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ぷち・情報は、ここへ

2007年6月16日のレポはこちらへ



カグラ滝
遠くからしか見ることができないが
思った以上に大きな姿を見せてくれる。


サナギ滝(?)
カグラ滝よりもさらに遠くからしか見えない。
よくよく目をこらさないと、
残雪と間違えてしまう。



魚止滝(?)

水無川本流の滝はいくつもある。
これが中でも大きい滝。
はたして、魚止滝はこれなのか?


上の滝の大きさ比較。
川は10メートル以上下を流れている。



これがもしかしたら魚止滝かもしれない。
まんなかの斜めに走っているのは、
岩の亀裂ではなくて、水なのです。



で、これが上の水の落ち口。
岩盤に当たって直角に流れています。




山ツツジの花も咲いてました。


唯一あったみちしるぺ。
越後駒ヶ岳へ登る登山道の
入り口にあります。
我々はここでUターン。



これが水無川のこの日行けた終点の風景です。

その終点ちかくで川に流れ込んでいた
小さな滝。
両側の茶色いのは、雪です。
2002/5/26 水無渓谷の滝たち 大和町
これから7月まで、実は私たち夫婦は連休が無い予定である。そこで、貴重な連休を新潟の滝めぐりにあてることにした。さりとて明日から仕事がみっちり6日間ということでそれほど遠くまでいけない。そこそこ遠くなくて、たくさん滝の見れるポイントを捜しだし、大和町の水無渓谷に行くことにした。
大和町は、越後三山と呼ばれる八海山、中の岳、越後駒ヶ岳を抱える町。このうち日本百名山の一つである越後駒ヶ岳から流れ出ているのが水無川である。
県道265号のどんづまりに越後三山森林公園の駐車場がある。カグラ滝を紹介していた本にここに自動車をとめると書いてあったので駐車。ちょうどお昼時だったので、小出町でお弁当を買って、駐車した場所から水無川の河原に降りて食べた。空もスコーンと晴れていて、水はあくまで澄んでいて気持ちがいい。
森林公園の駐車場ではアウトドア派の人達がバーベキューをしていたりする。
   
お昼を食べた場所からのながめ
おなかをいっぱいにして、いざ、滝に向かう。まだ自動車でも行けそうな道を歩いて行くと、ほどなく小さな滝が。この水無川にはあちこちから小さな滝が流れ込んでいる。中にはまだ雪をすっぽりとかぶって、その下から流れ出ている滝もある。
    
  
小さいながら美しい形の段瀑。右はダンナで大きさ比。
やがて、道はなだらかに上りつつカーブしているのだが、ふと目を上にあげると遠い山の中腹から、すごい勢いで水が吹き出している。カグラ滝だ。
  
写真では小さく見えるが、山の規模を考えてもらうと、滝の大きさが想像できると思う。全長は80メートルだそうだが、もちろんすべては見えない。また、写真では解りづらいのだが、段瀑の1段目が激しく撥ね上がっているのだ。これは、見事。近くに寄れるのではないかと道を進んだが、水無川ぞいの林道はこの山をぐるりと回る形になっていて、滝には近づけない。
と、いうことは、カグラ滝の上流にあるはずのサナギ滝は見れないのね、と諦めて、水無川の本流にあるはずの魚止滝をめざすことにする。
が、この渓谷、まったく何にも標識らしいものがない。たくさんたくさん滝はあるのだが、それが何滝なのかわからない。

    

     
上は、一番見事だった支流の滝。岩盤を美しく削って水無川に流れ落ちている。上の右側はこの滝の上のほう。滝の脇を無理やり上ってダンナが撮影したが、このあと滑ってしたたかに腰をうちつけた。で、なんとこの滝は土管を通って水無川に合流している。ダンナの足元が林道。その下に土管があって流れ込んでいる。ちょっとトホホです。
どれが魚止滝だー?とどんどん歩みをすすめると、ゲートが出てきた。その先にいくと、ちょっと驚異的な風景が目の前にひろがった。なんと雪崩で道が埋まっている。道どころか、川も埋まっている。水無川は、雪の下を流れている。ここで戻るしかないか?と思ったら、なんとなんと、雪の下をトンネルが通っている。これは人しか通れない。行く道があるのなら、行くしかあるまい。トンネルの中に足を踏み入れる。が、このトンネル、明かりが全くないのだ。つまり、雪庇の下に入ると全くの暗闇。全然なんにも見えない。ものすごく恐い。ダンナがライターをつけたが、その炎もこころもとない。こんなトンネルが2つありました。2つ目はホントーに長くて、出て来た人に聞いたら、「暗いけど、ちょっとガマンしたら出ますよ。壁に手をつけていけばいいんですよ。がんばってください」とはげまされてしまった。ちなみにその人は越後駒ヶ岳を登ったらしい。他に山菜採りのプロらしい人もいた。

