2013年4月29日の大源太四十八滝はこちら
![]() 大源太四十八滝 その昔は48も滝があったのに、 ダムでほとんど無くなってしまったとか。 しかし、この滝を起点に200メートルの 渓流瀑となって流れ落ちている。 ![]() 上の滝のたきつぼ付近。 ![]() 大きさ比較写真。 青い矢印の先に展望台の上に立つ んがおRがいます。 左寄りの白い部分が砂防ダムから落ちる水。 ![]() 手前のアーチが砂防ダム。 青い矢印が滝見台のある橋。 緑が濃いです。 |
2002/7/14 大源太四十八滝(全長200mの渓流瀑)湯沢町 いきなり思い立って越後湯沢駅から程近い滝沢公園の不動滝に行ってみたところ、ずいぶんと予定より早く見終わってしまった。ならば、こちらもそんなに離れていない四十八滝に行ってみよう、ということになった。 四十八滝は、滝沢公園からは、駅を挟んで反対側に自動車で30分弱の所にある。目標は、加山キャプテンコーストスキー場。あちこちに看板があって、スキー場に行く別れ道まで、加山さんの笑顔にいやっていうほど見つめられた。青少年旅行村である大源太キャニオンの手前に滝はあるのだが、道を見落としてしまって、旅行村まで行ってしまった。が、ここからも遊歩道で標識によれば7分で滝まで行ける。 7分。楽勝である。 が、どうもこの標識を立てた人物は健脚だったらしい。 大源太湖という砂防ダムにせき止められた湖の脇を半周する遊歩道である。これが小さな丘を登って降りるため、体力が思いのほか必要であった。そりゃあ、時計で計れば、7分で行けたかもしれないが、気持ちは15分くらい歩いた気分である。 遊歩道の終点に吊り橋があり、この下に砂防ダムがある。 大源太湖は禁漁になっているので、吊り橋からはうじゃうじゃと種類は分からないが魚が見える。公園の池の鯉なみにいる。 ![]() ![]() 左:吊り橋と砂防ダム。 右:吊り橋から見た大源太湖。 吊り橋を渡りきると、大源太荘。そこにあったマップにそって、少し歩くと橋があり、橋のたもとに滝見台があった。 ![]() ![]() 滝見台からは、砂防ダムのすぐ下の一番大きな滝しか見えないが、ここから約200メートルに渡っての急流が段差のある流れになっている。橋の上から覗くと、木々の緑と急流の白さがはるか下に見え、クラクラするくらいである。 これが緑の濃い時期でなければ、もう少し遠くまで見えたであろうが、橋から見えるのは、ほんの一部である。冬の訪れも早い地域なので、この渓流瀑を全貌する機会はたぶんないだろう。滝見台のほかには渓流のそばに降りる道は全くない。滝見台も渓流からはかなり離れた上にあるので、遠景という感じでしか滝を見ることはできない。 まったく惜しいが、だからこそ美しいのかもしれない。 |
交通 関越自動車道湯沢インターチェンジを降りて、とにかく大源太キャンプ場という標識を目指していけばよい。しっかりと示されているので、迷うことはない。インターから30分かからないで青少年旅行村というキャンプ場に着く。 ただし、キャンプ場まで行ってしまうと、滝へは遊歩道を歩いて行くことになる。 実はキャンプ場の手前に左折して滝の近くに行く道があるのだ。旭原花の郷を通り過ぎて、看板で大源太荘というのが出てくるので、そこを左折する。その道を行けば大源太荘のほぼ前が四十八滝である。 |
![]() 大源太四十八滝 ダムから落ちる直後の滝で、 滝見台から見える図である。 上のほうにうっすら虹があるのが わかるかしらん。 ![]() GWではまだ南魚沼は春が浅い。 ![]() 滝見台から見える滝はこんな感じ。 ![]() 滝と滝見台の距離はこんな感じ。 ![]() 滝見台の手すりまでしゃがんで、 やっと滝つぼ付近まで見えるくらい。 木々の緑が濃くなると、 11年前の写真のようにさらに見えなくなる。 |
2013/4/29 2013年4月に新潟県限定で「にいがた名滝探検」という本をニューズライン様から出版していただいた。 その時にこのサイトから写真を転用したのだが、唯一、この大源太四十八滝のみデータが残っていず、冬季間に入ってしまったため再取材もできず、やむなくニューズライン様のデータを使用させてもらった。 そんな因縁のある滝で、冬が明けたので桜ついでに見に行くことにした。 なんと、11年ぶりである。 こんな機会でもないと、滝めぐり当初の滝というのはなかなか見に行かないものなのだと痛感。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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