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五十沢不動滝
飛沫じゃぶじゃぶ浴びてしまう滝です。
このクラスでないと滝とは言わない
裏巻機渓谷のすごさです。



大きさ比較写真。
30メートルは離れている。
ダンナのカメラも飛沫を浴びている。

不動滝の近くにあった不動様。
さすが、地元の銘酒『八海山』がお供え。


不動滝の上流の滝。
落差は10メートルくらいありそう。





夫婦滝
落差15メートルだが、
上の段まで含めるとかなりの落差だと思う。
遠くからしか見えないが、
とにかくきれいだ。
この上流に滝と言っても過言ではない
沢が流れ込んでいる。



沢の流れ込む場所。
滝だよなぁ、これは。
手前に崖に咲くあざみ。


大きさ比較写真。
ものすごく高い場所からしか撮れません。
しかも、崖。てすりは痕跡だけあった。


垂直の崖には五葉松が。
対岸からは滝と言っていい沢が
これまた垂直に落ちている。



登山道の途中で撮影した風景。
晴れていたら見事だっただろうに。




下は、秀逸の看板シリーズ。
登山者、ハイカーを心配してくれてます。


立ち止まらずに見ていると滑落します。


大雨の時は橋や飛び石が水没します。


引き返す勇気は、本当に必要です。




水の側に咲いていた花。つぼみが真ん丸。


水の染み出る岩のにかかる葉っぱ。


2002/8/17 裏巻機渓谷の滝たち
   五十沢不動滝(30メートル)  夫婦滝(15メートル)
夏休みもあと2日となった土曜日、日曜日はきっと台風の影響で天気が悪くなるということで、つい、出掛けてしまった。
なぜ裏巻機渓谷に決めたかと言えば、『うるおいの新潟、観光通信』の夏号にハイキングコースの所要時間60分と書いてあったから。1時間くらいなら、おととい歩いた西沢渓谷の疲れも影響しないだろう、と思ったのだ。
が、片道1時間の間違いでした。ハイキングコース60分とあれば、60分で戻って来れると思うじゃないの。ああ、また自らの読解力の甘さを痛感する羽目になってしまった。
さて、裏巻機渓谷には五十沢キャンプ場から行くことになる。五十沢キャンプ場について、びっくり。キャンプをするわけでもないのに、一人200円の使用料が必要なのだ。それも、自動車がしっかり窓口の前を通るようになっているので、ごまかしようがない。キャンプ場じゃなくて、キャンプ場を通った向こう側に用事があるのに、納得できないなぁ。と、思ったが、受付のおばさんが好印象だったので、ま、いいか。
おばさんに不動滝のほうに行きたいのだと言ったら、山の上を見上げて、雲が重くかかっている様子をみとめ、沢を渡る必要があって雨になるとそこが渡れなくなる場合がある、と教えてくれた。注意しますと言ったら、「じゅーうぶん、注意してね」と念を押されてしまった。山に入って沢が増水してしまって、戻れなくなったら困るなぁ、と思いつつ、自動車で裏巻機渓谷の入り口まで進む。キャンプ場の入り口からかなり走る必要がある。例によってすれ違いに困難な道だが、舗装されているし、ミラーもあるので安心。入り口まではキャンプ場の『天竺の里』の一部なので、けっこう利用者もいる。すれ違いには十分注意しないといけない。
みやて小屋というトイレと休憩施設があわさったような小屋についたあたりで、なんと大雨になってきた。もう、ものすごい土砂降り。お昼を食べようと思ってみやて小屋の2階の休憩スペースらしい部屋に入ろうとしたところ、鍵がかかっていて入れない。でも、雨だし。ふ、と見ると窓の鍵はあいている。ラッキー。ダンナがよじ登って入って、ドアの鍵をあけてくれた。中でコンビニ弁当を食べて、トイレも済ませて、としているうちに、雨もあがった。
しかし、受付でもらったパンフレットにとんでもないことが書いてあることを発見。なんと、不動滝までが60分。その上流の夫婦滝までは75分かかると書いてある。でー、するってえと、往復2時間半じゃないのーっ。
だが、もう400円も出費してしまっている。ここまで来て戻るなんて、バカみたいだ。雨もあがったし。とにかく、増水すると渡れなくなるというところまで行ってみようということになった。
ものの10分でそれらしい場所、割石沢に到着。
これは、ただの沢と言っていいのかしらん。もう、完全に滝である。これを滝と言わなければいったい今まで私達の見てきた滝たちは何かしら、と言うほどきれいで急な流れである。しかし、沢。ここを鉄砲水が襲ったらひとたまりないなぁ、という場所ではある。が、水はおとなしかった。さっきの雨の影響も全くない様子。崩れそうな橋を渡り、先に進むことにした。

    

  
  
段瀑と言ってもいいような割石沢。下の写真の石の橋などは、少し増水しただけで水没するだろう。

ハイキングコースとはいえ、崖の間をへばりつくようにつけられた道を行くことになる。はるか下を五十沢川が流れていて、とにかく綺麗だ。が、足を踏み外したら、死ぬぞ。
比較的なだらかな道をいくつもの沢を渡りながら歩くことになる。
入り口に渓谷に行くには充分な装備をしてから行くように、と、しつこいくらいに書いてあったが、本当である。まず、靴は絶対に防水のものでないといけない。割石沢クラスの滝のような沢をくずれそうな石を頼りに渡る場合もあるし、道そのものが沢になってしまっている場所もある。崖の途中のような道なので、壁からは清水が染み出ている場合もある。土というよりは川の中の岩の上を行くと言ったほうが正しいような道なのだ。決して気軽な気持ちで行ってはいけない。って、私達がかなり気軽だったのだが、その注意書きに従って足回りはきっちりして行ったので助かったのである。

