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ヨシオ滝
あんまり長い滝なので、
6枚の写真をつなぎあわせてみた。
デコボコなのは、撮影者があとのことを
考えずに撮影した結果である。




大きさ比較写真。
ただし、この図だとあまり落差を
感じないことと思う。
私と滝の間には、小滝川が流れている。






ヨシオ滝周辺の
蝶たち


アカタテハ


シータテハ
翅の裏側にCの字があるそうだ


イチモンジチョウ


ヒメキマダラセセリ


ミドリヒョウモン


サカハチチョウ


ツマジロウラジャノメ


テングチョウ
ゴミにしか見えない。
しかし、表側はとても美しい。



ツバメシジミ(オス)
シジミ蝶はたくさんいた。
花にとまる図をどうぞ。



ツバメシジミ(メス)


ツバメシジミ(メス)





ヨシオ滝周辺の
花たち


黄色い可憐な花


見事な紫のアジサイ


これもアジサイ?
白い葉っぱが花びらのふりをしている


妙な形をした木の花


甘い蜜があるのだろうか。
マルハナバチがやってきた。



花束のように
岩から直接咲いている。


沢の周りはシモツケのお花畑。


ギボウシなんかは、
雑草のごとく咲いていた。
2003/7/6 ヨシオ滝  糸魚川市 (落差100メートル)

とある本によると、滝とは、水流が川床から離れて落下するものを滝と定義するらしい。川床から離れないものは、早瀬、というのだそうだ。この説によると、ナメ滝はどうなるのよ、と突っ込みを入れたくなるが、その定義から言っても、今回行った小滝川に注ぎ込む沢のほとんどは滝と名づけてよいものばかりだった。
ヨシオ滝は、その沢たちのなかの親分と言ってよい。落差100メートル。これだけ川床から離れていりゃあ、文句ないだろう、と怒鳴りたくなるくらい、立派な滝である。

ヨシオ滝をめざしたのは、これで3度目である。正確には、1度目は不動滝のついでにヒスイ峡にいって、そこで遠望で見た滝が何滝かわからなかった、というのがあるので、2度目とも言えるが。前回は、林道が閉鎖されていることを知らずに手前にあるひすい滝(仮)で満足して帰ってしまった。
そういうわけで、ヒスイ峡にはこれで3度目の訪問だ。あいかわらず威圧的にのしかかる明星山の崖の下を走りぬけ、前回は工事中で通れなかった道を自動車で通る。前回たっぷりひすい滝(仮)を堪能したスペースに自動車をとめた。そのスペースにはすでに2台の自動車が駐車してあった。この林道のずっと先には、黒岩山などの登山口があるので、前泊して早朝から登山する人たちのものだろうか、と思った。
天候はあまりよくなかった。霧雨が降り、山のてっぺんは白く隠されている。それでも身支度をして出発。地図からいえば、小一時間でヨシオ滝に到着するはずである。
道は平坦で、ゲートがあるから、自動車も絶対に来ない。いや、平日であれば、工事車両が通行するようである。林道いっぱいいっぱいの幅もありそうなキャタピラのあとがずっとつづいていた。
途中、たくさんの花が咲いていて、それに集まる蝶もかなりの種類飛んでいた。花があると言っては立ち止まり、蝶が飛んでいると言ってはそれがなにかにとまるまで待ち、かなりゆっくりのペースで歩く。そのうち、川の向こう側にものすごく綺麗な滝が見えた。
おお、案外早く着いたではないか。これがヨシオ滝か。青々とした水が美しい滝ではないか。と、見上げるが、もちろん違う。ダンナが携帯してきた登山を趣味とする人のホームページ(元ちゃんの山あるき)にあった写真を広げて見ると、なんとなく違う。沢の滝は、表情が似いてる。しかし、向きが違うのよ。地図では、右手から落ちているはずなのだ。とりあえず、この滝は、第一ヨシオ滝と名づけて、さらに先に進む。
  
  
釣り人が進入するのか、危険、と書いた看板が立っている。
  
  
小滝川に流れ込むので滝つぼはないが、そこだけ水が青くとても綺麗だった。
と、釣り人が一人歩いてきた。幸いと、ヨシオ滝について尋ねると、「この先に砂防ダムがあって、その右側にある」と、実に明瞭な答えが返って来た。これはありがたい。こんなにわかりやすい説明はないではないか。
足取りも軽くなり、砂防ダムを目指す。
ほどなく、砂防ダムは見えて来た。そして、その右側に見事な滝がある。やった、ヨシオ滝だ。
とりあえず、何枚か写真を撮影して、ちょうどお昼時になったので、河原に下りてコンビニで買ったおにぎりをほおばった。それにしても、木々の緑が濃くて、せっかくの立派な滝が見えない。沢に下りれば滝を正面から見上げられるかと思ったが、それもかなわなかった。
もう一度HPのコピーを見る。似ているといえば似ている。だが、同じ季節に訪問したらしいその写真には、これほどまでの木々の葉っぱは撮影されていない。なんだかおかしい。
お昼を食べたあと、少し撮影して、まさかということがあるから、黒岩山の登山口が見えるあたりまで行ってみよう、ということになった。歩きながら、そのHPの文面をよーく読んでみると、砂防ダムから橋を渡り、崩落箇所を通り過ぎてからヨシオ滝が現れるとあるじゃないか。
なんということ。あの釣り人は全く違った情報を我々に与えてくれたのだ。と、いうより、もしかしたら釣り人もあれをヨシオ滝と信じていたのかもしれない。とにかく、小滝川は滝ともいえる沢がたくさん流れ込みすぎている。
ここで戻ったら、さらにリベンジということになる。いったんは終了したと思った気持ちをたてなおすのはかなり大変だが、とにかく歩きはじめた。ちなみに、ガセ情報の滝は、第二ヨシオ滝としておこう。
    
