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 25 妙高村の滝たちその2へ(2003年)



大滝
(関温泉不動滝)

手前の滝の撥ねた水の向こうに真っすぐ落ちる
水の流れが見えるだろうか。
この写真は不動様の社からの撮影。



大きさ比較写真。
滝までは10メ−トルほどか。



そうめん滝

すごく細いがしっかり滝。
すぐ前の歩道にベンチがある。



権現滝
視界より下にある。
小さく写っているが、
一カ所に集められた水が
真っすぐ豪快に奈落に落ちている。



惣滝
滝壺から50メートルほど。
この場所でもすでに雨のように水が降って来る。



大きさ比較写真。
これもまだ滝壷まで50メートルほど。
あまりの水の量のため、これ以上進めず。
なお。ワンフレームでは入りきれず、
この写真は3枚の合成です。

2002/9/22 妙高村の滝たち
三連休のなか日ということで、少し体力を消耗しても大丈夫。遠くて山を登るコースを選択してみた。妙高村には百選の滝『惣滝』がある。以前はもう少し秋が深まってから行った。完全に惣滝だけが目当てだったので、近くにたくさん滝があることに気がつかなかった。今回は、いろいろと調べた上での滝めぐりである。だが、しかし…

大滝(関温泉不動滝)  (20メートル)
関温泉のほぼ真下にある。ものの本によると今の二倍の落差があったらしいが、地形の変化で今の姿になったとか。
あらかじめ橋の下であることを知っていたので、みつけることができたが、道路からは全く見えない。見えるのは滝の上流にある砂防ダムである。こちらもいくつも連なっていて、見事なものではある。
橋のたもとに自動車をとめるスペースがわずかにあるが、他はカーブの途中だったり坂だったりするので、路上駐車は避けたほうがいい。橋の少し手前左側に小さなコンクリートの祠があり、その脇に不動滝へ降りる道がある。5分もしないで滝にはたどり着くが、けっこう急な下りである。最初滝見台があると思って行ってみたのは、お不動様の社だった。滝を見るには、社の手前にある金属のハシゴを降りて河原に出る。
思っていたより、ずっと美しい滝だった。橋の下にあるので、イヤでも橋が視界に入ってしまうが、その橋もまた美しさのアクセントになっている気がする。
滝は二条になって落ちている。その片方が真っすぐに下に落ち、もう片方は大きくジャンプして落ちている。ジャンプした水の向こうに真っすぐに落ちる水が見えて、変化があって美しい。
帰りに橋を渡ってからカーブしている道のほうから滝が見えるかもしれないかと思ったが、確認はしていない。

   
  
カーブの先が不動橋。段々の砂防ダムが目印。この立て札の脇の路を行く。

  
先に見えるのが不動様の社。目に効くらしい。

  
滝の水の撥ねている部分。

光明滝(50メートル)  称明滝(50メートル)
この滝たちが今回の滝めぐりのメインである。
この滝は燕温泉のスキー場から妙高山へ登る登山道の途中にある、というのは分かっていた。したがって、我々はその登山道を登った。地図によれば、登山道のすぐそばを流れる沢の本流に滝は落ちているはずであった。
しかし、目に入って来たのは、その沢に向って対岸の崖から落ちて滝。まず1本。ものすごく高い所から落ちている。
つづいてもう1本。これもさきほどの滝と同じくらい高い所から落ちている。
ってことは、これが光明滝と称明滝か。
私たちは完全にそれで納得してしまった。無駄な体力を使うつもりは毛頭ないので、その場から引き返してしまったのだ。
だが、帰りがけに燕温泉で看板を見てみるとやっぱり本流に滝のマークがある。もしかしたら、もう少し先まで登っていれば、滝が出現したのかもしれない。地図を見ればみるほどそんな気がする。と、思って他の人のページを検索してみたら、やっぱり本流にきちんと滝がありました。失敗だった。ホンの少し体力を惜しんだばかりに手前で戻ってしまったとは。また次回、リベンジする滝が増えてしまった。
返す返すも、きちんと事前に調べないといけないと思った。
(2003年10月5日にリベンジを果たしました。詳しくはここへ。


    
  
北地獄谷に向って落ちて行く滝。右と左は別々の滝です。50メートルクラス

  
北地獄谷の沢。この上流に光明滝称名滝がある。

そうめん滝(少なくとも30メートル)  権現滝(すくなくとも30メートル)
この滝たちは惣滝に行くまでのみちのりで見ることができる。まず、そうめん滝は、燕温泉街から野天風呂の河原の湯に行く道の途中、左端にベンチのある所から右手の崖を見ると正面に見える。細くチロチロと流れる滝である。まさに、そうめん。
で、滝壺は?とのぞき込むと、ダンナいわく「壷なんかねぇよ」チロチロと流れてすぅっと石ころの中に吸い込まれてしまっていた。
権現滝は吊り橋の妙仙橋を渡って、河原の湯の分岐をを通り越して、惣滝に向う道の途中にある。沢の本流の滝なので豪快だ。しかも、直瀑。沢の水が細く狭められていて、一気にまっすぐに落ちている。
ただし、道が滝の上にあるので、滝をすべて見られるわけではない。滝を取り囲む岩盤は見ることができるのだが、滝壺はまったく見えない。まるで奈落の底に吸い込まれていくようにまっすぐドウドウと水が落ちて行く。なんとか滝壺が見たいと思ったが、危険である。もしかしたら、草の茂っていない季節なら見えるかもしれないが、吊り橋は真冬は取り外されるらしいので、注意が必要である。

