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 100−1





養老の滝
滝前の説明版を見ると、
どうも、明治時代まで
無名の滝だったようだ。
だれが命名したのかというのまで
はっきりとしている。
やはり、岐阜県の養老の瀧にちなんでいる。




大きさ比較。
滝つぼのすぐそばまでは
遊歩道は伸びていない。
手前の太鼓橋から滝までは
けっこう距離がある。




太鼓橋を渡って撮影。
この滝は信仰の滝で、
滝に打たれる人もいるという。



上の段が岩盤に当たってはじける場所。
すっきりとした二段の滝で、
とても形がよい。
2005/9/23  佐渡の滝めぐり2 その@ 
     養老の滝(落差29m)  佐渡市(旧両津市)

記念すべき新潟の滝レポートのナンバー100である。
この区切りのいい番号のレポートをどうでもいい滝で作るつもりになれなかった。さりとて、新潟の滝はほとんどレポート済みである。あとは、山岳の滝、もしくは里の小さな埋もれている滝くらいなのだ。
で、あるとしたら、いったいどの滝がレポートナンバー100にふさわしいだろう。さんざん考えて、また佐渡に行くことにしてしまった。
おりしも、佐渡汽船が社会実験と銘打って、フェリーの代金をお安くしてくれている。ちょうど三連休の最初の日がその割引料金の最終日だった。なんと、我が家の自動車のクラスだと、通常は往復2,8260円のところ、9,980円になってしまう。バカ安である。これに私の乗船代を加えても、15,000円でおつりが来る。7月に私の軽自動車利用で2万円で行ったことを考えると、とにかく安い。(佐渡汽船のページ
こりゃあもう、絶対に今行くしかない。
これで新潟の滝レポートナンバー100は、佐渡の滝に決定した。

当日。
雨だった。
まだ暗いうちに乗船。着くまでに晴れることを期待していたが、両津港に入ったというアナウンスで外を見ると、佐渡島さえ見えないくらいに雲が低くたちこめていた。雨の滝めぐりは、あまりしたくない。せっかくはるばる海を越えてきたのに、がっかりである。
とにかく、自動車に乗り込み、今回の目標をめざすことにした。
さて、今回は、実は滞在する時間が極端に短い。と、いうのも、あいかわらず飼い猫の状態がおもわしくなく、長時間留守にするわけにはいかないのである。最終のフェリーを予約していたのだが、それだと20時間ちかく猫をほおっておくことになってしまうので、フェリー乗り場で1便早めてもらったのだ。そんなこんなで佐渡の滞在はなんと8時間きりになってしまった。しかも、フェリーのチェックインは1時間前なので、実質7時間である。そんなにのんびりとしていられない。ある程度決めたコースをさくさくと回る必要がある。
で、今回は養老の滝、ワニ清水、真野地区の雄滝、雌滝、鍋倉の滝とターゲットを絞っていた。
にもかかわらず、まず寄り道。
姫崎灯台である。
この灯台は鉄造りの灯台としては日本最古の灯台で、世界灯台百選に選ばれている灯台だ。百選という言葉には弱い。雨が降っていたが、駆け足で写真だけ撮影してきた。近くに仕組みなどを紹介した「姫崎灯台館」もあるが、まだ会館前だった。まったくもう、空がグレーなのが惜しい。海も見えないし。
  
