米山周辺の滝C 不動滝脇の滝(仮)、もっくり滝
米山周辺の滝D 川内の滝(仮)
![]() 不動滝脇の滝(仮) なんとか上の段も見渡せる場所が ないものかと色々してみた。 この写真でかろうじて上の段が見える。 ![]() 虹が出ていたが、 枯れた木もひっかかっていた。 というより、滝前は土砂崩れ状態だった。 ![]() こんな感じで滝の水は側溝に流れる。 立派な側溝が用意されているということは、 雪解け時期だけの滝でも なさそうなのだが。 ![]() もっくり滝 これは橋の下からの画像。 上の段が見えなくなってしまう。 米山さんのお話によると、 林道ができる前のもっくり滝はもっとすごく、 本当のもっくり滝はもう無い、と 近くの老人が言っていたそうだ。 しかし、これもかなり立派な魚止めの滝だ。 我々はこの滝をもっくり滝としたい。 ![]() こちらは橋のたもとからの撮影。 上の段が岩の隙間に見える。 さらに上もあるかもしれない。 ![]() 滝つぼ。 とにかく小俣川は水が綺麗である。 ![]() 帰りに寄った道の駅「風の丘米山」 にあるキャンプ場から見た米山である。 うっすら白い山がそれ。 ここでコーヒーを沸かして飲んだ。 ![]() 反対側はキラキラした海が見える。 |
2005/3/27 米山周辺の滝C 不動滝脇の滝(仮)(落差10m?)、もっくり滝(落差10m?) 柏崎市 米山周辺の滝Bで、「国道8号線上輪大橋から高速道路の向こう側にみえる滝らしきものを確認する」という本日の目的を達成した。 しかし、実は達成できていない目的がもう一つあった。 湧き水である。米山周辺の滝Bでも書いたが、今日汲む予定だった湧き水が通行止めのため行けなかったのである。であるとしたら、他の湧き水を汲むしかない。 それには実にちょうどいい場所があった。 米山周辺の滝@で紹介した不動滝の湧き水である。 この近くにはその時にみつけることができなかったもっくり滝もある。不動滝からはそれほど遠くないのでついでに見てしまうつもりでいた。 さて、その不動滝。 実は今年の1月に行こうとして冬季通行止めにあって断念している。まさか3月も終わりに近いこの時期に除雪されていないからと言って行けないわけはないだろうなぁと思っていた。なにせ海岸から15分足らずで行ける場所なのである。1月の時は目の前にある真っ白な雪原に愕然としたものだ。 米山大橋の下をくぐり、谷根川沿いに進むこと15分。谷根の集落のはずれに着いて、また頭を抱えた。まだ冬季通行止めのままだった。除雪されていない雪がどっさりとある。 しかし、春の陽気で道の半分の雪がとかされてアスファルトも覗いている。通行止めのフェンスはうまくすれば自動車でも入れるくらいの隙間があり、現に1台の自動車が向こう側にいた。 その自動車が出てくるのを待って、こちらも進入してみる。 通行止めのフェンスから100メートルほどで不動滝だ。そこまでは全く問題なく自動車で入れた。 おお、湧き水が爆発している。さすがに雪解けの季節である。昨年に来た時よりもかなり水量が多い。 ![]() ![]() ![]() いや、それよりも、その湧き水の手前に滝が出現していた。 昨年には全く気がつかなかったものである。もしかしたら雪解けの季節限定の滝か? 人工の疑いの濃厚な不動滝に比べたらものすごく立派な滝だ。 滝の下流こそ側溝になっていて、コンクリートで固められているが、滝そのものは2段になってかなり高い場所から落ちている。上下あわせて10メートル以上ありそうだ。 直射の日光を浴びて虹が出ていた。なかなか綺麗な滝だ。 水を汲み終えて、不動滝から徒歩でそれほど行かない場所にあるはずのもっくり滝を探すことにした。この滝は掲示板に来てくださった米山さんからの情報で知ることができた滝である。米山さんがきっちりと教えてくれたので、今度は見落とさずにみつけることができた。 ただ、除雪されていない道を歩くので、ちょっとだけ難儀した。幸いにガードレールの所は雪がとけていたので、長靴も必要はなかったのだが。 不動滝から5分弱歩くと右側を流れる小俣川の上を柏崎市ガス水道局の「2号隧道小俣川導水橋」というのが渡されている。水道管が走っている橋だ。人は渡れない。 ![]() ![]() ここから小俣川の上流を見ると岩と岩の間を本流がストンと落ちているのが見える。 これはすごい。 予想していたのとは全く違った滝だった。 こんなに綺麗で神秘的な滝だとは思っていなかった。 川の両側から岩が迫っていて、滝はその間を急流になって落ちている。川の本流なので水量も豊富だし、なにより小俣川は水がとても綺麗なので、滝そのものも美しいのだ。 海岸から自動車で15分でこんなに綺麗な渓流の滝が見れていいのか?道のすぐ脇にあるなんて、もったいなさすぎる。 がしかし、撮影する場所が限られている。