2005年11月の白玉の滝はこちらから
![]() 白玉の滝・雌滝 ![]() 白玉の滝・雄滝 ![]() おまけ・もみじ園内の人工の滝 ![]() おまけ・この程度の紅葉でした。 |
2001/10/28 白玉の滝 ダンナも社員旅行に行ってしまったし、一人でつぶすにはあまりにいい天気の土曜日、んがおRの方向音痴とつたない運転技術でも行ける滝に行くことにしました。 白玉の滝は、前に一回来たことがあるのです。滝だけでなく、ごく近くに石油の里というのがあってそこの中野邸美術館の庭が山ひとつもみじだらけという見事なもみじ園なので、毎年紅葉狩りに来ているのです。ここなら、いくら方向音痴でも、いくらバックで駐車できなくても、ひとりでなんとかなります。 しかし、紅葉の季節は、駐車場がすぐいっぱいになってしまうので、草々に出発して、午前9時前に到着。9時半開園なので全く自動車が停まっていずに、楽々駐車。開園前に滝に行ってしまいます。 石油の里は、新潟方面から行くと、国道403号線から信越本線を右に見て並走し、矢代田駅の手前の兎谷という交差点で左折して白根・安田線を峠に向かって登って行く途中にあります。おおきな施設なので、標示もきちんとしていて分かりやすいです。 白玉の滝は、石油の里からさらに安田方面に向かって500メートルほど歩くと入り口の看板があります。ここから約1キロ。実は自動車も入ることができる道なのですが、あまりに細いので、運転未熟者は歩くことを選びました。しかし、 ![]() さすがにそのまま紅葉狩りだけして帰るには、あとでダンナに笑われそうなので、行ける所まで歩いてみようと、ズンズン歩いて行きました。歩きなら行けるかもしれないと思って。 そしたら、工事も土曜休みらしく、誰もいませんで、すんなり滝に来てしまいました。自動車でも楽にこれました。 しかし、どうも工事のため上流で水をカットしているらしく、水量がものすごく少ないです。あ、そうか、閉鎖ってのは、道のことじゃなくて、文字通り滝を閉めてしまってるのかー、と納得。お陰で、左のようにみすぼらしい滝の写真になりました。 来年の春から先にまた水量が多くなった頃、再チャレンジしなくてはなりません。 下は工事中の滝。遠くに見えるのが雌滝です。右はわかりづらいかもしれませんが珍しい干上がった滝壺。雄滝の滝壺なんですが、ただの水たまりに屋根からしたたり落ちる雨水程度の水しか落ちてきていません。 ![]() ![]() で、どうせ来たのだから、もみじ園にも行きました。この日はまだ紅葉し始めで、全山真っ赤というわけにはいきませんでした。おかげで観光客も少なくてのんびりできたのはいいのですが、方向音痴が災いして、一山ぐるぐる回りつづけるハメになりました。地図見ると難しい庭園じゃないし、ダンナと来た時には迷わないのに、なんでだ。 下の写真は、左は入り口のへいがき。右は庭園から望む遠景。 ![]() ![]() あんまり歩き過ぎて腰が痛くなってしまって、そのまま接骨院に直行したというオチがついてしまった滝見物でした。 |
![]() 白玉の滝、雌滝 こんなに綺麗な滝だったのか、雌滝。 と、びっくりするくらいの水量。 これくらいの水量になると、 分岐した美瀑になる。 ![]() 下流の流れも美しい。 ![]() 大きさ比較。 遊歩道の橋の上にダンナがいる。 滝の左側に階段が延びているが、 これが雄滝に通じる遊歩道。 景観を損なわない、 いい作りの遊歩道だと思う。 ![]() 白玉の滝、雄滝 上手くすれば裏見になりそうな 雄滝。 ただし、裏側に行く道はない。 小さく見えるが、けっこう落差はある。 ![]() 大きさ比較。 滝の中ほどに鑑瀑台がある。 そこから撮影するダンナ。 ちなみに、ここから撮影した滝は、 あまりにまっすぐ過ぎて、 一枚の布みたいになってしまう。 ![]() 滝つぼ。 これくらい水があると、 ちゃんと滝つぼもできるのね。 |
