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猿飛滝
手前の祓川に小沢が落ち込んでいる、
出合いの滝である。
登山道が落ち口を渡るというので
たいしたことない滝と思っていたら、
なかなかどうして、美滝でした。



大きさ比較。
っていっても分からないですね。
赤丸の中に登山者が写っています。
ホントに滝の落ち口の上に
登山道がある。
落差は15メートルほどか。



もっとわからない大きさ比較。
左端にダンナがいるのが
わかるかなぁ。
滝よりかなり手前にいます。



分岐部分。
手前はちょっとハネていた。



これは落ち口のアップ。
上に黄色い鎖が見える。
鎖のむこうが登山道。



滝が流れ込む祓川は、
とても綺麗な水だった。
少し下でショベルカーが川の中に
道を作っていたが、
それでも水は透明なままだった。



登山道から見た猿飛滝。
これを見ただけでは、
とても満足できない。



登山道から身を乗り出してみた。
でも、やっぱり満足できない。





登山道の途中にある小滝。
仮の名を
「1.5合目滝」


大きさ比較。
ど真ん中に私が立っています。
立っている所が登山道。



で、上の位置から上の写真を撮る
ダンナを写した。斜めの橋から対岸に渡り、
下流に少しだけ歩くと
ダンナの位置に行ける。



登山道から見た1.5合目滝。
細いが、近いので飛沫をたくさん浴びた。
2004/12/12  猿飛滝   落差15メートル? 下田村

なぜこの滝の存在を知ったのか、実は記憶が定かではない。ただ、粟ケ岳の下田から登るルートの登り口に滝があるというのは知っていた。
登山の本で見たのか?と思って手持ちの登山の本を調べてみたが、その記述はない。だけど、粟ケ岳の登山道の入り口に猿の名前がついた滝があるんだよぅ。どこかで見たんだよう。
仕方がないので、ネットで登山する人のページをいくつかあたってみた。
ちゃんとありました。
2合目付近に「猿飛滝」という名前が必ず出てくる。
登山をする人のページの有難いのは、大抵タイムレコードが書いてあることだ。2合目までは30分かかっていない。往復しても1時間かからない場所に猿飛滝はあるはずである。
であるなら、日没の早い12月の午後でも充分に見ることができるはずだ。
と、いうことで、加茂市の青木の滝につづいて、猿飛滝にも行くことにした。
青木の滝も猿飛滝も粟ケ岳という1292メートルの山の沢にある滝である。この山は、上越新幹線燕三条駅のホームから東の方向を見ると遠くに見える高い2つの山の左側の山だ。(ちなみに右がわは守門岳である)この山はいくつもの登山道を持っていて、そのうちの一つ、加茂市側から行くルートに青木の滝はある。(ただし、一般的なルートではないので注意)(さらに廃道となった登山道にゼンデラ滝がある)
猿飛滝はもっとも一般的な下田村から出発するルートの2合目にある。

最も一般的なルートであるから、登山道には簡単にたどり着けると思っていた。なにせ、その登山道のごくごく近くにある日帰り温泉施設「いい湯らてぃ」は、我が家がもっとも頻繁に行く温泉でもあるのだ。
だというのに、迷った。
考えてみたら、粟ケ岳の登山道の入り口なんて、見たこともなかった。
きちんと登山の本を持参してその地図を見ながら行ったのに、さっぱりわからない。
まず八木ケ鼻の登山道に出てしまった。
国道289号線の名所八木ケ鼻の直下にトイレもある駐車場があり、そこが八木ケ鼻の登山道の入り口だ。この垂直の岩の上までどうやって行くのかわからないが、とにかく登山道の入り口である。しかし、そこは粟ケ岳の登山道ではない。
  