  
妙仙橋。冬には取り外される。

  
ダンナのいる場所に温泉の滝が落ちている

惣滝(80メートル)
ここまで来たら、もちろん日本の滝百選の惣滝を見ないわけにはいかない。
惣滝までは小さな丘を一つ超えなくてはならない。惣滝の落ちる大倉沢はほとんど全部滝と言っても不思議ではない渓流だ。小山をぬけて辺りが硫黄臭くなってきたら、そろそろ惣滝が間近に見えてくる。
しかし、あれ、どうも以前に来た時と様子が違う。以前は鎖に捕まってすり鉢の壁を歩いているような場所を歩かなくてはならなかったはずである。ところが、今回。確かに鎖はあったがピカピカの鎖で、斜めの壁もない。鎖が終わるとすぐに以前沢を渡れずに遠くから惣滝を眺めた場所に出た。どうも崩れてしまったらしい。
しかし、かわりに鎖の場所のすぐ下の河原に湯船が出来ていた。次から次に人が来て入っていっているようである。そりゃあ湯船も作りたくなるわな。ものすごい硫黄の臭いだし、あちこちからお湯の流れが沢に流れ込んでいるのだ。

  
この鎖のある崖の下あたりに湯船が。

そこで惣滝の写真を撮影していると、なんと数人の人達が惣滝のほうから沢の向こう岸をやってくる。あっと言う間にこちらに渡ってお風呂のほうに行ってしまった。え、てことは、惣滝の間近まで行けるの?

  
大岩の上に人がいるのがわかりますか?

彼らがいなければ、その場で撮影して戻るところだったが、実際に行っている人達を見てしまったのだ。行かないわけにはいかない。
彼らの来た方向に行って、注意深く探すと、私でも水に濡れずに沢を渡る事ができる個所があった。少々崖をがんばって降りる必要があったが、惣滝に近寄れるのなら、それくらいなんともない。
近寄ってみると、まるで別世界だった。滝から50メートルは離れているのに、雨のように水が降って来る。滝壺はまだまだ先だが、とても近寄れない。滝が削ったのであろう岩盤が自分の回りをぐるりと取り囲んで、洞窟のようにも思える。自然の圧倒的な力を感じる。
メインの滝を見逃してしまったが、この滝のそばに近寄れただけで、今回の滝めぐりは大収穫と言える。

  
黄金の湯の上から見た惣滝。
  

  
    どういうわけか、リンドウは硫黄臭い場所に生えていた。


  
今回はうかれて惣滝の滝壺付近まで近づいてしまいましたが、本来であれば人の立ち入ることの出来ない場所です。
万が一落石などあった場合は救助も難しいかもしれません。
各人の常識ある判断で滝のそばに寄るようにしましょう。

交通
関温泉、燕温泉へは、国道18号線を利用する。上越市から国道18号線で長野方面へ向う。上信越自動車道中郷ICを過ぎて、関山の交差点で右折。温泉の表示かあるので間違わないと思う。快適な道なのだが、途中ゴルフ場のど真ん中を通るので注意が必要。やがて関温泉に入る。関温泉の休暇村妙高のあたりで左折すると赤倉に向う県道396があるので、そちらに左折。下っていくと、橋が出て来る。その下に大滝がある。
燕温泉は、県道39号をそのまま進み、トンネルを越えてほぼ突き当たりである。大きな駐車場とは言えないが道の両脇にちゃんとたくさん駐車できるスペースがある。が、人気のある場所らしく、満車であることが多い。露天風呂利用者も多いので、少し待つと出る自動車もあるはずである。

 
燕温泉の急傾斜。

 左側に登るとスキー場

燕温泉は無料の露天風呂があることで有名なのか、日本百名山の妙高山への登山口であるからなのか、午前11時に到着した時にはすでに50台以上駐車できる駐車場が満車だった。仕方がないので、少し脇にそれた道にあったスペースに駐車。とんでもなくきつい坂道の温泉街を登り、これまたとんでもなくきつい斜面のスキー場にあるコンクリート敷きの道を登って行くと『黄金の湯』に行き着く。これは、一応脱衣所も湯船も男女別に別れているが、垣根はせいぜい肩のあたり、外からも登山道からよーく見えてしまう。それでもタオルを巻いた女の人が入っていた。偉い。

 
 
登山道から丸見えの『黄金の湯』

ここからまっすぐに建物があるほうに登って行くと対岸に見事に惣滝が見える滝見スペースに出る。
そのままズンズンスキー場を登り(これが、とにかくキツイ)リフトの終着点まで行くとちゃんとした登山道に出る。これを登って行くと妙高山に登れるし、きっと光明滝、称名滝も見られるはずである。
燕温泉の温泉街をスキー場のほうに行かずに真っすぐに進む。やがてなだらかな沢沿いの道になり、そうめん滝を通り過ぎると妙仙橋に出る。もう一つの露天風呂『河原の湯』は、この橋を渡ってすぐに河原に降りる道がある。川を溯ると『河原の湯』らしいが吊り橋からは見えない。吊り橋をまっすぐに進むと小さなお湯の滝が左に見える。そのすぐ下が権現滝。道をさらに進むと山道になり、山を超えると惣滝が見える。鎖が途切れたあたりから河原に降りてすこし下流に下ると湯船がある。河原に降りずに崖にへばりつくように進み、もうこれ以上行けないあたりで少々無理をして河原に降りる。そこから沢をよーく探すと対岸に行けるポイントがある。運動能力が高い人ならどこからでもジャンプして行ける程度の川幅になっている。(ただし、水量は日によってマチマチなので注意)そこから対岸に渡ってとにかく惣滝をめざすと滝壷近くまで行ける。百選の滝のシャワーを存分に味わってほしい。

 
  
紅葉はまだチラホラ。

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