  
 左:ゲート。この少し手前に雪崩があって自動車はそこまで入れた。
 右:雪庇。下がトンネル。これは多分、登山者がまだ雪のある時に登山口まで行けるように作られたものだと思う。

  
  真ん中の茶色い部分が大雪庇。左下が水無川。右の中程に林道が見える。ポツンと開いた黒い穴の部分がトンネル。真っ暗で長い。

キャーキャー騒ぎながらトンネルをぬけ、しばらく歩くと、左の欄で魚止滝(?)と書いた滝が現れた。ものすごく恐い思いをした甲斐があったというもの。この滝は見事でした。本流がそのまま滝になっていて、たぶん本流の中では一番大きな滝なんじゃないだろうか。モミジなどがそばにあったので、秋はさぞかし美しいことと思う。
しかし、行けたのはそこまで。そこから先は文字通り雪に閉ざされて行けなかった。何か水門のような建造物があったが何かは確認できなかった。
帰り際、駐車場からもう一度越後三山を見ようと振り返り、なんとなく目に止まった雪渓にじっと目をこらすと、あら、あれって動いているじゃないの。慌ててダンナを読んであれは滝じゃないかと確認。二人で目をこらしてみて、やっぱり滝で、しかもカグラ滝ではなくてもっと上流にある滝らしいと判明。ってことはサナギ滝?よくわからないが、写真に収めた。
これほど素晴らしい滝が連続する渓谷とは思わずに行った水無渓谷。大収穫の日曜日だった。
交通
関越自動車道、小出インターを降りて、とりあえず国道17号に出る。国道17号を左折、六日町方面に行く。ほどなく、道は『虫野』という交差点で17号と291号に別れる。ここで291号に乗る。Y字を左折する形になる。あとはしばらく291号を走ると左手に八海山麓スキー場の入り口が見える。それを通り越してすぐに左に赤石小学校があるのでそこの角を左折する。これが県道265号。あとは道が無くなるまで走ればいい。
舗装道路が無くなるところが越後三山森林公園。駐車場は左に曲がるとある。が、もう少し自動車で行ける。砂利道になるがすれ違う場所はあるので心配ない。ただ、自動車で行くと脇にある支流の滝を見過ごしてしまう可能性がある。また、正面に見えるカグラ滝に気を取られて道を外すと、10メートル以上下の水無川に落ちてしまうので、危険かもしない。
雪庇がすべてとける真夏には越後駒ヶ岳の登山口まで自動車で行けるかもしれないが未確認。
越後三山森林公園からカグラ滝が見えるところまでは徒歩で15分ほどで行ける。また、越後駒ヶ岳の登山口までは小一時間で行ける。道は自動車も通れる平らな道。坂もほとんどない。ただし、雪庇の下のトンネル(2箇所あり、それぞれ50メートルから100メートルほどある)は全くの闇になるので、真夏から雪が降るまで以外は懐中電灯は用意したほうがよい。登山口の近くに左の欄の魚止の滝(?)がある。
八海山麓スキー場の近くにサイクリングターミナルがあり、森林公園近くまでサイクリングロードが整備されているので、自転車で楽しむのもよい。サイクリングロードは自動車の道とは川を挟んで反対側で、時々階段が作られて川に降りられるようになっている。

ぷち・情報
うえのレポートをUPした直後にどうしても腑に落ちないことを『新潟日報事業社』にメールにて問い合わせました。
新潟でしか売っていないと思うのですが、同社の『新潟の名水』という本に紹介されている水無渓谷の魚止の滝がどう見てもカグラ滝なのです。
それを指摘し、本当の魚止の滝はどれか問い合わせたところ、2002.7.5に回答が来ました。(担当者が出張で遅くなったそうです)
たしかに『新潟の名水』の記事と写真は誤りであったこと。改訂版を出すまでは正誤表を入れること、大和町の観光協会に問い合わせたら、魚止の滝は写真にはしづらいと回答があったこと等、丁寧に答えてくれました。
2000年6月の初版からだれも指摘しなかったのかー、とちょっと意外でしたが、私が正誤表つけさせたのよ、とちょっと自慢できるかもしれない。

2004年改訂版の『新潟の名水』が出版され、その中ではきっちりカグラ滝の写真にカグラ滝と書かれていました。


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