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11時33分 新山に向かって出発
いきなり、山頂小屋のすぐそばでチョウカイフスマを発見。
あらまあ、チョウカイフスマって小さな花なんだなぁ。
写真だと大きく写って、アケボノソウみたいな花だから、てっきりもっと大きな花だと思っていましたよ。 |
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11時37分 岩にとりつく
すっかり霧で先が見えない。 |
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どう登るのかは、白いペンキの矢印が教えてくれる。 |
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ちょっと登っては、矢印がどこかを探す必要がある。
それにしても、よくもまあ、この岩たちは崩れないものだ。 |
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時々矢印を見失うこともある。
世界人類が平和でありますように、と書かれた岩もある。 |
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登りつめたかな、と思うあたりの風景。
熔岩の隆起というやつなのか、この世のものとも思えない風景だ。
そこを人間が登っているんだからな。
すごいな、人間は。 |
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11時58分 巨大割れ目入り口
しかし、その先がまたとんでもない風景だった。
巨大な岩が真っ二つに割れていて、その間に矢印が続いいるのだ。
しかも、急降下で下れ、という。
この岩、回避できなかったんかーい。 |
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ええ、ええ、下りますともさ。
何かあって、この割れ目が閉じたらどーすんのよ。
下って下って、下ったら、そりゃまた登らなくちゃ。 |
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12時02分 巨大割れ目出口
出た先でこれからどーするのか、途方に暮れる。
あ、あっちに登山者がいるぞ。
右写真、右上端っこに登山者の赤いリュックが見えるでしょ。
つまり、あっちに登れ、と。 |
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12時09分 新山 山頂。即下山。
その先もほぼ岩をよじ登る感じ。
で、人が溜まっている場所が山頂だった。
溜まっているといっても4人くらいだったのだが、それが限度の山頂だ。
左写真の山頂碑は後ろの岩にもたれかかって撮影している感じである。
とても狭いスペースで、横に並んで3人が限度か。
来る人来る人譲り合って撮影する感じである。
ここにいても仕方ないので、感慨にふける間もなく下山開始。
来た方向ではない方向に矢印があるので下りはじめる。 |
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12時14分 胎内くぐり
岩を下って行くと、胎内くぐり文字とともに、さっきの大岩のかなり縮小版のような割れ目が出てきた。
も、そっちには行かない。
そこに入らなくても、外側の岩を下れば同じ場所に出るのは一目瞭然だった。
来た道ではないので、少し戸惑ったが、白いペンキの点がついている岩が目印なので、それを目当てに下って行く。 |
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わー、ここからも雪渓が見えるぞ。
それにしても、ペンキがなくなっちゃったぞ。
どう下ればいいんだ。 |
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遠くに霧に霞んだ山頂小屋が見える。
とにかくそっちに向かえばいいんだな。
12時30分 岩、下り終える。
やっと岩から離れられた。
岩の下は花がたくさん咲いている。
シワブクロやミヤマコウゾリナ?チョウカイフスマなどなど。 |
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12時38分 いったん、山頂小屋へ。
帰りは外輪山コースで帰ることにした。
なにせ、千蛇谷からの登りは考えただでもうんざりする。
あれは回避したい。
ダンナのアプリでは山頂小屋付近から外輪山に向かう道が出ているはずなんだが。
どうも小屋の近くには道も道案内もない。
よくよく探してみたら、七高山というのが外輪山の一つだと分かった。
七高山への矢印なら、新山から小屋に向かう道で見た。
そちらに戻ろう。 |
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12時42分 外輪山コースへ出発。
くっきりと七高へと矢印が出ている。
外輪山コースって書いてよぉ。 |
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まず、小屋裏の道から下る。けっこう下る。 |
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12時50分 一番下に下り終える。
あの、新山から見た雪渓のそばまで来てしまった。
雪渓の溶ける最先端を歩く。 |
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12時51分 外輪山に向けて登り始める。
いやな予感はしたのよね。
新山から、なんか登山道がかなり上に向かって伸びている道があるな、と思ったのよね。
しかも、激登り。
鎖場まであるじゃないの。
なんか、いつまでたっても登ってばかりいる気がする。
山頂は踏んだはずなのになぁ。 |
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登りますともさ。
ええ、登らなきゃ帰れないもの。
登りますわよ。
ほぼ垂直の壁みたいな坂を登って行く。 |
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13時01分 外輪山にたどり着く。
七高山はパス。
100メートル先なのだが、さすがに立ち寄る時間も元気もなかった。
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外輪山の上に出たので、水平移動になる。
13時03分 百宅口分岐
鳥海山は、たくさんの登山口がある。
間違うと全然違う場所に下ってしまうことになるので、注意しないといけない。 |
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ずっと水平。
時折、白いつぶつぶの見える緑の塊がある。
これがチョウカイフスマ。
もっと探さないといけないくらい希少種なのかと思っていたら、ホントにあちこちにある。 |
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鉄のハシゴ出現。
ちょっと古くて怖いが大丈夫だった。 |
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13時22分 行者岳
そう書かれた道標の横にこれまたハシゴ。
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こっちは登る。