  
木々に遮られてよく見えないが、見事な急流の滝。
  
  
その上部をアップにすると、綺麗に垂直に落ちる部分もある。
砂防ダムから歩いて30分弱、いきなりヨシオ滝は見えた。
これが、小滝川の対岸から落ちて流れ込む急流の滝である。距離はほとんどない。小滝川の幅だけである。上手い具合に木々は邪魔しないで、ほぼ頂上まで見上げることができる。
が、どうしても見上げる形になるので、高さが実感できないのも確かである。遠望できれば、対象となる山々との比較で落差を実感できるのかもしれないが、例えば東京タワーをすぐ足元から見上げたって、高さは実感できないというもの。滝の一番高い所がかすんでいるから高いのだ、としか思えない。
が、直瀑、段瀑、ナメ滝とありとあらゆる要素をおりまぜながら、落下してくる様は本当に素晴らしい。これだ、これだ、これでなくっちゃヨシオ滝じゃない、と、何故だが納得してしまった。
    
  
左:全景。右:見える範囲の最上部。美しく弧を描いて水が落下している。
    
  
岩盤に模様がついていて美しい。最下部は、二条になっているが、岩をえぐっている。
これにて、ラブコールを送り続けていたヨシオ滝とようやくめぐり合えた旅は終わりである。
自動車に戻ってみたら、前に止まっていた自動車2台がなくなっていた。途中で釣り人2人(うち一人はガセ情報所持者)とすれ違ったので、その人たちの自動車だったらしい。何が釣れるのかしらん。とにかく、小滝川の水はとてつもなく美しかったです。
  小滝川に流れ込む沢たち
小滝川に流れ込む沢の全てが無名の滝ともいえる沢だ。ここは、親分たるヨシオ滝に代表を譲った形だろう。
    
  林道の岩盤に苔が生え、水が滴り落ちる。跨いで通れる沢もある。
    
  山のてっぺんから斜面を滑り落ちる沢。右の沢はみごとな滝になっている。
    
  これは、滝だろう。これも沢の一部。
  右はこの日のひすい滝(仮)。 緑が濃くなって、水量も少なくなった。  
交通
滝上発電所までの道のりは、ひすい滝(仮)を参考にしてほしい。ここでは、徒歩での行程を時間を追って説明する。
  10:53出発点滝上発電所。この手前に駐車スペースがある。

  発電所のちょっと手前の水溜りにはモリアオガエルの卵。10ケ以上あった。

  10:55発電所のすぐ脇にあるゲート。工事車両以外は入れない。

  11:10第一ヨシオ滝到着。小滝川は道の左手にある。滝は川の向こう岸に落ちる。

  11:22大菱橋を渡って川の左岸に出る。

  11:32小滝第二砂防ダム到着。すぐ脇に第二ヨシオ滝がある。

  12:10昼食を終え、出発。

  12:22オドソ沢を渡る小さな橋。小滝川は相変わらず右側。

  12:35大規模な土砂崩れの跡。道は復旧されている。(写真は振り返って撮影)


  その土砂崩れのすぐ先には、白い翡翠と見られる岩がゴロゴロしている光景がある。

  12:40本当のヨシオ滝に到着。

  工事車両用に退避スペースが作られていて、そのつど、次の退避場所まであと何キロ、と表示がある。工事期間限定だが、歩いた距離の目安になる。何の工事が分からないが、ヨシオ滝のはるか先に発電所があるため、崩壊した道の復旧工事かもしれない。林道の途中で巨大なショベルカーが3台もとめてあって、驚いた。
なお、上記の時間は、写真を撮影したり、蝶がとまるのを待ったりする時間を含めています。もくもくと歩けば、もう少し早く到着するだろう。 
おまけ
帰りにみつけた滝。かなりの遠望であるが、落差50メートルクラスの滝と思われる。ただし、これも沢かもしれない。が、国道148号線上に糸滝洞門というスノーシェードがあることから、おそらく糸滝はこれなんじゃないかなぁ、と、想像できる。場所は糸魚川市街から行った場合はその糸滝洞門と連続するスノーシェードを出て大前トンネルに入るわずかなスペース。姫川を通り越して、鉄塔を目標に対岸の山の谷に目をこらすと見える。
    
  
手前が姫川。大前トンネルよりもスノーシェードがわに寄ったほうが見える。右に目印の鉄塔。谷間にうっすら白い筋が見える。
  
アップにすると、ふた筋に分かれた滝である。


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