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番外

 の山

2010/10/23  粟ケ岳(中央登山道) (1292.7m)  
平地のセイタカアワダチソウの穂が黄色く出揃うと、我々の登れる範囲の山々の紅葉が見頃となる。
そんなこんなで、以前から紅葉が見事なのだと知らされていた粟ケ岳の中央登山道を登るつもりになった。
粟ケ岳といえば、我が家から一番近い1000メートル超えの山で、旧下田村の北五百川コースの5合目までなら滝を見るためにかなり登っている。勝手知ったる山のはずだが、加茂市がわからの中央登山道では一度も登ったことがないのである。ここは登っておかなくちゃならないでしょう。
と、いうことで、いつもの出勤時間と同じ時間に起床。いつもの出社時間とおなじくらいに家を出た。近いといいなぁ。
7時50分 加茂市の第一貯水池を通り越し、さらに先にある第二貯水池にある登山道入り口に到着。
右写真にある山の神の両側に3台ほどの駐車スペースがあるがすでに駐められていたので、少し手前のトイレのあるあたりの路肩に駐車。ただし、かなり狭い林道なので、駐車には注意が必要だ。
で、トイレ。ものすごく暗くて怖いトイレですぅ。ペーパーはおいてあるんだけど、使いたくない感じ。用意しておいたほうがいい。
第二貯水池の堰堤。かなり落差のあるダムになっている。これを渡ると登山届けのポストがあるので、届け出る。
貯水池を左に見ながらほとりを少し歩くと、一合目の青い道標。
ここからが本格的な登山道になる。  8時ちょうど、登山開始。
で、いきなりガッツリ登る。
出発時は気温が低かったのでジャケットを羽織ったが、最初の登りだけで汗になったので、最初の登りを登りきったところで脱ぐ。
登りきると右に曲がってややなだらかになった。
8時15分 「中央登山道粟ケ岳に至る」の道標。
8時20分 二合目。標高300メートルだそうだ。
この先も緩急の登りが続く。
粘土状の道が樋状に削られていたり、階段状に踏み跡がついたりする、越後の山そのものの道だ。
8時38分 最初のはしご。
8時41分 三合目。
ここで岳山寺からの登山道と合流する。ベンチなどがあり、休憩によさそうな場所だが、眺望はない。
ベンチでご夫婦らしい2人が休憩中だったので、我々は休まずに先に進む。
三合目から先は緩く見えて実はかなりの角度のある登りが延々と続く。地味に体力を奪われる場所である。
9時03分 四合目。
いや、三合目から四合目の長いこと。個人的な感想ですが。
標高700メートルの道標を超えると、すぐにベンチが2つ並んだ展望のきく場所に出た。  9時17分。たぶん、ここが大栃平だろう。
遠く、守門岳が見えた。
このあたりで、あまりにも暑いので、2人とも半そでになってしまった。空気は冷たいのだが、体が暑いと言っている。
真夏でも私、長袖で登るのになぁ。日焼け対策ではあるけれど。
大栃平からちょっとだけ下って、前方にずっと続いている北峰への登りになる。先が見えている分、その長さに気が滅入るのだが。
ところが、思ったよりも早く五合目の道標が登場。  9時24分。
五合目から先が急登の連続になる。
ヒイヒイ言って登って行くと、突然目の前にはしご三連続。
わはははは、ありがたいったらありゃしない。  9時33分。
で、どうしてここにはしごをとりつけないかな、といった感じのロープでよじ登るような場所もある。 このあたりで標高850メートルだそうだ。
常に朝日に向かって登って行くので、太陽が目に入って疲れが増す。光の明滅に弱い人はサングラスしたほうがいいかも。
紅葉しているらしい前方の山も登りは日陰になっている。
9時50分 慰霊碑のある鎖場。
写真撮るの失敗したんですが、左写真のダンナの左手が右写真のようになっていて、むき出しの斜めの岩場をロープを頼りにへばりついて通過します。人が入っていないので、分かりづらいと思うけど。
階段状に足場が切ってあるので、登る分には怖くないし、切り立った崖というワケでもないので危険は少ない。
ダンナの右手は崖で、慰霊碑が2つある。遭難者が多い山だったんだと再認識。
この岩を通過して、ちょっとした鎖場を登ると標高900メートルだ。
9時55分。六合目。
前方の見晴らしがものすごくよい。
ああ、ずーーーっと北峰まで道が続いている。はるか遠くに見える。
あまり必要ない場所にはしごがあったりする。
10時07分 ものすごく立派な石の道標で水場あり、と示されている。近くに水場まで80メートルとあった。もう少し近くなら立ち寄ったが、水は充分に持ってきているのて、今回はパス。
このあたりの道は石がゴロゴロしていて登りづらい。
10時20分 七合目粟ケ岳ヒュッテに到着。
うへ〜、ここでまだ七合目か〜。予想に反して、かなり疲労している自分がいる。
実は、途中であまりに疲れているので粟ケ岳ヒュッテが目的地ということにしようか、と冗談で話していたのだが、それでもいいと思っていた。
ヒュッテにはテーブルとベンチがあったのでそこで荷物を降ろして休憩。休んでいると次々と登山者が来て、みんなここで休んでいた。
10分近く休んで出発。
少し下っては登るを繰り返すようになる。
ヒュッテを出たあたりからダンナの足に変調。
もう少しで攣りそうだという。
そういえば、だいぶ前に登った粟ケ岳でも、ダンナは足が攣りかかった。うーむ、粟ケ岳、我が家には鬼門か?
私も疲れていたので戻ることも視野に入れたが、ダンナは騙し騙し登ることを選択。
ペースが超スローペースになったのが幸いして、私も先に進むことができた。
10時58分 8合目。
標高1200メートルの道標を過ぎてすぐに権ノ神コースとの分岐に出た。  11時12分。
振り返ると、ヘロヘロになって登って来たわりには、かなり遠くにヒュッテが見える。けっこう登れているじゃん。
右写真の山の一番高い場所にヒュッテがあるんです。
はるか遠くには弥彦の山々もうっすら見える。
分岐からすぐに北峰だ。しかし、ここは粟ケ岳の山頂ではない。
ずっと先に見える山の手前が山頂ならいいんだけど、そこも違う。
その先に見えるのが南峰、やっと山頂である。
ほぼ一緒みたいなペースで登っていたおじさんがここで休んでいて、向こう側が山頂ですよね、と言ったら、もうやめようかな、と絶望的になっていた。
彼もちゃんと登り始めたけどね。
11時17分 九合目。
11時25分 中峰。
やっと見ることができた粟ケ岳の裏側、川内山塊を眺めたりしながら、意外に早く到着。
山頂に向かって進んで行くと、山頂のすぐ左横に見える三角形にとんがった山の上になにやら動くものが。
げ、人だよ。あの三角に登れるんだ。うっすらと道らしきものも見えるけど、とんでもない角度だぞ。
それにしても、綺麗に紅葉している三角山だ。
11時40分 山頂到着。
中峰から南峰まではかなり下ってかなり登るのだろうと覚悟していたが、どちらもそれほどではなかったので助かった。
山頂には20名弱の登山者がめいめいに休んでいた。
秋のこと、眺望もよく、川内山塊のはるか向こう側に突出して高い飯豊の山が見えたり、ちょっと雲をかぶった御神楽岳が見えたりした。
山頂には立体の方位版があって、見える山々の姿が記されているのだが、かなり遠くにうっすら見えるとんがった山はなんだろう、と覗き込んでいると、あれは間違いなく燧ケ岳だと教えてくれた人がいた。その向こうにさらにうっすらと平ケ岳も見えると言っていたが、我々の目には見えなかった。
昼食を食べていると、あの三角山に行って来たらしい一行が戻って来て、待っていた仲間に報告していた。
片道それぞれ25分ずつ、山頂に少しいて往復で1時間だそうだ。
60歳オーバーらしい男女で、連れて行ってもらったという女性は大冒険の連続と話していた。
12時30分 下山開始。
12時50分 9合目。  13時05分 8合目。  13時30分 7合目粟ケ岳ヒュッテ。小休止。  13時47分 水場。  13時57分 6合目。  14時23分 5合目。
14時32分 大栃平。ここで、登りの時に逆光で見えづらかった谷が見えるようになっているのを発見。
この谷はおそらく三十三丈ケ滝の谷で、激しい水音が聞こえるのは三十三丈ケ滝のものと思われるが、方向的にはその下流の急流が見えるだけだった。右写真が小滝の連続の急流。かなりズームしている。
14時40分 4合目。  14時57分 3合目。  15時18分 2合目。  15時32分 一合目。  15時35分 駐車スペース到着。
ご苦労様でした。

