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番外

 の山

2010/5/4  朴坂山 (438.2m)  
今年のGWは県外には行かない、と決めて、ほぼ毎日県内の山や谷をほっつき歩くことに決めていた。
結果、5月1日には藪こぎ、5月2日には杉の林の雪の中登山道が分からずに別の山に登り、さらに下山時に違う道に入り込んでしまい、5月3日にはちゃんとした入り口から行けば20分で着く場所に勘違いで別の場所から歩き初めて倍以上の時間をかけたりして、なんだかワケのわからない外歩きを続けてしまった。
しかも、認識不足もプラスしたのではあるが、3日連続残雪の上を歩くハメになっている。
うーむ、少しはマトモな登山をしたいし、もう雪はイヤだし。さらに、余計に歩くのも4日目ともなるとホントーにイヤだし。
この日は関川村の桜を見に行くついでにお昼を食べる低い山を選ぶことにした。
最初、神林の大平山に行くつもりだっだか、さらに桜に近くて、さらに標高も低い朴坂山というのを見つけた。低くて近い。よし、朴坂山に決定。
10時25分頃、朴坂の集落にある登山口案内図前に到着。
駐車スペースが全くないので、この案内看板付近に路駐する。道路は広いが住民の迷惑にならないように駐車しなくてはならない。ちょうど農機具を片付ける人が近くにいたので、山に登る間駐車させてくださいと言ったら、どこにでもとめてください、ごゆっくり、と言ってくれた。
看板のある場所を左折。すると右写真のようなY字の場所になる。右側が登っていて山道っぽいのでそちらに行きそうになるが、左側にしっかり朴坂山と標識が出ている。
ちょっとだけ歩くと、右側上に神社が見える。
この石段を登って神社の左向こうに出れば登山口。林道をそのまま歩いてもちゃんと神社の脇に出るので、どっちを選ぶかは自由。
案内図から神社脇まではかなり細くて登りのキツい林道だが、自動車が来れないこともない。2台くらいなら駐車可能。
右写真が登山道入り口。
見上げると鉄塔がそびえているが、登山道はそちらには向かっていない。
10時30分 登山口。
登山道は杉林の中をなだらか〜に登って行く。
全くストレスのない登っているんだかいないんだかわからないような道だ。
杉の中なので、それほど花もない。
10時45分 杉林が途切れて、道路標識にしてもよさそうな立派な朴坂山→という道標が出てきた。このあたりにイワカガミの葉っぱをみつけて、もうふくらんだ蕾を確認。
10時55分 細い沢を跨ぐ。
相変わらず道はなだらかで、杉林になったり松になったり、それほど明るくない。
11時00分 林道登山口との分岐。あれ、林道登山口なんてのがあるんだ。
木々がブナの若木の林になり、明るくなってきた。このままなだらかに山頂かしらん、と思っていたら、いきなり目の前に壁が。
11時13分 右写真、最初の急登。ロープがある。
そんなに急登は無いだろう、と思っていたら、登る登る。しまいには下山用と思っていたロープに捕まらないと登れないような急登まで現れた。おいおいおいおい、どこまで登らせるんだ〜っ。
やっと登りきった。きっと登りきったら山頂だ、と思っていたら、ちょっと下る。げ、まだ山頂ではないのか。
このあたりからイワウチワがかわいい姿で咲いているのだが、そんなもんに関わっていられない。
右写真、右を選ぶとロープでよじ登る急坂、左を選ぶと新しく開拓されてグズグズだがロープの必要のない道。究極の選択。
急坂をよじ登るダンナをイワウチワが見送る。
おお、急坂なぶん、イワウチワが目の高さ。
ついに登り切ったぞ、山頂だぞ、と喜んだのもつかの間、山頂ではなかった。
稜線にとりついただけである。
11時45分 あとは左に曲がって、なだらかな稜線を歩いて山頂に向かう。
だが、登りきれば山頂と信じていた分、どっと疲れが出て、なだらかな道もつらい。
これ、ホントーに低くて適当な山なのか?チョイスミスしたのか、私達。
稜線も山頂のすぐそばまで来ると、ちょっとした岩っぽい場所が出てくる。
こんなもんは、さっきまでの登りに比べたらたいしたことはない。
ヤマザクラやタムシバが綺麗に咲いていたり、足元はイワウチワだったり。
なかなか気持ちのいい道ではあるが、とにかくいつになったら山頂になるのか分からない分、それを楽しむ余裕がない。
左に行くと山頂、まっすぐ行くと展望台、という案内。
ここはもちろん、山頂でしょう。
案内からほんの2分で山頂。
ジャスト12時到着。
山頂は5人ほどのご夫人のパーティーが昼食を広げてにぎやかに食事中。
まんなかにあった一等三角点を撮影させてもらって退散。
我々は右側に少し下った場所にある祠の脇で昼食にした。
祠の周りは少し広く平らになっていて、大勢でもシートを広げられそうだ。
祠から展望台に向かう方向に大きなヤマザクラの木があり、ほぼ満開だった。
あいにく空が曇り空でピンクの花が空にとけこんで写っているが、なかなかの桜樹である。お花見気分で昼食をとることができた。
展望台のほうに行ってみると、嶽薬師山に向かう道と川原登山口に向かう道があった。手持ちのガイドブックには標識がない、と書かれていたが、近年標識がつけられたらしい。
眺望はそれほどよくなく、かすんでいた。
山頂からは、光兎山方面の眺望がきく展望台もあるので、おばさまたちの間をぬって山頂を通り、もう一つの展望台に向かった。
おお、崖っぷちの展望台。
かすんでいなければ、素晴らしい展望だろうに。
真ん中のとんがった山が光兎山だ。
12時50分頃下山開始。
途中、稜線で登って来る人に出会う。
「山頂はまだ先ですか」と奥様とおぼしき人がヘロヘロで訊く。まだ少し歩くけど大したのぼりはないですよ。
あの人もきっと我々と同じく、あの坂を登れば山頂だと信じて登ったらまだ山頂じゃなかったので絶望的になったんだろうなぁ。
13時頃稜線から急坂の分岐。下りはさぞ怖いだろうと思われた坂も、ロープのおかげで比較的安全に下ることができた。
下り道を遠く光兎山が見守っていた。
右写真はキバナイカリソウ。
登りの時は見つけることができなかった気の早いイワカガミ。
咲いている姿を見たのは今年初。
14時05分 神社に到着。
いやはや、ご苦労様でした。
右写真は、帰り道国道113号切手橋付近から撮影した、たぶん(笑)朴坂山。そんなにキビシイ山には見えないんだけどね〜。

