虹の滝



虹の滝、別の角度から



滝の1本をアップに。

デジカメの電池が切れるという
初歩的な失敗で思うように写真
が撮れませんでした。 デジカメ
は、常に充電ですね。      



ダムの上から見た下流。
2001/11/18 虹の滝
 湯沢にある温泉健康ランドに行きたいダンナにそそのかされて、今週は滝には行かないつもりが、また来てしまった。しかし、なんで目的地が湯沢なのに、六日町。湯沢にはいくつか滝があるのに。
 それは、さておき、虹の滝。行ってよかったです。こんなに奇麗な滝とは思っていなかった。

 虹の滝は、三国川の上流、しゃくなげ湖のさらに上にある、十字峡にある。
 関越自動車道、六日町インターを出て、国道17号線をへて、県道233号(落合六日町線)に乗る。あとは、表示どおりにひたすら山に向かって行けば、目の前にどーんと三国川ダムの石積の壁が見える。その壁の高さを上るために道は多少ぐねぐねと曲がるが、ほどなくダムの上に出る。途中いくつか明かりのついていない真っ暗なトンネルを抜ける。最後の十字峡トンネルを抜けるともう自動車は通れない。そこに自動車を駐めて、徒歩で15分ほど歩くと姿をあらわす。道は、砂利道だが、沢沿いの平坦な道。道の脇の崖からも小さな沢が落ちて来ていて、道の上が小さな川になっている部分も。

     
  正面のまっすぐな所からダム               この橋の上流が十字峡
 一見それほど大規模な滝には見えない。とても細い水のすじが山の上からチロチロと落ちている程度にしか見えないのだ。しかし、近づくとそのチロチロが何十本もあり、幅にして20メートルくらいの山の壁面をすべて濡らしている。高さのデーターはないが、山の上から急な斜面をなめながら落ちて来ているので、少なくとも40メートルはあると思う。

 黒い岩肌にコケだのシダだのが水に打たれて湿っている。山の木々の葉っぱもすべて落ちてしまったあとなので、このコケも少し茶色かったが、緑の濃い時は素晴らしく奇麗になるにちがいない。

 特筆すべきは、十字峡の水の美しさ。こんなにカキンと奇麗な水を見たのは、黒部峡谷以来。ここの石はだいたい白っぽいものと青っぽいものが多く、透明度の高い水をさらに青くみせている。少し下流に下がって、他の沢の水と合流すると石もグレーになって、水も普通の渓流程度になる。滝よりもむしろこの水の美しさに感動した。前日は大雨だったのに、この透明感。写真では分からないのが残念です。

   虹の滝が流れ込む川。滝壺はない。

 ロックフィルダムの三国川ダムが作り出すしゃくなげ湖には、いくつも急な沢が流れ込んでいて、滝と言ってもいいものもある。そのうちの1本には清水大滝という名前もついている。ただ、湖の対岸を通る道があるため、どの沢の上にも橋がかかっている。滝は、橋で寸断された形になって見える。ちょっと惜しい。その橋まで行けば滝が間近で見れたが、今回はやめておいた。
         
 
 しゃくなげ湖に流れ込む沢。実は、橋の下は、       清水大滝。橋で分断。
   土管になっている。

2005/6/12 再訪時のレポはこちら
2005/11/3 秋の再訪時のレポはこちら


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