新潟の滝48(2003年9月の訪問時のレポ)へ
新潟の滝48−2(2005年9月の訪問時のレポ)へ
新潟の滝48−3(2006年9月の訪問時のレポ)へ
新潟の滝48−4(2007年8月の訪問時のレポ)へ
新潟の滝48−5(2008年8月の訪問時のレポ)へ
新潟の滝48-6sp(2009年8月の滝オフのレポ)へ
新潟の滝48-7(2010年8月と9月の訪問時のレポ)へ
新潟の滝48−8(2012年8月の訪問時のレポ)へ
本城の滝 (2013年夏) えーと、たぶん、これが滝の全景(笑) 赤丸の中に雪渓を登る人がいる。 彼はどこまで登ったのだろう。 滝の一番上の段のたきつぼあたりに 雪渓を登る人がいる。 本城の滝 (2013年初秋) 2か月もたつと、雪はほとんどなくなる。 特に暑い夏だったから、あっという間だ。 夏の気温が低いと滝が出現しない 場合もあるので、大雪だったわりに 今年は滝が見られてよかった。 残雪の具合はこんなもの。 よく晴れていたから来たのに、 沢の上には雲があって、 青空ではなかった。 雪が崩れている。 ここだけクローズアップしたら、 氷河のようだ。 残雪の厚さはこんなもん。 右端に私が立っている。 |
2013/7/20(土)、9/23(祝) 本城の滝 魚沼市 (落差40メートル?) 今年も行ってきました、本城の滝。 今年は7月と9月の2回の訪問だ。 2回の訪問で実感するのは、本当のこの本城の滝周辺は植物が豊富なこと。 毎年毎年訪れているが、飽きることはない。 7月20日 滝を目当てに行くとしたら、7月は確実に早い。しかし、花が楽しめるだろう、きっとハクサンコザクラも咲いているだろう、との思いで滝を目指した。 ところが、雪渓が見えるあたりで、愕然とした。沢が一面雪だらけ。ほぼ蓋をされたように沢自体が見えない。 滝が出現していないのは、当然として、我々はいったいどこまで進めるのか。 本城の滝に向かうのに、最後に急降下して、湧水が出ているあたりで沢と同じレベルになるのだが、そこから完全に雪だった。 遊歩道が雪に埋もれたあたり。 かろうじて数メートル雪の上を歩いただけで遊歩道が上に向かって進んでいるので、なんとか滝見台まで行くことができた。 できたが、滝見台どころか、すぐ近くまで雪。 雪の中に滝見台のスペースがなんとか露出している程度だ。 仕方がないので、そこで昼食にした。 お昼を食べていると、あれれ、沢の上の分厚い雪の上を人が歩いて行く。あの下に滝があるあたりの右岸よりをどんどんと登って行く。どこまで行くんだろう。あのまま源頭まで行くつもりだろうか、と言っている間に谷の陰にかくれて見えなくなった。 雪が崩落したり雪の中に落ちたりしたら叫び声は聞こえるくらい静かなのでそういった事故はなかったようだが、きっと慣れた人なんだろうなぁ。 そうでなければ、本城沢の雪渓は崩落事故があって、亡くなった人もいるのである。経験がなければ残雪の厚さを過信してはいけない。 昼食を終えて、戻る途中、家族連れがやってきて、遊歩道が雪に埋もれるあたりで困っていた。 どこまで行けるのがと聞かれたので、滝見台までは行けると答えた。 2人の子供が雪の上を歩いて行ったので、事故もあった場所だから十分に気をつけるようにと言ったが、父親はどうやらこの場所にも残雪にも慣れている様子だったので、それ以上注意はしなかった。 7月の遊歩道の周辺の花々は以下の通り。 9月23日 どこにも行く予定のなかった9月の三連休3日目。あまりに晴れていたので本城の滝に行ってみることにした。 ただし、ダンナの自動車が車検だったため、私の軽自動車での訪問だ。 ピンクのペンギン号、見参。 登山道具はみんなダンナの自動車の中なので、スニーカーだし、ストックもないし。でも、何度も歩いている道だからなんとかなるか。 7月の雪があれほどすごかったので、滝が出現しているかどうか心配だったが、夏の高温が雪をほとんど溶かしていた。かなり上のほうに雪が残っているだけで、滝全体が見てとれる。 9月も後半の訪問の目的はヒメウメバチソウである。滝がこれだけ見えていたら、ヒメウメバチソウも綺麗に咲いているだろうなぁ、と思っていたら。 なんと、滝のそばにはハクサンコザクラが咲いていた。 ええーーーーっ、ハクサンコザクラだってーーーー。 いくらなんでも9月にこの標高でハクサンコザクラを見るとは思ってもいなかった。 じゃあ、ヒメウメバチソウは? あの特徴的な葉っぱがどこにも見当たらなかった。 滝周辺はいつもであればカラマツソウやモミジカラマツがたくさん咲いているのだが、やっと蕾になったばかり。 7月に来たときに右岸の上のほうにニッコウキスゲが見えたのだが、今回は左岸の上のほうで咲いていた。あのあたりは7月は雪の下だったはずだ。 雪解けとともに遅い春がやってきて、滝周辺はようやくハクサンコザクラの季節になったらしい。 遊歩道にはリンドウの花も咲いていたというのに、なんだか季節がいっぺんにやってきたようだ。 きっとこのあと数日でヒメウメバチソウが慌てて芽を出して花をさかせるのだろう。そして、2か月もしないうちに初雪になるのだろう。 本城の滝の周辺では、花たちは凝縮された季節に生きている。 9月の遊歩道で見られた花たちは以下の通り。 |
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交通 本城の滝への行き方については、新潟の滝レポート48を参考にしてください。 |
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