番外
2009/3/20 剣ケ峰 (標高292m) 今年のお彼岸の三連休は、例年に無く気温が高く、雪もない状態だった。例年であれば、3月の最終週か、4月の第一の週末あたりが弥彦の雪割草の見ごろとなるはずなのだが、今年に限っては、この連休が一番の見ごろとなりそうだった。 そんなこんなで、関東から数名が来県して雪割草オフをすることになっているのだが、その前日、ぜひとも確認しておきたい場所があった。 南沢の道である。弥彦山と国上山の間にある黒滝城址に向かう道の一つで、小さな南沢という沢を遡って行く。 この南沢の道にも雪割草の可憐な姿が見られることは、数年前に滝を探しに来た時から知っていた。 登山のメインのルートではないこの道は、他の登山道よりははるかにやって来る人の数が少ないので、ゆっくりと雪割草を見てもらえる場所なのである。今年は2月に来た時にすでに咲いていたので、咲き具合が気になっていた。 前日までなんと新潟の3月にはあるまじき、最高気温23度という日が2日も続いてしまったので、ほとんど終わってしまっているのではないかと思われたのだ。 その前日の気温から一転、夜の間に大雨になり、朝方になんとかあがったものの、冷え冷えしとた休日になった。 午前中に所用があったので、午後からの出発だ。回復傾向の天気予報を信じて、いつものゲート前に自動車を駐車させた。
予定もしていなかったのに、剣ケ峰まで登ってしまった。 カタクリが綺麗な場所であるとは以前から聞いていたが、最盛期には紫の絨毯になるだろう、見事なカタクリの葉っぱを見てきた。もうあと1週間もすれば、咲きそろうことと思う。 黒滝城址まで自動車で行けたら、気持ちのいいお弁当コースになるかもしれない。 剣ケ峰 我々は南沢の道からそれて、途中で縦走路に合流する道に向かったのでおおよそ参考にならないと思う。 南沢の道は途中で右に折れて、黒滝城址に直接向かう道である。 意外にこの南沢の道は案内も無く踏み跡も多いので、迷う可能性がある。しっかりとしたガイドブックを持つか、行ったことのある人と入山して欲しい。 剣ケ峰への最短ルートは、4月1日より11月いっぱいは、以下の通り。 道の駅国上から弥彦方面に進み、日帰り温泉「さくらの湯」を通り過ぎたすぐあたりに、県道440号麓野積線があるので、左折で入る。あとは、県道をはずれないように(住宅のある場所でちょっと込み入る)進んで、黒滝城址森林公園を目指せばよい。県道から左折で林道黒滝要害線に入り、ちょっと広い駐車スペースが出てくれば、黒滝城址の駐車場である。 そこのすぐそばに上欄の写真のような黄緑色の文字の看板が剣ケ峰への道を示している。 黒滝城址に近いほうの登山道は急だが距離が短い。黒滝城址から遠いほうは比較的なだらかだが、距離が長い。 我々はどっちも15分かかった。 雨後はぬかるむ。 |
新潟の滝もくじ ときどき週末温泉族になる んがお工房の日本百名滝めぐり 掲示板