2005年5月22日撮影、水量の多い見返り滝はこちら
2005年5月22日リベンジ成功の銚子滝はこちら
見返り滝(?) ダムの上の道のすぐ脇にある。 地図上では絶対にこれが 見返りの滝である。 大きさ比較写真。 今回はんがおRがタバコ役。 滝の下段。 そばに咲く紫の花がアクセント。 滝壺はほとんどなく、この水がどこに 流れていくのかもよく解らなかった。 滝の上部。 見上げると段々になってかなり上まで 滝になっている。 見える限りでは、10メートル以上ありそう。 トンネルを越えて、しばらく走ると 二子島森林公園に出る。 ダム湖の島にボートや 浮き橋で渡れる。 朝日村の道の駅にある またぎの家。 本物のマタギの家を移築したらしい。 ここには日帰り温泉施設もある。 朝日『きれい館』のレポートは、 ここへ。 |
2002/6/30 銚子滝(みつけられず) 朝日村 見返り滝(どれかわからず) 朝日村 しばらく雨が続いた梅雨の週末、めずらしく晴れた。 しかし、ダンナと私がそろって休みなのは日曜日だけ。しかも、この日曜日には新潟市にできたスーパーセンターに猫の爪研ぎを買いにいかなくてはならない。(バカ安なのだ)であれば、新潟市に帰りに寄れる滝に行こう、ということになり、地図を開いた。 それで、どーして、こんなに遠い県北の滝に行くことになったのか、そのあたりがこの夫婦の不思議なところである。理由としては、どちらも地図上では道路に近かったのだ。徒歩の時間が短いほうが、近くて長く歩く滝よりも所要時間としては短いと判断したのだった。 が、毎度のことながら甘かった。 まず、遠いが国道7号線からほど近い銚子滝をめざす。入り口で少々迷ったものの、他にはそれらしい道がないので、砂利道を入って行く。これがとんでもなく細い道で、自動車1台分のわだちがあるだけの道。すれ違いのスペースもほとんどない。もし対向車がいたら、最悪入り口までバックしなければならないくらいの道だ。しかもうねうねと曲がっている。どんどん進んで行ってもいいが、Uターンできないのが恐い。しばらく進んで辛うじて山菜採りらしい人の自動車がとめてある所のとなりに自動車を突っ込むことができたので、そこから歩いてみる。しばらく歩くと道の終点。ちゃんとやや広い駐車スペースがありましたとさ。道の脇にはずっと沢が続いていて、終点の先にも続いている。たぶん滝はこの沢の上流だとふんで、踏み跡だけの道を進んでみたが、どうにも滝の気配がない。しかも、そのまま踏み跡は登山道となり山の上に続いて、沢から離れていってしまっている。 仕方なくもどる。自動車のところまで戻る途中に1台のジープとすれ違った。自動車でもう一度道の終点に行って、ジープの主に滝について聞いてみた。 「滝〜?」とすっとんきょうな声をあげられた。 どうも渓流釣りの趣味を持っている人らしくて、この沢のことはよく知っているらしい。話によると、滝はたしかにあるという。しかし、そこは沢から行くしかなく、スニーカーでは無理とのこと。長靴にスパイクが必要だ。しかもかなり歩く。 地図ではそんなに離れていなかったんだってば。 釣り人にお礼を行ってすごすご戻りましたとさ。 ショックのあまり、この滝に関する写真は一枚もないです。そのうち装備を整えてリベンジします。 次に向ったのは、三面川の上流にある三面ダムのそばにある見返りの滝。これはどう見ても道のすぐそば。楽勝のはずだった。 いや、確かに楽勝だったのだ。あれが見返りの滝であれば。 ダムきわの林道に入ってトンネルの手前のカーブ、地図とそっくり同じ場所にちゃんと滝はあった。ライトマップルに照らしあわせれば、これは、確かに『見返りの滝』なのだ。左の欄の滝はすべてこの滝です。では、なぜ、我々がこの滝が違うんじゃないかと疑ってしまったかというと、トンネルの手前に下のような看板があったのである。 『山の中腹を流れる滝は音も泣く静かに四季折々の情感を表しています。ここを通る人々はしばし足を止めこのすばらしい景観に見返ることから見返りの滝と名付けられました。』と書いてある。 見返るとこの風景 看板の差す矢印は上。ってことは、あの山の真ん中あたりにあるってことか?