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大滝
二合目からも見えるが、
そこから少し登った所からなら
見下ろして全景が見える。
ただし、草が旺盛なときは隠れる
部分がかなりあるので、
よく見たい場合は草の少ない時期が
いいだろう。




上の写真を撮影した場所のダンナ。
私はさらに登ってダンナを見下ろしている。




滝は二条なのだが、
二本並んだ姿はうまく捕らえられない。
とにかく草や葉っぱが邪魔だ。
あるいは、下流から登って
滝つぼに出ないかぎりは
大滝を全て見るのは無理だろう。





最初の滝らしい滝。
二段になって落ちるかわいい滝だ。




大きさ比較。
ダンナ、滝つぼで顔を洗うの図。






滝入りコースちゅう、最も美しいナメ滝。
滝前までおりて、色々な角度から
撮影することができる。
とにかく岩盤がきれいだ。




これは、やや下流から撮影。
色々な角度で撮影できる。






不動滝
真ん中を岩が分断している形の
二条の滝である。
落差は7メートルくらいか。
左右それぞれ違った表情を持つが、
特に向かって左の水が楽しい。




大きさ比較。
ダンナは滝つぼよりやや手前に立っています。
滝つぼがけっこう広々としていた。
小魚もいた。




左の滝の落ち口。
飛び出して、飛び散っている。




そして、扇状に広がって落ちる。
ホースの先をすぼめて
散水するとこんな感じになる。



一方の右の滝はストレートに落ちる。
やや大人しい印象である。
いうなれば、雄滝と雌滝か。





登山道には地味ながら
清楚な花たちが咲いていた。














2004/6/19  金城(きんじょう)山の滝たち  六日町 (大滝の落差20m程度)
我々には覚悟を決めて登らなければならない山がある。巻機(まきはた)山である。この山の登山道からは割引沢にかかる滝たちを見ることができるのである。
しかしながら、我々の体力ではおいそれと登れる山ではない。
そんなわけで、今回はその前哨戦とも言える金城山の滝入りコースに挑戦してみた。
金城山もものすごくおおざっぱに言ってしまえば巻機山の一部である。この山塊のはるか奥に連なっているのが巻機山なのだ。つまり、巻機山の露払いと言えなくもないのである。
ところが、この日は朝からガスがかかったような天候だった。晴れているようで、雲っているようで、なんとなくはっきりしない。と、いうのに気温だけはどんどん上昇していっている。つまり、気温が高く湿度も高いという悪い条件の天候になってしまった。
午前9時ちょうど金城山の登山口に到着。自動車の止め場所に少し苦労したが、なんとか駐車できて、仕度を整えて出発。駐車スペースからすでに沢の音が聞こえていて、期待も高まる。
  
入り口には立派な看板がある。我々は右がわ、滝入りコースに進む。
登山口がすでに1合目である。我々はまず2合目にある大滝をめざした。
最初、鉄製の橋を渡り、杉の林の中をなだらかな登りが続いたが、すぐに沢沿いの崖とおぼしき道に出た。道と言っても登山道、人一人やっと通れるくらいの幅しかない。沢沿いとおぼしき、というのは、雑草が茂っていて、沢がまったく見えないのだ。せせらぎや、ときおり滝があるのかという水音が雑草の間から聞こえる。
道自体はよく刈り込まれていて、整備がきちんとなされているという印象だ。
  
