![]() 苗名滝 霧から落ちる苗名滝。 いつもは豪快な水しぶきも、 この日は霧に吸い込まれているようだった。 ![]() 恐竜でも出てきそうな雰囲気。 ![]() 滝にかぶっている木のそばに 傘をさして撮影中のいけない大人がいます。 よい子はマネしないように。 ![]() 吊り橋から撮影。 背後の山が見えないじゃん。 ![]() 吊り橋を含めて撮影。 ![]() 惣滝、権現滝 権現滝左岸上部の岩盤が崩落して、 滝見台から権現滝の頭が見えるようになった。 ちょっと見、惣滝が伸びたみたいに見える。 ![]() 惣滝 最大アップにした惣滝。 ![]() さすが雪どけ、噴き出る水量だ。 ![]() 権現滝 まさか、滝見台から権現滝が見えるとは。 間違いじゃないかと 、家にある以前の写真とか、 権現滝近くで撮影した写真とかと比べてみた。 間違いなかった。 これ、権現滝の頭です。 ![]() 下流まで見通せる。 下流の左岸、つまり写真の左下角あたりに 惣滝へ向かう遊歩道がある。 ![]() 下流の残雪。 こりゃ、惣滝の滝壺あたりも雪だらけだろう。 ![]() そうめん滝 今年は緑に埋もれているそうめん滝だ。 |
2015/6/6 旧妙高村の滝たち初夏 昨年も6月に妙高市に来ているのだが、今年も来ることになった。 理由はというと、妙高の小さな山に登りに行ったついでである。これもまた、昨年と同じ理由だ。赤尾岳というお手軽な山は、たくさんの山野草に恵まれた山なので、ついつい来てしまい、苗名滝や惣滝にもご挨拶することになるのだ。 今年は雨がちのお天気の日で、赤尾岳には登れたのだが、滝たちは霧の中だった。 まず、苗名滝まで向かう。 霧のような細かい粒子の雨が降っていて、傘をさして遊歩道を歩いた。 同じく傘をさして滝を見に行く観光客もけっこういる。 苗名滝の駐車場までの道はかなり細い道なのだが、新しく工事をしていて、下流の河原にはかなり大きな駐車場が整備されつつあった。 北陸新幹線開業、上越妙高駅が新設、ということで、妙高市も観光に力を入れているのか、遊歩道には昨年見た覚えのない道案内が随所にあった。 ![]() ![]() ![]() さて、苗名滝。 かなり霧が濃くなってしまったが、地震滝の雄姿はくっきりと見えた。存在感があるだけに、霧の中、威厳さえある。 雨で道がぬかるんでいたので、吊り橋から上の遊歩道を登るのはちょっと大変だったが、なんとか行って、いつもの場所から苗名滝を見下ろしてみた。 滝つぼからあがる水煙が霧と混じって、轟音をたてているのに、しんと静かにさえ思える。 実に不思議な苗名滝の姿を見た感じがした。 この季節、この遊歩道で楽しみなのがラショウモンカヅラの花で、今年もたくさん咲いていました。 ![]() 続いては、惣滝のある燕温泉へ。 雨はなんとかおさまってくれて、駐車スペースから歩くのに困らなかった。 この季節の土曜日なら登山客や温泉利用者で駐車スペースはほぼ満車のはずなのだが、この日はがらがら。例年よりも雪が多くて登山客が少ないのかしらねぇ。 思ったよりもキツい温泉街の坂をのろのろと登り、今日は遠望から惣滝を見ることにした。雨だし、霧だし、がんばっても残雪が多くて滝に近づけないだろうと判断したのだ。 滝を遠望できるのは、スキー場の端にある野天風呂「黄金の湯」のちょっと先だ。 これまたキツい坂を登って行き、あー、温泉に浸かって筋肉ほぐしたい〜と思いつつ「黄金の湯」を通り過ぎ、滝見台へ。 おお、思ったよりも近くに惣滝が見える。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こんなに近かったっけか。しばらくこの滝見台からも滝を見ていないし。 と、思ってよくよく見たら、下流の権現滝まで見えてしまっていた。 そうか、滝見台から見て、権現滝を隠していた衝立上の岩盤が崩落して、見えるようになってしまっていたのだ。 ある意味衝撃的だった。 うわ〜、惣滝から権現滝って、こんなふうになってたのね。 権現滝の滝つぼは見えなかったが、そこから下流も見えて、登山道が崩れてしまった部分を修復した箇所などもきっちり見てとれた。 たまには滝見台のほうにも来てみないとダメだなぁ、崩落後何度か来ているのに遠望の風景が違っているのに気がつかなかったものなぁ。 滝見台からは見える角度が一緒なので、あちこち横移動してもうちょっと見える場所はないか探したりしたが、権現滝の滝壺は見えなかった。 坂を下って、温泉街まで戻り、どうせなのでそうめん滝まで行ってみることに。 今年もまだそうめん滝が川にたどりつくあたりにはたくさんの残雪があった。 しかし、遊歩道は緑が濃く、ミツバツツジやアカモノが見ることができた。 ![]() ![]() |
交通 苗名滝 上信越道妙高高原ICを降り、国道18号を長野方面に進む。杉野沢交差点で杉野沢に向かって右折。妙高杉ノ原スキー場をめざす。遊歩道へは、道の端々にたっている流しそうめんの看板をたどって行けばいい。細い道だが、心配はない。 流しそうめん屋の前に15台ほどとめられそうな駐車場、その手前の河原に広い駐車場がある。 惣滝 燕温泉へは、国道18号線を利用する。上越市から国道18号線で長野方面へ向う。上信越自動車道中郷ICを過ぎて、関山の交差点で右折。温泉の表示かあるので間違わないと思う。快適な道なのだが、途中ゴルフ場のど真ん中を通るので注意が必要。やがて関温泉に入る。 燕温泉は、県道39号をそのまま進み、トンネルを越えてほぼ突き当たりである。大きな駐車場とは言えないが道の脇にちゃんとたくさん駐車できるスペースがある。が、人気のある場所らしく、満車であることが多い。露天風呂利用者も多いので、少し待つと出る自動車もあるはずである。 惣滝遠望は、駐車スペースから温泉街を抜けて黄金の湯のほうに登って行き、黄金の湯を通り越してさらに登って行く。 |
妙高村の滝たち その1(2002年)へ
妙高村の滝たち その2(2003年)へ
妙高村の滝たち その3(2008年)へ
妙高村の滝たち その4(2013年)へ
妙高村の滝たち その5(2014年)へ
妙高村の滝たち その7(2021年)へ
新潟の滝もくじ ときどき週末温泉族になる んがお工房の日本百名滝めぐり 掲示板