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10:17 実にダラダラと家を出て、こんな時間に県道440号のゲート前に到着。やっぱり雪があろうがなかろうが、閉鎖されている。
10:26 県道を歩いて、南沢入り口に到着。 |
ずっと自動車だったので、ゲートから入り口まで徒歩10分程度の距離とは思っていなかった。意外と近い。 |
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10:37 走りの滝(写真左)
10:40 一本滝(写真右)
今年は水量が少ないようだ。少雪の影響か。 |
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10:43 二段の滝。
このあたりにはショウジョウバカマが多いが、さすがに2月では咲いていない。 |
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10:48 名称不明滝。 |
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10:50 箱滝。
右の写真は箱滝ではないのだが、それにしてもこの南沢は、ちっちゃい滝でも滝つぼは大きい。どうしてだろう。 |
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オウレンは入り口付近からたくさんあった。
例年どおり、3つ目の大きな堰堤を越えるあたりから雪割草が見え始め、歩くにつれ、本当に2月かと思うくらいに咲いていた。 |
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そんな情報を仕入れているのか、こんな場所に登山仕様の人が入り込んでいた。黒滝城址へ登る道との分岐より上流で出会ったので、南沢の源流を越えて国上山山頂まで行くのかもしれない。 |
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3年に渡って雪割草の季節の南沢に来ているが、今年初めて何人もの人と出会った。
それほどメジャーな場所ではないはずなのに。 |
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南沢の源流まで行かずに、雪割草を見て途中で引き返すことにした。
ところが、黒滝城址への分岐にもう少しの所でご夫婦らしい老人2人に会った。源流の方に歩いていて、「この道はどこかに通じてますか」と訊ねてきた。
てっきり山頂を目指しているものと思って、「たぶん登山道に突き当たっているはずだが、道らしい道は無い」と答えたら、なんとその人たちは、実は黒滝城址から下っていたのだ。
完全に方向が逆である。沢を下って行けば県道に出ると教えた。
11:30 黒滝城址の分岐で下って行くご夫妻を見送る。実この時点まで黒滝城址に登るつもりはさらさら無く、あっさり下るつもりだったのだが、ご夫妻の後について行くのもおかしなものなので、つい登ってみようということになってしまった。
11:49 あの老人2人がこんな道を下って来たのか、と思うくらい細く、急な道だった。時々崩れているし、細いまでも沢を渡る場所もある。 |
ナニワズまで咲いていた。 |
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11:54 南沢と分岐している沢の傍らを歩く道なので、滝もあるのだが、こーんなちっちゃな滝ばっかりです。 |
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12:05 ややして、沢を離れて杉の林の中を登ることになる。ピンクのテープがあるので登るのだと分かる。これがまた、滑りやすい道だ。
まだ2月だからなのか、整備途中のような階段のつくりかけもあった。
ようやく左の写真のような看板に行き着く。 |
滝の道とは恐れ入る。
しかも、南沢清水とは。
この看板はどうしても納得いかないんですが。道として完全に整備されたわけでもなく、途中の案内もしっかりしていないのに、入り口だけ誇大広告みたいに立っている。
現に迷いかけた人を見てしまったので、なおさらだ。 |
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12:07 行き着いたのが林道黒滝要害線。
大手門跡という碑があった。 |
黒滝城址周辺には色々な碑が立っている。
チェックしながら歩くのも楽しいかもしれない。 |
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12:16 大手門跡から少し歩くと右手に階段が伸びていて、そこを登ると黒滝城址である。
われわれはなぜかぐるっと回り込んで、反対側の桜広場がわから登った。 |
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黒滝城址は、とりたてて何があるわけでもないが、ちょっとシートを広げてお弁当を食べるくらいのスペースはある。
城址の祠あたりからだと海がわは木々の隙間から景色が見えるが、平野がわは杉のむこうでまったく見えなかった。 |
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上の写真黒滝城址にあった案内図。
右下の豪快な滝の写真に注目。
これが黒滝の姿なんだろうか。
左の写真は桜広場から道に下る途中で撮影した日本海。うっすら佐渡が見えたのだが。 |
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12:50 さて、帰ろう。
帰りは来た道をそのままというのもイヤだったので、アスファルト舗装された林道要害線をてくてく下る。
12:56 その途中で、倒れた碑を発見。
何だろうと見てみると、なんと、「黒滝の源」とある。黒滝を探していた我々は大喜び。だが、源からして、しずくがぽたぽた状態で、滝の沢は涸れかかっていた。この源流を下れば、黒滝城の名まえのもとになった黒滝にたどりつけるはずなのだが、滝が滝として流れるのは、雨後くらいのものだろう。 |
ネコノメソウ発見。霜の中にあった。 |
右のイチゲを撮影しようと道からはずれたら、
すぐそばに見慣れない花が咲いていた。
コシノコバイモだった。
初めて見る花に大感激である。
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13:29 林道要害線の起点に到着。県道440号に入る。
13:43 県道440号のゲートに到着。
出発したときよりも路上駐車の自動車が増えていたのにびっくりした。
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これは、県道440号からの
搦手(からめて)道の入り口。
お城から緊急時に下る時に使用した道
というだけあって、ものすごく
急な道だった。
ここにも立派な碑が立っていた。 |