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北中大滝
落差はないが、水量が豊富。
また、岩盤が美しい。
さらに滝つぼの美しさもよい。
滝は一度落ち口で溜まってから
落ちてくる。
上流の段差と合わせて、
段瀑といえないこともないが、
一度に見える場所はない。




滝つぼの広さをごらんください。
滝つぼの青さと新緑の青さが
実によく合っている。




大きさ比較。
ダンナから滝までは
15メートルくらいある。




上流の流れ。
釜が連続している。




大滝の上流から大滝の落ち口を見る。
岩盤が綺麗た。
2005/5/14  北中大滝 (落差3M?) 山北町

連休の週末とあって、今日は少し遠くの県内の滝に行ってみよう、ということになった。
県の最北である山北町には滝があるのを知っていた。というのも、今年の1月にドライブに行った時の資料に滝の写真が載っていたのである。大滝というらしい。
場所はごくごく大雑把ながら、北中という集落の先の渓谷にあるらしいということは分かった。
また、「新潟の渓流と釣り」という本で、勝木川の上流に不動滝というのがあるとチェックしていた。二つの情報を合わせると、どうもこの滝は同一の滝で、場所もだいたい把握できた。
だが、最初から迷った。
まず、北中の集落がわからない。いや、国道7号からの入り口はわかったのだが、その先がよくわからない。
次に林道の場所がわからない。
川があって、その左岸とか右岸だとか、それだけを頼りに見つけた。
たぶんここで間違いないだろう、と「たぶん」のつく状態で林道を進む。これが本当に林道で、いきなり未舗装になり、すれ違いポイントさえ無い道になった。忘れた頃に出現するどうにかすれ違えそうな場所を頭におきながら進む。
というのも、山菜の季節なので、いつ山から下りてくる自動車がいるとも限らないのである。
県内の地図にもしっかり載っている林道なので、川が左に見えるとか、次の川が出て来るとかいう情報だけで場所を確認。
今伐採したばかりという杉林だったらしい禿山の中を通ったりしながら、おっかなびっくり進んだ。
と、道の途中に不動様のほこらを発見。不動様といえば滝である。これは間違いなくこの下に滝がある。
  
不動様。このすぐ裏が滝。
ビンゴだった。
不動様のすぐ下に切り立った岩盤が見え、滝が落ちているのが見える。だが、滝前には行けそうもない。
いや、それどころか、自動車をとめるスペースも回転するスペースも無い。まさか道のど真ん中に自動車をおいたまま撮影もでなきない。
ダンナがこの先に場所がないか確かめて来ると歩いて行った。
私はその間に滝がよく見える場所がないかウロウロ歩きまわった。
滝前に行くのは難しそうだ。滝前は絶壁とは言わないまでも、足場がないかどこで足場がなくなるかわからない急斜面だ。
滝上には、小さな落差の綺麗な流れがあり、そこまでは近づけることがわかった。
やがてダンナが戻ってきて、しばらく先に分岐する道があり回転スペースかあると言う。そこで回転して、不動様のところに戻って来た。
戻って来たはいいが、自動車はどうするのだ。
下流のほうにたしか退避スペースがあったというのでそこまで戻って自動車を止めた。徒歩で5分も歩かないが、これがぐしゃぐしゃの道。なにせ雪がまだ残っているのである。
とにもかくにも自動車をなんとかして、不動様のもとに。
滝はよく見えない。どうにも木々が邪魔するのである。
ロープがあればおりられるのに、とうらめしく見る。
と、ダンナがついに決意。がんばれば下りられそうな場所をみつけぐんぐん降りて行く。うわっ、怖っ。私には下りられないし、しかも、おりたからと言って、滝がちゃんと見えるかどうかわからない。
下からダンナが見えると合図を送ってきた。ちくしょう、見えるのか。
  
崖を下りるダンナ。
ダンナが下りたルートは私には無理である。別のルートを探す。
うわっ、もっと怖い。ダンナは崖っぽい場所から行ったのだが、別ルートは斜面だ。段差は無いが、ずるっとすべったらそのまま川である。
でも、まあ、木が生えているし、すべってもつかまれるか。最悪泥だらけになるだけか。
泥だらけになるのより滝を見たい気持ちのほうが勝ってしまった。
ずるるるるるる。半分すべりながら、木とかシダの根っこにつかまって下りて行く。一瞬ヒルがいたら怖いと思ったが、それは無理やり忘れることにした。
なんとか滝前に到着。
行ってみると、滝は意外と落差がないものだった。
しかし、そのわりに滝つぼが広く、また水がとても澄んでいて綺麗だった。加茂市の青木滝を思い出させる、滝を含めた空間が見事に完結している感じである。
無理やり下りてみてよかった。青い水は、本当に気持ちよくさせてくれた。
しかし、登るのも無理やりだった。
君は私の体重を支えられるか?と木や根っこに尋ねながら登る羽目になった。あの場でもしどれかの木か根っこが支えられませんと途中で役目を辞退したとしたら、私は川にまっさかさまだっただろう。怖い怖い。
滝上の上流の流れもまた綺麗だった。釜の連続で、見ていて飽きない。
ちょと怖い思いもしたが、新潟の滝の中でも見事な部類に入る渓流の滝であった。
交通
国道7号線で山形方面に進む。山北町に入り、大毎トンネルをぬけ、少し走ると北中という交差点に出るここで北中集落にむかって右折。正面の坂道上に黒川俣小学校が見える。ここは道なりに左。集落内を進むとやがて勝木川を渡るが、この川を渡る手前右に入るに林道がある。川が見えるより少し手前なので注意が必要だ。川に出てしまったら行き過ぎと思うように。
林道は民家がある場所まで舗装されているが、すぐに未舗装ですれ違い困難になる。そのまま細い道を進んで行くと、杉が伐採されてすっかりハゲてしまった場所に出る。この荒涼とした場所を過ぎると分岐になる。
左に曲がるとすぐ橋。こちらがわに左折する。
左折して、やや走ると右側に写真のような不動様がいる場所がある。その下が滝だ。もう少し進むと道が分岐している場所になり、そこで回転できる。自動車もそのあたりに駐車したほうが無難だと思う。
滝前には滝の下流に滝が見える場所があり、そこから無理やり下りることができる。が、ロープがあったほうが安心な場所だ。
何の用意もなく滝前に行こうとすると、川にむかって10メートルも転落することになるかもしれない。
「新潟の渓流と釣り」(新潟日報社)に詳しく書いてあるが、増水時には滝前には行き着けない場合もある。
くれぐれも無理に滝前に行くようなまねはしないように。んがおRが行けたのは、幸運だったと思ってください。



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