明治時代に建てられたにしては、真っ白で綺麗な灯台だ。
早々に引き上げて、佐渡一周線を養老の滝を目指して進む。が、その手前に白滝というのがある。資料によると、1.5キロ林道を進んで、徒歩80メートルで滝前らしい。徒歩80メートルであれば時間のロスもないだろう。行って見ることにした。
失敗だった。
まず、林道が険しかった。1.5キロ進んだところで駐車して、雨の中歩き出す。急な坂道になっていて、息が切れるし、ぬかるんで歩きづらい。
が、80メートル以上進んでも滝らしいものは見えなかった。
どうも、右側に沢が流れているのだが、それが登るにつれて、土の壁の向こう側になってしまう。その壁の向こうにもしかしたら滝か?という白い輝きが見えたが、なにせ雨である。滝なんだかただの雲の色なんだか、木々の輝きなんだかさっぱりわからない。土の壁を乗り越えるには雨が強すぎた。あえなく断念。きっと滝のすぐそばまで行っていたのだと思うとかなり残念だ。が、この白滝は、おそらく沢を遡っていかなければ、徒歩でいける道からは見ることはできないと思う。沢はけっこう、流れが早く深い様子だった。
かなり時間をロスしたうえに濡れてしまった。
また佐渡一周線に戻って、今度こそ養老の滝を目指す。
と、その前に赤玉という地域にひょうたん池というのがあって、その奥に湧き水があるという資料をみつけてしまった。あら、赤玉ならすぐ近くじゃないの。そこから内側に入って、杉池という場所に行くんだって。
よく地図を確認もしないで、杉池へ行く矢印の通りに自動車を走らせた。県道らすぐの場所にあるんだと思っていたのである。
大間違いだった。
杉池は県道をぐにゃぐにゃとかなり登り、山奥にあるらしいのだ。
途中であまりにも道が険しく、あまりにも高い場所を目指しているらしいので、慌てて地図を確かめた。まだまだ先らしかった。そんな場所に行っていたら、時間がなくなってしまう。杉池はパスだ。
またしても時間をロス。
この段階でかなり意気消沈してしまっていた。
今度こそ、今度こそ養老の滝である。
えーと、養老の滝への資料によると、岩首小学校の前の道を進んで行くとあるらいし。で、県道佐渡一周線を慎重に走って行って、小さな「岩首小学校入り口」という看板をみつけた。あ、これだこれだ。
小学校にむかって右折。思ったより細い道だが、佐渡の道は県道でもかなり細い道があるので、疑いもしていなかった。
少し走ると、小学校があった。よし、間違いない。
だが、そこから先に進むと、道はさらに細く、しかも砂利道になってしまった。なんだが、あまり自動車も通らないような道である。おいおい。ヘンじゃないか?養老の滝といえば、佐渡ではかなりメジャーな滝である。佐渡島内では、もしかしたら大ザレの滝よりも市民権を得ている滝なのだ。それがこんなに人も通わないような林道の先にあるか?
なんて思っているうちに、道がなくなってしまった。どひゃ〜、やられた。これでは回転もできない。
バックで戻るにもあまりにも道が細すぎる。とにかく、切り返し切り返しで少しずつ向きをかえ、なんとか戻ることができた。だって、小学校の前の道のはずじゃないの。
で、小学校まで戻ったら、どうも学校の反対側にも道がある。
つまり、我々は小学校の裏の道に行ってしまったというわけなのだ。ものすごく単純なミスでまたしても時間ロス。
ちゃんとした道に出てみれば、養老の滝はものすごく分かりやすい場所にあった。
自動車をとめ、雨の中歩き出す。と、鳥居の入り口に水が出ている。おや、まあ、佐渡の湧き水一つみつけた。
湧き水というよりは、滝の水をパイプで引いただけのような印象だったので、雨模様の今日は飲まないでおいた。
  
鳥居をくぐって遊歩道に入る。

  
この水を飲むと子宝に恵まれる、らしい。

  
整備された遊歩道。
鳥居をくぐり、コンクリートの遊歩道を5分も歩かずに滝前に着いた。
落差約30メートルの二段の滝である。
容姿の整った、綺麗な滝だ。ただ、雨だったので、真っ暗である。雨さえなければ、もうちょっと気持ちのいい空間だったはずなのだが。
滝を含めてあたり一帯が公園のようにっているらしく、滝前の太鼓橋を渡った先にも遊歩道が伸びていた。
あまりにもここに至るまでに時間をロスしすぎているので、ゆっくりもせずに次に進むことにした。
次の目標は、ワニ清水である。この佐渡の名水は、前回来た時にたどりつけずに撤退した因縁の水だ。今回も迷うことが予想されていた。ある意味、今回の佐渡での最大の山場かもしれなかった。
               2005年秋、佐渡の滝めぐりA へ
交通

姫崎灯台
フェリー乗り場を出てすぐ県道45号線(佐渡一周線)へと左折する。(右折すると国道や大野亀方面で、自動車はけっこう右折してしまうので注意)そのまま海沿いを走って行くと、案内看板がある。
姫崎ホテルへ向かう感じで細い道に入り、ホテルを通り越すと、駐車スペースがある。
養老の滝
  
県道45号線(佐渡一周線)を姫崎灯台方面へと進む。灯台を通り越し、数々の集落をぬけ、岩首集落に入る。
入ると、ややして、右側に下の写真のようなものすごくよく目立つ看板があるので、その案内にしたがって進めば、まず、絶対に迷わない(笑)まちがっても、手前の小学校の案内の道に入り込まないように。

 
滝の手前の砂防ダムの前に2台ほど駐車できるスペースがある。遊歩道も整備されているので、簡単な格好でも充分に滝を楽しめる。


2005年夏、佐渡の滝めぐり@
2005年夏、佐渡の滝めぐりA
2005年夏、佐渡の滝めぐりB
2005年秋、佐渡の滝めぐりA

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