    
  
とにかく、沢をいくつも渡る。だいたいが飛び石があるがないものも。

    
  
崖にへばりつくような道。古い砂防ダムもある。

    
  
右の写真は滑滝と言ってもいいんじゃないか、という流れ。そのまま、渡る。

歩くこと1時間。下に下ると不動滝という表示が出てきた。ジグザグの急な降り道を気をつけながら降りるとすごい水音がする。不動滝だ。
うひゃー、すごい。大きな岩の上に立つとざばざば飛沫がかかってくる。30メートルは離れているはずなのに、飲み込まれそうな気分になる。ああ、飛沫を浴びるのは、久しぶり。曇天だったが、とても爽快な気分になった。

  
   
不動滝と同じ滝壺に幾筋も沢が流れ込んでいる。滝よりかなり上から落ちている。
  
横に割れた岩盤が美しい。
滝の前で小休止をして、さらに夫婦滝をめざす。ここから15分。
我々の歩いている崖の対岸の崖からも幾筋もの沢がほとんど垂直に五十沢川に向って流れ落ちている。あれを滝とカウントするなら、落差100メートルはある。何度も言うけど、これが滝でなかったら、今まで私達が見て来た滝はいったい何なのよ。
けっこうなアップダウンの末、見事な段瀑が見えて来た。夫婦滝だ。美しい。かなり高い位置から見下ろすしかないのだが、そのために青い滝壺がよく見える。この夫婦滝を見るあたりが崖にへばりつくような道でけっこう危険です。

    
  
めいっぱい引いた夫婦滝の上の段。山に抱かれている。右:狭い岩の間の通路。
もう少し先に進むと夫婦滝がよく見える場所があるかもしれない、と先に進んでみたが、夫婦滝を望むポイントは1つきりのようだった。ずんずん進んで行くと、人口の建造物が見える。これが『取入口』らしい。あそこまで行って引き返そう。
     
  
左が『取入口』このダムを渡って、巻機山に登るルートもある。右:階段の入り口。
    
で、これがその階段。狭い。

    
  我々が行ける終点の風景。ダムを渡るには、橋をアルミの階段のような橋をかけていかなければならない。左が上流。右が下流がわ。
余談だが、この取水口へ降りる階段が屋根がついているのだが、人一人やっと通れる狭いもの。で、帰り道、先にダンナに登ってもらい私があとからついて行った。それがマズかった。ダンナが通ったのに驚いたらしいどこかに潜んでいたヘビが私にむかってごろんごろん転がり落ちて来た。も、大悲鳴。「どーした」とダンナがきくので、「ヘビが落ちて来た」と答えたら、「ヘビでよかった、お前じゃなくて」だってさ。そういう問題か。ちなみに、黄色いシマのあるヘビだと言ったら、「それはヤマカガシで毒がある」とのこと。こ、こ、こ、恐いよぉー。
帰り道、遠くの山の頂上付近はすっかり厚い雲に覆われていたので、雨になる前に戻らなければならないと、急いだ。ここで雨に降られて沢が渡れなくなったら、笑いごとでは済まない。幸い自動車をとめたみやて小屋に着くまで雨は降らなかった。
みやて小屋のトイレはきれいで、授乳ベッドのついた身障者用の広いトイレもある。この広いトイレで汗びっしょりの服を着替えた。洗面台もついていて、いたれりつくせり。
雨が降りはじめた中、駐車場を出て、ちゃんと汗を流すために温泉に向った。
この日行った温泉施設はちょっと遠いが帰りがけに寄れる『神湯倶楽部』。『神湯倶楽部』についてのレポートは、ここへ。

裏巻機渓谷には、不動滝の下流に魚止の滝というのもあるが、我々のとったルートからは見ることができなかった。途中にあった割石沢下道への分岐点で下道へ下がると見ることができるのだろうと思う。キャンプ場からも行くルートがあるようだ。(魚止めの滝のレポはここへ
交通
長岡市から国道17号線を六日町方面に走る。小出町の大浦虫野交差点で国道291号に乗る。六日町に入りしばらく走ると、県道233号三国川ダムへ向う道へ左折する二日町という交差点に出る。そこは、三国川ダム方面に向う。途中、交差点名はわからないが、県道28号と交差する交差点がある。そのあたりから標識に五十沢キャンプ場という文字が出てくるので、それに従って進む。やや込み入った道にはいるが、看板に五十沢キャンプ場、とか天神の里とか書いてあるので、迷ったらあたりを見回そう。
ちなみに、国道291号の城山トンネルの大和町がわ付近に路地売が意外と珍しい高級すいか『八色すいか』の直売店がある。国道沿いでは、たぶんここだけなので、シーズン時に買いにいくのもいいだろう。国道291号はこのあたりで2つに別れているので、注意が必要である。

2005年秋のすばらしい紅葉の裏巻機渓谷のレポはこちら


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