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五ケ浜の滝(仮)
雪解け限定の滝と思われる。
駐車スペースの入り口から見上げると
チョロチョロと落ちている。
もっと厳しく寒いと凍るかも。




俵岩の滝(仮)
季節限定の滝とは思われるが、
ものすごく特徴的な滝だ。
まず、岩盤の地層が楽しい。
途中で岩盤に当たって砕け散っているのがいい。
さらに、落ち口に岩があるし、
その岩の裏には洞窟まである。
霧散した水は海に散って行く。
もう少し水量が多ければ、
名のある観光名所になったかもしれない。




雷岩の滝(仮)
かなり規模は大きい。
と言っても、最大の高さは10メートルほど。
ただ、谷のこちら側と奥に氷瀑が形成されていて、
見るとスケールが大きく感じる。



滝部分のアップ。
どういう地層なのか、なめらかな岩盤で、
人工のコンクリートに見えるが、
れっきとした自然の岩盤。
水量は少ない。



左側に滝、
海風を受けて風下に氷がついている。


大きさ比較。
赤い矢印の下に人がいる。




浜滝
毎度おなじみ、超お手軽滝の浜滝。
だが、お手軽、海岸沿い、のわりには、
姿がよい。
雪解けの水を受け、水量豊富。


2006/2/19  越後七浦シーサイドラインの滝たち 新潟市、長岡市
土曜日がお休みでない日曜日、だらだらと午前中を過ごし、午後からお天気に誘われて自動車を走らせた。目的地はない。遅い出発だったので、近場がよいだろう。いくらいいお天気だからといって、2月の新潟では山に向かうわけにはいかない、と、いうことで海へ向かうことにした。
白鳥を期待して、ラムサール条約の沼地「佐潟」に寄ってみたが、鴨がぽつぽつ浮いているだけ。2月に入ってからの高い気温のせいで、佐潟の雪もすっかり消えて、白鳥の姿は全くない。仕方がないので、そこから国道402号線に出て、寺泊方向に下ることにした。
灯台のある角田岬から寺泊のあたりまでの海岸を走る国道402号線を越後七浦シーサイドラインという。新潟の海岸というと広い砂浜を連想しがちだが、角田岬のあたりには奇岩の景勝地もあるのである。晴れた日のドライブにはもってこいだ。
別に何を期待するでもなく、海岸線を走って行った。
そしたら、みつけてしまった。海とは反対側の斜面の向こう。
滝だ。しかも、凍り付いている。
げげ、新潟には凍る滝は無い、もしくは行き着けないと思っていたのに。こんなに手軽な場所に氷瀑があるのかーーー!?
と、思っている間に通り過ぎてしまった。戻れ、Uターンだ。
だが、海岸沿いの道にUターンできるような場所はない。短いトンネルを2つほど抜けてようやく海側に駐車スペースを見つけた。五ケ浜海岸に出る駐車場でトイレなどもある。
とりあえずそこでUターンすべく自動車を入れると・・・あ、滝。
駐車スペースの入り口のすぐ向かい側の崖からちょろちょろと水が落ちていた。うーむ、滝だ。どう見ても雪解けか雨後限定ではあるが、水音も聞こえる立派な滝ではないか。
自動車をおりて、とりあえず撮影。
よし、仮に「五ケ浜の滝」としよう。
満足して自動車に乗り込む前に、今日の佐渡島でも見ましょうと海岸に近づいてみた。・・・あ、滝。
駐車スペースの海岸よりから今来た方向、つまり角田岬がわのトンネルのある崖を見てみると、水しぶきがあがっていた。
トンネルの向こう側に滝が落ちている。けっこうな落差で、岩盤に当たって最後には霧散してしまっている。これも、どうも雪解け時期か雨後限定の滝ではあるらしいが、霧散する姿といい、海に直接落ちることといい、滝とカウントしないわけにはいかない特徴的な滝である。
よし、仮に「俵岩の滝」としよう。
なぜ俵岩かというと、この滝の近くのトンネル(畳ケ浦トンネル)の入り口に俵岩という名勝があるらしく、看板が立てられていたからである。どれが俵岩なのかはさっぱりわからなかった。
  
