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2009/8/23  本城の滝(いちご会オフ)  魚沼市 (落差40メートル?)
滝を訪問し続けていると、これはぜひ色々な人に見て欲しい滝だなぁ、と思う滝に出会うことがある。
実は、新潟にはそういった滝があまり無い。もちろん、皆無ではなく、ものすごくオススメの滝もあるのだが、他県のような表情豊かな滝が意外と少ないのである。
そんな中、本城の滝は、滝めぐりをしているなかで、かなり早い時期から色々な人に見せた滝だと思い続けていた。
2004年9月、初の新潟オフを計画するにあたって、当然この滝を目的地に選んだのだった。
ところが、その2ヶ月前にこの沢で死亡事故が起こってしまった。仕方がなく、急遽目的地を裏巻機に変更。それ以降、新潟のオフの機会がなく、ついに5年がたってしまった。
5年後、やっと本城の滝をオフで紹介できる日が来た。
あらゆる秘境の滝を巡ってきた滝好きのつわものたちにしてみれば、かなり簡単なアプローチの滝である。
だが、その分、ある程度の覚悟をもっていれば、お子様でも参加できる。つまりファミリー参加オッケーの滝オフができる場所である。
8月に入り、「んがお」家では多少のすったもんだを抱えてまともな告知ができなかったにもかかわらず、2ファミリーの参加を含み、なんと総勢16名のオフとなった。みなさま、ありがとうございます。
   当日の参加者  あじゅさん一家  えーちゃん一家  金さん  なんちゃん  のぶさん  はんぺんさん  mastuさん  Youさん  &んがおダンナとR

  
オフ開催の下見、というワケでもなく、単に7月の本城の滝を見てみたくて、7月12日に銀山平を訪れた。
例年であれば、7月ではまだ滝が現れていないくらいの雪のはずなのだが、今年は積雪が少なく、滝の一部が顔を出していた。
7月に来ると、大きなウバユリが道の端にあり、滝前にはハクサンコザクラが咲いている。
滝前はかなり涼しいので、ハクサンコザクラの開花は、なんと平標山の山頂より遅いのだ。
続いてこちらは、8月16日の下見である。
もう滝が完全に姿を現している。
この日はよく晴れて、滝前の貴婦人キベリタテハが現れ、写真に納まってくれた。
いよいよ8月23日。滝オフ当日である
集合は銀山平キャンプ場に入って一番奥の万年雪遊歩道入り口に10時半。
しかし、10時にはぼちぼち集まり、最初遊覧船の駐車場に、続いて、キャンプ場のトイレに近くにとちょっとずつ人数を増やしながら近づいて行く。
意外ににも万年雪遊歩道に行く他の人たちも多く、遊歩道入り口前の駐車スペースに自動車が置けるがどうか微妙に。
なんとか、路肩も含めて駐車できた。
参加予定のmastuさんがまだ来ていないが、予定の10時半になったので、さっさと出発してしまう。
遊歩道の入り口はちょっと登る。それから少したって、丸木を組んだ橋を渡る。
うまく一人で渡れるかな〜?
多少のアップダウンのある遊歩道だ。
ジャコウソウが傍らに咲いているのが見られたら、もう少しで沢に出る。
8月のこの時期には、ツルニンジンやサラシナショウマが咲いている。
滝オフ時の本城の滝。
8月でこれだけ露出しているのは、もしかしたら珍しいのかもしれない。
今年は本当に積雪が少なかった。
滝を見下ろす滝見台付近には、ワレモコウも咲いている。
立ち入り禁止の看板を無視して、自己責任で河原に下りて行く。
滝見台付近から見下ろすと、ゾロゾロと滝オフご一行が滝前に向かって行くのが楽しい。
上から金さんがおーいと呼んでいるのに気がついて、みんなで見上げて手を振る。
こんなのも、たくさんの参加があったからできること。

滝の下流には、ヒメウメバチソウが咲き始めていた。
滝つぼ付近まで近づいて撮影。
ここまで来ると、万年雪はまったく見えない。
でも、水が冷たいから冷気はすごい。
太陽が雲に隠れてしまったので、むしろ寒いくらいだ。
あまりに寒いので、早々に遊歩道から下る鎖のそばの河原まで戻ってちょっと早いがお昼にすることにした。
その前に記念写真を撮ろうという段になって、あれ?知らない人が滝前に来たぞ。
なんと、mastuさんでした。追いついてきました。

右は、斜面に登って撮影するヤンチャな大人たち。
滝前で昼食。
っていうより、滝についてあれこれおしゃべり。
 
滝まえで滝水でコーヒーするって言ったら、みんなバーナー貸してくれた。
ズラーっと会社の違うバーナーが5つ並んでいる。
そのうち1つをだれかがひっくり返して火傷したことは、内緒にしておきましょう(笑)
楽しい時間はあっという間に過ぎて、あっさりと滝を離れる一行。
早い時間の解散なので、あとは滝好きはそれぞれの目的地に向かって散って行く。
新潟の秘瀑、本城の滝がみなさんにとってよい思い出となりますように。
 と、いうことで、無事に新潟滝オフも終了した。
次は、また5年後になるかな〜(笑) 次もまた、滝前でみなさんの笑顔にお会いしたいものである。



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