2002.12.1 リベンジレポートはこちら。



大滝上流の滝
写真は橋の上から見える部分のみです。
左がわは、橋の欄干。


下側の激しい流れが滝。
大滝に流れ込む小さな滝もある。


橋の上から滝の下流の流れを望む。

見え辛いが、本流に小さな滝がいくつも流れ込んでいる。

ちなみに、写真はすべてカラーで、モノクロではありません。(笑)

ぷち・情報
syamさんより、このレポートの滝は『大滝』の上流の滝で、『大滝』は少し下流にある滝だと情報をいただきました。
今は木立の緑に遮られて見づらいらしいので、晩秋に確認に行きたいとおもいます。
2002/1/26 大滝上流の滝 北魚沼郡広神村
 先々週首尾よく滝を見ることができたので、今回も国道に近い滝なら見ることができるのじゃないか、という考えをもって出掛けてみた。
 甘かった。
 この週の中頃に少々雪が降ったのだが、平野部での少々は山間部ではとんでもない量だったらしい。長岡市からわきにそれ、山古志村に入ったあたりで、自分たちの甘さを痛感した。これで今年は少ないほうだってか。長岡市から5分も自動車を走らせていないというのに、両側が雪の壁になってしまった。これで国道である。雪の向こうの景色などわかるものではない。
   
これ、国道291号線です。
  
   
屋根からの雪が道をふさいでます。

   
きれいに削られた雪の壁。
それでもせっかく来たのだから、と自動車を進めて地図にある場所に行くと、脇にそれる道がわからない。これも雪がなかったら容易にわかるはずである。行き過ぎて、Uターンしたところ、県道の番号を示す標識があった。この県道は除雪をしないと地図にもバツ印があるのだが、滝は国道からそんなに離れていないので、もしかしたら見られるかもしれない。
自動車を県道に入れると、橋を渡ってすぐに除雪されていなくなって、行き止まり。橋から滝が見ることができるかもしれない、と自動車を降りてみた。

滝は、あった。
しかし、なんと、橋の真下。音がよく聞こえるのだが、橋の真下であるために、姿が全然見えない。橋の両脇も、もちろん川のそばも2メートルはあるかと思われる積雪。滝の下流にまわって見ることは、雪があっては絶対にできない。
ものすごくくやしかったです。自分が滝の上に立っているのに、滝そのものは殆ど見えないなんて。音だけが聞こえる。
仕方なく、橋から手を延ばして撮影。
雪が解けたら、きっといいビューポイントがあるのだろう。
大滝、というわりには落差はないようだったけど。
また、雪がない時に来たいと思った

交通
雪さえなければ、国道だけを選ばずに山道を行くルートが一番近いが、この日は積雪があったので、安全策を取り、国道だけを進んだ。
国道17号線を長岡市から小出方面へ進む。小出町四日町の交差点で国道252号線へ左折。広神村越後広瀬駅前の交差点を国道352号線へ左折。そこからスノーシェイド2つとトンネル2つをぬけて、少し進むと小平尾の集落に出る。県道563号へと左折するのだが、実はトンネルがわから行くと分かり辛い。行き過ぎたかな、と思って引き返すとわかりやすい表示があった。トンネルのあと少し大きな橋を渡る。渡って1キロほどだ。
県道に入るとすぐに小さな橋がある。その真下が大滝。和田川がそのまま滝になっている。
雪が解けたらビューポイントをさがしてみたい。
2002.6左のぷち・情報の通り、このレポートの滝は大滝ではないと判明。晩秋に確認に行きますです。




大滝
本流の滝は、真ん中に巨大な岩盤が
突き出ていて、二条になっている。
が、左右からべつの水路からの水が
流れ込んでいて、複雑に落ちている。



大きさ比較写真。
50メートル以上は離れている。



大滝の下流。
和田川には、たくさん水路からの
水が落ち込んでいて、小さな滝が
いくつもあった。
2002/12/1 大滝 北魚沼郡広神村 落差15メートル?
約束通り晩秋になったので、広神村に行って来た。
またしても国道352号から県道563号へ行く曲がり角が分からずに、少し行ってから引き返した。どうして反対がわからの道案内がないのだろう。
さておき、雪が大量にあった時とあまりに表情の違うことに少々驚いた。
前に来た時は、橋の上の雪をかきわけて欄干から身を乗り出して撮影したのだが、今、その橋をみるとあまりに小さい。しかも、欄干はとてつもなく頼りなく、腐っているんじゃないかと思われるくらい。知らないとはいえ、危険な真似をしたものだ。
この日、県道563号は舗装工事のために全面通行止めになっていたが、工事はお休みだったし、大滝を見るために少しだけ入るから、と自動車を進めた。が、坂を上るにつれ川から離れてしまう。しかもUターンする場所が無くなってしまう。かろうじてターンできる場所で戻り、徒歩で捜すと、橋からさほど離れていない地点から滝をのぞむ事ができた。

  
田圃の向こうに滝が見える
道から田圃を挟んで滝。田圃はちょうど稲を刈ったあとでお休みちゅう。迷うことなくあぜ道を歩き、滝に近づく。
syamさんに教わったとおり、葉っぱか茂っていたら、きっと見えづらいだろうとくらい雑木が滝との間を邪魔していた。
それがなければ、新潟県ではめずらしい横広の立派な滝である。
本流の水を集めて、しかも左右の水路からの水も受けて、迫力満点に落ちている。
  
あたりには、雪もあった
橋からの位置関係からすると、上記のレポート時に大滝と勘違いした橋のすぐ下の滝は、この滝の上段にあたるはずだ。
それを確認するためには対岸に行く必要がある。
橋まで戻り、また対岸の田圃のあぜ道を歩いて、橋と滝全体を見ることができるポイントがないか捜したが、雑木がたくさんあって、まったく見ることができなかった。
県内にはこれほど豪快で形のいい滝もあまりないと思うが、近くには全く滝の存在を示す表示はない。しかも、滝を見る絶好のポイントは田圃のあぜ道。
せめて、どこか1ポイントでも雑木を切って見学できるようにすればいいのに、と思う。
  
左:冬に撮影した場所の橋。両脇のポールは、雪が積った時に、ここに橋があると知らせるためのもの。
右:対岸の田圃のあぜ道から橋を撮影。すぐ下の滝の頭が見える。

和田川は、この大滝の下流、小平尾トンネルのあたりで、大規模な広神ダムの建設が始まっている。ダムができたら、人の流れも変るかもしれない。国道からもほど近いこの滝、そのまま放置していては、もったいない気がする。

交通
滝までの道程は、上段の交通の項目をご覧ください。
滝は、県道563号に入って和田川を渡る橋を渡って少し坂道を上ると見える。道が大きく左にカーブしたらその途中あたりで橋の下を見るつもりで和田川を振り返ってみよう。右欄の一番上の写真のように滝が見えるはずである。
県道563号は、冬は除雪されない。さらに今冬までは舗装工事で通行止めなので、注意が必要である。


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