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五十沢不動滝
たくさんのハイカーが滝前にいた。
ので、岩の上などにもとりついている人も。
なかなかいいポジションでの撮影ができなかった。



滝の落ち口は見事な紅葉。



引いてみる。
ああ、日光が強すぎる。





夫婦滝
相変わらず美しい夫婦である。



すごい紅葉だったのだが、
あまりに日陰と日向のコントラストが
強すぎて、まともな写真がない。
かなり写真をいじってみたが、
目でみた感じを出すのは無理だった。




風鼻の滝
きゃー、さらに日陰が暗い。
ってか、太陽光がキツい。



きれいだったのに、
きれいだったのにぃ。



下半分が真っ暗になってしまった。



これ、滝つぼ。
川ですけどね。


2002年8月の裏巻機渓谷のレポはこちらへ
2004年9月の裏巻機渓谷滝オフのレポはこちらへ
2005年11月の裏巻機渓谷のレポはこちらへ
2020年10月25日の裏巻機渓谷のレポはこちらへ
2022/11/5 裏巻機渓谷の滝たち、錦秋
   五十沢不動滝(30m)夫婦滝(15m)風鼻滝(20m?)
11月1日に骨折をした。
と言っても、右足の親指の先っぽをちょっとだけ折ってしまっただけで、普通に歩いたりする分には全く痛くもかゆくもない。
仕事も整形外科に行く時以外は休んでいない。つつがなく生活できる。
ただ、その折ってしまった部分を何かにぶつけたり、さらに何かの衝撃を与えたりすると、くっつかなくなる。
と、いうことで、登山は今年いっぱい無理になってしまった。
ちょっとだけ試してみたのだが、下山時の下り坂が足の親指に体重がかかってしまって、無理なのである。
そんなこんなで、平坦な場所での歩きに限られてしまう秋になった。
つまり、きれいに整備されている遊歩道のある滝ならいいんじゃないのかしらん。
それでなんで裏巻機渓谷を選ぶかな。
けっこう上り下りあるのにな。
でも、行ってきましたよ。行ってよかったですよ。
以下、写真で説明いたします。本年はほぼ紅葉メインであります。


    
  9時40分キャンプ場到着。利用料300円を支払う。キャンプブームの昨今、受付は混雑している。みやて小屋の駐車スペースに行くと、なんと自動車が林道まで溢れている。案内係の人がちゃんといて、道のわきのここに入れろと言ってくれた。50台近くいたと思う。
こんなに人気のスポットだったのか、裏巻機渓谷。
支度をして歩き出す。もう、入り口から溢れるばかりの紅葉である。とんでもない色彩だ。

    
  へつり道。そこを歩くダンナ。

    
  左下に流れる川も色とりどりの葉で縁取られている。歩く度、きれいきれいと声が出る。

    
  様々な黄色が青空に映える。
  途中、「不治心得の岩」へ行く道があったが、ハチの巣があるのでいかないほうがいいと受付で言われたのでパス。

    
  リンドウはつぼみ。ノコンギクにウラナミシジミが来ている。
  11時30分 割引岳への登り口。ここから登るのは大変だろうなぁ。

    
  11時35分 不動滝への下り。骨折中の私はものすごく慎重に右足親指に体重がかからないように下る。
  岩と岩の間にはちゃんとハシゴがかけられている。

    
  見てよ、この人数の多さ。不動滝前にこんなに人がいたのははじめてかも。ダイモンジソウ。


    
  山の色がとにかくすごい。 アキノキリンソウ。

    
  いちいち山を見上げてはすごいすごいと連発する。 キバナノアキギリ。

    
  青空もごちそうだ。  オトコエシ?

  
  YouTubeに上げたいのか、動画を撮影しながら歩く人や、ポーズを取って撮影する人など様々。
  細い道なので、すれ違う時はどちらかが壁にへばりつく必要もある。
  上はメインの夫婦滝を撮影する場所。写真じゃ分かりづらいかな。弾劾絶壁の上だ。
  12時ちょうど。夫婦滝。

    
  夫婦滝からさらに遊歩道を進む。ほっそい道なのにさらに細くする岩がある。
  12時03分 風鼻の滝。

    
  風鼻の滝で戻る。まだ先に進む人もいるようだが、どこまで行くつもりかな。
  滝でなくても、川の流れはとても美しい。

    
  苔にモミジ。タツナミソウが咲き残っていてくれた。

  
  昼食を食べそびれたので、途中の水道施設らしき引き込みに登ってお昼にした。登山道を見下ろせる。12時50分。
  そこから少し下って、八海山が見通せる場所で撮影。八海山の谷には残雪らしきものも見えた。万年雪になるね。
  13時58分 みやて小屋到着。
本当にお天気のよい青空に恵まれた日だったのだが、その青空と太陽が写真撮影的にはちょっとやっかいだった。
目では色鮮やかな紅葉が見えるのたが、谷に落ちる滝は日陰になっていて真っ暗。コントラストがとんでもない。
こんな日はむしろ薄曇りがいいんだな、写真には、と痛感。
でもね、歩いて目で見る分には本当に最高だった。こんなに素晴らしい紅葉と滝を満喫できるなんて。
ここ数年、秋は登山で紅葉を楽しんでいたが、骨折のせいで渓谷に行く選択をしなくてはならなくなったことを感謝してしまった。
さて、この裏巻機渓谷には実は魚止めの滝というのもあるのだが、2020年に来た時にとんでもない道になっていたと紹介した。今回はしっかり進入禁止の措置がとられていた。荒れ方に整備が追い付かないのかもしれない。入り口のあずまやもこわれるままになっていて、少し残念な気分だった。

 交通
裏巻機渓谷 長岡市から国道17号線を六日町方面に走る。小出町の大浦虫野交差点で国道291号に乗る。六日町に入りしばらく走ると、県道233号三国川ダムへ向う道へ左折する二日町という交差点に出る。そこは、三国川ダム方面に向う。途中、交差点名はわからないが、県道28号と交差する交差点がある。そのあたりから標識に五十沢キャンプ場という文字が出てくるので、それに従って進む。やや込み入った道にはいるが、看板に五十沢キャンプ場、とか天神の里とか書いてあるので、迷ったらあたりを見回そう。
キャンプ場内に入らないと裏巻機渓谷には行けない。
入り口で協力金一人300円を支払い、自動車のままキャンプ場の奥のゲートに進む。自分でゲートを開け、通過後、閉めて、山を登る道を進む。
つづら折の道を登って行き、みやて小屋というトイレ付きの小屋のある駐車場が裏巻機渓谷に一番近い駐車場である。トイレは利用できない可能性もあるので、受付のそばにあるトイレを利用しておこう。
ここから、不動滝までは60分。夫婦滝まではさらに15分歩く。
それほどアップダウンのない道のりだが、崖にへばりつくような道を行くことになるので、注意が必要である。


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