×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

番外

 の山

2009/11/8  刈羽黒姫山(かりわくろひめやま) 標高889.5m  
毎度日曜1日しか週末のお休みが無い。
日曜はゆっくりしたいし、さりとてダラダラもしたくないし。
晴れるという天気予報だったので、ちょっとだけ歩けて、紅葉のよさそうな山を登ってみることにした。
しかし、5日前の文化の日に初雪が降る事態になり、いったいどこが紅葉が一番いいのかさっぱりわからない。なにせ、遠くの山の山頂は白いのである。
だとすると、標高の高い山や、北のほうにある山はもう落葉しているだろう。今一番いいとしたら、里山か?一番近い里の山は弥彦山だが、今は菊まつりの真っ最中で混雑は必至。ほかに思いつくとしたら、柏崎の米山?いや、あそこは昨年春に疲労困憊した山だ。
ちょっと待て、柏崎には他にもいい山があるじゃないか。
米山、八石山、刈羽黒姫山の3つの山を合わせて刈羽三山と言う。最初、滝をみがてら八石山に登ろうか、とも思ったが、山のガイドブックに刈羽黒姫山の磯之辺コースには天然のカエデの林があるとの記述をみつけた。
カエデがあるなら、紅葉もいいんじゃなかろうか。しかも、1時間ほどで登れる山らしいし。
よーし、今週のお手軽山は、刈羽黒姫に決定。
そんなこんなで、だらだらと家を出たのはほぼ午前9時過ぎだった。
柏崎市街をぬけ、旧高柳町に入って、道の駅高柳のじょんのび村を通り過ぎて県道78号に入った。
思った以上にぐんぐん標高を上げ、え、こんな場所に民家?とびっくりするような奥に磯之辺集落を通り過ぎて、目の前に現れたのが右の写真の風景だ。
全く前知識が無かったのだが、これが我々の登る刈羽黒姫山の尾根続きの山だ。刈羽黒姫山は、写真で言うと、すぐ左側になる。
このあたりが磯之辺の棚田で、「梨ノ木田の棚田」として日本の棚田百選だそうだ。
キャンプ場の入り口がわからずに県道78号の終わる場所まで行ってUターン。途中の路肩の広くなった場所に数台自動車が駐車していたが、その向かいに細い入り口があった。我々は入り口に自動車で侵入。すると、左写真のような駐車スペースがあり、ここにも数台自動車が駐車していた。合計すると10台近い自動車の人たちが登山中ということになる。
水洗ではないがペーパーもあるトイレがある。
特にこっちが登山道、という案内もないが、登る道は一つしかないので、そちらに向かって進む。
10時55分。キャンプ場入り口出発。
駐車スペースからの登りが意外に急角度で、いきなり疲れる。
しかし、道は広く、落ち葉がしきつめられ、見上げる木々は黄色く色づいていて、なかなか気持ちいい。
11時ちょうど、右写真のようなキャンプできる場所がある。
しかし、かまどと水道だけで、ほかにあるのは、駐車スペースのトイレくらいである。ものすごく寂しいキャンプ場だ。
キャンプスペースを抜けると、横木が渡された階段状の道になる。
落ち葉と黄色くなった木々で、秋が充満している。
少し登ると、右手が崖になる。
鉄パイプの転落防止の手すりがとりつけられている。
雑木で先が見通せないが、2箇所目くらいで下の棚田がよく見えた。
ちょうど棚田を紅葉が彩っていて、とても綺麗だ。
ただ、あまりに高い場所から見ているので、棚田が棚田っぽく見えない。
11時10分 石仏が右手のちょっと高い場所に見えたら、「鬼殺しの清水」だ。なんで鬼殺しなんて名まえがついたのかわからないが。石仏からやや右手に下ると地面から湧き出している。なぜか蛇口がとりつけられていて、そこからちょろちょろと流れていた。水はとても冷たかった。
そこから先が階段の連続になる。
これがまた、意外に段差の高い階段で、ひたすらずーっと登り続けるために息が上がる。
途中で休憩していた老夫妻が、このコースは一番いいコースですよ、と教えてくれた。彼らの話によると、今日の紅葉はまあまあとのこと。
階段が終了すると、ブナの林の中に放りだされる。落ち葉が積もっていて、道がよく探さないとわからない状態だ。
つづれ折の落ち葉の道を歩いて行くと、いきなり古い感じの石段が見えた。
これを登りきると、広い場所に出た。
11時48分 鵜川神社到着。
神社の横から、磯之辺の棚田が見下ろせる。さらに高度が上がり、ずっと下の集落も見えるようになった。
こんな高い場所によく田んぼを作ったものだ。
神社の軒下には、5日前に降った雪が溶けずに残っていた。
数日暖かかったので、溶けないでいるということは、かなりの量降ったと思われる。
神社の裏がわに白倉に通じる登山道がある。神社の正面に刈羽黒姫へと登って行く道がある。
その登りの入り口には、たくさんの石仏が並んでいた。
神社を過ぎると、道はまた階段状になっている。
11時55分 登山道の右側に白い建物と鉄塔が見えた。電波塔らしい。
電波塔を過ぎて、ちょっとだけ登ると、またしても白い建物が見えた。
11時57分 山頂到着。
白い建物は避難小屋だ。6畳くらい広さのある小屋で、中には登山記録簿がある。
山頂は小屋も含めて意外に広く、中央に石の祠と燈籠が立ち、その後ろに二等三角点があった。
駐車場には10台近い自動車が駐車していたが、ほとんど登って来る途中ですれ違ったらしい。山頂にはだれもいなかった。
山頂からの眺望は、南側が開けている。
右写真は、その南側の眺望。
真南に苗場山があり、谷川連邦が見通せるらしい。
左側に目を転ずると越後三山、右側に目を転ずると、妙高や火打が見えるはずだ。
が、悲しいかな、我々は山の形だけではどの山がどれなのか、さっぱりわからない。
一番奥の高い山々の山頂は、5日前の雪で白くなっていた。
手前の低い山々は紅葉していて、実に目でみると美しかったのだが、曇り空のため、写真にすると暗くなってしまった。
人間の目って、ホント、すごい。
山頂は広く、平らで、どこでシートを広げてお昼にしてもよかったのだが、あまりに何もなく、かえってシートを広げる場所を決められなかった。
ので、電波塔まで戻って、白い建物の前にシートを広げてお昼にする。
左写真は電波塔の建物。1階と2階にドアがある。雪対策かしらん。
12時45分 下山開始。
12時48分 鵜川神社。
13時20分 鬼殺しの清水。
13時35分 キャンプ場駐車場。
下山は落ち葉が滑りやすく、斜面がよくわからずに困った。きゃーきゃー言いながら滑らないように気をつけて下った。
ガイドブックの天然のカエデは、ほとんど黄色いカエデで、主に階段状の登山道の両脇にかぶさるようにあったが、どれもこれも虫食いで穴だらけ。遠くから見る分には綺麗だったのだが、ど真ん中に入るとあまり綺麗ではなかった。
左写真のような赤い葉っぱはほとんど無い。よくダンナみつけたなぁ。
帰りに刈羽黒姫山の別の登山口の近くにある白倉の源水まで行って湧き水を汲んで戻った。この水は本当にやわらかくて美味しいです。

