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大谷大橋の滝
(仮)

仮です。
五十嵐川に流れ落ちる沢の出会いの滝だ。
ただし、撮影日が4月なので、
雪解け時期限定の滝かどうかは不明。
地図で沢名を確認してみたが、
わからなかった。



橋の上からの距離感。
白波が立っているあたりが滝。



落ち口。
いい感じの水量だ。



岩盤からやや離れて川に落ちる。



2019/4/20  大谷大橋の滝(仮)(10M?)    三条市
 お久しぶりの新潟の滝の新着は、実は滝なんだかどうだか判別がつかない。
なので、括弧仮、という名前になる。実は沢の名前を滝につけようと思って調べたのだが、地図にも載っていない沢なので、仕方がない、見つけた場所の名前をつけた。いわく、大谷大橋の滝(仮)である。
この滝を見つけたのは、アンラッキーな日だった。桜のレポにも書いたが、山形に桜を見に行くはずだった土曜日、高速道路に乗る前に対向車の飛び石を喰らってフロントガラスにヒビが入った。その日山形に行くのを諦めて修理に出したのだが、開いた一日がものすごくいいお天気だったのだ。もったいない。
微妙な時間しかなかったので、地元の桜を見に行き(この日の桜のレポはこちら)、ついでにもっと桜が無いものかとさらに国道を進んでダムを目指した。だいたいダムサイドってば、桜が多いじゃないですか。
ところが、桜、ほぼ無くて、ダムも閑散としていて残念なばかりだった。
が、みつけましたよ、滝。
ダムのすぐ下の大谷大橋から下流を見るととてもきれいな滝が左岸から落ちている。
写真にするとスケールが小さく見えるのだが、五十嵐川の流れがS字にくねって白波が立ち、切り立った断崖からまっすぐに落ちている滝の姿はとてもかっこいい。
もちろん、自動車を近くの空き地に入れて滝を見た。
空き地には昔商店だったのかな、という廃屋があり、その裏あたりから滝の正面に出られそうだったのだが、見た目よりも川の曲がりくねりと雑木が多く、滝がさっぱり見えなかった。
音はとてもよく聞こえていたんだけどね。
仕方がないので、橋の上から下流を覗き見る形で滝を見る。
そこからしか見ることができないのだ。
もしかしたら、緑が濃くなると、滝の近くや橋の近くの雑木の葉っぱが多くなって、この滝は見えなくなるかもしれない。いや、もしかしたら、雪解けの今の時期だから出現した滝なのかもしれない。
ほぼ地元だというのに、さっぱりわからない滝ではあるが、おそらく季節滝ではないだろうと思って新潟の滝145のページにしました。
五十嵐川とセットでとてもきれいな滝なので、機会があたら見てほしい。見えたらいいなぁ。

  
大谷ダム。

  
ダムの説明看板。訪れる人もなく静か。

  
大谷大橋。右側がダム。左側が下流。

  端からダム側を見てみた。
交通
大谷大橋の滝(仮) 最寄ICは関越自動車道三条燕IC。インターを下りて、国道8号線を横切り、石上大橋で信濃川を渡って、あとはひたすら国道289号を通行止めになるまで進む。旧下田村に入ってからもかなり福島方面に進むので、インターからは距離がある。大谷ダムのほんの手前で大谷大橋を渡るがこの橋上から下流方向を見て、右側から流れ落ちている滝の姿を見てとれる。


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