48−7

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2010年9月5日の本城の滝はこちら





本城の滝
(2010年夏)

今年の本城の滝は、こんな感じ。
8月1日でこれだけ雪があるのは
珍しいのかどうなのかよく分からない。



滝のアップ。
見えているのは、最上段と中段。
一番下の段は、雪の壁の向こうだ。



コバイケイソウが揺れながら
滝を見下ろしていた。




で、コバイケイソウの写真をば。
だって、こいつを手にとれるくらいそばに
見られる場所なんてそんなに無い。



ドアップもオッケーである。
2010/8/1  本城の滝  魚沼市 (落差40メートル?)
今年も行って参りました、本城の滝。
今年は最初からハクサンコザラク目当てで滝が全部見えていないかもしれないことを承知で8月の最初の日曜日に訪問した。
ところが、またしてもシルバーラインの長いトンネルをぬけて銀山平に出たらかなり重い曇天になっていた。天気予報ではカケラも雨って言っていなかったのにぃ。
しかも、今回はかなり軽装で来てしまったので、私は雨具を用意していなかった。仕方がないので、自動車に常に入れておいてある傘を持って遊歩道に向かう。これが折りたたみでもなんでもない長傘で、きっちりストックの代わりである。
入り口にはなんだかデカい看板が立っている。「遊歩道 銀山平キャンプ場」って、前にこんなのあったっけか。
途中の登り坂でも「ぶな坂」と書かれてあった。名前、つけたんだ(笑)
 
しかし、他の登り坂にはそんな看板はなく、名まえは1箇所で挫折したらしかった。というか、これから整備予定なのかもしれない。
もう少しすると上からご夫婦らしい2人が下りてきたので、滝は見えたかと訊いてみた。すると、え、滝があったんですか?との答え。げ、滝、見えなかったのか?
よくよく聞くと、どうも雪が見えたあたりで引き返したらしい。
本城の滝は遊歩道のエンドからちょっと登らないと見えないカーブの先にあるので、それこそでっかい案内看板でも立てないと、滝の存在を知らなければ登る道に行く人はいないだろう。
さて、その雪だ。
実は今年は雪が多く、どこの山に行っても雪だらけである。きっと本城沢もすごいんだろうな、と思っていたが、やっぱりすごかった。
いったん沢のレベルまで下って、それから少し登って滝を見下ろす場所に行くのだが、その沢のレベルに下るあたりですでに雪が沢を覆っていた。こりゃ、滝、見えないんじゃなかろうか。
そう思ってとにかく進んで行く。なにせ、雪で沢が埋まっていて、滝の音さえなんだか小さいのである。雪の上、もやっているし。
遊歩道のエンドから少し上に登って、滝見台のようになっている場所まで行ってみた。
おお、ちゃんと見えるじゃないの。
しかも、コバイケイソウがたくさん咲いている。こんなに手軽にコバイケイソウが咲いているのを見れていいんだろうか、っちゅうくらい咲いている。
他の花はまだ早かったし、滝前が雪で埋もれてしまっているので、お目当てのハクサンコザラクは見ることができなかったが、今回はコバイケイソウがたくさん見られたのでよしとしよう。
滝を見終えて、一番川に近づく場所から河原に下りて、雪渓のすぐそばで昼食にした。さぞ涼しいだろうと思っていたら、雪渓からの冷気で寒いくらい。冷気を防ぐために、雨は降っていなかったが、傘を風よけにさしてカップラーメンをすすった。ああ、寒かった。

以下、今回見られた花たちです。

    
   ソバナ、タマガワホトトギス
    
   ホツツジ、オタカラコウ
    
   ミヤマカラマツ、オオナルコユリ
    
   オオバキスミレ、ヨツバヒヨドリ
  花火のようなシシウド。
交通
本城の滝の行きかたについては、滝レポート48を参考にしてください。






本城の滝
(2010年9月)

よくも一ヶ月で雪がここまで
無くなってしまったと驚く。
先月と見比べてみて。


水はちょっと少なめかな〜。


手前にコバイケイソウの実。
先月は花だったのにね。


雪は河原にほんのちょっとだけ。
大胆なスプーンカットを見せていた。。
2010/9/5  本城の滝  魚沼市 (落差40メートル?)
8月に行った時に半分しか姿を見ていなかったし、ハクサンコザクラの咲くはずの斜面が雪で覆われていたし、ということで、1ヶ月後にまた本城の滝まで行ってみた。
ちょっとだけヒメウメバチソウの気の早いのが咲いていないかなぁという期待もあった。
ここ数年、本城の滝に行く時はかならず黒い雲が荒沢岳を覆っていたものだが、今日は見事なまでの晴天だ。
  
思った以上にたった1ヶ月で雪はなくなってしまっていて、あまりの暑さに植物はカサカサした感じだった。

    
  カメバヒキオコシは今が盛り。ジャコウソウはほぼ終わり。
    
  ツルニンジンはほぼ満開。
    
  キオンも終わりそう。モミジカラマツはこれから。
  これはお初のミヤマアカバナ。けっこう咲いていた。
交通
本城の滝の行きかたについては、滝レポート48を参考にしてください。



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