八木ケ鼻という垂直の一枚岩。デーンとそびえている。
次に五十嵐川を渡る橋の直前の道を左折するのだ!と、左折してみたら、道が途中で無くなっていた。戻りつつ、今来た道と信じて進んだ道が違う道で、あれ、よく見ると粟ケ岳登山道→と小さな看板がある。
うーむ、地図どおりに来たわけではないが、なんとか目的地に出たようだ。結果おーらい。
そこから少しして、入り口の駐車場があり、さらに田んぼの間を自動車で走って1合目の駐車場に出た。
もう午後1時半である。
が、20台ほどとめられる駐車場は半分くらい自動車で埋っていた。12月の粟ケ岳は登山客で賑わっているようである。そういえば、入り口の駐車場にも自動車があったし、途中でも登山客とすれ違ったし。
八木鼻の駐車場もそこそこ一杯だったことを考えると登山シーズンはかなり長いらしい。
駐車場の入り口には、立派な一合目の杭が打たれていた。
    
  
一合目の駐車場。最近新しく綺麗に大きくなったらしい。仮設トイレあり。
身支度を整え、さあ、出発である。
時間的に下山して来る人ばかりのはずだ。まさか、これから山頂に向かうやつなんかいないだろう。我々はかなり不思議な存在に写るに違いない。
道は左に祓川(はらいがわ)を見ながらのなだらかな道である。4駆の自動車が無理やり走ったらしい跡もある。林業関係者だろうか。
かなりぬかるんでいる道だし、隣に流れる祓川は水こそ綺麗なのだが、大きな石がゴロゴロした感じはなんとなく荒れている。
そうだ、ここも2004年7月の水害ではかなり暴れた川のはずである。祓川は大反乱をした五十嵐川に注ぎ込む支流だ。ダムの放流の影響は受けなかっただろうが、ダムを満杯にしたのと同じ雨雲の雨が降っている場所である。
と、見ると、こんな場所にショベルカー?しかも、川の中にショベルカーが進んだような道ができてしまっている。どうも登山道自体が崩落して、それを修理している最中らしかった。なるほど、さっきの4駆の跡は工事関係者か。
なんとかでも自動車が通れるような場所はそこまでで、そこから先は細い登山道になった。
取水口のようなコンクリートで固めた場所を通り、さらに、登山道がど真ん中を通っている滝を跨いで進む。沢沿いの道なので、ほとんど水平といっていいくらいなだらかな道である。
しばらく進むと、いきなり「まわり道→」の表示が現れた。
  
取水口のような設備を通り、

  
小滝を跨ぎ、

  
回り道看板出現。
ふと見ると、まわり道ではない道の先は橋になっていた。どうもその橋にとりつく場所が崩れて梯子が危険な状態なのでいったん河原に出て橋に乗れということらしい。そうか、そうか。
そう納得して、河原に出て、橋にとりついた。
こらこら、この橋、おかしいぞ。斜めだぞ。傾いているぞ。
ものすごく怖いぞ。(私は橋は大嫌いなのだ)
帰り道に気がついたのだが、この橋は渡ってはいけない橋だったらしい。いや、帰りにも渡ったあとに気がついたんですけどね。
よくよく見たら、まわり道の先に赤いペンキで→があり、川を直接渡渉するようになっていた。
ちゃんと書いておいてくれよ。せめて看板に橋渡るべからず、とでも書いてくれれば、渡渉する場所を探しただろうに。
もっとも増水中で、矢印の書いてある石自体、水の下だったのだけど。
  
傾いた橋、行き。

  
傾いた橋、帰り。上下のみならず、左右にも微妙に傾いている。

  
渡渉を示す赤い矢印。

  
水没してるじゃないか〜!
さて、その傾いた橋を渡ると、2合目の杭がある。そこから先、道は急に山道になる。山登りなのだと自覚する登りをちょっとだけすると、いい水の音がして、滝の落ち口が見えた。ちゃんと名前の入っている杭も打たれている。
    