トンネルと滝の位置関係。
駐車スペースから海岸までおりて行って、よく滝を見ると、古い石組みの防波堤のようなものの奥に洞窟みたいなのがあって、その入り口に滝は落ちていた。なかなか面白い滝だ。
さて、季節限定の滝はそこそこに、さっき目撃した氷瀑に行かなければ。
今度こそUターンして、戻る。
畳ケ浦トンネルと小浜トンネルを抜けると、海とは反対側に大きなゆるやかな谷のようなスペースが広がる。そこに白い滝がかかっていた。
上手いこと道路からおりる道がある。
すでに何台が道路下のスペースに駐車していた。どうもここは、角田岬からの登山者の一部や道路の下をくぐって海に出て釣りをする人が駐車する場所らしい。
よく見ると氷瀑の下にも人がすでにいた。
ほほう、氷瀑の直下にも行けるのか。
自動車を降りると、なだらかな崖に向かった。踏み跡があるので、それほど困難もなく滝下に行けた。
最初、ただ水分が凍りついて白くなっているだけかと思っていたが、どうやら、本当に滝が凍っているらしかった。ただ、この滝も雪解けの時期か雨後にのみ出現する滝ではなかろうか。というのも、我々は過去何度もこの場所を通っているのだが滝を見た覚えが無いのである。
近寄ると、滝は細いが確実に落ちていた。
そして、海から吹き上がる冷たい風が飛沫を凍らせ、風下に氷を作っているようだった。
ここ数日気温の高い日が続いたし、今日だってお日様が照っていたというのに、しっかり凍っていた。ただ、淡くはかない感じのする氷である。長野や群馬で見たカチコチで透明感のある氷瀑ではない。
氷ではあるが、ふわふわした花のような感じを受けた。
滝の前の芦原も氷ついてニョロニョロのようになっている。実に面白い。
新潟で、しかもお手軽に見ることのできる氷瀑を発見できて、興奮ものである。
さて、名まえ、名まえ・・・。よく見ると小浜トンネルの角田岬がわの入り口に「雷岩」と看板がある。よし、この滝は仮に「雷岩の滝」としよう。
  黒い岩にふんわりと氷が貼り付いている。

  淡いもろい氷である。

  シャンデリアのように垂れ下がる。

  地面はもこもこ。

  にょろにょろ。
さんざん撮影して、ではこのシーサイドラインの滝たちの締めとして、大御所に登場願うことにした。角田岬からは少し距離があるが、野積海岸にある浜滝である。通年落ちている立派な滝だ。
この滝は、さすがに凍らない。
が、いつもながら海岸沿いにあるとは思えないくらい、素晴らしい姿で落ちている。もうちょっと滝前を整備すれば、きっといい休憩場所になるはずである。
  本日の浜滝は水量豊富。
滝を見るつもりもなく出かけたドライブだったが、大収穫だった。満足満足。
越後のあわ氷の滝、雪解け時期限定ですが、ぜひ探してみてください。
交通
最寄ICは、北陸自動車道巻潟東IC。
ICをおりて、国道460号線をはずれないように海岸へと出る。トンネルをぬけたら国道402号である。ここを右に行く。急カーブをぬけて山をおりて行くと、海が見える。海を左に見ながらやや進むと、海側にトイレのある駐車スペースがある。それが五ケ浜海岸だ。カーブの先にあるのでやや見落としがちなので気をつけること。
畳ケ浦トンネルに入る手前である。ここで「五ケ浜の滝(仮)」と「俵岩の滝(仮)」を見ることができる。
「雷岩の滝」は、さらに進んで、立岩、小浜トンネルをぬけるとすぐに右手にあるなだらかな谷にある。海とは反対側を注意深く見ていると自動車の入れる道があるので、そこに駐車。滝前には踏み跡をたどって行ける。
ただし、この3つの滝はすべて期間限定だと思われる。海岸は積雪が少ないので、よい時期を狙って行くとよい。
浜滝は、国道402号線を寺泊がわに進んで野積海岸に出たら海とは反対がわを注意深く見ているとすぐにわかる。


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