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番外

 の山

2011/5/5  赤松山 (335m)   
ゴールデンウィークの三連休の最終日。
実は、我々は宝珠山に登るつもりでいた。
これがとんでもない勘違いなのだが、宝珠山は楽々1時間程度で登れる山だと信じていたのだ。なぜそんな勘違いをしたかといえば、ものすごく健脚の人の登山レポートを見て、てっきりそれが標準タイムだと思ってしまったのである。
連休の最終日だし(我々のGWはカレンダーの赤い日しかお休みではなかった)ここは軽く流しますか、と比較的近くて楽そうな山を選んだのである。
おっと、どっこい。宝珠山、ちっとも楽な山じゃなかったですぅ。
そんな舐めた態度なもんで、朝もだらだらと起きて、まず自動車で出発直後全く別方向に走ってしまうという気の抜けたことをする。
やっと10時少し前に登山口近くに到着したが、登山口がわからずにウロウロ。ここだ、と思って入ってみたら、なんと駐車スペースが閉鎖されていた。
駐車スペースが閉鎖されていたのは、草水登山口。近くのドライブインが閉鎖して、駐車できなくなったらしい。しかし、登山口のそばにも1台も自動車がとまっていない。ということは、ここから登った人はいないのか。勝手に通路にとめるわけにもいかないだろう、と別の登山口(赤松口に行けと案内があったのだ)に行くことにした。
手持ちのガイドブックには赤松口は現在通行止めとあったが、解除されたのかしらん。まあ、6年も前の発行のガイドブックだからなぁ。
すったもんだして、やっと赤松登山口に到着。
宝珠温泉あかまつ荘の向かい側にがんばれば10台くらいはとめられそうな登山者用の駐車スペースがしっかりあった。ただし、トイレはない。
10時15分。登山開始。
まずは赤松山森林公園の中を階段で登って行く。
チゴユリが咲いている。
5分も歩かないで鉄塔が出現。
相変わらず公園の中なので、案内がしっかりしている。
つつじ坂を登り、かしの森に入り、と、子供でも大丈夫な道が続く。
せっかくつつじ坂を登ったのに、その分下る。
案内によると、山伏の道が宝珠山への登山道らしい。
山沿いの平坦な道を歩く。右手の山の裾野に綺麗にヤマザクラが咲いていた。
このあたりで捕虫網を持っている人をみかけたので、何を狙っているのかと訊ねると、ギフチョウだという。
いるんだ、ギフチョウ。
10時45分。平坦な道から左にそれると宝珠山だと案内がある。
けっこうな登りだ。
ひいひい登るとまた鉄塔出現。10時48分。
鉄塔で登山道は右に曲がる。ここで休憩しましょう、とそれぞれのリュックに入っているはずのペットボトル飲料を取り出そうとして、げげっ、無い。自動車に忘れてきた。
今日は暑くなるからとダンナが予備の飲料を持って来ていたので、それでしのぐことにする。
とことんケチのついている登山だ。
ここに赤松山まで25分とある。え、宝珠山まで25分じゃないの?と、初めてガイドブックをまともに読むと、なんと宝珠山は赤松山のさらに向こう。赤松山からは80分もかかるという。
とんでもない勘違いもここで発覚したわけだ。
11時ちょうど。ヤマツツジの咲く緩やかな登りの道を歩いて行くと、あらまあ、舗装された林道が出現。ご丁寧に「車に注意」と書かれている。
ガイドブックの通行止めはどうやらこの林道の建設のためだったらしい。
林道を渡り、不必要に急な階段を登らせられて登山道に復帰。
林道から先がものすごく急な登りだった。
岩っぽいほぼ直登と言っていい登りをヒイヒイ登る。
途中に雨で判別不明になった看板がある。
どうもクルマユリを守ろうという旨が書かれているらしい。
咲くんだね、クルマユリが。
看板のあとも、急な登りがなお続く。
足元のイワウチワが、終わってしまった状態から綺麗に咲いている状態に変わってきた。
11時13分。赤松城山の看板に到着。
赤松城山(あかまつじょうやま)は安田城の要害であるとの説明がされている。
あ、ギフチョウが飛んでいる。ちょっと撮影につきあってもらった。
11時20分。 赤松山。実はこの先もファイトで登るつもりだったのだが、何せ暑かった。水が少ないし、もういいかげん空腹だし。ここから80分の気力が無い。
しかも、実にベンチにちょうどいい具合に松の木が横に湾曲してたりするのだ。
よし、ここでお昼にして、今日は戻ろう、と決定。
この赤松山の山頂は丸山御沢キャンプ場口からの道との合流点で、登山者にとっては完全な通過点。
しかし、我々にとってはパラダイスみたいだった。
涼しいし、なんとギフチョウが少なくとも4頭、くるくる踊りながら我々と遊んでくれたのだ。
いつもよりちょっとのんびりとお昼をとる。
12時10分。下山開始。
12時17分。赤松城山。
12時28分。林道。
12時34分。上の鉄塔。
山伏の道を歩き眼下の桜を見下ろす。橡平桜樹林より綺麗かも。まあ、こちらは原生林じゃないのかもしれないけど。
山伏の道もヤマザクラの下を歩く気持ちのいい道だ。
だが、つつじ坂を登って下るのがちょっと悔しいので、公園内の別ルートで下って見た。方向さえ間違わなければ駐車場には着くだろう。
目論見どおり、坂を登らずに駐車場よりちょっと離れた道に出た。この程度なら坂を登るよりずっと楽だ。
13時5分。駐車スペース到着。
ご苦労様でした。

さすがに3日目ともなると、色々調べようという気持ちや、色々準備しようという気持ちがおろそかになるもんだなぁ、というのを実感した一日だった。
途中で諦めて、のんびりすることに気持ちを切り替えたので痛い目に会わなかったが、絶対に登頂するのだと無理をしていたら、もしかしたら大変なことになっていたかもしれない。
ガイドブックもHP等の登山者のレポも、どっちもよく読んで、勘違いしないように準備をしなくちゃね。

赤松山(赤松口)
最寄ICは、磐越自動車道安田IC。とにかく宝珠温泉「あかまつ荘」を目指すとよい。
インターを下りて国道49号の交差点でサントピアワールド方面に進んでもよいし、国道49号を三川方面に進んでもよい。どちらからでも案内が出ている。
駐車スペースは「あかまつ荘」の向かいである。トイレは無い。森林公園のキャンプ場がわにあるかもしれないが、われわれが通った場所にはなかった。
公園内はスニーカーでも充分だが、赤松山手前はかなりの急登がある。足回りはきちんとしたほうが無難。


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