角神不動滝 一の滝から二ノ滝も望んでいます。 階段の上にあるのが二ノ滝。 これは、階段の下に降りる降り口があり そこから撮影しています。 水量が多く河原はありませんでした。 二ノ滝。手前にしめ縄が。 滝壺は浅かった。 ちょうどすれ違ったひとを入れてみた。 大体の大きさが分かると思う。 階段の終点のすぐ下が 二ノ滝の滝壺。 鹿瀬ダム。 ものすごい放水の量だった。 ダムの手前の岩盤が奇麗で、 放水量が多い時は見栄えがする。 |
2002/3/31 角神不動滝 鹿瀬町 3月も終わりのポカポカ陽気の日曜日。ダンナが土曜休みでなかったため、そんなに遠くには出掛けられない。しかも、いくら平地はぽかぽかでも、遠くに見える山々は真っ白。まだ冬のさなかだ。そこで、たぶんもう雪もなく、登山もしなくていい滝に出掛けることにした。 角神不動滝。ここは、実は、悪名高い景観の悪い滝。 いや、滝に罪はない。遊歩道と称して、滝のすぐ横に立派なコンクリートの階段を作ってしまった人間が一番悪い。 なんと滝の写真集にまで、「新潟県にはすぐ横にコンクリートの階段がある滝まであった」なんて書かれてしまっている可哀想な滝なのだ。 だもんで、あまり期待もしていなかった。 滝の入り口から立派な真四角のコンクリートで固められた遊歩道を歩く。沢の流れは奇麗なのだが、河原にはブルトーザーの跡が。あらあら、と思いつつふと右側の山の斜面にカタクリの花が。 カタクリ。山の中に入らないと見られないとおもったがたくさん生えてた。 すれ違った親子づれがスーパーのビニール袋にいっぱいに入れていた紫の物体の正体はこれか。あの一家、今日の夕食にはカタクリのおひたしが出るに違いない。 そう歩きもしないでくだんのコンクリートの階段が出現。 が、それよりも滝の水量が多い!という印象のほうが先にたった。ものすごい水の量なのだ。雪解け水を集める時期だからなのか、圧倒的な量の水が上から落ちてくる。すぐ隣の階段にまでしぶきかかかっている。 ピンボケですが水の勢いがわかれば、と。 わかるかなー、階段にまで水しぶき。 ちょうどパーカーを着ていたので、フードをかぶって階段を登る。 一の滝は15メートル。これを登りきると階段は終わる。その先にすぐ二の滝がある。こちらのほうが落差があって23メートル。しめ縄などが張ってあったり、不動様の像があったりと、信仰の対照であることが伺われる。 しかし、どうしてこんないかにも人工的な階段を作ってしまったのか。なんとか滝の景観をそこなわない迂回路はなかったものか、と見回すと滝の両側は切り立った山。迂回して展望台というのは無理らしい。 滝の両脇はきりたった山。 しかし、ならば、こんなに真四角なコンクリートにしなくても自然石や木に模したコンクリートなどを使って自然に溶け込ませるような配慮はできなかったものか。幅だって、もう少し狭くたって誰も文句言わないだろうに。 しかし、こんな階段があって滝を身近に見ることができるためか、我々かいた間でも4組のファミリ¬やカップルが滝を見にやってきていた。なかなか複雑な気分である。 |
交通 磐越自動車道を津川インターで降りて国道459号へ。麒麟山をくぐり、鹿瀬大橋を渡りさらに459号を進む。途中とても細くて国道を外れたかと思うがたとえ1車線になっても国道なので戻ったりしないように。しばらく進むと鹿瀬ダムが見えてくる。それを通り過ぎて、次は赤い立方体の建物「ふるさと館」が見えてくる。 ふるさと館。これで建物。 それも通り過ぎて、いくつかのトンネル(隧道)とスノーシェルターが合わさった所を通り、次ぎに橋を渡る。橋を渡るとすぐに左側に『不動滝ひろば』がある。あずまやがあるのですぐに分かる。そのトイレの下に不動滝の遊歩道がある。遊歩道を歩いて数分で滝が見える。 近くにかのせ温泉等の温泉施設も多い。その中のひとつ『亀山郷山荘』のレポートはここへ。 |
2004/3/28 角神不動滝 鹿瀬町 (再訪) 今回は滝が目的ではなく、滝の周辺のカタクリが目的で行って来た。2002年よりも雪が多く残っていて、カタクリはまださほど咲いていなかった。 二の滝とその滝つぼ。今年も春先は豪快である。もう少し早ければ、虹が見れたかもしれない。 一の滝の水は大きく跳ねて、滝つぼに落下する。 カタクリは入り口の斜面にわずかに咲いていただけだった。 この花の名前はそのうち植物園に行って調べます。白と紫があった。(キクザキイチゲですね〜) |
2012年9月22日 角神不動滝 三度目の角神不動滝で、予想外の姿を見てしまった。 季節は秋。しかも、この夏はとても暑くて雨が少なかった。予想できた事態ではあったが、まさかこんな姿の不動滝を見ようとは。 自然って、ホント、すごい。 一の滝と二の滝。どっちもかろうじてチョロチョロ流れている程度だ。 遊歩道まの入り口の段階でイヤな予感はした。なにせ、川の水が無い。流れのある部分が石ころだけになっている。 河原にだって楽々と降りられる。まだ滝に水が多少なりとも落ちていてよかった。下手すると滝つぼの水溜りだけかもしれないと思った。 二の滝に至っては、ほぼ岩盤の突き当り、くらいにしか見えない。あの滝がこんなになる季節もあるのか。 ただ、もう少し寒くなれば、一番左写真の緑は全部もみじなので、水さえ流れていれば綺麗だろう。 水量が少なかったので、滝壺付近の不動様(一番右写真)をじっくり見る余裕もあった。 |
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