番外
2006/7/8 浅草岳 標高1,585.5m 魚沼市 すみません、また滝好きの道をはずれて、山に登ってしまいました。 実はこの日は前回の予告(?)通りに苗場山に登るつもりだったのだが、丸一週間ハードな仕事が続き、長丁場の登山は無理な体調だった。手軽に近場で登れてお花が見られる山は無いものか。 ものすごく近場でしかもオオムラサキがいるかもしれない山が長岡市にあり、そこに行くつもりでいたが、数日前にそこに至る道が工事中でいけないと判明。ではどこに向かうか、山の本をペラペラめくっていて発見したのが浅草岳だった。 一番近い登山口からなら2時間少々で山頂まで行けて、山頂には高山植物があるという。頂上で昼食をとる時間も含めて、6時間あれば往復できるなら、大丈夫かしらん。 そんなわけで急遽浅草岳に登ることになった。 以下、時間順に写真で説明します。写真が多いため、小さい画像で申し訳ありません。
我々は私の体調もすぐれなかったのでかなりゆっくりのペースで登ったが、3時間かからずに山頂まで行けた。 ただし、途中で追い越した老カップルは我々が下る時に雪渓ですれ違ったので、4時間ほどかけて登りついたことになる。意外とブナ曽根コースの登りはキツイ。 我々が木道に着いて歩いていると、一組のパーティーが傍らによけて留まっていた。女性が一人横になり、足などをさすられている。足でもつったのか、それにしても完全にダウンしているみたいな感じである。 登頂して、昼食を食べていると、そのうちの一人が他の人に福島側のコースはどんな感じなのかを尋ねていた。下山をどうしようか困っているらしかったが、ちょうどすぐそばに単独で登山している若者がいて、トランシーバーを持っていた。山慣れしているらしい彼はトランシーバーで下界と通信して、ヘリを飛ばせるかどうか訊ねていた。最終的にはヘリの要請はしなかったが、若者がパーティーに同行して下山することになったらしい。 我々と同じく、比較的なだらかな桜曽根コースを選んで下山するようだった。 もしヘリを要請していたらいったいどれだけお金がかかっただろうね、などと下世話なことを話たが、それにしても、山で体調を崩すと自分のみならず同行者やそのほかの登山者にも迷惑がかかる。 今回は私自身体調がよくないほうだったので、自身の体調管理は大切であると感じた。 かく言う私は下山後「かー、いい汗かいた」とサウナ後のような爽快感だったりする。いやいや、無理は禁物だ。山で体の調子が悪くなっても、何がなんでも自分で下山する以外ないのだ。まさかヘリは呼べないってば。都合よく通信できるとも限らないしさ。 みなさん、気をつけましょうね。 浅草岳 ブナ曽根コース登山口 最寄ICは、関越自動車道小出IC。国道252号線にでるには少々込み入るので、分かりやすいのは国道17号線に出てしまって、長岡方面に進み、案内にしたがって国道252号に入るといいだろう。 あとは、右手にJR只見線の大白川駅が出てくるまでひたすら国道252号線を走る。途中に道の駅「いりひろせ」があるので、休憩できる。 大白川駅を過ぎたらすぐに道は国道と県道385号にY字で分かれる。ここは県道385号、破間川ダム方面に向かう。県道に入ると大原国際スキー場に進む道が分かれるが、とにかく破間川ダム方面に向かうべし。右手にダムが見える。そこからさらにぐんぐん進んで行くと、赤い浅草大橋を渡る。渡った先に大きな駐車場があり、ここにもトイレがある。 ここからさらに道を進むと右手に洞窟温泉のホテル大自然館がある。それを通り越すと道は狭くなるので注意が必要。 狭くなってもさらに進む。どんどん道は狭くなり、しまいに未舗装になる。すれ違い困難な道になっても心配しないで進む。大自然館ホテルからはけっこう距離が長い。が、いきなり大きな駐車場が出てくる。 ここがブナ曽根コースと桜曽根コースの駐車場である。 ブナ曽根コース入り口は、ここから林道を10分強歩く。桜曽根コース入り口はさらに林道を30分強歩く。 |
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