黒滝 申し訳ありません、これが精一杯です。 あまりに木々の葉っぱが多すぎて、 滝はちょっぴりしか 見えませんでした。 水量は少なく、手前にもう一本 水流があった。 本来はその水流も一緒で、 もう少し幅広のはずである。 大きさ比較。 赤い矢印の下に横に直線があるが、 それが黒滝橋である。 滝は、上半分くらいしか 見えていないのではないか。 とすると、少なくとも 落差15メートルはあると 思うのだが。 段になっている部分にズーム。 ああ、全貌を見てみたい。 ゲートそばの滝。 このすぐ下はコンクリートで四角く 固められている。 とても冷たくて、美味。 前とおんなじ写真を撮影している。 腕も2年前のまんまである。 とほほ。 |
2004/8/22 黒滝 中里村 たった一日しかない週末のお休み、どこか体力を使わずに行ける滝はないか、ということで、今回は津南町から入って、中里村に行った所にある黒滝に行ってみることにした。 この滝はちょうど2年前、すぐ手前まで行っておきながらよくわからずに引き返してしまった滝である。 今回は、県内の滝好きの方からメールを頂いて、以前引き返した場所からわずかに進めば見られると分かった。一度行っている場所なので迷うロスもない。ちょこっと滝を見るにはちょうどいいはずである。 と、いうことで午前8時過ぎに家を出発。 なんやかや言っても津南町は長野県境なので、自動車で走る距離はかなりのものなのだ。 途中、国道117号沿いで湧水などを汲み(レポートはこちら)太田新田集落の奥にある滝下広場に到着したのは、11時過ぎ。早い昼食を広場でとってから小松原湿原への林道に入った。 車止めは以前のまま、しっかりゲートが閉まっていた。 今回は車止めの前には1台しか自動車は止まっていない。朝から曇りがちなので、あまり渓流釣りの人もいないのだろうか。 以前も見ほれたゲートそばの苔の美しい滝。これが見た目でもそれと分かるもやがかかっていて、冷たい水なのだと分かる。どうも伏流して、ここで滝になって落ちて来ているらしい。口に含んでみると、とても冷たくて、しかも甘い。途中で寄った湧水よりも数段美味しい。と、いうことでペットボトルに入れてあとでコーヒーにすることにした。 ゲートから中に入り、歩いて行く。あいかわらず山肌からはあちこちから水が流れ出ていて、水をたくさん抱いた山だと分かる。が、湿っている分、どうも羽虫が多い。最初から最後まで、ぶんぶんぶんぶんまとわり着いて、うるさいったらありゃしない。 羽虫を手で払って進み、蛇にきゃあきゃあ騒ぎながら進んで行くと、右手の木々の間から白い水流が見えた。あれが黒滝だ。 と、いうことは、この先に黒滝橋があるはずである。 道が大きく右にカーブして、やや錆ついた黒滝橋が姿を現した。 右が黒滝橋。この手前の杭の方に進むと小松原湿原になる。小松原湿原へは、ここから先は登山道で林道ではない。 橋の上から撮影。手前から流れて、奥で落ちています。 この下に黒滝はある。ある、と言っても見えない。落ち口が見えるだけである。すっぱり水が無くなっていて、その先で落ちているのが分かるのだが、滝はもちろん見えない。 なんとかどこかから見えないものか、と、橋を渡って少し進んでみたが、滝の音はよく聞こえるが全く滝は見えなかった。 仕方がないので、さきほど白く滝が見えた所まで戻る。 やや退避スペースのように道が広くなっている場所があり、そこから覗き込むとなんとか上半分が見えた。 なかなか立派な滝だ。と、思う。なにせ、半分見えない。 せめて下草が枯れた季節ならもう少し見えるだろうが、なにぶん今は真夏である。一番草や葉っぱの元気なときなのだ。来る季節を間違った。 なんとか下に下りられないかと覗いてみたが、どこからどこまでが斜面でどこからどこまでが崖なのかさえ分からない状態だった。これでは行くのは難しい。 悔しいが、木々の間の滝の画像をおさえて終わることにした。 しぶしぶゲートまで戻って、あたりを探してみると、渓流釣りの人たちが使うのだろう踏み後が川まで続いていそうだったが、これもどこからが斜面でどこまでが崖なのかわからない状態だ。ゲートから滝までも距離がある。素人の我々は踏み入らないほうがいいと判断した。 仕方がないので、また滝下広場まで戻って、コーヒーブレイク。 なんだか消化不良だが、仕方ない。 黒滝の存在を確かめられただけでもよしとしよう。 滝下広場までの道のり等は2002年に行った時のものを参考にしてください。2002年の黒滝付近は「新潟の滝20」にあります。 悔しいので、途中の草花の写真ばっかり撮影した(笑) 名前は、ツリフネくらいしかわかりません〜。 |
交通 国道117号津南町大割野で国道405号に入り、秋山郷方面に向かって進む。途中やや道の細い曲がりくねった登りになるが、ややすると太田新田集落への入り口の大きな地図看板が見える。ここで左折。道は細いがそのまままっすぐに道なりに進んで行く。途中、お宮さんがあり、それを右にみながら進んで行くと集落は終わり道は林道のようになる。すれ違いが困難なので注意が必要だ。 その林道をずんずん進んで行くとやがて滝下広場の駐車場に出る。これを左に見ながらさらに自動車を進めると目前に車止めの柵がみえる。この向こうが滝下広場である。その柵の手前に道しるべがあり、その道しるべの小松原湿原方面に自動車を進める。右折する形になる。 また細い林道を進んでしばらくするとゲートになる。自動車がたくさん止まっていると回転が困難かもしれない。 ゲートから15分から20分で黒滝橋に着く。その手前に少し沢に向かって突き出たようなスペースがあり、そこから覗き込むと黒滝が見える。 |
新潟の滝20 蛇淵の滝、黒滝付近の滝へ
新潟の滝70−2 黒滝へ(黒滝の全貌と下段の美瀑)
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