と、いうことで、結局粟ケ岳には今回も玉砕した形になっている。手近な三百名山の山ではあるのだが、とにかく我が家には相性が悪い山らしい。
紅葉は、まだ始まったばかりの様子だったが、緑と黄色と赤のコントラストがむしろ見頃のまっかっかな山よりも綺麗に見えた。

下山の時にダンナの足が心配だったが、登りに使う筋肉と下りに使う筋肉は違うとのことで、ほぼ問題なく下山。ただし、下山下手の我々なので、通常の人のタイムよりかなり遅いです。たくさん追い越されました。
一度は登っておかないとないでしょう、と思った粟ケ岳中央登山道だが、一度でいいなぁ。次に登るつもりにはなれないなぁ。
比較すれば、北五百川登山道のほうがずっと楽だもの。
それにつけても、同じ山で登山道の違いだけでこれほど山の様子が違って思えるとは。
ホントに登山は奥が深いです。

粟ケ岳中央登山道入り口
最寄ICは、北陸自動車道三条燕IC。インターを出たら、大きな加茂市の看板とおりに左折。石神大橋で信濃川を渡り、直進。左折すると国道403号で加茂市であるという案内があるので、その通りに左折で国道403号に入る。そのまま加茂市街に入ると、かなりの頻度で「美人の湯」の案内が出てくるので、とりあえず「美人の湯」に向かって進めばよい。
第一貯水池は美人の湯を通り越して少し行く。広い駐車場とトイレがある。実はここに登山者は駐車して欲しいらしい。
第一貯水池を通り越してちょっとゲートかしらん、と思われる場所を通り、未舗装の林道になる。すれ違いが困難なので注意。この林道をしばらく進むと、第二貯水池になる。登山道はこの貯水池の堰堤を渡る。きちんとした駐車スペースはない。
上記のとおり山の神のあたりにとめられる。また、堰堤を通り過ぎてちょっとだけ走ると、少し広くなっている場所があって3から4台ほどとめられそうなのが登山届けのポストあたりから見えた。そこに駐車して登山している人もいるようだ。
第二貯水池のトイレは怖いので、第一貯水池のトイレを利用したほうがよいだろう。


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