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今回も一応鉾ケ岳のイラストマップを冒頭に。
クリックするとやや大きくなります。




三重の滝
写真では小さく見えてしまう。
谷を隔てて向こう側に
三段になって落ちている。
小さな沢も従えてV字に落ちる姿は、
実に見事である。
落差は目測で50メートルほど。



上の二段。
どちらもストンと落ちている。
二段目の滝つぼが見える位置だったが、
滝つぼは浅いようだった。


一番下の段は、どうしても
手前の木々に阻まれる。
もう少し暖かい時期だと、
葉っぱで見えなかったかもしれない。




登山道を登るとまず目に入る、
二股滝(仮)。
山は晩秋の様相だ。



谷底滝(仮)は、木々の葉が
落ちていたために
滝つぼまでよく見えた。
水が跳ね出して、滝つぼに落下している。
この下にも滝が連なっていた。
おそらくは、三重の滝の下流である。




ひとやすみ滝(仮)
ただし、この日は雨のため、
ひとやすみはしなかった(笑)



やはり木々の葉が落ちていて、
ひとやすみの滝の上がよく見えた。
おそらく二股の滝の一部であろう
ナメ滝の部分。





この日の白滝。
ちょっと遠いので
どの程度の水量かもよく分からない。





おまけ。
道の駅「能生」で買った1匹800円のカニ。
これにもう2匹オマケのカニがついた。
(猫はおまけではありません)
2004/11/20  三重の滝(ミニオフ)  能生町 落差50メートル?

事の発端は、今年の6月に我々がこの鉾ケ岳にかかる三重の滝を目指して登り、途中にある小さな滝を三重の滝だと勘違いして戻って来てしまったところから始まる。(6月のレポートは新潟の滝66へ)
かならずリベンジするとレポートに書き、能生町であるなら富山から近いので呼んでください、と、富山県在住の滝好き、しんこさんとうーまさんから声がかかってしまった。
え、本気か?ただ滝を見るためだけにヘロヘロになる登山をするのか?そこまで滝○かか?
滝○かだった。
9月の新潟滝オフで11月くらいになるけど、行きますか、と誘ったところ、話が本決まりになってしまった。滝○かの恐ろしい所である。
そんなこんなで新潟の滝○かと富山の滝○かが、新潟でも知る人はあまりいない滝に揃って行くことになってしまった。

さて、当日。
思えば11月20日なんて日程は、ハナから無謀であった。本来であればこの季節の新潟はもうみぞれが落ちるくらいの気温まで下がっていてもおかしくはないのだ。しかし、今年に限っては気温が高めで、11月終わりでも登山に躊躇するような寒さではなかった。とはいえ、やはり11月。季節風が吹き、天候が不安定になる月なのだ。
前日から雨が激しくなったりやんだりと、中止を決定しようかしまいかとにかく悩む天候だった。当日の朝も曇り。天気予報は全国で新潟だけ雨だ。ただ富山のほうが晴れている予報なので、回復傾向と思って間違いない、はず、だけど。そう信じて、どんよりとした空の下出発した。
雨がさわさわ降っている。ああ、こりゃあ、一応集合はするけど、晴れている富山のほうに滝を変更したほうがいいんじゃないか〜、という感じだった。

ところで、白状するが、このオフで案内するがわの我々が見事に時間の見積もりを誤って、遅刻してしまった。集合は道の駅「能生」に9時だというのに、9時にはまだ名立谷浜ICにいた。あわててしんこさんに電話。いやはや、申し訳ありませんでした。

この電話したあたりでも雨が降っていた。ところが、次のICである能生で、空に晴れ間が見えた。あれ、晴れている。
道の駅についたあたりではちょっと曇っていたか?すでに到着していたしんこさんとうーまさんとの挨拶もそこそこに今日の滝見はどうするか持ちかけた。
とにかく、今降っていない。ならば行くしかないでしょう。
やっぱり滝○かである。
我々の自動車が先導する形で登山道の入り口まで進んだ。さすがに山。入り口まで来ると、雲が厚い感じがした。島道鉱泉の奥の駐車スペースには一台もとまっていない。登山する人もいないということか。
とにかく仕度をして進み出した。
「私たちはペース速いんで、マイペースでいいですよ。」
なぁーんて偉そうに私がしんこさんとうーまさんに言ったのだが、最初のキツイ登りでいきなりクラっときてしまった。いかん、心臓が痛い。ダンナとお二人を先に行かせて小休止。ここしばらく歩いていないから、体力激落ちである。それに寒いだろうと着こんでいたのが災いした。衣服の中で体温が上がってしまい、気持ち悪くなってしまった。とりあえず、上着を脱いで、再出発。最初の急登が終わった所で待っていてくれた3人と合流した。

しんこさんとうーまさんは、ゆっくり着実に周りの色々なことに興味を示しながら歩いている。うーむ、ガンガン先に進むタイプの私より、ずっと楽そうでしかも実は速いんじゃなかろうか。見習わなくちゃ。

そうこうしているうちに雨が降って来た。どんどんと大粒になってくる。
しかし、ここまで来たら引き返せない。雨に打たれながらの登山になってしまった。

登山道の途中の谷底滝やらひとやすみ滝やら(どちらも仮称です)を見ながら進むと、ついにロープが出現する。
  
すっかり秋も終わりの山々。

  
のんびり山歩きを楽しむしんこさんとうーまさん。

  
ロープ場。矢印の先にしんこさん。
こいつを登り、少し歩くとニセ三重の滝(これも仮称です)が現れる。ここから先は我々も行ったことがない。しかも、上の案内看板にも急登とわざわざ書いてあるようなコースになるのである。
まずロープで沢まで降りて、沢を渡る。水はそんなに多くないが、岩が少し滑るので注意が必要である。沢を渡ったら、後は登るのみである。
どうしてここにロープが無いんだ、といった感じの道をぜえぜえ言いながら登る。もういいかげんイヤになったら、今度はロープが出現する。今までの登りは甘いんだよ、ロープが必要なのはこういう登りを言うんだよ、といった感じの登りになる。雨は降ってるし、もうヤケである。勢いで登ったら登った果てに立て札があった。
「三重の滝」
  
