番外
2009/11/8 刈羽黒姫山(かりわくろひめやま) 標高889.5m 毎度日曜1日しか週末のお休みが無い。 日曜はゆっくりしたいし、さりとてダラダラもしたくないし。 晴れるという天気予報だったので、ちょっとだけ歩けて、紅葉のよさそうな山を登ってみることにした。 しかし、5日前の文化の日に初雪が降る事態になり、いったいどこが紅葉が一番いいのかさっぱりわからない。なにせ、遠くの山の山頂は白いのである。 だとすると、標高の高い山や、北のほうにある山はもう落葉しているだろう。今一番いいとしたら、里山か?一番近い里の山は弥彦山だが、今は菊まつりの真っ最中で混雑は必至。ほかに思いつくとしたら、柏崎の米山?いや、あそこは昨年春に疲労困憊した山だ。 ちょっと待て、柏崎には他にもいい山があるじゃないか。 米山、八石山、刈羽黒姫山の3つの山を合わせて刈羽三山と言う。最初、滝をみがてら八石山に登ろうか、とも思ったが、山のガイドブックに刈羽黒姫山の磯之辺コースには天然のカエデの林があるとの記述をみつけた。 カエデがあるなら、紅葉もいいんじゃなかろうか。しかも、1時間ほどで登れる山らしいし。 よーし、今週のお手軽山は、刈羽黒姫に決定。
たった1時間登れば山頂、とものすごく気楽に行ったが、ほぼ直登の階段状の登山道、汗だくになってしまった。しかも、下りは落ち葉というファクターも加わってものすごく滑りやすい。階段の段差も高い。しまいに膝が笑ってしまうくらいだった。 しかし、すれ違う人はほとんど初老の方々ばかりで、我々くらいの年齢は珍しいくらいだった。 登山道沿いには、イヤっていうほどオオイワカガミのおおきな葉っぱが生えていて、春にはさぞ綺麗に咲くだろうと思われる。 山頂のパノラマといい、植物の豊富さといい、運動量の加減といい、実にちょうどいい山なのかもしれない。 刈羽黒姫山(礒之辺コース) 北陸自動車道柏崎ICから国道252号を十日町方面に向かう。旧高柳町に入って、岡野町の交差点で県道12号に入る。交差点の近くにじょんのび村、とか黒姫キャンプ場とかの案内があるので、わかると思う。少しこの先が込み入るが、じょんのび村に向かって進んで、そちらに向かう橋を渡らずにさらに進むと右に曲がる道がある。これが県道78号で、黒姫キャンプ場と案内がされている。あとは道なりに進んで行くと、どんどんとつづれ折の細い道になって高度を上げていき小さな集落を通り過ぎて、やがて日本の棚田百選の磯之辺に出る。 道なりにさらに進んで行くと、右手にキャンプ場の細い入り口があるのだが、登りながらだと見つけづらいかもしれない。なにせ、看板などが無い。ただ、通り過ぎて、道がなくなった場所でUターンしても大丈夫。むしろUターンしたほうがキャンプ場の入り口には入りやすいし、みつけやすい。 キャンプ場には10台ほどとめられる駐車スペースとトイレがある。 また、キャンプ場のすぐ下の県道にも路肩が広くなった場所に数台駐車できる。 磯之辺コースはよく整備された階段の多いコースだ。意外に急斜面が多く、落ち葉の季節には落ち葉で滑りやすいので注意が必要だ。 それほど足の速くない我々で、登り1時間、下り50分だった。 |
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