57




丸滝
名前は実はわからないのだが、
公園の名前から丸滝に間違いないだろう。

せき止められた川の湖に直接落ちる。
雪解け時期のためか水量が多く、
静かな山中に水音が響いていた。



これが全体風景。
真ん中奥の日陰になった部分に滝がある。
川の水が茶色なので、
ちょっと美しくない。




公園にはすっかり花にになった
フキノトウもあった。

2004/3/27  丸滝   吉川町 (落差10メートル?)
田麦川で狂喜乱舞した滝好きは、さらにまわりに目をこらしつつ『まるたき温泉』をめざした。さすがに田麦川をはなれて県道241号に入ると雪も深く、沢は雪の下である。ときおり急勾配の直線的な水の流れを発見したが、下に大き目の丸い石を敷きこんだ用水路だったりした。
と、対岸に太陽の光を受けてキラキラ光る部分がある。これは、水の流れだぞ。
ちょうど上手い具合に対比スペースがあったので自動車をとめると、道路と谷を挟んだ対岸にサラサラと岩盤を伝って流れる水の流れを発見した。
これは、たぶん雪解け時にだけ目立つ滝ではなかろうか。落差にして20メートルはあるだろうが、常に見られる滝ではなさそうだ。
  
中央下の2本の杉の左側の筋が滝。

  
何段かになって落ちている。20メートルはありそう。
  
場所は、地図で確認したが、県道241号の石谷というあたりらしい。
今回は季節も幸いして、たくさん滝を見ることができたなぁ。大満足で「まるたき温泉」に。温泉のレポートはここから
さて、温泉を出てもまだ陽は高い。そういえば今日は滝をたくさん見ることができたが、まだ清水を入手できていない。そのため屋外でのコーヒーもお預けになっている。自動車に乗り込もうとふと目を先にむけると、なんと公園らしいものがあるじゃないですか。
上手いぐあいにあずま屋もあって、先日入手した「薬師清水」の水も持って来ている。じゃああそこでコーヒーをわかすか、ということになった。
これがまた大当たりだった。
その公園の裏に滝があったのだ。
公園の名前が「丸滝地区農村公園」。あら、「まるたき温泉」というのは今まで「丸太木温泉」だと思い込んでいたが、滝の字を使う所だったのか。しかも、あれれ、どうも勢いのいい水の音がするじゃないか。
音のほうに行ってみると、裏の川が砂防ダムでせき止められていて、湖状になっていた。その対岸の彼方にザバザバと水量豊富な滝が落ちていた。
今日は大当たりの日だ。
滝は対岸のため近づくことはできなかった。
しかも、川の水が茶色でお世辞にも美しい絵になるとは言えない。
でも、滝好きはこれで大満足なのです。
満足しつつ、コーヒーを飲み、とても満ち足りた一日を終了することができた。

  
このコーヒーのおかげで滝めぐりが豊かになった。
交通
丸滝  これはもう「まるたき温泉」をめざしてもらえばいい。われわれは大島村がわから行ったが、通常は吉川町から行く。吉川町役場のある県道61号を浦川原町方面に向かって進み、県道241号へと左折。村屋方面に進む。かなり山に向かうが、この道をはずれなければ、「まるたき温泉」に着く。滝はその手前にある「丸滝地区農村公園」の裏にある。
  


新潟の滝55(椎谷不動滝)へ  新潟の滝56(大島村の滝たち)へ

新潟の滝もくじ  ときどき週末温泉族になる  んがお工房の日本百名滝めぐり  掲示板