2006/6/4 粟ケ岳登山道より見える滝たち(下田側) 三条市 新潟の滝104、と銘打ってあるが、今回は滝というよりは登山がメインである。 いや、目的はあくまで滝だったのだ。 この粟ケ岳には三十三丈ケ滝という滝がある。たいていの地図にはしっかりと載っている滝だ。この滝を見たくて以前とんでもない藪こぎをしたすえに撤退した経験もある。(藪こぎ撤退の時のレポは、新潟の滝80ゼンデラ滝 にて) さらに、この6月4日から一週間前には、滝のヒントがある場所の一歩手前まで行っておきながら雨のため撤退。(一週間前のレポはこちら) とにかく何度チャレンジしても拝むことができない滝なのだ。 第一の目的はこの三十三丈ケ滝だった。 が、きっと山頂まで登るな、と予感はしていた。 とにかく、登ってみたい山なのである。 登山がキライな私がなぜ登りたいのか、その理由は単純明快だ。家から見えるのだ。 家から見える主な山は、この粟ケ岳と守門岳、それと日本海側に目を転じて弥彦山。弥彦山は小学生の頃から遠足で何度も登っている。守門岳は昨年、滝のついでに登ってしまった。あとに残るのは粟ケ岳だけだ。 粟さえ制すれば、あの山たちに登ったのだ、と自己満足に浸れる。 そんなわけで、出発時点ですでに登頂するつもりでいた。 ただ、気がかりはあった。 実はダンナが前日にも登山しているのである。この粟ケ岳のすぐそばの袴腰山という山に登っている。この山がまた鋭角の山で、標高は526メートルとさして高いとも言えないのだが、心臓破りの坂の次にとどめの坂まであるという急登を強いられる山だったそうだ。 その疲れを残して、標高1292メートルの粟ケ岳に登れるのか? そんなちょっとした不安を抱えつつ、とにもかくにも我々は登山口まで来てしまった。以下、時間順に写真をどうぞ。今回は写真を多くしたので、小さな画像で申し訳ありません。
結局またしても禁を冒しての(笑)滝を越えての登頂はいい思い出にならなかった。相変わらず足痛いし。 それにしても、レポを作ってみて改めて花が多いのに驚く。まるで花だらけに見えるが、正直言って花だらけだった。特に五合目より上はイワカガミがどうでもいいってくらいに咲いていた。 さて、低山の部類に入る粟ケ岳だが、あとで登山の本を見てみたら、中級者向けの山だったと知り愕然とした。わはははは、我々は間違いなく登山に関しては初心者なので、またしても無謀な登山をしたということになる。だからいい思い出にならないのだ。 どのみち、粟ケ岳には葉っぱがなくなった頃にもう一度登らなくてはならない。いや、三十三丈ケ滝までだけど。登頂は多分しませんよ。多分・・・ これは4月に撮影した我が家の近くから見える粟ケ岳。手前を流れるのは中之口川です。 あの頂上に登ったんだぞ。という満足感はありますです。山頂からは中之口川は見えなかったなぁ。 |
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