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番外

 の山

2011/6/18  守門岳(保久礼コース) (1537.2m)  
毎年、この頃になると、ダンナの所用のために土日がつぶれる。
せっかくの花の季節、しかも、夏山に向けての体力づくりのために歩いておかなくちゃならない時期である。
そんなワケで私1人でも登れる山に行くことになるのだが、なにせ、自動車の運転が極めて下手くそな人間なので、よく知った道しか走れない。そうなると行ける山はごくごく限られてくるのである。
そんななか、守門岳ならたぶん行けると踏んだ。二分口とその先にある保久礼口は国道からの入り口がとてもわかりやすく、そこさえ曲がってしまえば1本道なのである。
保久礼からのコースなら危険な場所もほとんどないし、私単独でもなんとかなるだろう。
よし、今年の単独訓練登山は守門岳に決定。
決定したはいいが、この日の魚沼市の天気予報は、新潟市付近の低い降水確率とは裏腹にお昼あたりに雨が降るという予報。でも、駐車場に着いた時には薄日も差して、予報は外れた感じだった。
午前7時前に自宅を出て、私の非力の軽自動車で、げげーーーっローに入れないと登れない〜っ、という林道を走って駐車場に到着したのは8時半前。
ちなみに、二分口のトイレでトイレを済ませてから来たので仕度は早い。
ほぼ同時刻に出発。
8時30分、保久礼小屋。
例によって、階段続きの登山道をひいこら言って登る。同時に出発した男性を追う形になった。
途中でご夫婦らしき人が休憩中。登ったことのある山かと聞かれたので、大岳までならある、と答えた。今日は守門岳まで行くつもりです。
8時55分、キビタキ清水、キビタキ小屋分岐。
キビタキ清水で男性が休憩していたが、私は先に行く。
それにつけても、樋状にえぐれた泥の道は相変わらずで、とても歩きづらい。
下山時、このドロ道で悲惨な目にあう。
結局、すぐに男性に追い越された。
泥道と多くなってきた虫に閉口しながら登ると、おじいちゃんが休憩中。
虫がひどいですね、と言うと、今の時期はどこもこうだと言われた。
9時30分、第二展望台。下界はほぼ見えない。
若い男性が登って来たので、何も見えないですね、と言うと、今日は涼しくて登りやすいんですけどね、とのこと。
私、汗まみれ。
第二展望台でエネルギーゼリーをとって休憩。
出発してすぐにゴゼンタチバナをみつけた。ものすごくびっくりした。そんなに標高の高い山に登っているつもりは全くなかったのだ。ミツバオウレンも咲いている。
9時45分、不動平。
このあたりから近くに雪が見えるようになってきた。
不動平から先はゴロゴロした石の道でこれまた歩きづらい。
大岳までの途中、1箇所だけ雪の上を歩く場所があったが、それほどの距離ではなかった。
10時05分、大岳到着。
だれか休憩してるだろうなぁと思ったら、だれもいなかった。
私も給水だけして、先に進む。
保久礼口からだと右に曲がる感じで大岳山頂を後にすると、うわっ、目の前雪だらけ。
てっきり稜線に出たのであとは水平移動くらいだと思っていたら、ガッツリ下りになってしまった。
しかも、とんでもない角度で下る、下る、下る。
しかし、ツバメオモトを発見して小踊り。ここにも咲くんだ〜。
袴岳に向かって左側が雪が多い。そこから白い雲というか霧というかが次々湧いて出て、これから登る山を隠していく。
さらには、雪のせいだと思うが、登山道が崩れている部分もあって、けっこう怖かった。
右、まるでシャクナゲみたいに咲いていたツツジ。
どれだけ下らせるのよ、と、いいかげん腹がたってきた頃、ようやく一番低い場所に着いたようだ。
雪のへりを歩いて行くと、「網張」という標識が寝転がっていた。10時25分。
ここに至るまでに、実はたくさんの花に励まされた。
シラネアオイは思いもよらずたくさん咲いていた。
右は、コバイケイソウの子供みたいにくっついているシラネアオイ。
高山植物もたくさん咲いている。ああ、晴れていたらなぁ。
花があったから、網張からの登りもがんばれたのかも。
しかし、途中でなんだかポツポツと雨があたりはじめた。
ぜいぜいと登って行くと、雪渓に行き当たってしまった。道がよく分からないうえに霧が出てきている。
ちょうど運良く、下山してくる人が来たので、そちらが登山道だと分かった。
もっと霧が濃かったら、危なかったかもなぁ。
10時45分、二分コースとの合流点。
意外と網張からの登りは大岳からの下りに比べると険しくなく短かった。
分岐からはほぼ木道が続いていた。
以前二分口から登ったのは2005年なので、これほど綺麗に木道は整備されていなかったと思う。
途中、いよいよ雨が本格的になったので、雨具を着た。
11時05分、青雲岳到着。
青雲岳は、尾瀬の田代のように木道と木で作られた休憩スペースがあった。前は木道だけだったよな〜。
池には小さなミズバショウがあっただけ。
登山者が休憩スペースで着替えていたので、写真を撮るのはパス。
休憩スペースを過ぎると、木道は少し下る感じになる。
雨で滑りそうで怖かった。
ちょっとブッシュの中を歩いて、階段の登りになる。
あれ、最後の登りってこんなもんだったっけ、と思うくらいあっさりと山頂に出た。
11時20分、山頂到着。
2人だけ昼食をとっていたが、とにかく雨だ。
私はどうしようか迷ったが、下っても雨宿りできる場所はないので、できるだけブッシュに近づいて雨をしのぐようにして、敷物のビニールシートをかぶっておにぎりをほおばった。
ところが、さらに雨が強くなり、右写真の男性と2人で「でも、エネルギーはとらないとねぇ」と苦笑する始末だ。
数組の登山者が大白川方面や私と同じ方向から登って来たが、山頂の標識と記念撮影だけして下って行った。
シートをかぶっていてもひどいことになってきたので、おにぎり1個で早々に山頂をあとにした。
11時37分、下山開始。
11時52分、青雲岳。左写真が休憩スペースです。
下れば少しは雨が弱くなると思ったら、笑えるほどばしゃばしゃ降ってきた。
ツバメオモトも雨の中。
12時08分、二分との分岐。
12時27分、網張。
網張から大岳の登りはさぞ辛かろうと思ったが、雨の中の下りよりも怖くない感じがして、予想よりも息がきれなかった。
まだツボミのヒメサユリがうつむいている。
キスゲのツボミもたくさんあったが、ヒメサユリは網張と大岳の間でしか見なかった。コシジオウレンはたくさん咲いていた。
左写真は振り返って袴岳方向を撮影。
残雪が綺麗だ。晴れていれば、絵になっただろうに。
12時52分、大岳。
まだ雨はひどかったが、もうどうでもよくなって、雨の中コーヒーを入れてパンにかじりつく。雨を飲んでるのやらなんなのやらわからなくなった。
13時ちょうど、大岳出発。
13時17分、不動平。雨のおかげで虫が少なくなったのが不幸中の幸い。
13時27分、第二展望台。
この先がひどかった。
例の泥が樋状になった道。これがどうして樋状になったのか、身をもって体験した。つまり、両側は斜めになって滑って歩けないので、イヤでも樋の中に足を入れないといけないのだ。どんなに泥になっても、そこじゃないと安全に歩けない。とすると、どんどん樋は削れていく。
こんな仕組みだったのか、と、おニューの靴を泥だらけにして納得。
しかも、スパッツは暑いと思ってつけなかったので、スラックスもドロドロ。ああ、あとが面倒くさいよぉ。
泥と格闘しつつ、かなりペースダウンして下る。
13時55分、キビタキ清水。
なんだかにぎやかな声がして、10人ほどの女性のパーティーが出発するところだった。
少し間をあけるためにキビタキ清水に立ち寄って、清水で靴の泥を落とす。落ちきれるものじゃなかったけど。
キビタキ清水から先は階段なので、それほど泥にならなかった。ぬかるんではいたけど。
結局途中で女性たちを追い越して保久礼小屋に到着、14時18分。
14時21分、駐車スペース到着。
到着する頃には雨はほとんど小降りになっていた。自動車はほとんど無く、女性達を乗せてきたのだろうマイクロバスとあと数台が残るのみ。
いやはや、本当にご苦労さまでした。

