帰り際、橋の側で、なんと自衛隊のトラック3台が隊員を満載して登って来るのにすれ違った。演習かしらん。林道の途中ですれちがわずによかった、よかった。
交通
二王子温泉の登山口をめざせばよい。
新発田駅前から県道14号を天ノ原交差点へ向かう。交差点で県道60号を左折。川東小学校のある三差路で『赤谷』方面へ右折。その道が県道202号米倉板山新発田線である。その道を注意深く走って行くと、左側にでかでかと二王子温泉の看板があるので、そこを左折。あとは、とにかく二王子温泉という矢印に向って進めばいいのだが、最後のT字路で左が二王子温泉、右が二王子岳と表示があるので、ここは右折。ちょっとの間南俣の集落で道もなだらかなのだが、矢印に従って進むとすぐに林道になってしまう。しばらく自動車1台分の林道を走ると左側に手書きで二王子神社10分矢印と書いてあって徒歩で行く道があるが、無視していい。なにせ駐車スペースが無い。とめると迷惑である。そのまま進んでいけば、突き当たり、赤い『みたけ橋』を渡って右がわに駐車場がある。神社は橋を渡って左を行けばすぐ。滝は橋の下である。


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