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不動滝
上の方の白い部分は雪です。
これは神社のわきから撮影。
この位置から滝の直下まで
きちんと階段がついている。



大きさ比較写真。
滝と不動様の間に私が立っている。
実はこの位置でも水がバシャバシャと
降ってきて、フードを被ってしのいでいる。




すぐ脇に不動様が祀られている。
滝つぼは浅い。
浅いというより、ほとんど無い。
大きな丸い石に水が吸い込まれる。
満潮時には海になるのかもしれない。



落ち口。
意外に勢いよく跳ね出している。




大きさ比較で私が立っていた
位置からの撮影。
岩盤から飛び出しているのが分かる。






神社の軒先で
コーヒーを飲みながら見ていた風景。
防波堤の外側は荒波。



文字通り雪を被った雪椿。
神社の周りにたくさんあった。
2004/2/7  不動滝   村上市 (落差10メートル以上?)
前の週に群馬まではるばる氷瀑を見にでかけたので、この週はどこにも行かずにじっとしているはずだった。が、そう簡単にじっとできないのが我々なのである。
事の始まりはせめて温泉には行こうという話であり、ではどこの温泉に行くかということになり、割引券ではない応募権を割引券と勘違いした瀬波温泉に決定してしまい、その近くに滝があるじゃないかという所まで話が進んでしまったのである。
Syamさんのページで以前に紹介されていた村上市の漁港近くにある不動滝、これは瀬波温泉からごく近いではないか。実は新潟地方はこの一週間かなりの積雪があった。本来であれば滝なんか行けるわけがない積雪である。が、漁港といえば海岸。海岸には雪は積もらないという固定観念が我々にはある。もちろん、ただの固定観念であったということをこの日実感するのであるが。さらには、前々週、塩沢温泉の雪の中、普通誰も行かねぇよ、雪の中、という滝に行ってしまったのが妙な自信になっている。こういう自信は無茶を生む。つけないほうがいい自信である。
さておき、Syamさんの不動滝のページをコピーして、村上市まで出かけた。自宅の雪かきのあとに出かけたので、到着は3時半過ぎと少々遅かった。
道中、これはマズイな、と思っていた。瀬波温泉に着くまでにずっと海岸沿いの道を来たのだが、とんでもない積雪だった。本当に海岸なのかと思うほど白い。おまけに波が高い。いくら海岸のそばの滝だからと言って、いけないんじゃないか?かなり詳しいSyamさんのレポートのおかげで迷わずに駐車できる場所に到着。わははははは。雪原だ。
自動車なんか入れそうもない。路上駐車するには道が狭すぎる。
が、ダンナは諦めなかった。幸い我が家の自動車はフルタイム4WDなので、バックでガンガン雪原に突っ込んだ。通行の邪魔にならないくらいまで鼻をひっこめて自動車をとめる。そうか、行くか。こちらは完全に諦めて長靴にはきかえた。
幸い積雪はギリギリ長靴の深さくらいである。長靴についている紐をきゅっと縛れば雪は入ってこないだろう。そういう長めの長靴でよかった。
  
雪がなければ釣り客の自動車がとめられているという空き地。

    
雪の深さはこれくらい。海沿いの道を行く。

  
防波堤の内側は波は静か。あの先端あたりに神社がある。
雪原と化した駐車スペースを横切り、本来であれば釣り人などが通る遊歩道に向かう。渚という感じの透明な波が打ち寄せるきわを進む道である。もちろん足跡はない。だが、手すりやロープが張ってあるので、誤って海に落ちる心配もない。この脇の海は、防波堤に仕切られた内海である。三面川の河口をそっくり漁港にしたような感じである。だから、防波堤に守られて波はあまりない。もしそのままの波が来ていたら、もちろんこの道は通れなかったことだろう。
普通なら5分ほどで到着する道のりを7分かけて先端の多岐神社に到着。
途中海の上を渡る橋があり、そこから滝が見える。が、この日は雪のため前にある木々の枝が大きく倒れていて、よく見ることができなかった。さらに、この橋、雪で埋っていて、ものすごく怖かった。手すりが片一方しかない。もう一方がどこまでにしっかり足元があるのかわからない。橋の上にも雪を被った樹木の枝が覆いかぶさっていて、いちいちそれを払って進む。足を滑らせたら海の中である。
  
これは帰りに撮影した。右側が海、左側奥が滝。
なんとか渡って、神社の手前を滝に続く道にそれる。すぐにしめ縄の向こうに滝が見えた。
思っていたよりもずっと大きい。こんな立派な滝が地元の人か釣り人しか知らない存在だったとは、もったいない。神社と海と滝が見事にマッチして厳かな空間を作っている。
ただし、滝は海からやや入った岩場にあるので直接海に落ちているわけではなく、滝と海のツーショットをのぞめる場所でもない。滝が見える場所を振り返るとさっきの橋と海が見える位置である。
海水浴場ではないので、海で泳いで滝でシャワーというわけいにはいかないのであろうが、そういう利用をする人もいかねないくらいの距離だ。また、打たれるにはちょうどよい感じの滝でもある。もしかしたら修験の場で滝行などもされているのかもしれない。
滝を撮影したあと、神社まで行き、だれもいない軒先を借用してコーヒーを入れた。神社の手水が流れていたので、それを利用する。果たして飲める水かどうかは分からなかったが煮沸するのでいいでしょう。
  
多岐神社。多岐津媛を祀っている。義経が来たという伝説も。

    
今回は座布団も用意。お尻もあったか。
神社に座って、海に浮かぶ海鳥などを眺めながらコーヒーで一服。雪で頭をもたげた雪椿の赤さが印象的だった。
コーヒーでおなかはあったまったのだが、やっぱり体は冷えてしまった。
また長靴の深さの雪を来た時の足跡を辿って戻る。
帰りに入った温泉は源泉かけ流し。あっという間に疲れは癒された。(温泉のレポートはここへ。

交通
我々は国道345号を利用して、村上市に行ったが、国道7号線利用でも行ける。新潟からとにかく瀬波温泉を目指せばよい。瀬波温泉を通り越して、国道345号上の瀬波橋を渡ってすぐの道を左折する。左折すると海岸沿いの集落に入る。
集落が切れるあたりで道が上りながら右にカーブする。そのカーブしかけのあたりに左側に空き地がある。看板に『加藤組所有地』とある空き地である。ここに自動車をとめさせてもらう。夏場は釣り客の自動車が駐車しているらしい。
この広場を突っ切って奥に向かい、海岸沿いの遊歩道を先端に向かって歩く。雪さえなければ5分ほどで多岐神社の前に着く。
滝は神社の手前で右に曲がるとすぐに見える。


2005/1/29
翌年、ほぼ一年ぶりにもう一度不動滝に行ってみた。
真冬だというのに、この日はとてもよく晴れていて、また暖冬ということもあって雪は全くなかった。
谷の奥にある感じの不動滝であるが、お昼過ぎの日差しが木々を通して滝にあたり、虹を作っていた。

  斜めに日差しがあたっていて、美しい。

    まるで真冬ではないような感じである。

  この滝で虹が見られるとは思わなかった。


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