自動車に戻り、あまりに泥だらけになったので、青年4人組が着替えなんかしていたが、自動車の陰で私も着替えてしまった。
雨なんだか汗なんだか、泥なんだかさっぱり分からない状態である。
あとは、気をつけて林道を下り、二分口のトイレに入って、そのまま家に直行した。とにかく靴のドロ、なんとかしなくちゃ。
天気予報を信じないのは自分が悪いのだが、それにしても雨、降りすぎ。山頂から下るときは雪があったので寒いくらいだった。
この守門岳では数日前に遭難事故があったばかりだ。あまり楽天的にならずに、とにかく慎重に行動しないとなぁ。それほど危険なことはなかったけれど。

守門大岳
  守門岳二口平登山道入り口
最寄ICは、関越自動車道小出IC。ここから国道17号に出て、小千谷方面に進むと国道252号の分岐になる。右折で国道252号に入り、守門方面に進む。
旧広神村を通り過ぎ、須原スキー場を通り過ぎ、かなり進むと、左折すると国道290号だという標識が出てくる。ここは左折。栃尾方面に進む。
そこからまた少し山間の道を進むと、右折すると二分であるという標識が出てくる。
手前に小さな酒屋さんがあり、曲がり角に「バスの回転場である」というような看板がある道である。
右折して二分へ進む。
集落を通り過ぎると、道は山を登る感じになる。段々になっている田んぼのあいだを曲がりながら進むが、小さいながらも登山口の案内道標が立っているので間違わない。少し狭くなった道をどんどん進むと、やがて駐車スペースにたどりつく。
トイレがあるし、何台も自動車が止まっているのですぐにわかる。駐車スペースを通り越して橋を渡った向こうにもさらに駐車スペースがある。
  保久礼登山口
二口平登山口からさらに林道を先に進んで行く。
しばらく進むとカーブの突き当たりの右手に5台ほどの駐車スペースがありここからも徒歩で保久礼小屋に行けるらしいが、ここは通り過ぎてさらに林道を進む。道は狭くなるが、どんどんと進んで行くと突き当たりに20台以上とめられる駐車スペースがある。
駐車場にはトイレはないが、登山道を5分ほど下った場所にある保久礼小屋にある。小屋には湧き水もある。


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