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 21−2

(2002年8月の裏巻機渓谷の滝たちはこちらへ)



魚止め滝
五十沢川がきゅっとすぼまって
くの字になって流れ落ちる。
勢いのいい滝である。



右のブッシュの手前にダンナが撮影中。
奥に白くとんでしまっているが滝が見える。
私は登山道が河原に下りてから
右手に見える大岩の上に立って撮影している。



で、これがダンナが撮影した滝。


上流の山から次から次へと
雲が湧いてはちぎれて、
こちらへと流れて来ていた。




五十沢不動滝
シャッタースピードが遅いために
優美な滝になってしまっているが、
実はかなり豪快におちる滝だ。
滝から離れていても水しぶきが飛んで来る。



大きさ比較にはならないが、
撮影中のダンナ。
けっこう滝つぼは大きい。



大岩を挟んで右と左に
スチールの階段が分かれているが、
こちらは下流がわの階段を
下りた河原からの撮影。
滝つぼは見えない。



風でしぶきが舞い上がるたびに
虹が浮かんだり薄れたりする。



滝を見る位置によって、虹の位置も
あちこちに移動する。



途中にさいていた花々。




2004/7/31 裏巻機渓谷の滝たち
   五十沢不動滝(30メートル)  魚止め滝(10メートル?)
実は、この日は体調があまりよくなかった。夏風をひいてしまい、7種類の薬を食後に飲むような状態だったのだ。
しかし、台風の影響で新潟県は素晴らしい晴天が続いていた。空は異常なほど青い。こんな日に家で寝ていられるものか。
幸い薬の量は多いが体はシャンとしているのだ。あまり歩かない滝であれば行ったって大丈夫だろう。ということにしてしまった。
では、どの滝がいいか。まだ未訪の滝は山岳の滝がほとんどである。そんな所に行ったら途中で遭難してしまうのがオチである。できれば自動車から徒歩15分くらいがちょうどいい。
考えてみたら、一つ未訪の滝があった。裏巻機渓谷の魚止め滝である。これは、不動滝、夫婦滝とは違う登山道の途中にあるために前回見ないで帰ってきてしまった滝だ。
たしか、キャンプ場のイラストマップでは子供が水遊びするくらいの場所に書かれていたはずである。ならばそんなに歩かないだろう。
しかも、裏巻機は六日町にある。六日町方面といえば、新潟では高級スイカとして有名な「八色スイカ」の産地じゃないか。この暑い日に美味しいスイカを食べたいものである。
そんなわけでこの日の行き先は決まってしまった。
出発は遅くなかったのだが、途中に湧水を汲んだり、どう見ても人工の『不動滝』にひっかかったりして、五十沢への入り口のキャンプ場に着いたのは正午くらいだった。
受付はキャンプする家族でごった返している。混乱ついでにそのまま上のほうまで行ってもよかったのだが、良心が許さないので、じっと待って一人200円の利用料を払う。待ったついでなので、魚止め滝への行き方をきいた。
受付のおじいちゃんの言うことには、自動車でずんずん登って途中にあるあずまやから階段がついているので、そこを降りて15分ほどで着くとのこと。15分、ちょうどいいじゃないか。
九十九折の細い道を自動車で登り、あずまやのある場所に到着。仕度を整えて出発である。
道は階段は最初だけで、あとは細い登山道になった。しかし、下草が刈られていて、細いとはいえ整備はされているほうだと思う。
  
ふれあいの森のあずまや。あずまやの裏くらいから沢に降りていく階段がある。
やや歩くと左手に見える五十沢川の音がゴウゴウとすごいものになった。木々に阻まれてよく見えないが、巨大な岩から水がドドーと落ちている。あれ、滝じゃないのか?とにかく立派な流れだ。あれが魚止めの滝か?それにしては、川まで下りる場所がない。しばらくウロウロしたが、どうにも下りられそうもなかった。それに、今までの例からして、滝の前に名前の標識が無いわけがないのである。あれは魚止め滝ではないだろう。そう判断してさらに先にすすんだ。
そうするとしっかり案内の杭が打ち込んであり、魚止め滝に到着した。やっぱりおじいちゃんの言ったとおり、あずまやから15分くらい歩いた所だった。
さて、すんなりと道は河原に出ているのだが、滝の姿がない。下流にないということは、上流か。だが、上流には巨大な岩がある。なんとかよじのぼれないことはないので、よじ登ってみたら、本流がきゅっとすぼめられた勢いのいい滝が姿を現した。
そ、それにしても、これは子供が近づいたら明らかに溺れるぞ。水遊びできるような場所ではないことだけは確かである。岩の上は滝からの風でとても涼しい。
ここでコンビニおにぎりのお昼を食べた。
  