2005/11/12 白玉の滝 2001年のレポートからかなり時間がたっているが、マトモに水量のある白玉の滝を見ることができた。いや、きっとこの水量は、おそらく白玉の滝のマックスだと思う。いつ行ってもこんなにも水が豊富であると思ってはいけない。 実は2001年以来数回白玉の滝には来ている。自宅からそれほど離れていないし、山に登る必要もないからだ。 が、これほど水が多い白玉の滝は初めてだった。 この日は午前中までけっこういい勢いで雨が降っていて、午後からいきなり晴れたためだと思う。白玉の滝でもこんなに水量がある時があるのか、と感動してしまった。 本当は石油の里、中野邸のもみじ園のもみじを見に来ただけだった。が、その駐車場が満杯で、歩いて10分ほどの白玉の滝の駐車場に自動車を持ってきたのである。ついでだから見て行こう、と覗いたら、爆発的な水量だった。ラッキーだ。 そんなわけで雄滝のほうまで行くつもりもなかったが、雄滝まで行ってみる。 これもものすごかった。 ストーンとした直瀑が勢いよく岩盤を離れて落ちている。これは見ごたえがある。 ホクホクしながら駐車場に戻る途中で振り返ってみると、雌滝のすぐ下流に流れ込む小さな沢の上流にも小滝があるのを発見。これも雨後のおかげかもしれない。 滝というには少し無理があるかもしれないが、一応押さえておいた。 ![]() ![]() 白玉の滝を堪能したあと、もみじ園に行き、ちょっとピークを過ぎてしまったかな、というもみじを見た。人出はものすごかった。この年の新潟の秋は、週末になると雨ばかりだったので、晴れ間に人が誘われて集まったのかもしれない。かく言う我々もそうなのだけど。 ![]() ![]() ![]() ![]() とりあえず、今年のもみじ園の紅葉。もうピークは過ぎていた。 しかし、すぐにまた雲が出てきてしまい、退散することに。 歩いて白玉の滝に帰る途中でふと見た案内看板に清水の文字を発見した。何度か来ている道なのに、今までそんなものがあるとは気がつきもしなかった。なになに、長畑の清水?よくよく見れば、白玉の滝の駐車場にある周辺マップにもその清水の存在は示されていた。 ちょうど我が家の湧き水も無くなってペットボトルも持ってきていることだし、行ってみよう、ということになった。 案内によれば、白玉の滝の前から、小さな里山を経て石油の里の手前にある掘出神社まで遊歩道は続いている。清水まではそれほど遠くないようだし、とにかく歩いて行くことにした。 が、いつまでたってもそれらしい場所にならない。 里山といっても立派な山なので、かなりの坂道を歩くことになってしまった。 気がつくと、登りが下りに変わり、あれれ、という間に神社に出てしまった。げ、完全に湧き水を見落とした。 このままもう一度里山を登り下りするつもりにはなれず、県道沿いに歩く。ようするに県道は里山を迂回しているのだが、山の端っこのほうに遊歩道があるので、迂回といってもそれほどの距離ではないのである。 で、迂回して、もう一度出発点に戻り、ほんのちょっと入った場所に長畑の清水はあった。 脇にそれる踏みあとがあり、その入り口にちゃんと石碑で「長畑の清水」とあったのに、見落としてしまったのである。ほんの5分で済む場所に40分もかけてしまった。 飲んでみたが、どうにも、妙な味のする清水だった。石油の油田の近く、というからではないだろうが、味の素みたいな味がついていた。雨後だったからかなぁ。ちょっと汲んで持ち帰る状態ではなかった。 ![]() ![]() 左:湧き水の出口。ちゃんと岩盤から湧き出ていた。水も濁ってはいなかった。右:入り口にある石碑。俳句が何首か刻まれている。 仕方がないので、帰り道にあたる五泉市の吉清水で水を汲んで帰宅した。真夏には水を汲む人が列をなしていた吉清水も、寒くなってきたこの日は数組がいるだけだった。 ついでに、同じ五泉市の咲花温泉のエメラルドグリーンのお湯も堪能してきた。温泉のレポはこちらから。 |
交通 石油の里、中野邸もみじ園 新潟方面から行くと、国道403号線から信越本線を右に見て並走し、矢代田駅の手前の兎谷という交差点で左折して白根・安田線を峠に向かって登って行く途中にある。左側に石油の里の駐車場、その向かいに中野邸がある。中野邸は庭園と美術館のセットで入場料は700円。ちょっとお高い。 白玉の滝 石油の里を通り過ぎ、やや行くと右側に看板が立っている。写真つきの看板なので、すぐに分かる。その看板の案内とおりに右に入り、細い道をしばらく進むと突き当たりに駐車場がある。そこに自動車を止めて、すぐが雌滝。雌滝の脇の階段を登って5分も沢沿いを歩けば雄滝である。 長畑の清水 白玉の滝の駐車場のほんのちょっと手前、白玉の滝に向かって進む向きで右側に遊歩道の看板が見える。そこから山に入ってほんのちょっとで上の写真のような石碑が右側にある。その近くの踏み跡を数メートルたどると、湧き水がある。 |
新潟の滝もくじ 掲示板 んがお工房の日本百名滝めぐり 週末温泉族