たった1時間登れば山頂、とものすごく気楽に行ったが、ほぼ直登の階段状の登山道、汗だくになってしまった。しかも、下りは落ち葉というファクターも加わってものすごく滑りやすい。階段の段差も高い。しまいに膝が笑ってしまうくらいだった。
しかし、すれ違う人はほとんど初老の方々ばかりで、我々くらいの年齢は珍しいくらいだった。
登山道沿いには、イヤっていうほどオオイワカガミのおおきな葉っぱが生えていて、春にはさぞ綺麗に咲くだろうと思われる。
山頂のパノラマといい、植物の豊富さといい、運動量の加減といい、実にちょうどいい山なのかもしれない。

刈羽黒姫山(礒之辺コース) 
  北陸自動車道柏崎ICから国道252号を十日町方面に向かう。旧高柳町に入って、岡野町の交差点で県道12号に入る。交差点の近くにじょんのび村、とか黒姫キャンプ場とかの案内があるので、わかると思う。少しこの先が込み入るが、じょんのび村に向かって進んで、そちらに向かう橋を渡らずにさらに進むと右に曲がる道がある。これが県道78号で、黒姫キャンプ場と案内がされている。あとは道なりに進んで行くと、どんどんとつづれ折の細い道になって高度を上げていき小さな集落を通り過ぎて、やがて日本の棚田百選の磯之辺に出る。
道なりにさらに進んで行くと、右手にキャンプ場の細い入り口があるのだが、登りながらだと見つけづらいかもしれない。なにせ、看板などが無い。ただ、通り過ぎて、道がなくなった場所でUターンしても大丈夫。むしろUターンしたほうがキャンプ場の入り口には入りやすいし、みつけやすい。
キャンプ場には10台ほどとめられる駐車スペースとトイレがある。
また、キャンプ場のすぐ下の県道にも路肩が広くなった場所に数台駐車できる。
磯之辺コースはよく整備された階段の多いコースだ。意外に急斜面が多く、落ち葉の季節には落ち葉で滑りやすいので注意が必要だ。
それほど足の速くない我々で、登り1時間、下り50分だった。


新潟の滝もくじ  ときどき週末温泉族になる  んがお工房の日本百名滝めぐり  掲示板