登山道に入ってすぐの鉄製の橋。左側が川の上流で堰堤。

  
登山道自体が小さな沢になっている所もある。
時折草や木々の間から2〜3メートルほどの滝が見てとれるが、写真になどできない見え方である。
これは、目的の滝も見えないのか?一瞬イヤな予感が走る。
沢沿いに出たとたん道の登り具合も急になってきた。
9:20、4合目までと限定すれば、このコースでの一番の難所であろう大岩を登る場所に来た。上からロープが垂れ下がっているのだが、届かない。結局ロープまで岩をよじ登って、ロープをつかまなくてはならなかった。あとで分かったのだが、私たちは大岩の下がわに行ってしまったのだが、大岩の途中に出るきちんとしたコースがあった。赤いペンキで矢印がしてある。見落とさないでいるとロープがつかみやすい所に出られると思う。(もっともロープが反対側に行ってしまっていると、結局つかみづらいのだが)
ロープの上には鉄製のハシゴがあり、ここを上るとすぐに2合目の標識がある。
危うくその標識の脇にある涸れ沢の跡が登山道だと勘違いして登りそうになったが、待て、ここには大滝があるはず。
沢の上流を見るとたしかに大滝が落ちていた。
    
  
ロープ場と階段。大岩はロープがなくてもよじ登れないこともないですが、怖いです。
  
二合目大滝の標識。この左先が沢と大滝。
9:25、下山途中に一休みしている男性にあいさつをして、撮影しはじめる。
大滝はかなり遠い。大滝の滝つぼから数段の小滝を経て下から見上げる感じだ。
その撮影の最中に赤い矢印が沢を渡れと指示しているのに気がついて、思わず先の男性に「え、登山道はこっちですか」と聞いてしまった。「そうですよ」
人がいてよかった。涸れ沢を無意味に登る所だった。
  
渡渉点から見た上流。二条の川筋のさらに奥、草に隠れてチラッと見えるのが大滝。遠い。

  
大滝を見下ろす場所から撮影した下界。晴れていたら、下界からでも大滝は見えるんじゃないだろうか。
撮影し終わって、さあ、3合目に出発だ。
大滝を上から撮影などしながら登って行く。
この2合目から3合目が、ある意味地獄だった。沢は右側に流れていて、水音もよく聞こえるのだ。が、木々の緑で姿は見えない。しかも、これが急激に高度を上げる角度で登るのである。登っても登っても登りである。そりゃあ登山をしているんだから、登りばかりというのは当たり前なのだが、それにしても登りしかない。イベントらしいイベントも全くない。いいかげんうんざりした所で登山道のほんの片隅、まったく他と変わりない場所に3合目の標識が半分土に埋もれてあった。
  埋もれていた三合目の標識。小どよ、と書いてあったと思う。
9:57、3合目のわずかな空間で一休み。全身汗びっしょりである。ここで登山の本を取り出して、3合目から4合目までは小滝やナメ滝の連続だと書いてあるのを発見。ここからが私たちのフィールドだ。
10:05、木々がきれた所で小滝発見。お、この滝は滝前まで下りられる。さっそく登山道からはずれて、すぐ下の沢まで降りる。小ぶりだが、なかなか綺麗な滝である。今まで見えそうで見えない水音ばかりだったので、心底気持ちが安らいだ。5分ほど撮影して、また登る。
10:15、こんどは美しいナメ滝出現。これは美しい。なんと整った姿をしているんだろう。
この滝も滝前まで出られる。喜んで滝前へ。
  
岩盤の造形が見事なナメ滝。ずっと見ていたくなる。
しばらく撮影していると、いきなりダンナが「動くな!」と私を制止した。何事かと思っていたら、耳にものすごい羽音が聞こえてきた。スズメバチである。7,8センチはあろうかという大きなハチが私の周りをブンブン回っている。体が固まった。下手に追い払おうとすると逆に向かって来るというので、縮こまってどこかに行ってもらうのを待つ。どうもこいつはこのナメ滝の周りをナワバリにしているらしい。撮影もそこそこに出発しなくてはならなかった。
このナメ滝の上にまたロープが下がっている場所がある。ここはロープ無しでも登れそうな場所だが、下りる時に重宝しそうだ。沢の音が重低音になり、近くに大きな落差の滝があるかと思わせられるが、木々の葉っぱで見えない。
  