ものすごく親切な標識。
だけど、落ち口から下を覗いたって滝らしくない。
ちょうど正面から太陽が顔をのぞかせていて、下から見たらさぞ綺麗な滝だろうと思わせられる。
下。下ねぇ。見ると、どうも河原が下流に続いているらしいじゃないの。この川といえば、さっき渡った斜めの橋の川じゃないの。
つまり、登りは滝の落差分登ったということ。橋の所まで戻り、行けそうな場所を探せば滝下にいけるかもしれない。
可能性があるのなら行動は早い。すぐさま戻って橋から上流に向かって道ではない場所を歩き始めた。途中、ちょっと河原は無いんじゃないか、無理なんじゃないか、と思うような場所もあったが、とにかく行けるところまで行ってみよう、と先に進んだら、案外楽に落ち口から見えた河原に出た。
おお、猿飛滝が見事に見える。
思った以上に落差があって、しかも綺麗な姿の滝だ。ちょうど上手い具合に日光が当たり、滝を暖かな雰囲気にさせている。
それに、滝が注ぎ込んでいる祓川の水の綺麗なこと。
小さな沢の出合いの滝は、意外な落差で落ちていた。
岩盤が傾斜しているので、その上を滑るように落ちている。水が分岐して、一方は軽くジャンプしていた。
しばらく撮影して、もって来たパンとお茶で一服した。ここでコーヒーを沸かして飲めばよかったなぁ。
そんな私たちを滝の落ち口を渡る登山道から人が見下ろしている。きっとどうやって行ったのか不思議だったに違いない。案外楽に行けるんですけどね。
充分に堪能してから帰路に着き、途中の小滝も撮影して駐車場に戻った。10台ほどいた自動車は3台ほどに減っていた。
すぐ麓にある日帰り温泉「いい湯らてぃ」に入るつもりだったが、あまりに滝が綺麗だったのに満足したし、次から次へ登山者が入っていくのを見て今日はやめておこうということになった。
近場にはまだまだ綺麗な滝がたくさんあるのだなぁ。お手軽にいい滝を見れた一日だった。

ところで、この登山道をずーっと登って行くと、「三十三丈滝」が見えるポイントがあるらしい。未確認ではあるが、そのうちお気楽な気分てはなく、本格的な登山としてもう一度ここに来ることになりそうだ。ヒルの巣窟である粟ケ岳である。来年の今頃、チャレンジできればいいと思っている。
交通
最寄ICは、北陸自動車道三条燕IC。インターを出たら左折。そのまままっすぐ進み、石上大橋を渡る。この道は国道289号線である。あとは国道289号をはずれないようにひたすらまっすぐに下田方面に進む。清流大橋で五十嵐川を渡ると下田村である。さらにまっすぐに進むとT字にぶつかる。ここは右に。まだ国道289号である。ここから先もとにかく国道289号をはずれないようにかなり進むと、道の駅漢学の里下田がある。それを通り越してまだ進む。
ようやく前方に八木ケ鼻が近づいて来る。
右に曲がると「いい湯らてぃ」という表示が出て来るのでその通りに右に。(ここをまっすぐに行くと八木ケ鼻直下の駐車場に行けるのだが)八木ケ鼻大橋等2つの連なった橋を渡り、左に「いい湯らてぃ」の建物を見ながら通り越すと信号になる。
国道289号はここを右折する。
が、粟ケ岳登山道へはここを直進する。ちょうど「いい湯らてぃ」の遠いほうの駐車場の真ん中を通る道である。
直進しつつ集落を通りこすと、左に川が出て来る。祓川である。川沿いに少し走ると右側に第一の駐車場がある。駐車場の向こう側にマスの釣掘りの文字が見えるので目印になる。
   

駐車場の入り口に一合目の駐車場をご利用くださいと書いてある。上の写真の通りの位置関係で、駐車場の斜め向かいに祓川を渡る橋があり、そちらに向かって進む。
この先は棚田状の田んぼがつらなっている細い道である。しばらくこの細い道を登ると右側に上欄の写真の通りの駐車場がある。
ここに自動車をとめて、徒歩20分で猿飛滝の落ち口に到着する。
滝下へは、途中の傾いた橋を渡り、少しだけ登山道を登ると右側に踏み跡らしい跡がある。それをたどって行けばたどり着ける。踏み跡がわからない場合は橋を渡って、川に沿って藪の中を歩ける場所を選んで歩いて行けば危険なくたどりつける。

渡渉する場合は、長靴のほうがいいだろう。登山道自体もぬかるんでいる。
  


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