導水橋の土台になっているコンクリートに立って撮影するか、立ち入り禁止の橋の下に行ける階段で橋の下から撮影するか。 さもなくば、本気でアドベンチャーして、フェンスを乗り越え橋の水道管にまたがって中央まで行くかである。 我々はさすがに3つ目の選択はしなかった。が、2つ目はやってみた。上から見るのとあまり変わらなかった。 ![]() ![]() いいお天気で、海岸あたりでは少し動くと暑いくらいだったのに、ここまで来ると雪の冷気で寒い。やっぱり山である。 あとは温泉で温まるだけだ。 朝起きた時は春霞のようなぼうっとした疲れだったが、今は肉体的な疲れに変わってしまった。こんな疲れなら温泉で癒せるだろう。 自動車に戻って、海の見渡せる温泉に向かうことにした。(温泉のレポートはここへ) |
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交通 一番近いICは、北陸自動車道米山ICなのだが、そちらから向かうと、道を見落とす可能性があるので、柏崎市街から国道8号線を柿崎方面に進むところから始める。フィッシャーマンズケープを通り過ぎて、米山大橋を渡る。渡って、本当にすぐの道を左に入る。細い道なので見落とさないように注意。とにかく米山大橋を柏崎がわから柿崎がわに向かって渡った場合、すぐの左にある道である。細い道で下にむかって下りて行く。すぐに橋があり、橋を渡って右に進む。 右にに谷根川を見ながらさかのぼることになる。この道が県道257号である。 この道をかなり進み、谷根の集落に入る。入って、案内板に谷根ダムと出てくるが、そちらには行かない。 集落内で右に行くか左に行くか迷うような箇所がいくつかあるが、谷根ダムに行かないようにしつつ、谷根川の支流である川を右に見ながら進むようにする。 集落をぬけて少し自動車を走らせると、やや路肩が川がわに広くなった部分があり、そこに湧き水が汲める不動滝がある。 不動滝と書かれた碑とお地蔵さんがあるし、湧き水が岩盤をぬらしているのですぐにわかる。そのほんのちょっと手前、徒歩で10歩ほどの所に不動滝脇の滝がある。 もっくり滝は不動滝から上流に向けて歩いて5分弱の所にある「2号隧道小俣川導水橋」が目印。このたもとに立って小俣川上流を見よう。 |
![]() 川内の滝(仮) 仮名はこのあたりの土地名である。 落差はあるのだが、細く、 どうにも周りの景色に負けてしまう。 手前の前川は、この右側で すぐに土管に入って、 県道の下をくぐって行く。 そのため、なおさら生活臭くさい滝に なってしまっている。 ![]() 大きさ比較(笑) 手前の県道に自動車が走っている。 こんなふうに、実に見えづらい。 |
2005/4/17 米山周辺の滝D 川内の滝(仮)(落差10m?) 柏崎市 米山周辺の滝については、前述の「米山さん」とおっしゃる方からの情報がメインである。 その米山さんから掲示板ににて無名滝があると教えていただいていた。 教えていただいたからには見にいかねばなるまい。 と、言うことで、ついでもあったので尋ねてみた。米山さんの案内とおりで迷うこともなく滝を発見することができた。 滝、である。確かに落差もある立派な滝だ。が、その手前が県道73号鯨波宮川線というけっこう交通量もある道で、しかも畑だったりするのだ。 思いっきり生活臭の濃厚な場所にある。 にもかかわらず、滝の周りには、イチリンソウやらショウジョウバカマ、イカリソウなどが咲いていたりする。生活臭と山の香りが渾然一体となって、不思議な空間でもある。 ![]() 県道の脇が前川という川てその川にむかって落ちていて、落差はざっと見でも10メートルはあると思う。その上はと見ると、どうも高速道路が通っているんじゃなかろうか。 私はその高速道路の工事で出た水なんじゃないか、とまで思ったが、ダンナがすぐ近くの畑にいたおばあさんに聞いたところ、上の田んぼのために引いた水の余ったのが流れている名まえのない滝で、ずいぶんと昔からある滝とのことだった。 新潟県、田んぼと滝は意外とつながりがあるのかもしれない。 |
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交通 柏崎市から国道8号線を米山方面に向かい、鯨波の交差点で左折する。青いくじらのある交差点なので、すぐにわかる。 はじめ前川は右側を流れているが、しばらくすると左側に変わる。それがもう一度道の下をくぐって右側になる。その地点に滝は落ち込んでいる。 右側に高速道路が見え、平行して走る部分が少しあるのだが、その直前である。 木立に阻まれて見えにくいかもしれない。 |
米山周辺の滝@、A
米山周辺の滝B
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