大きく跳ねながら落ちていく水流。

  
滝つぼはきれいな青。
ここで戻れば、問題のない週末だったのである。
しかし、つい欲張った気持ちになってしまった。
魚止めの滝は姿はいいが、青空をとりこんだ豪快な写真を撮影できない。今日外に出たのは空が青いからというのが一番の理由なのだ。だとすると、この先の不動滝まで行くしかないじゃないか。
15分川をさかのぼっているので、不動滝に少しは近づいているはずである。途中に不動滝への登山道と合流しているだろう道があったので、そこから不動滝を目指そう。
なんて安易に考えてしまったんだろう。魚止め滝への下道と不動滝への上道の標高差がそんなに無いだろうと考えたのが甘かった。
ひたすら登る羽目になってしまった。かなりキツイ山の斜面をほぼ垂直に登る。とにかく登る。どこまでも登る。なんと、30分もずっと登ってしまった。
やっと上道に出たはいいが、さて、これは不動滝からどれくらいの場所に来たのだ?さっぱり分からない。だが、道の感じから言って、みやて小屋からそんなに離れていない場所じゃなかろうか。と、いうことは少なくとも30分以上は歩かないと不動滝にはたどり着かないのじゃなかろうか。
だからといって、ここで引き返したら今までの30分は何なのよ。行くしかないじゃないのよ。
今までの登りに比べたら鼻歌まじりで歩けるほどなだらかな山道を歩く。この道がキツかったら、きっと諦めただろうが、以前来た時にここはそれほどアップダウンの無い道だと知っていた。
歩くこと35分、やっと不動滝への下り口に着いた。
  
途中の沢は崩落している所もあった。
不動滝は相変わらず豪快である。今回は時間がよかったのか、太陽がよかったのか、虹まで見ることができた。
午前中に汲んだ水でコーヒーを入れてほっと一息。
あいかわらず真夏の空は青い。
  
滝前コーヒーは格別。

  
この図が撮りたくて歩いてしまった。空が青い。
どうでもいいが、帰りが怖い。あの魚止めの滝への下道と上道をつなぐ急な登りをそのまま下る気にはなれないので、みやて小屋まで上道を戻ることにしたのだが、そこから自動車の通る道をあずまやまで下りなくてはならない。
上道の途中からその車道が見えたのだが、とんでもない距離があった。あれを徒歩で下りるのか。まったく、何やってんだ、私たち。
それでも、開けた道の明るい場所には蝶が多い。蝶を追っている間になんとかあずまやまでたどり着いた。当たり前の話だが、30分まるまる登った分、30分まるまる徒歩で下った。
    

    
  
上2枚アカタテハ、下左ルリタテハ、下右アサギマダラ
結論が出た。魚止め滝は不動滝、夫婦滝と一緒の滝とは考えずに、あずまやに自動車を置いて15分歩いて見て、また自動車に戻ってからさらに上にあるみやて小屋まで自動車で行き、60分徒歩で不動滝に向かったほうがずっと楽である。
上道と下道をつなぐ道は登りでも下りでも使わないほうがいいだろう。整備はされているが、とにかく急である。
  
  
青い矢印が我々が行きに使った下道。赤い矢印が上道と下道をつなぐ道。この赤い道は使ってはいけません〜。とても急です。しかし、図で見ると魚止め滝と不動滝がものすごく近いのが腹立たしい。
欲張ってしまったために、たっぷり2時間余計に歩くことになってしまった。帰りに温泉に寄って汗を流したのは言うまでもない。(温泉のレポートはここへ
ちなみに、私の体調は悪くもならず、よくもならずでした。これだけ歩けたんだから、風邪もたいしたことないんだろう。と、いうことにしてしまった。
交通
長岡市から国道17号線を六日町方面に走る。小出町の大浦虫野交差点で国道291号に乗る。六日町に入りしばらく走ると、県道233号三国川ダムへ向う道へ左折する二日町という交差点に出る。そこは、三国川ダム方面に向う。途中、交差点名はわからないが、県道28号と交差する交差点がある。そのあたりから標識に五十沢キャンプ場という文字が出てくるので、それに従って進む。やや込み入った道にはいるが、看板に五十沢キャンプ場、とか天神の里とか書いてあるので、迷ったらあたりを見回そう。
ちなみに、国道291号の城山トンネルの大和町がわ付近に路地売が意外と珍しい高級すいか『八色すいか』の直売店がある。国道沿いでは、たぶんここだけなので、シーズン時に買いにいくのもいいだろう。国道291号はこのあたりで2つに別れているので、注意が必要である。


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