しかも、どう考えても、あのカーブの所にあった滝は振り返ってまで見たい滝でもないし。 そういう見方で山の中腹を見ると、どうも水の流れらしいものがある。滝って言えば滝だ。しかし、たぶんあの流れは雨後にしかできないと思う。とりあえず、写真だけは撮影しておく。 上:山の中腹の写真。下左:V字の部分にも水のながれがある。 下右:上の写真の黄色い丸印のアップ。滝らしいが、これも雨後のみかも。 トンネルの先に二子島森林公園という場所があってそこでお昼のおにぎりを食べた。今思えば大失態だったのだが、ここの売店の人にデジカメの映像を見せて教えてもらえばよかったのだ。 帰りきわにある道の駅に資料があるだろうと思って、その時はその考えを思いつくこともなかった。 で、道の駅には、観光案内のジオラマがあった。ボタンを押すとそこが光る仕組で、押したそうにしている子供を寄せ付けずああだこうだと言い合っていた夫婦は私たちです。図に見返りの滝の絵があったのだが、絵ではわからない。しかも、地図では、なんと私たちの見た滝とは道を挟んで反対側に位置しているではないか!ますます混乱。きっとたぶん三面ダムまで降りればわかったのだと思う。この時も売店の人にきくという知恵が浮かばなかった。返す返すもバカでした。 後は、道の駅と同じ敷地内にある温泉に入って、長い帰路についた。 ちなみに、スーパーセンターでは首尾よく猫の爪研ぎと猫の缶詰をゲットしました。 |
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交通 銚子滝 国道7号線で朝日村に入る。しばらく走ると葡萄トンネルに出る。しかし、トンネルに出てしまっては、行き過ぎ。トンネルの1キロほど手前を右折することになる。大変細い道で未舗装。目印は、トンネルがわから行ったほうが分かりやすい。『朝日きれい館11キロ』(だったと思う)という看板のたっている場所の道である。 すれ違い困難な道なので、行く時間帯には気を配りたい。山菜採りや魚釣りの人達か帰ってくる時間は絶対に避けたい。道の終点にやや広い駐車スペースがあるので、Uターンの心配はない。滝は、そこから沢をかなり上るらしい。 見返り滝 看板の位置をとりあえず。国道7号線で朝日村に入る。あとは、三面ダムの標識どおりに行けばよい。古渡路の交差点で標識に従って右折。少々込み入った集落に入るがきちんと標識が出ているので迷うことはない。三面ダムまで行ったら、ダムのほうには下がらずに、朝日スーパーラインの方向へ登っていく。名前は立派だが、ものすごく細い道なので注意。すれ違いが困難な場所もある。舗装されているが曲がりくねっているので、スピードは出さないほうがいい。しばらく行くと鷲ケ巣トンネルがある。その入り口、左側に看板がある。左の(?)マークのついた滝は、このトンネルの少し手前、右側にある。 |
2005/5/22 上の記事から3年後にきちんとした見返り滝を撮影することができた。 実は昨年の晩秋に一度見に来ているのだが、その時は災害のため道路が三面ダムまでしか開通していずに、滝までいけなかったのだ。 今回はきっちり水が流れていた。 水が流れていたら、本当に素晴らしい滝だということがわかった。やっぱり水があってからこその滝である。 ところで、この滝の直下に行くにはどうしたらよいのかと注意して下の林道を走ってみた。 どうも滝はこの沢になっているのだな、という沢があった。これを遡行して行けば滝の直下には出られるだろう。が、大岩がゴロゴロしていて、なかなか険しそうな沢だし、それよりも滝自体が山の中間にへばりつくようにして流れ落ちている滝なので、直下に行っても立つ場所さえなさそうである。近づけば滝の全体も見えないだろうし。 やっぱり見返り滝は鷲の巣トンネルから見返るのが一番いい滝だろう。 アップにすると大きさがわからないが、とにかく落差は大きい。落差100メートル以上とも。 赤い矢印の先に見えるのが滝。距離はかなりある。が、水量が多い時は水の音がちゃんと聞こえる。 |
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