![]() 菩薩の滝 手前にかかっている木がモミジなので、 紅葉時に水が豊富なら綺麗なはず。 このすぐ左に滝の上に行けるらしい 踏み跡があったが、そこにも 立ち入り禁止の柵があった。 ![]() 上段から分かれて落ちる滝。 菩薩の滝は温泉センターの裏だが、 これは、温泉センターの前にある。 手前はコンクリートの水槽になっている。 ![]() 情緒豊かな湯治温泉 栃尾又温泉は、 こんなカンジの温泉です。 温泉のレポートはここへ。 |
2002/9/14 菩薩の滝(下段7mくらい?)湯之谷村 秋には必ずダンナが社員旅行やら仕事やらでいいシーズンをほおっておかれる。そこで、毎年『一人で行ってみよう』ということになる。しかし、自慢出来るが私は自動車の運転がものすごく下手くそである。5年ほどずっと毎日運転しているが、いっこうに上達しないのは、先天性の運動音痴のせいだとしか言いようがない。 そこで、行ける滝というのは限られてくる。一つに大きな舗装された道沿いにあること。1つはちゃんと広い駐車スペースがあること。一つは一度行ったことがあること。 そうなると、県内でも本当に数が少なくなってしまう。なんと言っても滝は山の奥にあるもの。そう都合のよい所にあるもんじゃない。 しかし、それでもいくつか候補があって、今回行った菩薩の滝はその中では一番歩かない滝なのだ。歩くのを避けたのは、この日は前日が雨で、足場が悪かったため。また、妙高高原のほうで熊が頻繁に出没しているので、一人で歩くのはやめたほうがいい。 しかし、失敗だった。 去年の『一人で行ってみよう』の白玉の滝も、工事中のため水がほとんど無かったが(白玉の滝のレポートはここへ)、今回の菩薩の滝もほとんど岩壁が濡れる程度しか水がなかったのだ。かなりショックだった。この滝の先のほうで雪崩防止の工事が行われていて、滝の上に行く階段が仮設で作られていたが、関係者以外立ち入り禁止。もしかしたら、やっぱり工事でこういうことになっているのかもしれない。だとしたら、不運としかいいようがない。 菩薩の滝は、栃尾又温泉の温泉センターの裏にある。その栃尾又温泉の入り口に下のような案内図がある。ああ、案内図の滝の立派なこと。 ![]() ![]() 左:案内図。右、その滝の部分のアップ。すんごく見事。 滝は上段から二手に分かれて下段に落ちているらしいが、どんなに離れても上段は見えなかった。なんせ、道一本隔ててすぐ温泉センターなのだ。それほど離れて見ることもできない。 二手に分かれて落ちる小さなほうは、とうとうと落ちていたが、どう見ても生活用水のために引き込んだらしい跡がある。滝壺はコンクリートで真四角に囲われていたりする。滝をそのまま野菜を洗う水にすると思えばそれはそれで情緒があるかもしれないが、絵にはならない。(写真は左の欄) 仕方がないので、栃尾又温泉の中にある神社の木を撮影。栃尾又温泉はぬる湯で有名で湯治をすると子供が授かるということでも有名。神社も子供が欲しい夫婦の願いをこめたキューピーさんがたくさん奉納されていたが、写真には撮らなかった。なんか、被写体にするには、重いキューピーさんじゃないですか。と、いうことで、肝心の神社がなくて、木だけです。 ![]() ![]() ![]() 夫婦欅。2本が合体しとります。うん、夫婦。 ついでに、帰り道、あまりにも滝がつまらなかったので、他に見られる滝はないかと地図で探すため、シルバーラインの入り口にある公園に駐車しようとして、一つ手前の道に入ってしまい、いやおうなくシルバーラインに入ってしまった。 どひゃー。この道は、地図によると全長22キロのうち18キロがトンネルというとんでもない道。もちろんUターンなんてできません。途中いくつか回転できる場所があったのだが、対向車や後続車のためできず、しまいにゃあ、いいや行き着くところまで行ってしまえ、と奥只見ダムまで行っちまいました。 だから、自動車の運転は大嫌いなんだってば。トンネルの運転なんて、パニックなんだってば。しかも、トンネルの中で急勾配やら急カーブやらあるんですぜ、このシルバーラインってやつは。 終点の奥只見ダムでは別にすることもないので、写真だけ撮ってすぐに戻りましたとさ。なんとも、消化不良の『一人で行ってみよう』になってしまった。 ![]() コスモス咲き乱れる奥只見ダム。無駄にした時間、往復で1時間。 |
交通 栃尾又温泉を目指していけばよい。 国道17号線を長岡から小出方面に向う。井口新田の交差点で国道352号へと左折。そのまままっすぐに進む。途中奥只見シルバーラインへ行く道があるが、間違ってもそちらには行かない(笑)まっすぐに進むと大湯温泉の看板が見えてくる。道はY字になっていて、大湯温泉方面の左がわの道に入る。大湯温泉の旅館やホテルの前を通り過ぎて道なりに進むとつきあたりに栃尾又温泉がある。 温泉センターは、上の写真の突き当たりのたてもの。自動車で写真の渡り廊下の下を通ってセンターの裏手の駐車場に行ける。が、スペースはそんなに広くない。混雑している時は、自在館という温泉旅館の手前の道路脇のスペースに駐車することになる。 菩薩の滝はセンターの裏手の駐車スペースの道を挟んですぐ前。分かれて落ちる滝は、センターの入り口に向って立ってすぐ左手にある。 例の案内板によると、センターの露天風呂から丸滝という滝も見えるらしいが、未確認。 |
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