周りは岩と緑の花だらけの風景だ。
ヨツバシオガマやミヤマリンドウもたくさん咲いている。 |
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稜線はほぼ水平移動だ。
時々石で囲われたチョウカイフスマの姿が。
囲わなくても、元気に咲きそうだけどね。 |
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晴れていたら、きっと見通しのいい稜線なんだろうなぁ。
でも霧なのよ、ずっと。
この手前あたりかな、我々とは逆回りで登って来るご夫婦らしき人が地図を見ていた。
真っ赤な顔をしてかなり暑そうだった。
登りはキツイんだろうなぁ、外輪山コース。
不安そうだったので、我々は山頂から来ましたよ、間違ってないですよ、と教える。その代わり、激下りと激登りが待ってますよ、と。
彼らはどうやら小屋泊まりで、新山には明日チャレンジするようだ。
鳥海山を楽しむいい選択だなと思う。 |
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13時35分 石仏
これはちょっと気づきづらい高い場所にありました。
すぐに道標が現れた。 |
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13時37分 伏拝岳(湯の台口分岐)
伏拝岳は道標の奥のほうにあるらしいが、霧でよく見えない。
ここでは湯ノ台、河原宿方面に分岐している。 |
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いや、ホントに晴れていたら・・・
やがて、ハイマツの茂る急降下なども含む道になった。 |
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14時04分 文殊岳
岳とはいえど、とりたてて頂っぽい感じはなく、道の途中といった感じだ。 |
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文殊岳の先はハイマツの白骨死体みたいな枯れた枝と、急降下。 |
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だんだん下る道が大きな石の重なりになってきた。
下のほうに七五三掛のベンチが見えて、ずっと前に我々を追い越して行ったご夫婦が休憩しているのが見えた。
14時29分 七五三掛分岐(上)に到着。 |
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14時33分 七五三掛分岐(下)に到着。小休止することにした。
残しておいたアンパンを食べて一息つく。
ここでダンナは雨具を脱いだ。
さらに少し休憩していくというので、どうせすぐに追い付かれるトロい私は先に進むことにした。 |
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14時47分 七五三掛
さすがに誰も休んでいない。
登りの時よりも霧がやや晴れて、キスゲの咲いている草原が見えるようになった。 |
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15時ちょうど 八丁坂
雨だった登りとは違い、フウロなどの花も開いてくれている。
しかし、八丁坂を下って、ちょっと呆然と前方を見てしまった。
延々と登っているのだ。
こんな場所あったか?
こんなに下ったか?
キッチリと並んだ石畳の道が恨めしいくらいに登っている。 |
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15時08分 御田ケ原分岐
ここから登り始めだ。
もはや気力のみで足を運ぶ。
とにかく足を前に出しさえすれば、そのうちに登りは終わる。
15時23分 御田ケ原
やっと登り終了。
振り返ると、一番下の御田ケ原分岐にダンナの姿があった。
がんばれ、ダンナ。
これから地獄の登りだぞ。 |
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御浜小屋の手前はとてもきれいなシャジンだらけのお花畑だった。
登りの時には全く見えなかった池が見えた。
ちょっと後ろに追いついて来たダンナに
「池があるーーー」
というと、
「鳥海湖だよーーー」
と返ってきた。
そんなのがあるとも知らなかった。
晴れていたら、綺麗に見えるんだろうなぁ。 |
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お花畑にはたくさんのベニヒカゲが飛んでいる。
そりゃ、濃霧の登りでは飛んでいなかったわなぁ。
15時41分 御浜小屋 |
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14時43分 御浜
鳥居の近くの石に座ってダンナを待つ。
ほどなくダンナもやって来た。
この先はほぼ石畳なので、少し安心だ。 |
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鳥海山の石畳は歩きやすい。
しっかりとした石工さんの仕事を感じられる。 |
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16時14分 賽の河原
登りの時は近くの花しか見えなかったので、なんで賽の河原なのか分からなかったが、意外にもなーんにもない草原だった。
もうちょっとお花畑かと思っていた。 |
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16時46分 県境
このあたりからかな、やっと霧が晴れて、太陽が顔をのぞかせるようになった。
もう下山する登山者はいないと思っていたが、後ろから外国人のカップルが軽やかに下って来て、きれいな日本語でこんにちわ、とあいさつしてくれた。 |
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前方に鉾立の駐車場が見えた。
見えたと言ってもまだまだずっと先である。
だが、道が木道になり、 |
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コンクリートになると、もうゴールが近いことが分かる。
右手の谷に霧が溜まっている。
あの谷は奈曽渓谷だそうで、我々が何度か行っている奈曽の白滝のおおもとである。 |
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17時11分 展望台
登りの時は真っ白で立ち寄りもしなかったが、今は晴れている。
展望台に立ち寄ってみた。 |
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霧で蓋された奈曽渓谷が見えるが、渓谷の景観だけで言えば、ここよりももうちょっと上の登山道からのほうがよく見えた。
左側の高い山が稲倉岳(1554m)で、鳥海山はその奥に見えるんじゃないかな、晴れていれば。
右手の岩から水が落ちていて、かなり落差のある滝になっていた。 |
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17時18分 東雲荘
17時19分 登山口
17時21分 駐車スペース
いやはや、長かった。
駐車場にはほとんど自動車が止まっていない。
とにもかくにも、ご苦労様でした。
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