番外
2010/6/12 浅草岳(あさくさだけ) 標高1585.5m 浅草岳には過去2度登っている。そのどちらも7月に入ってからで、ヒメサユリの頃だった。 この山にはツバメオモトという花があるのを知っていたのだが、7月ではそのほとんどが実になっていて、ぜひとも咲いている姿を見てみたいと思っていた。と、いうことで、6月の半ばに日にちを設定して、ブナ曽根の駐車場に向かう。 途中、山菜共和国を自称している旧広神村は、あちこちに無断山菜取りを禁止する立て札があったが、ブナ曽根の駐車場に向かう林道もかなり警戒している様子だった。腕章をした監視員の自動車とすれ違ったり。 このあたりの山菜は地元の人しか取れないので、無断でとっちゃだめですよ。 (写真数が多いので、サイズを小さくしています。花の写真は、ダンナのサイトからご覧いただけます。)
ツバメオモトを見に行って、本当にたくさんのツバメオモトを見ることができた。さらに、期待していなかったマイヅルソウやゴゼンタチバナも咲いていたし、ちょっと期待していたけど見られるかどうかわからなかったシラネアオイ、きっと咲いているだろうと思っていたサンカヨウなどなど、これほど花が豊富に見られるとは思っていなかった。 ただ、虫がね〜。私が見るとダンナの頭の上に虫柱ができていて、ダンナが見ると私の頭の上に虫柱ができている。虫の一団をひきつれてぜいぜい言いながらしめっぽい道を登って行くワケである。口に飛び込んで来るくらいならマシで、鼻呼吸していても鼻に飛び込んできそうなのだ。今までけっこう虫に悩まされることも多かったが、これほど虫がすごいのは初めてだった。 ところで、衣類の防虫剤は多少の虫であれば効果があるようである。顔にさえまとわりついてこなければ刺したりしない虫のようなのでそれほど気にならない。帽子のつばにナフタリンをくっつけておくと、顔には来ないのである。意外にニオイも気にならないので、試してみてください。 ただし、暴力的な量の虫には効果はない。そんな量の虫が予想できる場合はネットのついた帽子のほうがいいかも。 ツバメオモトを見に浅草岳に登る場合は虫は警戒したほうがいいと思う。 浅草岳 ブナ曽根コース登山口 最寄ICは、関越自動車道小出IC。国道252号線にでるには少々込み入るので、分かりやすいのは国道17号線に出てしまって、長岡方面に進み、案内にしたがって国道252号に入るといいだろう。 あとは、右手にJR只見線の大白川駅が出てくるまでひたすら国道252号線を走る。途中に道の駅「いりひろせ」があるので、休憩できる。 大白川駅を過ぎたらすぐに道は国道と県道385号にY字で分かれる。ここは県道385号、破間川ダム方面に向かう。県道に入ると大原国際スキー場に進む道が分かれるが、とにかく破間川ダム方面に向かうべし。右手にダムが見える。そこからさらにぐんぐん進んで行くと、赤い浅草大橋を渡る。渡った先に大きな駐車場があり、ここにもトイレがある。 ここからさらに道を進むと右手に洞窟温泉のホテル大自然館がある(休館中)。それを通り越すと道は狭くなるので注意が必要。 狭くなってもさらに進む。どんどん道は狭くなり、しまいに未舗装になる。すれ違い困難な道になっても心配しないで進む。大自然館ホテルからはけっこう距離が長い。が、いきなり大きな駐車場が出てくる。 ここがブナ曽根コースと桜曽根コースの駐車場である。 ブナ曽根コース入り口は、ここから林道を10分強歩く。桜曽根コース入り口はさらに林道を30分強歩く。 |
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