おいおい、手書きかよ〜。
なんだか腰砕けになる文字が目の高さにある。そのまま登りきり、ふと立て札の向こうに目をやると、おお、ものすごい滝があった。
これが三重の滝か。たしかに三段になっている滝だ。1段1段がするっ、するっと長く落ちている。見事である。
しかも、右側に細いがはっきりとした急流が落ちていて、V字になって同じ滝つぼに注いでいる。
「ミニ称名滝だね」
「ハンノキ滝のほうが長いっていうのも似ているし」
などと話しながら眺めた。ずっと眺めたりもっと眺めのいい場所を探したりしたかったのだが、とにかく雨が大粒である。ばしゃばしゃきている。写真もそこそこに撤退しなくては。
  
これを登りきると三重の滝。

  
滝の前で談笑。

さて、下りだ。
いつもいつも思うが、急な坂は上りよりも下りのほうが辛い。ロープもむしろ登る手助けというよりは、下るときの命綱のようなものだ。
秋の落ち葉が積もった道は、足場が隠れてさっぱり分からない。登るときは目の高さに足場を確認できるが、下るときは足でさぐって降りなくてはならない。ものすごく怖い。
怖いっていうのに、ロープがない場所もある。三重の滝から降りるロープが終わったあと、沢まで行く下りが怖いったらありゃしなかった。むしろロープがあるようなものすごい坂のほうが危ない時はロープにしがみつけばいいので楽だ。登りの時に心臓が痛くなった急登も、落ち葉が厚く積もっていてとても怖かった。

さらっと流したが、ここでまた白状します。帰りの沢を渡る場所で、行きの時はなんともなかったのに、帰りのジャンプで足場にしていた石が滑って片足ずっぽり水につけてしまったのは私です。そこから先、片足だけがぼがぼいって、気持ちわるかった〜。

登山道入り口の島道鉱泉にたどりついたはいいが、さて、これからどうしよう。滝前で昼食をとるつもりだったが、雨だったので、転がるように下山してしまった。麓に下りてもなんだかぐずついている。
ふと、能生町にあるもう一つの滝、白滝の話題が出た。しんこさんが見たいと言ってくれたので、まだ時間も早いしそちらに案内することになった。

えー、さらに白状します。白滝に行くのに2回も道を間違って2回も林道でUターンさせたのは我々です。1回目は完全に登山道を一つ間違えていた。2回目は、以前来た時にあった登山道への案内が道路工事のために取り外されていた。すすす、すいません。とんでもない案内人ですぅ。

近いはずの白滝に思いのほか時間をかけて到着。するはずだった。しかし、なんと白滝に向かう道までが工事中。途中までしか行けない。通行止めの看板が出ていたが、とにかく行ける所まで行ってみようと自動車を進めた。なんとか遠くに白滝を拝むことが出来る場所に来て、路上に自動車を止める。
今日の白滝はちょっと水が少ないか?遠くの岩盤から落下している滝は、途中で分散して消えていた。
  
遠くの白滝を見るしんこさん。

三重の滝は雨、白滝は道路工事。仕方がない、ここからそんなに遠くない『万年雪』まで行って、その前の広場で昼食にしよう、ということになった。幸い雲が切れて青空が覗きはじめている。今度は間違えないように自動車を万年雪の方まで走らせて行った。走らせて行って、愕然とする。
雪、ないじゃん。
6月に行った時にはしっかりあった雪だが、11月の今は雪がカケラもない。おい、万年雪っていうのは、消えずにずっと残っては積もり残っては積もりという雪じゃないのか。今消えてしまったら、万年じゃないだろう〜。
ああ、3つ目のアウトをくらわせてしまった。
せっかく富山から来ていただいたのに、新潟の印象が悪くなったんじゃなかろうか。
  
万年雪があった場所。とほほ。6月の万年雪は新潟の滝65で見られます。

ここまで来る途中に池とベンチのある避難小屋のような場所をみつけたので、そこで昼食にすることにした。屋根はなかったが、もう空は青空だ。さっきまでの雨はどこに行ったんだというくらいに晴れている。
滝前でとはいかなかったが、ここでコーヒーを入れて、しんこさんの手作りのクッキーをいただいた。美味でした。ごちそうさま。

なんだかわけのわからないミニオフになってしまったが、とにかく三重の滝はリベンジできた。
それに、滝は実際に目で見て心に納めておけばいいの。写真は状況写真なの、というしんこさんの言葉は、私の気持ちに近くて大いに共感できた。私もそうなんです。だからいっこうに写真が上手くならないという難点はあるけど、そういう滝○かがいたって、いいじゃないの。
日ごろの滝○かぶりとか、色々と重なる部分があるなぁとわかって嬉しかった。滝オフならではの収穫である。
散々なオフだったが、とりあえず事故もなく、終了した。
しんこさん、うーまさん、ご苦労さまでした。雨女パワーに負けました(笑)またどこかでご一緒しましょう。

で、私たちは帰りのお土産として道の駅能生でカニ買って帰りましたとさ。美味でした(笑)

  

交通
鉾ケ岳登山道島道コースの入り口(三重の滝ほか)については、新潟の滝66を。権現岳登山口入り口(白滝)については、新潟の滝65を参考にしてください。


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