ただ山頂で手軽にランチしたいだけで選んだ山だっちゅうのに、とんでもない急登を強いられてしまった。
どうも、前半の杉林は登山道にとりつく回り道と考えたほうがよさそうだ。本格的な登山道は林道登山口との分岐をすぎてからの急坂からで、ガンガン登って稜線に出て、あとはだらだら稜線歩きで山頂にたどり着く山なのである。
そんな山だなんて知らないからさ〜。覚悟がなかったものだから、急坂の連続にはさすがに参った。
朴坂山はあなどってはいけない山である。
結局この年のゴールデンウィークは近場でのんびりするはずが4日連続で予想外の猛烈な歩きをすることになってしまった。最終日の5月5日は家から出なかったです、さすがに。

朴坂山
  日本海東北自動車道胎内荒川ICから国道113号に出て、山形方面へ走る。国道7号線を通り越し、しばらく113号を走ると、国道290号との交差点になる。登山口のある朴坂集落は、左手を流れる荒川の向こう側なので、左折したいところだが、橋を渡るには右折してぐるっと回る必要がある。道路案内にしたがって、間違わないように荒川の向こう側に出よう。荒川を渡って北上し、女川橋を渡ってすぐの道を左折して入ると朴坂の集落である。登山口は上欄の案内図が目印だ。(案内図は女川橋を渡ってから集落に入った場合は右がわにある)
登山口には駐車スペースが無いので、路駐。トイレもないので、113号を290号に曲がらずに少し先まで行くと道の駅関川があるのでそこを利用しよう。


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