第二のロープ場。ここは比較的楽。
10:304合目の標識を発見。不動滝と書かれている。どうも、あの重低音が不動滝らしい。
だが、一応登山の本を取り出して、確認してみた。
本によると不動滝はもう一度沢を渡ったあと、登山道が沢を離れてから沢の上流にあるという具合に地図に書かれている。では、4合目の登山道の真下から聞こえた水の音は不動滝ではないのか。
とりあえず、渡渉する場所までもう少し登ってみることにした。
  
四合目も登山道の脇にある。不動滝と書いてある。
10:33渡渉場所に到着。難なく渡れる場所である。ここから上流を望んでも、渓流が続いているだけで、滝らしいものは見えない。とにかく登山道が沢から離れる場所まで登ってみよう。ということになった。
この渡渉場所にもスズメバチが登場。この山の沢にはススメバチが狩りをしているので、充分に注意したほうがよい。
沢を渡ってしばらく進む。沢を左手に見ながらのこの道も大きな岩から落ちる水を見ながら進むことができる。やがて、道が沢から離れる(と、思われる)場所に出た。ここから沢の上流を見ると、2条の滝が見えるではないか。
10:40、岩場を渡って、二条の滝の前まで来た。
  
登山道から見える滝。奥まっているので真っ暗く見える。
登山道がこのあと本当に沢から離れるのか、それともこの滝を巻く形でまた沢に戻るのかはわからない。また、この滝の上流に何があるのかも全く見えない。だが、これが不動滝であろう、と我々は断定した。
せめて登山道に不動様の祠があるとか、滝のかたわらに不動像があるとかすると決定なのだが、そういったものは全くなかった。気になるのは4合目の標識のすぐ下から聞こえた重低音だが、それは帰りに調べることにした。
もう雨に濡れたのかと思うからい汗びっしょりである。とにかく荷物を降ろした。
不動滝の滝つぼまで行くのには大岩をいくつか登って越える必要がある。ダンナがまずチャレンジ。わたしは休息。荷物を降ろしたのだが、まだ少し早いがお昼にしてしまうことにした。
コンビニで買ったおにぎりを滝前で食べる。一息ついた所で今度は私が滝つぼまで登った。
滝は一つ奥まった所にあるので、下からは暗がりに見える。滝つぼまで登ると、左側の水が勢いよく飛び出て、扇状に広がって落ちるさまがよくわかった。メダカほどの渓流魚の稚魚らしいものもいて、ほっとできる空間だ。が、ものすごく羽虫が多かった。こいつらは渓流魚のエサなのだが、やたらに多い。もっとも人に群がって来る虫でもないので、休憩には邪魔にならなかった。幸いここにはスズメバチもいない。ガスもとれてきたからか、あまりいなかった蝶も姿を現しはじめた。
滝を撮影したり、蝶を撮影したり、ついでにコーヒーまで飲んで、なんやかやこの場所で1時間も過ごしてしまった。
  
不動滝の滝つぼから休憩した場所を見下ろして。

  
私の足にまで蝶が。ルリシジミ。
11:40、不動滝を出発。下山。なにぶんにもただの滝好きなので、この先の頂上をめざすなどということは念頭にもない。気持ちはすでに4合目の重低音に向かっている。
11:53、4合目に到着。なんとか沢に下りられる場所はないかと探す。と、4合目の標識よりも少し下に涸れ沢の跡を発見。ここからなら沢まで行けそうだ。ダンナが果敢にチャレンジする。
  
このやぶをダンナが進む。分かりづらいだろうが、ダンナが緑に埋もれている。
私は気をつけてね〜と言いながら登山道で待っていた。もし崖になっていてダンナが落ちたら救援を求めるのは私の役割である。下まで行ったダンナが大声で伝えてきた。「滝じゃない」
どうもナメ滝からトイ状にきゅっと縮まった水流が下流に向かって落ちているらしい。トイ状に縮まったものだから勢いがすごくなり、またあたりに反響して重低音をかもし出しているのだ。
  
ダンナ撮影の4合目標識の下の流れ。2メーターほどの小滝から・・・

  
岩を削ったトイ状の流れに変化する。写真は手前が足元、上が下流。幅にして50センチくらい。
ならば、私はやぶこぎの真似は避けた。ダンナに写真を撮るように言って、そのトイ状の下流に出られる場所がないか探すことにした。が、登るときにも思ったが、ここはロープを使うほど急な場所なのである。沢に出るなんてとんでもない。
ようやく沢を望める場所になったが、沢はトイ状ではなく、ナメ滝になっていた。沢を直接登る人だけがトイ状の部分がどれだけ長くて、どれだけいい音を響かせているのかわかるのだろう。
  
4合目の下流でようやく沢が見えるあたりにあるナメ滝。トイ状の滝から連続してこの滝になっていると思われる。
とにかく、4合目付近には滝らしいものはないと分かった。あのあたりにある滝といえばやはり二条の滝以外にない。あれは不動滝に間違いないだろう。もし別の滝がそうだと知っている人があったら、ご一報いただきたい。すぐに修正して、確認に登山します。
あとはゆっくり下りるだけである。途中蝶を発見しては立ち止まり撮影しつつ下りたので多少時間がかかっているが、12:51には2合目大滝の前に到着。ここで荷物を降ろして小休止。
私は登山している間ずっと大滝の滝つぼには岩を登って行けるのではないかと思っていた。どうせなら行って滝下から見てみたい。と、いうことでチャレンジしてみることに。ダンナは下で見守っていると手を振った。
岩にとりついて、2段ほど登ってみたが、大滝前の巨岩とその下のつぼに前途を阻まれた。つぼは飛び石上になっていたので、なんとか大滝に近づけなくもないようだったし、巨岩は左から巻けなくもないようだったが、危険をおかすつもりにもなれなかった。
つぼの手前から見える大滝は右側の流れのみである。上から見るよりも曲がりぐあいが激しく見える。
大滝だけと絞って、濡れてもいい装備をしてきたのなら、滝下から見ることは可能かもしれない。20メートル以上ありそうな2条の滝を滝下から見上げたら、さぞすごいだろうと思った。
  
行きでの写真↑の二条の流れの上に立って大滝を撮影。この手前のつぼが越えられなかった。

  
で、登った場所でブイサインする私。奥に大滝が見える。
小休止を終えてさらに山を下る。駐車場に戻った時にはまたしても全身びっしょりの汗まみれ状態だった。
車の中で着替えて、さて、温泉にでも行こう。だが、その前にこの近くにある湧水に寄って行こう。
それがおもいがけないプレゼントを私たちにくれたのだが、そのレポートは新潟の滝68にて。
交通
最寄のICは、関越自動車道六日町IC。
ICを下りて、国道17号線に出る。美佐島交差点で大和町方面に左折。庄之又交差点で右折。魚野川を渡って、国道291号線と交差する。
道は県道233号になっている。これをそのまま直進。三国川ダムを目指す。
途中、県道28号と交差する。ここは、大月トンネル方面(塩沢方面)へと右折する。
しばらく走ると金城山登山口という大きな看板が登場するので、その案内にしたがって進むとよい。
道は自動車が1台通れる程度の道なので、充分に注意すること。
さらに駐車スペースが限られている。木々の間や登山道の入り口にあるスペースを利用して、なんとかがんばれば7台ほどが止められる程度で、それぞれ邪魔にならないように工夫しての駐車が必要である。
登山道は、なかなか険しい登りの連続になる。乾いている場所も多いが、清水でぬかるんでいる場所もある。防水の靴が絶対条件だ。
また、大岩を登ったりする場所もあるので、軍手は必需である。
ヒルはいなかったが、スズメバチがいたので、こちらにも注意しなくてはならない。

  
  
 滝前コーヒーは絶品。


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